「絶妙にズレのある会話劇が秀逸!」代々木ジョニーの憂鬱な放課後 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
絶妙にズレのある会話劇が秀逸!
クリックして本文を読む
木村聡志監督作なので鑑賞。
代々木ジョニーのキャラクター造形が面白すぎ。
いちいち会話がめんどくさいし何言っているかわからないことが多いけど、
言うべきことはちゃんと言うところが好きだが、恋愛には疎いところにややイラつく(笑)
代々木ジョニー、めちゃモテるやん。めんどくさいやつなのに。
熱子ちゃんには本気で興味がないんだろうな。つきあっていたにもかかわらず。罪なやつ。
神楽ちゃんも焚き火などを通してコミュニケーションが良好だし、
お互い好きだったんじゃないか。でも思いは告げていないジョニー。
思いを告げていれば、、、。
出雲さんを好きになるジョニーの気持ちはよくわかる。そりゃああれだけスキンシップが
あれば私でも好きになるよ。そして演じている今森茉耶は作品でもそうだけど実際宮崎県
出身ということもあり、いろいろ残念なことはあったけども応援している。
スカッシュ部の活動はまさか本気で描かれるとは思わなかったし、
本気になるとも思っていなかったので、予想外の展開で面白かった。
スカッシュ部メンバーのキャラもたっているし(特にバタコさんと神父さん)
笑わせてもらった。
ラストで大学生になったジョニーを訪ねてきたのは誰だったのか?
私の予想は、ベルを3回鳴らしたので神楽ちゃんな気がする。
なぜなら、ジョニーは彼女の家を訪ねたときには3回ベルを鳴らすからだ。
でも、主題歌の歌詞から読み解くと、出雲さんの可能性も充分あると思った。
こうやって想像できる映画は余韻が残って好き。
パンフも購入しちゃった。
コメントする

