犯罪都市 PUNISHMENTのレビュー・感想・評価
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ほうほう。
たまたま下見がてら劇場へ足を運んだ際に最新作が上映すると宣伝しており後日観に行くことに。(前作はついこの間まで上映してたばかりなのにリリース早くない?)
相変わらずマ・ドンソクの重く体重ののったパンチは見ていて気持ちがいい。
敵役で悪のトップが雇っている元傭兵の人の顔立ちが武〇壮さんみたいな雰囲気で、クールなキャラクターも相まってカッコよかった。
あとその右腕的な人もカッコよかった(とくに三頭筋)。
ただ後半飛行機の中であったマ・ドンソク対この二人で戦うシーンは意外にもあまり白熱したものではなかったのが残念だった。もう少し苦戦する展開であってほしかった。
とはいえ最後のトドメの膝は良かった。(あれだけ破壊力のある攻撃を食らってもまったく折れないほど丈夫な歯は羨ましかった)
あと悪のトップの役の人の顔が俳優の森山〇來さんっぽくてそれが最後まで気になった。
相変わらずわかりやすいストーリーで、前作の日本刀振り回しと比べると断然今回のナイフ使いの方が良かった。
コミカルさとしては前作の方が良かったかな。
チャン・イスというちょい悪的な人のロングヘアーってあれウィッグなのかな?
もし地毛ならシンプルに羨ましい。
ちなみにかるく調べたところによると、続編は再来年公開予定らしい。
いつまでこのシリーズが続くのか。最後のシリーズではマ・ドンソクが殉職し英雄として語り継がれる的な感じであってほしい。
次回作もきっと劇場に足を運ぶとおもう。
※後に調べていて気付いたのだけどメインの二人は「悪人伝」の配役のときと役柄が逆だったんだね。
とても楽しい
マ・ドンソクが悪者をぶん殴るとスカッとする。特に今回は本当に憎たらしい悪者が相手でナイフの使い手でもあり、子分はボクサーみたいで面白い。トイレでの対決もよかったし、飛行機の機内での格闘は二人がかりでくるのでハラハラした。
敵が奪ったHDDは暗号資産のデータが入っているのだろうか。よく分からなかった。
殺された社長もなかなかの憎々しさで面白い。
デカは孤独だ
◉吠えろマブリー!
終盤の機内で兄貴が呟いた「孤独だ」の一言が、不思議に我が脳裏に残りました。皆、孤独を味わった後、普通は正義と悪の真ん中あたりにいくのだろうけれど、真っ当な人の道に赴く者や、人から外れた道に走る者も出てくる。兄貴は刑事を選んで、傭兵たちは殺人者を選んだのかも知れない。
許せぬ犯罪者である傭兵たちだが、彼らに向けた、マブリーの手向けの言葉のように聞こえたのです。さぁ、殴るぜ
◉拳とナイフと、また拳
ナイフではなく、切れ味鋭い拳を振るって、悪人たちを遠慮なく潰す兄貴(マ・ドンソク)。兄貴のパンチは人の悪も、人の孤独も貫いて強烈な打音を発する。あの盛り気味の殴打音の爽快感。
一方、シチュエーション次第なんだろうけれど、銃は使わずナイフを閃かす傭兵たち。それはきっと渇きを癒すには、ナイフで敵の胸底や喉笛を掻き切るしかないから。端正な顔を全く崩さないチャンギ(キム・ムヨル)の冷たい迫力。
◉恐怖の出前大作戦
ドンソクと部下や詐欺師たちが、はっきり笑いを取りに来た後で、ザクザク人が死ぬ。このアンバランスさも、このシリーズの面白さの一つだと思います。
バターナイフの先を割って鋭利にするとか、胸に刺さったナイフに頭突きして止めを刺しに来るとか、どぎついアクションが本当に上手い。
それと出前大作戦もコミカルだったが、警察が絡んだストーリーとしては怖かったです。
最高!
シリーズ一番面白かったかも‼︎
チャンイスがいなかったら事件解決しなかったな!笑
キムムヨル氏はカッコ良すぎるし演技がうますぎる‼︎
プロファイラーの人がカメオ出演しててびっくり!
高速で動く相撲取り
実話に基くのかな?
