犯罪都市 PUNISHMENTのレビュー・感想・評価
全110件中、61~80件目を表示
マンネリ感は否めないが
フィリピンで韓国人男性が殺害された。事件を調べるソクトは違法オンラインカジノに辿り着き…。
シリーズ4作目。2作目とほぼ同じ展開なので意外性は全くないが、むしろそれが安心できる。マ・ドンソクの殴りの効果音が内蔵が破壊される音がし始めたので相手が心配です。
今度の敵はIT知能犯! 今回はチームワークで違法カジノサイトせん滅に挑む! 迫力のパンチは変わらず、しかし 決してマンネリにならず飽きさせないのはさすが!
今度の敵は、IT犯罪組織+IT知能犯!
マ・ドンソクがヒーロー刑事で常に中心に存在しており、絶対死なないことが約束されてるため、当然マンネリ化は免れないのかなあ、と思いきや、
シリーズを通じて、1作目はチャイニーズマフィア、2作目は在ベトナム韓国人連続誘拐犯、3作目は日本ヤクザと作品ごとに特色があり、常に新たなテーマを扱ってます。
マ・ドンソクがヒーロー刑事で常に中心に存在しており、絶対死なないことが約束されてるため、当然マンネリ化は免れないのかなあ、と思いきや、本作では超対極に位置するIT犯罪に挑戦!
ソウル広域捜査班の内部に、独自のサイバー捜査隊を立ち上げて対応。
隊を率いる紅一点のヒロインも、ITだけでなく現場で潜入捜査までこなす。
そして、マ刑事にいいように使われてしまうチャン・イスが、めちゃめちゃいい味出してます。
ただのコメディレリーフではなくて、後半では重要な役目を果たし、こちらも大活躍。
その後半、違法カジノサイトをつぶすための作戦もまた面白い。
シリーズ初の海外ロケとなるフィリピンロケも敢行!
これらに加えて、今回のラス・ボス的存在、残虐な元傭兵とマ・ドンソクの最終決戦が見ものです。
2対1であることもあって、決して、マ・ドンソクが一方的に強い展開にはならない、格闘戦が見事!
肉弾戦の大迫力が素晴らしい!
シリーズは8作目まで準備中、2から4作目のリメイク企画、スピン・オフ企画、スタローンとの「悪人伝」のリメイク、ジェット・リー、トニー・ジャーとの共演作と、MCU「マドンソク・シネマチック・ユニバース」の世界は広がり続けてます!
痛快アクションそしてコメディ
IT犯罪も拳で解決、我らがマブリー!
大ヒット「犯罪都市」シリーズの第4弾。みんな大好きマブリーが今度はどんな痛快アクションを見せてくれるのかと期待して、公開初日に鑑賞してきました。
ストーリーは、新種合成麻薬事件から3年後の2018年、ソウル広域捜査隊の豪腕刑事マ・ソクトが、捜査中の麻薬密売デリバリーアプリの開発者が謎の死を遂げた背後に、大規模な違法オンラインカジノ組織の存在を突き止め、組織を率いる元傭兵ペク・チャンギと彼に指示を与えるIT企業社長チャン・ドンチョルの企てを阻止するため、サイバーチームと連携し、舎弟で裏稼業に精通したチャン・イスを巻き込み、捜査に乗り出すというもの。
犯罪捜査をする刑事が主役でありながら、派手な銃撃戦もカーチェイスもほとんどなく、刃物で向かってくる悪党をひたすら殴り倒すという本シリーズ。今回もマブリーのメガトンパンチが容赦なく炸裂します!これまでにも増してクリティカルヒットの連続で超気持ちいいです!もうこれだけで、観たいものを観せてもらえたという満足感を味わえます。また、今回はオンラインカジノをテーマにしたサイバー犯罪の裏側が知れるのは楽しかったし、IT音痴のマ刑事のとぼけた会話も楽しかったです。
ただ、そんな本シリーズのもう一つのウリのコミカルなやりとりは、全体的にはやや少なく感じます。息子を亡くした母の無念の思いを受けたマ刑事が、常にシリアスモードだったためかもしれません。大好きな“真実の部屋”もあるにはあったのですが、さらっと流された感じなのはちょっと残念です。チャン・イスの使い捨ても既定路線なのですが、なんか気の毒で笑えません。また、いつものように犯罪者側の抗争や内部対立があるのですが、これがちょっと複雑でよく理解できなかったのも残念です。それがストーリー上の大きなマイナスになったわけではないですが、なんとなくテンポの悪さを感じたのはもったいないです。
とはいえ、かなりの経費を使ったであろう大規模な捜査と制圧シーンは見応えがありますし、韓国作品特有の眉をひそめたくなるようなエグいシーンは少ないので観やすく、マブリーファンなら観て損はない作品になっていると思います。
