「12年間お疲れ様…⭐︎」劇場版ドクターX ☆ムーミンさんの映画レビュー(感想・評価)
12年間お疲れ様…⭐︎
TV放映されると視聴率が必ずベストテン入りする米倉涼子の人気ドラマの映画化。
「私、失敗しないので!」はもはや水戸黄門様と同じくらい⁈
ファイナルに相応しく隅々まで豪華な配役で、それだけでも十分楽しめる。
物語は、新しい病院長に染谷将太演じる神津比呂人が就任するところから始まる。
今回は彼と岸辺一徳の神原晶との過去、そして初めてドクターXになる前の
未知子が描かれている。
最後の逆転の決め方もさすが中園ミホの脚本で上手くまとまっていると思った。
でも、物語自体よりそのキャラが最高。
西田敏行も見納めだったし、個人的に「御意三兄弟」の勝村政信、鈴木浩介、遠藤憲一が
とても好きだった。
彼等がいないとこのドラマのおかしみみたいなものが無くなってしまうと思う。
染谷将太は表情がクルクル変わり、本当に上手い役者さん。
そして、もちろん米倉涼子あってのドラマだった。
「徹子の部屋」に出演した際に、皆んな歳をとったと言う発言をしていたけど
引き際だったのかなぁ…。
演技力のある人ばかりだったので、若い人を集めるための配役かもしれないけど
今田美桜と西畑大吾がすごく子供っぽくって演技も今ひとつなのが目立ってしまっていた。
TVを観ていなくて、楽しく鑑賞出来ると思う。
これは本当にファイナルになりそう。
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