最後のテロップに2018年の記述があった。
物語としては面白くもあったのだけど…爽快感としてはトーンダウンしたような気がする。
巨体から繰り出される必殺のパンチの威力表現が前作よりは控えめだった。
お約束のカットや人物は継承はされていて、岩のようにデカい背中越しのカットとか…何だけど、彼が出張ってきたら悪党共は全員薙ぎ倒されると思える程の信頼感は薄れてた。
相変わらずマ刑事はチャーミングで、デジタルに疎いとかツボでしかないのだけれど、被害者の母の手紙とか、殉職した刑事の妻が経営する焼肉店とか、おそらくそういう事をずっとやってきたんだろうなぁと思えるエピソードが挿入されてたりする。
それが何だか蛇足に思え、故に湿っぽい。
まぁ、そんなアレコレを吹き飛ばす程のパンチが描かれてれば気にもならないのかもしれない。
今作はボクシングに準拠したようなアクションでもあった。相変わらず、あの巨体を器用に使って敵をぶちのめしていく。
最後も1人乗り込んでカタつけちゃうし。
悪くはないのだ。
IT班のような新たな仲間を投入したり、人情味を強調したり…はいいのだけれど、最終的に有無をも言わせぬ拳を描いても欲しかった。
正義なき力は暴力で、力なき正義は無力って格言みたいのがあって、彼の拳は正義が宿る力の象徴なのだ。
コーディネーターが変わったのか、コンセプトがブレたように見えて残念だった。
んー、なんかちょっとした環境の変化があったのかもしれないなぁ…。
シャイニングウィザード?
今回も分かりやすくて最高!!拳でボッコボコ。特に最後はシャイニングウィザード?みたいな攻撃でメッチャ痛そう。5も絶対見ます
犯罪都市 PUNISHMENT ドラマの作り方は 日本の 刑事もの...
犯罪都市 PUNISHMENT
ドラマの作り方は 日本の 刑事ものに似ている。
主人公ヒーローの刑事が 、相撲取りの様な体形。
パンチが重い。
ストーリーは 良くある 悪のアジトに 踏み込んで 逮捕して
目出度し。。。
気分爽快
シリーズ第4作目。前3作に続いて刑事役のマ・ドンソクの暴れぷりが、観ていて気持ちが良い。勧善懲悪は、やはりスカッとします。実際にあんなことしたらアウトだけど、あくまでも映画の中の話しだからね。映画はオンラインカジノ犯罪だけど、日本の警察は、オレオレ詐欺などの犯罪に対してもっと厳しく対応して頂きたい。(←勿論 証拠捏造の冤罪はもってのほか。)
凄みが増している
マ・ソクト刑事シリーズ、第3作の日本公開から半年あまりで早くも新作は嬉しい。
今回の巨悪はフィリピンを舞台にした巨大オンラインカジノ利権、そして主敵はナイフ使いの元傭兵。秘めたる狂暴さは2作目に匹敵し、彼らに拳で独り立ち向かう閉所での闘いは緊迫感に満ちている。
冒頭にいつものぶちのめしがなくシリアスな展開で毛色が違うように感じるが、第2作でとてもいい味出していた情報屋チャン・イスが登場すると安心のコミカル度に。
それでも全体としてはマブリー無双よりはチームでの闘いにストーリーの力点が置かれていたように思う。国境を越えるIT犯罪や、海外に監禁して悪事を強制するなどの現代的な問題に対して、従来の彼の捜査スタイルが通用するかがポイントなのだが、そこは古い人間を自覚しながらも、他の(表も裏でも)プロたちを引き込んでいける、強引だが人情味ある人柄がうまく働いている。(コンプラは抜きにして、だが)
一方、拳を交える機会はここぞという山場にまとめられていて(なので途中までは若干の物足りなさも)、チンピラぶちのめしが、腕っぷしの証明ではなくやるせなさの発露として描かれていたのもちょっと驚いた。
オーセンティックな刑事ドラマに近づいた印象で、もっと尖ったのを期待する人もいるだろうとは思うが、個人的には面白さは減じていない。
何で髪が長いんだ
アイラブ・マブリー♡
1日2回しか上映してないの何でなの!!
もっとかけてよ!!プンスカ!
前作からまだそんなに日も経っていないのにもう新作公開!!
すごいペースなんだが!笑うww
でも超嬉しいですありがとマブリー♡
開始数分。
シリーズNO.1といっても良いほどの緊張感!
あの残忍な殺害シーンを見せられる。
ぐああああ!!酷い!!
で♡で♡で?!
ここからアレが来るのよね?!
掛け声準備はOKです!ワクワク♪
。。。。。。あれ?あれ?。。。。。。
えーーーーーーーーーーーーー!!!!