主演はマ・ドンソクで今回も豪快に暴れてくれます。脇を固めるのは、キム・ムヨル、イ・ドンフィ、パク・ジファン、キム・ミンジェ、イ・ジフン、キム・ドゴンら。中でも、キム・ムヨルが眉ひとつ動かさずに刺殺する感じが冷酷無比でとてもよかったです。ただ、顔つきが優しいので根っからの悪党に見えないのがもったいなく感じます。
マ・ドンソク・シネマティック・ユニバース‼️
ご存知、我らがマブリーが悪を叩きのめす、究極のカタルシス・ムービー第四弾‼️今回はオンライン賭博をはじめとするデジタル犯罪、サイバー犯罪にマブリー扮するマ・ソクト刑事が挑む‼️マブリーにデジタル‼️この相反する要素がコメディ・リリーフとなるのかと思いきや、結構新しいサイバーチームとともに対応してるマブリー‼️それよりは第二作以来のシリーズ復帰となるパク・ジファン扮するチャン・イスの小悪党ぶりがサイコーで、今回もまんまとマブリーにこき使われてしまう‼️笑わせてくれます‼️このシリーズは毎回悪役の憎たらしさもスゴいんですが、今作の敵ペク・チャンギを演じるキム・ムヨルの憎たらしさもシリーズ一番かも‼️その憎たらしく凶悪なチャンギを、マブリーが飛行機のファーストクラスを破壊しながら叩きのめすクライマックスは、ホントに爽快‼️そして今回、マブリーを突き動かすのが被害者の母親の遺言状‼️殺された息子の無念を晴らしてとの遺言を残して自殺した母親のために頑張るマブリーが硬派‼️男気にあふれてます‼️カッコいい‼️毎回マブリーがワンパンチで凶悪犯を叩きのめす‼️下手したらマンネリ‼️でもこんなに爽快なマンネリなら大歓迎‼️警察の長官の感動的なエピソードじゃないですけど、この男にならすべて任せて大丈夫でしょう‼️ぜひ企画中のシリーズ5〜8作でも我々のハートにワンパンチを‼️ヨロシク‼️
マブリーネバーダイ
爽快!
ソクト刑事も人間らしくなりました
シリーズ4作目、漫画チックで荒削りなところが減って、肉体派アクション・ムービーになってました。登場人物が、全員丸くなった感じ。(体型のことではありません。)
鎖を巻かれた鉄格子を、鎖引きちぎって外すかと思ったら丁番の方を外してて、ソクト刑事も人間らしくなったんだなあ、と思いました。(以前の人間離れしたマンガな兄貴も大好き。)
拳繰り出す力技アクションは、マブリー兄貴の右に出るものなし。
敵がITだろうがオンラインカジノだろうが、結局拳の勝負になるんだ
でも、意外にまるっこくてかわいいお手々で萌えます
冒頭部分は、「貴公子」のデジャヴのようだった。
一目でイカれているのが分かるヴィランのチャンギが良いが、最期が意外とあっけない。
「ITの天才」チャン・ドンチョルが、まるでそう見えない。
イス会長、大活躍。
鉄拳のアクションシーンは凄かったが、ドラマ部分は単調だった。
フェイクでカジノを再現するとか、豪華なコンゲームみたいだった。
8作目まで構想があるとのこと、次回も期待してます。
安定の面白さ
犯罪都市シリーズ第4弾。
2018年、ソウル広域捜査隊は、麻薬密売事件の捜査を進めるなかで、手配中の賭博アプリ開発者がフィリピンで謎の死を遂げた事件に国際IT犯罪組織が関与してることを突き止めた。組織のリーダーは元傭兵ペク・チャンギで、残忍な殺傷行為で特殊部隊を解雇された経歴を持っていた。組織のオーナーでITの天才・チャン・ドンチョルが韓国で史上最大規模の犯罪計画を知ったマ刑事は、オンラインカジノ事業の経験を持つチャン・イスに協力を依頼し、サイバー捜査隊とチームを結成しておとり捜査に乗りだした。さてどうなる、という話。
フィリピンと韓国の2国間にまたがる話で、最初は、今どこ?という状況だったが、アクションも素晴らしく安定の面白さだった。
マ・ドンソクが、いつも通り最強の拳刑事なのが見どころ。最新のデジタル関係にはうといのがかわいい。
ペク・チャンギ役のキム・ムヨルはアクションも素晴らしかったし悪役だけどカッコ良かった。
チャン・イスは芸人のほっしゃんみたいで笑えた。
女性サイバー捜査員ハン・ジス役のイ・ジュビンが美しかった。
スカッとする
マ・ドンソクは好きだけど
ドンソク安定のパンチ力
