犯罪都市 PUNISHMENTのレビュー・感想・評価
全114件中、61~80件目を表示
チャン・イスを愛でるためにも、予習をしておいた方が良いシリーズですよ〜
2024.9.30 字幕 MOVIX京都
2024年の韓国映画(109分、PG12)
『犯罪都市』シリーズの第4弾
サイバー犯罪捜査に足を踏み込む剛腕刑事を描いたアクション映画
監督はホ・ミョンヘン
脚本はオ・ホンソ
原題は『범죄도시4』で「犯罪都市4」、英題は『The Roundup:Punishment』で「一斉検挙:懲罰」という意味
物語の舞台は、韓国のソウル
腕っぷしで事件を解決してきたソウル広域捜査隊のソクト(マ・ドンソク)は、いつもと変わらぬ日々を過ごしていた
ソクトは、右腕的存在のマンジェ(キム・ミンジェ)、ベテラン刑事のジョンス(イ・ジフン)、若手刑事のデビッド(キム・ドガン)らと共に捜査を展開し、時にはチーム長のテス兄貴(イ・ボムス)に怒られるようなことを行なっていた
そんな折、フィリピンにて、ある韓国人男性の遺体が見つかる
移送されてきたその遺体は、チェ・ソンジェ(ペク・スンファン)という青年で、母(ぺ・ヘソン)によれば、彼はプログラマーで、オンラインカジノなどに利用されているソースを公開した人物だった
ソクトたちは、ソンジェの近辺を洗いつつ、オンラインカジノに詳しい人物を当たっていく
その過程で、ソクトが可愛がっている元チャイニーズマフィアのチャン・イス(パク・ジファン)の名前が挙がる
イスは、かつてオンラインカジノに手を出していたが、何者かによってフィリピンに作った箱物を壊され撤退せざるを得なくなっていた
ソクトはフィリピンとの関連を確認し、ソウル警察サイバー捜査隊の力を借りながら、事件の黒幕を追うことになったのである
映画は、冒頭でソンジェが何者かに殺される様子が描かれていて、それが「皇帝カジノ」を裏で経営しているQMホールディングスの子飼いのチンピラ、ペク・チャンギ(キム・ムヨル)だった
ペクは元韓国の特殊部隊の出身で、相棒のジフン(キム・ジフン)と傭兵のジェイソン(アン・ソンボン)らと共に、 QMのCEOチャン・ドンチョル(イ・ドンフィ)のために働いていた
ドンチョルは、経済ヤクザのコ・ジュヒョク代表(キム・ミョンギ)と韓国マフィアのクォン・テウン(ヒョン・ボンシク)と繋がっていて、チャンギは良いように使われていたのである
かなり大勢のキャラが登場し、これまでのシリーズで絡んでいたメンツもたくさん登場する
その中でも準主役級なのがイスで、彼とのコミカルなやり取りは抱腹絶倒ものである
FDAのバッジの絡みとか、それで騙されるイスは面白いのだが、いつも美女を横に連れ歩いていたりする
また、なぜかお金には困っていない様子で、いろんなところにいっちょかみして損をしているはずなのに羽振りが良い
映画は、カジノ利権によるパワーゲームと、資金洗浄を目的とした暗号資産など、今時のワードもたくさん出てくるが、ソクト並みに知らなくても問題ない仕上がりになっていた
本作の特徴は、ソクトの痛すぎるパンチ音で、それは今回も健在だった
特に今回は「相手が外道なので容赦しない」ので、強烈な打撃が所狭しと襲ってくる感じになっている
オチもこれまた最高で、警視庁官(クォン・イルヨン)や次長(チョン・インギ)などが絡みまくるパートもクスクスと笑いが起きていたように思えた
いずれにせよ、もうファンムービー的な感じになっていて、これまでのシリーズ鑑賞ありきの作品になっていた
まだ第4弾というのが救いで、見返して参戦するラストチャンスのように思える
ともかく、マブリー無双を堪能する映画なので、小細工なしに殴り合うアクションが好きならばOKなのではないだろうか
オンラインカジノが難しい
マンネリ感は否めないが
今度の敵はIT知能犯! 今回はチームワークで違法カジノサイトせん滅に挑む! 迫力のパンチは変わらず、しかし 決してマンネリにならず飽きさせないのはさすが!
今度の敵は、IT犯罪組織+IT知能犯!
マ・ドンソクがヒーロー刑事で常に中心に存在しており、絶対死なないことが約束されてるため、当然マンネリ化は免れないのかなあ、と思いきや、
シリーズを通じて、1作目はチャイニーズマフィア、2作目は在ベトナム韓国人連続誘拐犯、3作目は日本ヤクザと作品ごとに特色があり、常に新たなテーマを扱ってます。
マ・ドンソクがヒーロー刑事で常に中心に存在しており、絶対死なないことが約束されてるため、当然マンネリ化は免れないのかなあ、と思いきや、本作では超対極に位置するIT犯罪に挑戦!