兄貴登場しよった!!(°▽°)
えーーーーーーーーーーーーー!!!!
いつもの冒頭のお約束シーンがなかったぁ!!ガーーン!ガーーン!ガーン!
アレが見たいのに!アレを待っているのに!
何でカットしたん?!?!
だめだよ〜!イ・サンヨン監督に戻って
もらうゾ!
ショック過ぎて3分ほど気を失う(°▽°)
そして放心状態のまましばらく鑑賞。。
鳴キナガラ キモチ キリカエタ
今回のヴィランは第二弾に引けを取らぬ程のイカレっぷり!
容赦ない!残忍過ぎる!!
何のためらいもなく人を殺す。
終始無表情だが隠しきれないかなりのイケメン。
セクシーさすら感じてしまうチャンギ
(キム・ムヨル)
こいつがすごいです!!元庸平なんだって。
どの映画でも庸平ってすごいのね
ガクブル( ・∇・)
チャンギの右腕の彼も、顔の傷含めナイスキャラでした。
感情も見えず、まるでロボットのようにチャンギに仕える姿が気味悪かったですね〜(°▽°)
これまで拳一丁で悪を成敗してきたソクト
(マブリー)だが、今回の敵はIT知能犯!
これまでのシリーズのヴィランとは少しテイストが違いました。
ITに疎いソクトが国際オンラインカジノ組織をどうやって追い詰めるのか?
一斉検挙できるのか?も、ストーリーの見所になっていて、サイバー犯罪に特化した捜査隊もいつものチームに加わる。
カン・ナムス(キム・シンビ)
紅一点ハン・ジス(イ・ジュビン)
と、若手の活躍もあり、新しい風も入ってきましたね。
ジスちゃんもいい味出してた♪
加えて今回の新味は、全編に渡り兄貴がキレている事!!
殺された息子の後を追った母親の無念を晴らす為、何としても犯人を捕まえる!という強い決意と覚悟。
膝までついて捜査続行を願い出る姿が胸を打つ。
殉職した先輩の奥さんが経営する焼肉屋に足繁く通い、娘にお小遣いをあげたりと、情に熱い兄貴の姿にもぐっと来ました。
街にはチンピラが溢れ、犯罪が絶えることがない憤りも描かれていました。
その為か、全体を通してお笑いパートは少な目だった印象。シリアスなトーンでした。
個人的にはベタな笑いがもっと見たかったかも。。
とはいえやっぱりマブリー!!
熊のような巨体からくり出される重量級パンチは迫力満点!
喰らった相手の身体がくの字になっちゃうほどの破壊力!ぶっ飛ぶ!1発でシヌカラ(°▽°)
だけれどアラ不思議♪
爽快さすら感じました。
次々と敵をぶちのめす兄貴を見ていたら、私はアクション映画が好きなんだな〜と再認識しました。
想像しやすいけど、非現実的。
この塩梅が堪りません♪
加えて
大好き!チャーミングなマブリーがそれを魅せてくれますからねぇ。
堪りませんね♪
長〜い格闘シーンも、画の作り方がまるでアニメ!みたいな箇所もあったり、そこにあの迫力やスピード感が加わるのですから、勿論飽きずに観る事が出来ました。流石でした。
トイレや機内のファーストクラスとか狭い場所でのファイトもハラハラ。
(機内といえば(車内ですがw)
「新感染〜」もとっても面白いですよ!)
身体がデカい兄貴が色んな所にぶつかってイタイイタイ。
そして今回は出番が多くて嬉しかった
巡査?wのチャン・イス(パク・ジファン)
車にへばりついて車内を見るあの顔には笑わされた。
落武者?!w 地縛霊?!w
何でそんな顔すんの?ww
いつも以上にこき使われていましたが、大活躍でしたね♪
ファッションもオサレにキメてて似合っていましたw
GUCCIのイメージダウンにはなってないよね??(^。^)
私もあのバッジ欲しい(^。^)
あ!あと、パク・ジファンが歌うエンディング曲が最高です!覚えたいわ♪
歌ってる所ワイプで入れて欲しかったな♡
天才CEO、実はIT犯罪組織のボス
チャン・ドンチョル(イ・ドンフィ)
天才にも策士にも見えずでやや物足りない。小物感は敢えてなのかな?