マ・ドンソクの熱血鉄拳刑事シリーズが早くも第四弾で、相変わらずの豪腕振りが楽しめます。今回の敵は、違法オンライン・カジノを運営するIT長者だけど、あんまりITネタが絡んでくる訳でもなく、ドンソク兄貴のIT音痴ぶりのネタ程度です。敵も元傭兵と言っても、マシンガンをぶっ放すんではなく、いつものナイフアクションだけど、これがまた痛そう。まあ、あんまり細かいツッコミはしないで、豪快な暴れっぷりを楽しむに限ります。もはや寅さん化しつつある同シリーズだけど、スカッとした作品を作り続けてほしいです。役者では、マ・ドンソクは安定の暴れっぷりと頼もしさです。悪役のキム・ムヨルは一見平凡で温和そうな感じから残虐ぶりへの切り返しがすごかったです。
いいのよ。
【"安定に甘んじず、進化する「犯罪都市シリーズ」”今作は情に厚く、絶対に銃に頼らないマ刑事の黄金の右フックは今作でも健在であり、極悪なIT犯罪組織をスピーディに壊滅していく様が爽快である作品である。】
ー ご存じの通り、マ・ソクト刑事を演じるマ・ドンソク氏は「新感染 ファイナルエクスプレス」でスターダムに一気に上がる前は、長年端役で苦労をして来た方である。
故に、私はマ・ドンソク氏は絶対に良い漢だと勝手に思っている。そして、常にエンターテインメント作品である”犯罪都市シリーズ”は第4作に当たる今作でも、常に安定の面白さをキープしつつも、進化しているのである。ー
■マ・ソクト刑事と広域捜査隊は、アプリを悪用した麻薬密売事件を捜査していた。事件の調査が進む中、アプリ開発者が不審死していた事が判明し、その背後にフィリピンに拠点を置く国際IT犯罪組織の存在が明らかになる。
最序盤、フィリピンの路上を逃げる男と追う男達のチェイスシーンから始まる。逃げる男は韓国の違法オンラインカジノの運営を強制されていた一人であり、その男を無慈悲に殺す端正な顔をした元傭兵のチャンギ(キム・ムヨル)の存在感がインパクトがある。
男の母は、韓国に送られて来た息子の死体を見て、”息子を殺した男を罰してください”と言うメモを残して自害する。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・物語は安定しながら、クスクス笑いと壮絶な戦闘シーンが絶妙に織り交ぜられて展開する。今作のお笑いMVPは矢張りパク・ジファン演じるおまぬけ男チャン・イスである。
チャン・イスとマ刑事の可笑しき遣り取りに、おばさま達はきゃあきゃあ笑っている。私は、”アクション映画を観に来ているんだよな。”と思いつつもそれが楽しいのである。
”笑いの起こる、アクション映画” マ・ドンソク主演映画の黄金律である。
・今作では、極悪な元傭兵のチャンギを演じるクールなキム・ムヨルの存在や、どちらかと言うとアナログ感が強かった前作と比べ、今作ではデジタル感も巧く取り入れている所も良い。
・マ刑事の行きつけの焼き肉屋が、殉職した先輩の奥さんが営む店で、彼は必ず自分のチームを引き連れて行き、健気に店を手伝う小さな女の子には必ず”お母さんには内緒だよ。”と言ってお小遣いをさり気無く上げるシーンをキチンと入れ込んでいるのも良いのだなあ。
・マ刑事達が、何度も犯人チームを取り逃がし、捜査を昇格した次長に外されそうになる時も、マ刑事はお偉方の会議の場に乗り込んで頭を下げつつ、次長に対してはビシッと”人が変わったな。”という姿や、その姿を見てトップが”味のある刑事だね。”というシーンも良かったな。
■そして、執念の捜査の末にマニラに逃げようとする元傭兵のチャンギと仲間を追って、発進直前の飛行機を止めて機内に乗り込み、ファーストクラスで寛いでいるチャンギたちとの闘いは見応え充分である。
”俺は、刑事だから手加減しながら殴って来たが(ホントかよ!!)お前は違う!”と言ってグラブを嵌めて、素手で追い詰めていく姿。チャンギの素早いナイフ裁きを交わしながら、物凄く重そうな左右フックを繰り出し倒す姿は、実に爽快であったなあ。
<ラストも、キチンとおまぬけ男チャン・イス笑いのシーンを収めつつ、キチンとマ刑事は自死した母の墓詣でを仲間達と行うのである。沁みるなあ。
今作は安定した面白さを誇る「犯罪都市シリーズ」がエンターテインメントの必須要素である”喜怒哀楽”をキチンと盛り込み、更に進化する様を確認できる作品なのである。>
全110件中、61~80件目を表示