ソウル広域捜査班の内部に、独自のサイバー捜査隊を立ち上げて対応。
隊を率いる紅一点のヒロインも、ITだけでなく現場で潜入捜査までこなす。
そして、マ刑事にいいように使われてしまうチャン・イスが、めちゃめちゃいい味出してます。
ただのコメディレリーフではなくて、後半では重要な役目を果たし、こちらも大活躍。
その後半、違法カジノサイトをつぶすための作戦もまた面白い。
シリーズ初の海外ロケとなるフィリピンロケも敢行!
これらに加えて、今回のラス・ボス的存在、残虐な元傭兵とマ・ドンソクの最終決戦が見ものです。
2対1であることもあって、決して、マ・ドンソクが一方的に強い展開にはならない、格闘戦が見事!
肉弾戦の大迫力が素晴らしい!
シリーズは8作目まで準備中、2から4作目のリメイク企画、スピン・オフ企画、スタローンとの「悪人伝」のリメイク、ジェット・リー、トニー・ジャーとの共演作と、MCU「マドンソク・シネマチック・ユニバース」の世界は広がり続けてます!
痛快アクションそしてコメディ
IT犯罪も拳で解決、我らがマブリー!
大ヒット「犯罪都市」シリーズの第4弾。みんな大好きマブリーが今度はどんな痛快アクションを見せてくれるのかと期待して、公開初日に鑑賞してきました。
ストーリーは、新種合成麻薬事件から3年後の2018年、ソウル広域捜査隊の豪腕刑事マ・ソクトが、捜査中の麻薬密売デリバリーアプリの開発者が謎の死を遂げた背後に、大規模な違法オンラインカジノ組織の存在を突き止め、組織を率いる元傭兵ペク・チャンギと彼に指示を与えるIT企業社長チャン・ドンチョルの企てを阻止するため、サイバーチームと連携し、舎弟で裏稼業に精通したチャン・イスを巻き込み、捜査に乗り出すというもの。
犯罪捜査をする刑事が主役でありながら、派手な銃撃戦もカーチェイスもほとんどなく、刃物で向かってくる悪党をひたすら殴り倒すという本シリーズ。今回もマブリーのメガトンパンチが容赦なく炸裂します!これまでにも増してクリティカルヒットの連続で超気持ちいいです!もうこれだけで、観たいものを観せてもらえたという満足感を味わえます。また、今回はオンラインカジノをテーマにしたサイバー犯罪の裏側が知れるのは楽しかったし、IT音痴のマ刑事のとぼけた会話も楽しかったです。
ただ、そんな本シリーズのもう一つのウリのコミカルなやりとりは、全体的にはやや少なく感じます。息子を亡くした母の無念の思いを受けたマ刑事が、常にシリアスモードだったためかもしれません。大好きな“真実の部屋”もあるにはあったのですが、さらっと流された感じなのはちょっと残念です。チャン・イスの使い捨ても既定路線なのですが、なんか気の毒で笑えません。また、いつものように犯罪者側の抗争や内部対立があるのですが、これがちょっと複雑でよく理解できなかったのも残念です。それがストーリー上の大きなマイナスになったわけではないですが、なんとなくテンポの悪さを感じたのはもったいないです。
とはいえ、かなりの経費を使ったであろう大規模な捜査と制圧シーンは見応えがありますし、韓国作品特有の眉をひそめたくなるようなエグいシーンは少ないので観やすく、マブリーファンなら観て損はない作品になっていると思います。
主演はマ・ドンソクで今回も豪快に暴れてくれます。脇を固めるのは、キム・ムヨル、イ・ドンフィ、パク・ジファン、キム・ミンジェ、イ・ジフン、キム・ドゴンら。中でも、キム・ムヨルが眉ひとつ動かさずに刺殺する感じが冷酷無比でとてもよかったです。ただ、顔つきが優しいので根っからの悪党に見えないのがもったいなく感じます。
マ・ドンソク・シネマティック・ユニバース‼️
ご存知、我らがマブリーが悪を叩きのめす、究極のカタルシス・ムービー第四弾‼️今回はオンライン賭博をはじめとするデジタル犯罪、サイバー犯罪にマブリー扮するマ・ソクト刑事が挑む‼️マブリーにデジタル‼️この相反する要素がコメディ・リリーフとなるのかと思いきや、結構新しいサイバーチームとともに対応してるマブリー‼️それよりは第二作以来のシリーズ復帰となるパク・ジファン扮するチャン・イスの小悪党ぶりがサイコーで、今回もまんまとマブリーにこき使われてしまう‼️笑わせてくれます‼️このシリーズは毎回悪役の憎たらしさもスゴいんですが、今作の敵ペク・チャンギを演じるキム・ムヨルの憎たらしさもシリーズ一番かも‼️その憎たらしく凶悪なチャンギを、マブリーが飛行機のファーストクラスを破壊しながら叩きのめすクライマックスは、ホントに爽快‼️そして今回、マブリーを突き動かすのが被害者の母親の遺言状‼️殺された息子の無念を晴らしてとの遺言を残して自殺した母親のために頑張るマブリーが硬派‼️男気にあふれてます‼️カッコいい‼️毎回マブリーがワンパンチで凶悪犯を叩きのめす‼️下手したらマンネリ‼️でもこんなに爽快なマンネリなら大歓迎‼️警察の長官の感動的なエピソードじゃないですけど、この男にならすべて任せて大丈夫でしょう‼️ぜひ企画中のシリーズ5〜8作でも我々のハートにワンパンチを‼️ヨロシク‼️
マブリーネバーダイ
爽快!