部屋に飾ってあった絵画もうざいww
結局、身内同士で破滅していってしまったのも少々味気なかった。
兄貴がもっと絡んで欲しかったし、チャンギとの最終決戦までの盛り上がりももう一丁欲しかった。
いや、面白いんですけどね!
前作からかなりのハイペースで公開された本作。
ストーリーも犯罪都市の世界観を損なう事なく、サイバー犯罪を組み込んだ、時代に合わせたアップデートがされておりました。
見応え充分のアクションシーンに加え、シリアスな場面は緊張感を保ちつつハラハラ!
お決まりの展開では笑わされて、期待を裏切らない、満足感が高い作品になっておりました。
今後もベタ上等なんで!
ヴィランがAIとかになっても、兄貴の拳で叩きのめして欲しいです!
背中で語る漢!これからも兄貴についていきます!
でも"5"では、
よっ!!兄貴!!待ってました!!って言わせてね٩( ᐛ )و
冒頭の、雑魚のイザコザをいなす、あのアイドリングが大好きなんだから!!
◯おまけ◯
ベビわるの舞台挨拶で、池松君が
"ちさまひ"とマ・ドンソクの対決が見たいと言っていました。
えーーーーー!!困るぅーーーw
アナログ刑事VSデジタル犯罪
今度の兄貴の敵はデジタル犯罪。「アカウントが同期していて警察学校の同期を連れてくる」、「それはガスライターだ」、兄貴ほんとわかってる?こりゃあ兄貴にとって最強の敵であるのは間違いない。それだけじゃない、敵の親玉は元特殊傭兵部隊で人を殺しすぎて追放されたような最悪野郎ペク・チャンギ、その見事なまでのナイフ裁きは脅威だ。しかしご安心、今回兄貴には強い味方がいる。その名も「F・D・A」、ポリス・ダーク・アーミー、闇の警察兵士、この謎の男が強い味方だ。これで兄貴も安心して存分に暴れまくれる。
フィリピンに偽の賭博場までセッティングしての大掛かりなおとり捜査で敵のアジトを見つけ出し手下どもを一網打尽、そして兄貴のメインディッシュは親玉のチャンギだ。
お客様、優雅なファーストクラスでの機内上映をお楽しみください。映画タイトルはマ・ソクト主演の「どついたるねん」。機内には刃物を持ち込めないので兄貴断然有利かと思いきや敵もさるもの、バターナイフをへし折り向かってくる。さすがの兄貴も殺人マシンに苦戦。しかし傷を負いながらもなんとか辛勝、いや、終わってみれば快勝。兄貴は今回も悪党を成敗し、ヒーローは何事もなかったかのように黙ってその場を立ち去るのだった。ファーストクラスの弁償は上司に任せて。
本作はシリーズ最高傑作の「ラウンドアップ」に次ぐ出来栄え。アクションも今まで武術指導してきたホ・ミョンヘンが監督したせいかさらに磨きがかかった。二作目の悪役だった狂犬のような凶暴なカンとは違い眉一つ動かさずに人を殺す冷徹な殺人マシンを演じたキム・ムヨルがとても魅力的。悪人伝以来の共演でドンソク兄貴とも息ピッタリ。
特に兄貴とチャンギがエレベーターで鉢合わせするシーンは本作の白眉。やばい奴らは本能で瞬時に相手をかぎ分ける。このエレベーター内での緊迫感あふれるシーンは「ダイハード」でマクレーンとハンスが鉢合わせしたシーンを思い出すくらいのシーンだった。
そして前作ではラストにチョイ役しかなかったイス会長も今回は見せ場ありの大活躍でお笑い要員としても十分に楽しませてくれた。
独身自虐ネタや切電マウントネタもちゃんとパターンを踏襲、シリーズファンへの気遣いも忘れない。
ほんと今回もおなか一杯で劇場を後にすることが出来た。日に映画をハシゴする場合一本目が当たりだと大抵他も当たりだったりするからこの日は調子に乗って全部で五本ハシゴしてしまった。予想通りすべて当たりだった。ドンソク兄貴に感謝感謝。
今後も続編への期待が膨らむ。シリーズ続けていく上では悪役が重要で次から次へと最強最悪の悪党を創造しなければならないから悪役のインフレが止まらない。大変だろうけど、シリーズが長く続くことを期待。新しいキャラクターも必要になるだろう。その新しいキャラがまた兄貴の魅力をさらに引き出していくだろうし。
しかし元傭兵の殺人マシンでさえも兄貴の敵ではなかった、さすがだぜ兄貴。これからもよろしく頼むぜ、ラブリー、マブリー、ヨロピクネ。
やっぱり
マ・パンチは痛そうですね。自分が受けたら、一発で首の骨が折れてしまいそうな感じです。特に、最後の戦いで手が繋がったままに犯人が受けていた連続パンチは凄かったです。次回作を楽しみにしてます。
説得力のあるアクション
シリーズ第4作。1作目こそ2017年公開だけど、2作目の2022年から連続で公開されているのがスゴい。最早、安定した面白さを見せてくれる。
ストーリーは単純でありながらアクションで雄弁に展開しているのが流石。アクションを信用しているのが分かる。
vsIT犯罪とあるが、それを操るのはやはり人間。どう犯人を追い詰めるか?が鍵になる。
元傭兵であるチャンギの凶悪さが素晴らしいし、また、絶対に負けないであろうマブリーに対する行動も、瞬時の判断力が見えて、強敵なのも分かる。
「ベイビーわるきゅーれ」と共に、現在のアクション映画を牽引している作品。
こういう事なんですよ、「リボルバー・リリー」さん!
