「【ハラハラドキドキ、バードストライクによりエンジンを損傷しサメがウヨウヨ生息する海に水平着陸した飛行機が、海底に沈む中生き残った人たちのサバイブする姿を描いたパニック・スリラー。】」エア・ロック 海底緊急避難所 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ハラハラドキドキ、バードストライクによりエンジンを損傷しサメがウヨウヨ生息する海に水平着陸した飛行機が、海底に沈む中生き残った人たちのサバイブする姿を描いたパニック・スリラー。】
■州知事の娘エヴァ(ソフィー・マッケントッシュ)は、卒業旅行で恋人ジェドと友人カイルと、何故か母を亡くしたエヴァの面倒を見るブランドンと、メキシコのリゾート地・サボヘ向かう。
一方、エヴァが空港で出会った幼い娘、ローザは大好きなお爺さん、お婆さんと。そして男性客室乗務員ダニーロは、パートナーとの結婚のためサボヘ向かう。
だが、飛行途中、彼らを乗せた飛行機はバードストライクによりエンジンを損傷し、海に水平着陸をする。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・まずは、突っ込み処として彼らが乗った小型飛行機がボロッチくて、その後の展開が容易に想像できる。
”大体さあ、バードストライクで墜落するって、機長の操縦の腕はどーなのよ!”などと突っ込みつつ、今作はその後の展開が大切なので、スルーして鑑賞続行。
・今作の見所は、ヤッパリ海に不時着して海底に沈んだ飛行機の中のエア・ロックの中で辛うじて、生き延びようとするエヴァ達のサバイブする姿である。
そこに、ハラハラドキドキ感を齎すのは、海中にいた鮫の群れである。
鮫は、溺死した乗客を餌にして、序でに生き残っていたエヴァ達にも襲い掛かる。
ヤッパリ、鮫映画は怖いよねえ。バクバクー。
・そんな中、ナント10歳のローザが”鮫は泡に弱い!”と言い、ローザのお婆ちゃんはイラク戦争従軍時に、介護兵だった経験を活かしてカイルや鮫に片足を食われたジェドの介護をするのである。
・イヤーな感じは、海底に沈んだ飛行機が海底棚から徐々に深海に滑り落ちそうになるバランスであり、彼らを助けに来たダイバー二人が鮫にバクバクーとやられるシーンである。
怖いなあ。
<けれども、ローザの”鮫は泡に弱い!”という言葉を信じ、エヴァが貨物室からダイバーセットを持ってきて、飛行機のエア・ロックから泳いで脱出するシーンは、ハラハラドキドキである。
しかも、お婆ちゃんは溺死したお爺ちゃんの帽子を胸に抱いて、ローザたちを見送るのである。
そして、奇跡的に生き残った3人(エヴァ・ローザ・ダニーロ)は、救助ヘリに無事に回収されるのである。
良かった、良かった。
ヤッパリ、飛行機に乗る時には、ボロッチイ飛行機は避けなきゃ駄目だね!>
<2024年9月22日 刈谷日劇にて鑑賞>