「発達障害の映画としては若干物足りないがご当地映画としては良い」BISHU 世界でいちばん優しい服 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
発達障害の映画としては若干物足りないがご当地映画としては良い
2024年劇場鑑賞265本目。
パンフレットなしにつきマイナス0.5。
どこかのご当地映画という事だけで鑑賞。
ご当地映画は結構当たり外れの外れが多い印象ですが、これは地元PRがそこまで出しゃばらず、かといってないがしろにもされていなかったかなという感じです。
高校生の主人公と、知り合った中学生の二人が発達障害がある設定なのですが、中学生の子の方は実際困ること(色んな誤解とかパニックとか)をリアルに描けていたと思います。ただ主人公は物語の特性上、いわゆるグレーゾーンに近くないと話が進まないのでそこのバランスが難しかったのかな、と思いました。彼女らのことを知らない人たちが察しが悪く、でも現実もこんなものなのかな、と福祉職員としては思いました。
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