#犯罪都市
#犯罪都市4
Knuckle
マブリーファンはマブリーを大スクリーンで観るのを生き甲斐としている生物です。
かくいう私目もその類なのでその映画館の中でも一番デカいスクリーンで観れて本当感謝です。
特典はマ刑事のIDカードでした。
日本での公開は3作目から約7ヶ月後に4作目という早いスパンで公開されたので前作の内容もゴリゴリに覚えている状態でしたが作風はシリアス寄りになっていたので前作の事は一旦置いておいても良かった気がします。
今作ではIT犯罪がメインということもあり、現場特攻型のマ刑事とは相性悪いよなーと思っていたらまぁ案の定あんまり良くなくて、ただそのネットへの疎さがコメディ的なものを生んでいたのは良かったですし、そんな細かいことなんざ知るか!の如く怪力で解決していくのがこのシリーズだよなぁと改めて思い知らされただけでも良かったと思います。
前作では微妙だった敵キャラも今作では無口な仕事人でナイフ捌きが達者な奴が立ちはだかるのでその点でも見応えがあったのは良かったです。
殺し方もPG12くらいなので全体的に映す感じではないにしろエグい殺し方をしているのはポイントが高いですし、融通が全く効かないキャラをしているのでもっと早めにマ刑事と戦ってくれたらなぁとは思いました。
効果音も自分で出してるんじゃない?ってくらいチンピラを吹き飛ばす時のパンチとキックの音が凄まじく、それはそれは吹っ飛んでいくので暴力沙汰なシーンのはずなのに思わず笑みが溢れてしまいますし、安心感もあるのでつくづく不思議だなと思いつつも前のめりになって楽しめました。
自分からガツガツとっ捕まえていく時もあれば待ち伏せから締め上げるというスタイルでも挑んでいたので、新味を出したいんだろうなぁという心意気が感じられました。
3作目でチョロっと出てきた詐欺師のチャンがしっかりストーリーに参加しているのは良かったですし、とても良いキャラクターでした。
コメディリリーフでありながらカジノ経営を齧ってたところが評価されて、その知識を活かして組織を追い込んでいく流れも良かったですし、そんな騙され方するなよ笑と思いつつも全力で乗っかってくれるので観ていて楽しいキャラクターでした。
顛末だけは不憫でしたが5作目以降にも参戦してイジられまくって欲しいです。
ラストバトルは狭いフィールドと障害物を上手い感じに使いつつ、やはり超怪力で蹴散らしていく姿はお決まりなのに爽快感抜群で、割とダメージを食らいつつも傷跡を撫でるだけでほぼ完治してしまうマ刑事の細胞こそ恐ろしいですよ。
もう8作目まで構想があるというファンの事喜ばせすぎだろというサービス精神に感謝感謝です。
欲を言えばもっと物理方面のキャラクターがガンガン仕掛けてきてくれる感じの作風を5作目では期待しています。
鑑賞日 9/29
鑑賞時間 14:10〜16:10
座席 I-12
チャン・イスを愛でるためにも、予習をしておいた方が良いシリーズですよ〜
2024.9.30 字幕 MOVIX京都
2024年の韓国映画(109分、PG12)
『犯罪都市』シリーズの第4弾
サイバー犯罪捜査に足を踏み込む剛腕刑事を描いたアクション映画
監督はホ・ミョンヘン
脚本はオ・ホンソ
原題は『범죄도시4』で「犯罪都市4」、英題は『The Roundup:Punishment』で「一斉検挙:懲罰」という意味
物語の舞台は、韓国のソウル
腕っぷしで事件を解決してきたソウル広域捜査隊のソクト(マ・ドンソク)は、いつもと変わらぬ日々を過ごしていた
