劇場版ドクターXのレビュー・感想・評価
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名優、西田敏行さんを偲ぶ
言わずと知れた、米倉涼子さん主演の医療ドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」のシリーズ完結編となる劇場版です。ある程度面白いことは確定の鉄板ストリーなので、★3.5以上は確定かと思いながらワクワクドキドキ劇場へ。
うん、確かに面白かったよ。
面白かったけども、期待を遥かに超えることはなかったです。一番あちゃーって思ったのは、この映画のキーマンとなる染谷将太くんが、双子設定だったというとろ。だってね…つい最近、ブラック◯◯◯でみたまんまの設定やん!!そのドラマ観てない人は新鮮だったかな…😅
私がこの映画でいちばんテンションが上がったのは、エンドロールのところかな。Adoのパンチある主題歌とともに、今までの懐かしいドクターXの出演者の映像が出てくるわ出てくるわ…🤭
とにかく懐かしいのです♪いろんな大御所が、敵や味方として登場していたことに歴史を感じますし、このドラマが多くの人に愛されていたのだなぁと思いましたよ。あの凜とした大門未知子は、米倉涼子さんにしか演じられませんよね!!ほんとにいくつになってもお美しいし、とにかく脚が長くてキレイ😍
私も言ってみたいですわ🤫
「ワタシ、失敗しないので🧐」
な〜んて…
てへ。
やはりこの映画に絶対欠かせない
病院長、名優西田敏行さん
釣りバカ日誌のハマちゃんも良かったけど、このドクターXの病院長もかなり好きでした。おとぼけながらも絶対的な存在感で場面を締めるあの雰囲気は、西田さんにしか出せない味でした。
ご冥福をお祈りいたします。
テンプレ展開を楽しめる
ドクターXのテンプレに則った展開で、ファンなら観て損はないと思う。とても面白かった。
ただストーリーは何で??と思う点がたくさんあった。時間の都合で何か端折られたりした…?個人的に何で??となったのは下記のあたり。
・何でボート帰宅?医者の存在が知られたら不味いので闇ルートで返したのだとしたら師匠も普通に帰ったらまずいやろ
・同僚の過去が気になったから故郷を訪ねる?やりすぎだろ、ストーカーの才能あると思う
・一人二役の件は社員皆知ってるの?車椅子の扱い雑すぎない?(エレベーターに置いていったり、車乗るときそのままだったり)
・恩師の心臓じゃなくて人工心臓つかったらよくない??
でも「私失敗しないので」聞けたから満足です。
医療チャンバラの掉尾を飾る、大門未知子の正義の執刀大アクション!
意外と見応えがあった。
テレビドラマ版は最初のシーズン以外は断片的にしか観ていないが、このドラマのセオリーを正直なまでに踏襲しながら、劇場向けに上手にスケールアップさせていると感じた。
脚本の中園ミホが〝Doctor-X 外科医・大門未知子〟を熟知しているのは当然だが、その軸をずらさず長編物語が書けているのだからサスガだ。
テレビドラマの劇場版という種類の映画を観ていると、これが意外と難しいのだろうと思う。
ドラマ版で田口トモロヲのナレーションが毎回同じ説明をしてくれていたので、本作で説明ナレーションがあるのは違和感がない。これが、一見さんにとっては基本設定の説明になり、ファンにとっては恒例行事となるのだ。
「これは、一匹狼の女医の話である…」
大門未知子(米倉涼子)と名医紹介所の神原晶(岸部一徳)それぞれの過去と二人の関係が明かされ、大門未知子が如何にしてスキルを叩き上げてきたのか、そして「私、失敗しないので」と言う決め台詞の真の意味も判明する。
なんとも集大成らしい正攻法。
内田有紀をはじめとするレギュラー陣が脇を固め、懐かしいメンバーも色を添えているのはドラマ版視聴者へのサービスで、知らなくても物語は楽しめる。
そして、スペシャルゲストに田口トモロヲである。
西田敏行、遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介らによるおちゃらけパートを劇場で観ると、往年のサラリーマン喜劇「社長シリーズ」を想起させる。
(西田敏行さんのご冥福をお祈りします)
さて、劇場版のゲストスターは染谷将太。
彼はいつからか、喉から声を絞り出すような喋り方になった。『バケモノの子』の頃はあんな発声方法してなかったと思う。
大河ドラマで信長を演ったときはあれが良かったのだが、現代劇だと観てるこっちも苦しくなってしまう😁
まぁでも、激戦区の世代の中で、個性を出している良い役者だ。
染谷将太が演じる双子の兄弟と神原晶との間には過去からの確執がある。
で、晶にはどんな過去があるのかというと、外国の野戦病院で一人でも多くの人命を救おうとする外科医師弟の姿に繋がっていくのだ。
大門未知子の同僚である田中圭が未知子の生立ちを追うのに重ねて、彼ら二人の過去を見せてゆく作劇が上手い。
ロケーションが織り込まれたり、新たなセットが組まれたりして、劇場映えがちゃんと計算されて撮られているが、なんと言ってもこの物語は病院内の室内劇だ。
手術室で展開される〝医療チャンバラ〟とでも言うべき大門未知子の執刀アクションが本作の見所なのだ。
かつてないスケールの危機が未知子を襲うが、未知子は敢然と「死」に立ち向かうのである。
テレビシリーズは7期、本作まで足かけ12年にも及ぶ。
チャンバラや事件ものでもないのに、勧善懲悪のパターンを長期間貫いたのは偉業だ。
途中、米倉涼子はブロードウェイの舞台に立ち、自身の大病とも闘った。
この映画での大門未知子の最後の闘いぶりは、正に「死」という悪との最終決戦に挑む正義の人だった。
最後にふさわしい勢いに任せた作品
数あるドクターXシリーズの中で、見たのは3シリーズ位でしょうか、それでもほとんどの役者の顔を覚えていた。馴染みのメンバーが出てきたのはとても良かったです。
よかったところ
とにかく、勢い
大門未知子の変わらない雰囲気を味わえた
最後だからできる展開
シリーズの王道の展開ながらも、最後は良いシナリオだったと思う
長年のシリーズの疑問である晶さんと大門の過去の出来事について、映画で深く掘り下げられたのも良かったと思う。
ちゃんとキャラクターに愛着が湧くような工夫があって良かった
悪かったところ
勢いに任せた演出が目立ったところ
最後だから、とにかく派手なことやろうぜ感
最後の銃の安っぽさ、最後の決めのシーンなんだから、しっかり決めて欲しかったよ
総合
多少のアラはあれど、作品に別れを告げるには十分な作品だったと思います。派手な演出もそれも含めて、このシリーズの良さかなぁと思います。ありがとう。
まさにドクターX!