ソクト刑事も人間らしくなりました
シリーズ4作目、漫画チックで荒削りなところが減って、肉体派アクション・ムービーになってました。登場人物が、全員丸くなった感じ。(体型のことではありません。)
鎖を巻かれた鉄格子を、鎖引きちぎって外すかと思ったら丁番の方を外してて、ソクト刑事も人間らしくなったんだなあ、と思いました。(以前の人間離れしたマンガな兄貴も大好き。)
拳繰り出す力技アクションは、マブリー兄貴の右に出るものなし。
敵がITだろうがオンラインカジノだろうが、結局拳の勝負になるんだ
でも、意外にまるっこくてかわいいお手々で萌えます
冒頭部分は、「貴公子」のデジャヴのようだった。
一目でイカれているのが分かるヴィランのチャンギが良いが、最期が意外とあっけない。
「ITの天才」チャン・ドンチョルが、まるでそう見えない。
イス会長、大活躍。
鉄拳のアクションシーンは凄かったが、ドラマ部分は単調だった。
フェイクでカジノを再現するとか、豪華なコンゲームみたいだった。
8作目まで構想があるとのこと、次回も期待してます。
安定の面白さ
犯罪都市シリーズ第4弾。
2018年、ソウル広域捜査隊は、麻薬密売事件の捜査を進めるなかで、手配中の賭博アプリ開発者がフィリピンで謎の死を遂げた事件に国際IT犯罪組織が関与してることを突き止めた。組織のリーダーは元傭兵ペク・チャンギで、残忍な殺傷行為で特殊部隊を解雇された経歴を持っていた。組織のオーナーでITの天才・チャン・ドンチョルが韓国で史上最大規模の犯罪計画を知ったマ刑事は、オンラインカジノ事業の経験を持つチャン・イスに協力を依頼し、サイバー捜査隊とチームを結成しておとり捜査に乗りだした。さてどうなる、という話。
フィリピンと韓国の2国間にまたがる話で、最初は、今どこ?という状況だったが、アクションも素晴らしく安定の面白さだった。
マ・ドンソクが、いつも通り最強の拳刑事なのが見どころ。最新のデジタル関係にはうといのがかわいい。
ペク・チャンギ役のキム・ムヨルはアクションも素晴らしかったし悪役だけどカッコ良かった。
チャン・イスは芸人のほっしゃんみたいで笑えた。
女性サイバー捜査員ハン・ジス役のイ・ジュビンが美しかった。
スカッとする
マ・ドンソクは好きだけど
ドンソク安定のパンチ力
マ・ドンソクの熱血鉄拳刑事シリーズが早くも第四弾で、相変わらずの豪腕振りが楽しめます。今回の敵は、違法オンライン・カジノを運営するIT長者だけど、あんまりITネタが絡んでくる訳でもなく、ドンソク兄貴のIT音痴ぶりのネタ程度です。敵も元傭兵と言っても、マシンガンをぶっ放すんではなく、いつものナイフアクションだけど、これがまた痛そう。まあ、あんまり細かいツッコミはしないで、豪快な暴れっぷりを楽しむに限ります。もはや寅さん化しつつある同シリーズだけど、スカッとした作品を作り続けてほしいです。役者では、マ・ドンソクは安定の暴れっぷりと頼もしさです。悪役のキム・ムヨルは一見平凡で温和そうな感じから残虐ぶりへの切り返しがすごかったです。
全114件中、61~80件目を表示