ソクトは、右腕的存在のマンジェ(キム・ミンジェ)、ベテラン刑事のジョンス(イ・ジフン)、若手刑事のデビッド(キム・ドガン)らと共に捜査を展開し、時にはチーム長のテス兄貴(イ・ボムス)に怒られるようなことを行なっていた
そんな折、フィリピンにて、ある韓国人男性の遺体が見つかる
移送されてきたその遺体は、チェ・ソンジェ(ペク・スンファン)という青年で、母(ぺ・ヘソン)によれば、彼はプログラマーで、オンラインカジノなどに利用されているソースを公開した人物だった
ソクトたちは、ソンジェの近辺を洗いつつ、オンラインカジノに詳しい人物を当たっていく
その過程で、ソクトが可愛がっている元チャイニーズマフィアのチャン・イス(パク・ジファン)の名前が挙がる
イスは、かつてオンラインカジノに手を出していたが、何者かによってフィリピンに作った箱物を壊され撤退せざるを得なくなっていた
ソクトはフィリピンとの関連を確認し、ソウル警察サイバー捜査隊の力を借りながら、事件の黒幕を追うことになったのである
映画は、冒頭でソンジェが何者かに殺される様子が描かれていて、それが「皇帝カジノ」を裏で経営しているQMホールディングスの子飼いのチンピラ、ペク・チャンギ(キム・ムヨル)だった
ペクは元韓国の特殊部隊の出身で、相棒のジフン(キム・ジフン)と傭兵のジェイソン(アン・ソンボン)らと共に、 QMのCEOチャン・ドンチョル(イ・ドンフィ)のために働いていた
ドンチョルは、経済ヤクザのコ・ジュヒョク代表(キム・ミョンギ)と韓国マフィアのクォン・テウン(ヒョン・ボンシク)と繋がっていて、チャンギは良いように使われていたのである
かなり大勢のキャラが登場し、これまでのシリーズで絡んでいたメンツもたくさん登場する
その中でも準主役級なのがイスで、彼とのコミカルなやり取りは抱腹絶倒ものである
FDAのバッジの絡みとか、それで騙されるイスは面白いのだが、いつも美女を横に連れ歩いていたりする
また、なぜかお金には困っていない様子で、いろんなところにいっちょかみして損をしているはずなのに羽振りが良い
映画は、カジノ利権によるパワーゲームと、資金洗浄を目的とした暗号資産など、今時のワードもたくさん出てくるが、ソクト並みに知らなくても問題ない仕上がりになっていた
本作の特徴は、ソクトの痛すぎるパンチ音で、それは今回も健在だった
特に今回は「相手が外道なので容赦しない」ので、強烈な打撃が所狭しと襲ってくる感じになっている
オチもこれまた最高で、警視庁官(クォン・イルヨン)や次長(チョン・インギ)などが絡みまくるパートもクスクスと笑いが起きていたように思えた
いずれにせよ、もうファンムービー的な感じになっていて、これまでのシリーズ鑑賞ありきの作品になっていた
まだ第4弾というのが救いで、見返して参戦するラストチャンスのように思える
ともかく、マブリー無双を堪能する映画なので、小細工なしに殴り合うアクションが好きならばOKなのではないだろうか
今度の敵はIT知能犯! 今回はチームワークで違法カジノサイトせん滅に挑む! 迫力のパンチは変わらず、しかし 決してマンネリにならず飽きさせないのはさすが!
今度の敵は、IT犯罪組織+IT知能犯!
マ・ドンソクがヒーロー刑事で常に中心に存在しており、絶対死なないことが約束されてるため、当然マンネリ化は免れないのかなあ、と思いきや、
シリーズを通じて、1作目はチャイニーズマフィア、2作目は在ベトナム韓国人連続誘拐犯、3作目は日本ヤクザと作品ごとに特色があり、常に新たなテーマを扱ってます。
マ・ドンソクがヒーロー刑事で常に中心に存在しており、絶対死なないことが約束されてるため、当然マンネリ化は免れないのかなあ、と思いきや、本作では超対極に位置するIT犯罪に挑戦!
