劇場公開日 2024年10月11日

「愛知・一宮の織物産業の魅力を存分に伝える、心温まる素晴らしい映画!服部樹咲さんの熱演がすごい!」BISHU 世界でいちばん優しい服 Nagoya_yabuさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0愛知・一宮の織物産業の魅力を存分に伝える、心温まる素晴らしい映画!服部樹咲さんの熱演がすごい!

2024年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

「名古屋歴史観光」の自分としては、間違いなく2024年の”最高の傑作映画”である!

”最高の傑作映画”である理由を下に3つ書いていきたい。

まず、一宮の織物産業の魅力がすごい伝わる!機織り機の描写や、糸、折った生地の描写など、映画の中で随所に尾州の織物の素晴らしさが伝わってくる。この映画を見ると、一宮の毛織物の服を自分も買いたい、欲しい、身に纏いたいってすごく思えてくる。

また、一宮の138タワー、名古屋栄の中部電力MIRAI TOWER(旧テレビ塔)、一宮高校、一宮の真清田神社や街の風景がいっぱい出てくる。自分からすると地元の風景が映画に出てきて嬉しい。また、映画を通じて、愛知の魅力や一宮の繊維産業の素晴らしさが日本全国に伝わってくれると、とても嬉しい!映画の最初のシーンに、真清田神社が出てきて、あのシーンだけですごく嬉しかった!
地元をここまでフォーカスして、尾州の織物の魅力や、地元の風景の魅力を伝えてくれているところがすごい!

そして、2つ目の理由として、家族の絆や主人公が夢を追い求めていく姿を描いているストーリーが良かったことである!。ストーリー全体としては、別にすごい複雑でもないし、奇想天外な訳でもなくて、なんとなく、こうなりそうって予想ができるにも関わらず、なのに、泣けてくるし感動する映画!!

吉田栄作さん演じる頑固で頑なお父さんに主人公が自分の思いを伝える場面がすごく泣けてきた!
また、大好きな場面は、黒川想矢さんが演じてたオレンジベストくんが、川で座って落ち込み、心が落ち着かなくなって発狂しそうになった主人公の史織に、ヘッドホンをつけてあげて落ち着かせる場面。なんかすごい心が温かくなった。このオレンジベストくんは、最後のランウェイの場面でも、すごい良い役割をするからぜひ映画の中で見てみてね。

最後に3つ目として、女優さんたちの熱演の素晴らしさが挙げられる!
主演の服部樹咲さんが、身長も170㎝以上あってスタイルも良いし、発達障害の女の子を熱演していてとても良かった。服部さんは、まだ18歳で高校3年生の女の子とは思えないほど上手な演技で、初の主演だったけど、すごく引き込まれた!!服部樹咲さんは、愛知県出身なはずなので、この映画の主演としてすごく合っていると思った。

この映画は、岡崎紗絵さんや長澤樹さん、知花くららさんなど美人な女優さんがいっぱい出てくる。岡崎紗絵さんも高身長な美人な女優さんで、名古屋出身でもあるから、この映画に出てくれてすごい嬉しかった!!岡崎さんは、名古屋の栄など子ども頃に慣れ親しんだ場所でのロケもあったと思うから、服部さんと岡崎さんが名古屋でロケしてたなんて感動。

映画を見てて最初は、美人女優さんばかり出てきて(ちょっと、現実的な家庭や学校、職場の感覚が薄れそうかも。こんな美人に囲まれる環境ないよ)って少し思ったけど、映画が進むにつれて女優さんたちの熱演に、この映画の世界にすごく引き込まれたから、それぐらい、それぞれの役割をしっかりと演じていた!特に岡崎紗絵さんのお姉さんの演技は、上手だった!

以上の3つをまとめて、最後に自分が思うことである。この映画を通じて、尾州の織物産業や愛知県の風景の魅力、そして愛知出身の服部樹咲さんや岡崎紗絵さんの素晴らしさが日本全国に伝わってくれたら、「名古屋歴史観光」の自分としてはでぇりゃ嬉しい!!こんな素敵な映画を撮ってくださった西川達郎さんにすごい感謝をしたい!!この映画が全国でヒットして、一宮の織物産業が今後も栄えていき、地元出身の服部さんや岡崎さんがもっと活躍してくれたら、この上ない喜びだって思う!!

Nagoya_yabu
Mさんのコメント
2024年10月16日

素晴らしい映画だったと思いました。

M