他の方のレビューも読んでの感想です
他の方のレビューも少し読みました。
ドクターXは、テレビ版をほぼ完走して好きな作品だったので見に行きました。大門先生がかっこいいなぁ位な感じのミーハーなファンです。他の方のレビューを見て、確かに、前半、晶さんがなぜ大門先生を置いていってしまったのかなど、伏線のようなよくわからないようなものが残ってたりしたの思い出しました。カエルを海に持っていくと言うのは、これはネタではないのかなと思ってそういうギャグとして見てました。人工心臓については、これは確かつけられないみたいな話を作中でしていたような気がします。
自分は、大門先生が晶さんの心臓を使うと言った時にどきっとしました。弟をドナーにしてにして体をニコイチにするのと晶さんの心臓を使うと言うところについては先読みできませんでした。逆に、晶さん人工心臓で生き返るんじゃないの?と言うのは読めました。
かなり早い段階で、晶さんが倒れたあたりで後から号泣する声が聞こえてきて、やはり生死をやり取りする医療ものは刺さるところがあると泣いてしまいますよね。荒唐無稽の部分があると言うのは確かにそうなのですが、それでも大門先生の目に見える玉のような涙にこちらもつられて泣いてしまいます。全体的にとても楽しめました。晶さんが死んで終わりじゃなくてよかったです。大門先生の「晶さん、心臓いただきます」の演技にどきっとしました。私は演技の良し悪しはよくわかりませんが、すべての作品でこういうシーンがあるわけではないので、とても心に残る作品でした。大門先生お疲れ様です。他の方が書いている、ありえない、荒唐無稽、漫画的、倫理としていかがなものかと言うのは、私は大体肯定的に見てます。こんなすごい作品作れる監督すごいです。
映画でも失敗しないので
おそらくシリーズ完結編になりそうなドクターXの劇場版。
いつもの面々が、新しくやってきた病院長に振り回される。というテレビシリーズで見慣れたパターンのお話ではあるが、これまで語られなかった未知子と晶さんの過去があり、彼女らの絆や、「私失敗しないので」という決め台詞の重みが描かれていたのは感動できるポイントだった。
終盤、晶さんと新病院長の二人が命の危機に陥る。
未知子は晶の心臓を病院長に移植し、晶には病院長が開発していた人工心臓を移植する。
それって、人工心臓を病院長に移植するのでは駄目だったのか?という疑問が残った。
二人の手術は成功したものの、若い病院長に年老いた心臓を移植したところで、どれほど長らえることができるのだろうか。
その部分のみが違和感として残るものの、未知子と晶の過去が語られたところは悪くなかったので、その過去をもっと深く掘り下げた物語が見たいと思った。
映画で見ても面白い
映画でしか味わえないのって?
ドクターXドラマファンは鑑賞お勧めします
2012年にドラマ化されてからずっと楽しみにしてきた。遅くなってしまったが1月終盤にやっと映画館へ行けました。
未知子の【私 失敗しないので!】の
言葉の意味や理由もわかり胸に収まった。西田敏行さん演じる蛭間病院長は
やっぱり未知子の味方だったんだな、と
思った。最後のオペシーンは圧巻。普段はナレーションの田口トモロヲさんがドクター役で出演しており嬉しかった。
あと猫のベン・ケーシーとギャノンは
とても可愛くて和みました。
映画のキーを握る重要な役割を演じた染谷将太は演技上手。六角精児さんは悪役似合います。少しの登場でもインパクトあり。エンドロールでシリーズの出演者の数々の場面が流れて懐かしく名残惜しい気持ちになった。これで終わりなんて寂しすぎるよ…。観客はこの時期なので少なめでしたが男性は5人ぐらいで女性が多かったです。出張先18時30分からの上映鑑賞。
決めゼリフくらいは知ってたけど
劇場に間に合いました!
遅くなってしまいましたが、なんとか劇場上映中に間に合いました。
トンデモ展開がいくつもありましたが、ファイナルに相応しく、今まで謎のまま残していた伏線も回収されてキレイな終わり方だったと思います。
西田敏行さんの遺作となった訳ですが、蛭間院長がマージャンしながら「なんだか死ぬ気がしない」みたいなセリフがあって、シナリオ的にはまったく泣くような要素はない場面でしたが、現実を知っていて観ていると思わず涙が出てしまいました。
染谷将太さんも敵役をうまく演じていて見応えがありました。
Adoさんのテーマソングがとてもカッコよく、今までから今作まで描かれた大門未知子ストーリーを完全歌唱化してるのですが、EDでの使用だったのは大変残念でした。劇中歌になっていたらきっと血が沸騰する場面になっていたと思います。その点だけ残念さを考慮して★4評価でした。
米倉さんのファッションショー
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