ソウル広域捜査班の内部に、独自のサイバー捜査隊を立ち上げて対応。
隊を率いる紅一点のヒロインも、ITだけでなく現場で潜入捜査までこなす。
そして、マ刑事にいいように使われてしまうチャン・イスが、めちゃめちゃいい味出してます。
ただのコメディレリーフではなくて、後半では重要な役目を果たし、こちらも大活躍。
その後半、違法カジノサイトをつぶすための作戦もまた面白い。
シリーズ初の海外ロケとなるフィリピンロケも敢行!
これらに加えて、今回のラス・ボス的存在、残虐な元傭兵とマ・ドンソクの最終決戦が見ものです。
2対1であることもあって、決して、マ・ドンソクが一方的に強い展開にはならない、格闘戦が見事!
肉弾戦の大迫力が素晴らしい!
シリーズは8作目まで準備中、2から4作目のリメイク企画、スピン・オフ企画、スタローンとの「悪人伝」のリメイク、ジェット・リー、トニー・ジャーとの共演作と、MCU「マドンソク・シネマチック・ユニバース」の世界は広がり続けてます!
マ・ドンソク・シネマティック・ユニバース‼️
ご存知、我らがマブリーが悪を叩きのめす、究極のカタルシス・ムービー第四弾‼️今回はオンライン賭博をはじめとするデジタル犯罪、サイバー犯罪にマブリー扮するマ・ソクト刑事が挑む‼️マブリーにデジタル‼️この相反する要素がコメディ・リリーフとなるのかと思いきや、結構新しいサイバーチームとともに対応してるマブリー‼️それよりは第二作以来のシリーズ復帰となるパク・ジファン扮するチャン・イスの小悪党ぶりがサイコーで、今回もまんまとマブリーにこき使われてしまう‼️笑わせてくれます‼️このシリーズは毎回悪役の憎たらしさもスゴいんですが、今作の敵ペク・チャンギを演じるキム・ムヨルの憎たらしさもシリーズ一番かも‼️その憎たらしく凶悪なチャンギを、マブリーが飛行機のファーストクラスを破壊しながら叩きのめすクライマックスは、ホントに爽快‼️そして今回、マブリーを突き動かすのが被害者の母親の遺言状‼️殺された息子の無念を晴らしてとの遺言を残して自殺した母親のために頑張るマブリーが硬派‼️男気にあふれてます‼️カッコいい‼️毎回マブリーがワンパンチで凶悪犯を叩きのめす‼️下手したらマンネリ‼️でもこんなに爽快なマンネリなら大歓迎‼️警察の長官の感動的なエピソードじゃないですけど、この男にならすべて任せて大丈夫でしょう‼️ぜひ企画中のシリーズ5〜8作でも我々のハートにワンパンチを‼️ヨロシク‼️
ソクト刑事も人間らしくなりました
シリーズ4作目、漫画チックで荒削りなところが減って、肉体派アクション・ムービーになってました。登場人物が、全員丸くなった感じ。(体型のことではありません。)
鎖を巻かれた鉄格子を、鎖引きちぎって外すかと思ったら丁番の方を外してて、ソクト刑事も人間らしくなったんだなあ、と思いました。(以前の人間離れしたマンガな兄貴も大好き。)
拳繰り出す力技アクションは、マブリー兄貴の右に出るものなし。
敵がITだろうがオンラインカジノだろうが、結局拳の勝負になるんだ
でも、意外にまるっこくてかわいいお手々で萌えます
冒頭部分は、「貴公子」のデジャヴのようだった。
一目でイカれているのが分かるヴィランのチャンギが良いが、最期が意外とあっけない。
「ITの天才」チャン・ドンチョルが、まるでそう見えない。
イス会長、大活躍。
鉄拳のアクションシーンは凄かったが、ドラマ部分は単調だった。
フェイクでカジノを再現するとか、豪華なコンゲームみたいだった。
8作目まで構想があるとのこと、次回も期待してます。
【"安定に甘んじず、進化する「犯罪都市シリーズ」”今作は情に厚く、絶対に銃に頼らないマ刑事の黄金の右フックは今作でも健在であり、極悪なIT犯罪組織をスピーディに壊滅していく様が爽快である作品である。】
ー ご存じの通り、マ・ソクト刑事を演じるマ・ドンソク氏は「新感染 ファイナルエクスプレス」でスターダムに一気に上がる前は、長年端役で苦労をして来た方である。
故に、私はマ・ドンソク氏は絶対に良い漢だと勝手に思っている。そして、常にエンターテインメント作品である”犯罪都市シリーズ”は第4作に当たる今作でも、常に安定の面白さをキープしつつも、進化しているのである。ー
