「どこかで決めたい「私は怒りの権化!」」ポライト・ソサエティ La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
どこかで決めたい「私は怒りの権化!」
これは、スキッと痛快な映画だったなぁ。
イギリスで暮らしスタント・ウーマンを夢見るパキスタン系の女子高生が、姉の結婚話の裏に潜む陰謀に気付きそれをぶち壊そうとするお話です。一つ一つの要素は特に目新しくないのですが、それらをテンポよく組み合わせるとこんなにも新鮮な味わいになるのかと目を見開かされました。女性だからと我慢を強いる伝統的社会規範をぶち壊せぇという怒りの拳と蹴りが炸裂します。あ~、気持ちいい。
「私は怒りの権化」は、僕もどこかで使いたいキメ台詞だなぁ。
また、劇伴で突然流れる浅川マキの『ちっちゃな時から』には腰が抜けたぁ。(近年、ヨーロッパで突如リバイバル流行したそうです)
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