「「無理だ!」「無理しろよ!」」BISHU 世界でいちばん優しい服 Mさんの映画レビュー(感想・評価)
「無理だ!」「無理しろよ!」
一宮市はバスケのインターハイで行ったことがある。体育館と駅までの往復のバスからの風景しか覚えていない。尾州という地名や尾州織という言葉も全く知らなかった。改めてもう一度訪れてみたいと思えた。ご当地映画(?)のよさですね。
主人公たちの仕草があまりに類型的でわざとらしく感じた。あまり支援の必要な子どもたちのことを知らないので、実際もあんなものなのかもしれないが・・・。
監督は、「発達しょうがい」を持つ本人や、その家族に、この映画の感想や意見を必ず聞いて欲しい。もしかしたら、上っ面だけをなぞった映画になっているのかもしれないから。
私自身も、いろいろな方のさまざまな感想を聞いてみたい。
とはいえ、見てよかったし、みんなにも見て欲しいと思えた映画だった。見ていて心が温かくなる映画って、いいものだ。
2つ言い忘れ。
「なら、しょうがない」という言葉をなぜ言わせたのだろう。あえて問題提起をしたかったのか。まさか意識してないことはないとは思うが、あえて入れたにしても「その言葉は必要だったのかな?」と感じた。
あと清水美砂さんや吉田栄作さんはよい歳の取り方をしてるな、と思った。
あ、2つと書いたけど、もう1つ。いくら偉い人や目上の人でも、人に向かってポケットに手を突っ込んだまま話しかけるのはいかがなものか。
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