「あまりハマらずだった。」うぉっしゅ イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
あまりハマらずだった。
母親の入院中、ソープ嬢である加那が祖母の介護をするという物語。
特筆すべきは祖母の紀江(キーちゃん)を演じた研ナオコさんの演技!
実年齢71歳とは思えないほど80歳以上の雰囲気を醸し出し、認知症の症状を見事に表現していた感じ!
加那が紀江に化粧を施し車椅子で出かけるシーン。
二人の笑顔が輝いていて印象的。
心温まる良い場面だった。
一方、加那が介護を放棄したり、その後復帰したりする理由については、もう少し掘り下げて描いてほしかった感じ。
感情の動きが今一つ伝わらず、共感するには至らずに残念だった。
家政婦の名取が言った「おばあさんが加那を忘れたのではなく、加那がおばあさんを忘れた」みたいな台詞は深い言葉で心に残る。
感動的な映画を期待してたけど全体的にあっさりとした印象で終わってしまったのは少し物足りなかった。
ただ、お風呂での介護にスケベ椅子が有効だというのは、意外な発見(笑)
主人公がソープ嬢であるため、エロいシーンを期待する方には少し期待外れな作品かもしれません( ´∀`)
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