■マ・ソクト刑事と広域捜査隊は、アプリを悪用した麻薬密売事件を捜査していた。事件の調査が進む中、アプリ開発者が不審死していた事が判明し、その背後にフィリピンに拠点を置く国際IT犯罪組織の存在が明らかになる。
最序盤、フィリピンの路上を逃げる男と追う男達のチェイスシーンから始まる。逃げる男は韓国の違法オンラインカジノの運営を強制されていた一人であり、その男を無慈悲に殺す端正な顔をした元傭兵のチャンギ(キム・ムヨル)の存在感がインパクトがある。
男の母は、韓国に送られて来た息子の死体を見て、”息子を殺した男を罰してください”と言うメモを残して自害する。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・物語は安定しながら、クスクス笑いと壮絶な戦闘シーンが絶妙に織り交ぜられて展開する。今作のお笑いMVPは矢張りパク・ジファン演じるおまぬけ男チャン・イスである。
チャン・イスとマ刑事の可笑しき遣り取りに、おばさま達はきゃあきゃあ笑っている。私は、”アクション映画を観に来ているんだよな。”と思いつつもそれが楽しいのである。
”笑いの起こる、アクション映画” マ・ドンソク主演映画の黄金律である。
・今作では、極悪な元傭兵のチャンギを演じるクールなキム・ムヨルの存在や、どちらかと言うとアナログ感が強かった前作と比べ、今作ではデジタル感も巧く取り入れている所も良い。
・マ刑事の行きつけの焼き肉屋が、殉職した先輩の奥さんが営む店で、彼は必ず自分のチームを引き連れて行き、健気に店を手伝う小さな女の子には必ず”お母さんには内緒だよ。”と言ってお小遣いをさり気無く上げるシーンをキチンと入れ込んでいるのも良いのだなあ。
・マ刑事達が、何度も犯人チームを取り逃がし、捜査を昇格した次長に外されそうになる時も、マ刑事はお偉方の会議の場に乗り込んで頭を下げつつ、次長に対してはビシッと”人が変わったな。”という姿や、その姿を見てトップが”味のある刑事だね。”というシーンも良かったな。
■そして、執念の捜査の末にマニラに逃げようとする元傭兵のチャンギと仲間を追って、発進直前の飛行機を止めて機内に乗り込み、ファーストクラスで寛いでいるチャンギたちとの闘いは見応え充分である。
”俺は、刑事だから手加減しながら殴って来たが(ホントかよ!!)お前は違う!”と言ってグラブを嵌めて、素手で追い詰めていく姿。チャンギの素早いナイフ裁きを交わしながら、物凄く重そうな左右フックを繰り出し倒す姿は、実に爽快であったなあ。
<ラストも、キチンとおまぬけ男チャン・イス笑いのシーンを収めつつ、キチンとマ刑事は自死した母の墓詣でを仲間達と行うのである。沁みるなあ。
今作は安定した面白さを誇る「犯罪都市シリーズ」がエンターテインメントの必須要素である”喜怒哀楽”をキチンと盛り込み、更に進化する様を確認できる作品なのである。>
FDAは秘密警察の証!?
2018年フィリピンで監禁され逃げ出し殺されたハッカー青年、…の母に犯人を捕まえてと託されたマ・ソクトの話。
今作4作目、殺されたハッカー青年の母も後追い自殺…、オンライン賭博を独占し、邪魔な同業は潰し殺す組織を一掃しようとマ・ソクトが動き出す…。
ストーリーをザックリ書くならシンプルだけど、途中の関わる人間の多さだったり、ちょっと話を小難しくしちゃってる中盤で少し中弛み感は個人的に感じてしまった。
とは言ってもマ・ソクトの口より先に手が出ちゃうには笑えるし、強敵チャンギの顔を思い出そうとすると武井壮が出てくるしで、今作出番の多かったイスだったけれど、相変わらず都合良く使われ気づかないマヌケなイスには笑わせてもらった。
ラストのファーストクラスのボロボロとFDAのオチが効いてるで面白かった。でもこのシリーズの作風がちょっと真面目路線に変わっててません?もっと合間のおふざけとセリフ遊びが見たい!
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