犯罪都市 PUNISHMENTのレビュー・感想・評価
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またマ・ソクト刑事に会えて嬉しい
このシリーズ,大好き
俺が初めて観た作品は2作目だったようだが,すごくインパクトが有った。超冷血な悪党を超熱血漢で,バカみたいに強い腕力を持って暴力的なのに,ちょっと抜けてて憎めないマ・ソクト刑事が,愛嬌のある仲間たちと共に追い詰めて,やっつけちゃう。 水戸黄門的お決まりの展開だけども,マ・ドンソク演じる主人公マ・ソクト刑事のキャラが癖になるほど魅力的。
今回も,宣伝を見たときに「絶対観よう」,と決めた。
【物語】
マ・ソクト刑事 (マ・ドンソク)らソウル広域捜査隊は、麻薬密売事件を追っていた。密売屋はとあるアプリを利用しており、高度なIT技術が使われていることが分って来る。やがて捜査線上にフィリピンに拠点を置く国際IT犯罪組織が上がる。 暴力でIT技術者を管理して働かせ、妨害するものは消していた。そのリーダーは非道な元傭兵(ようへい)ペク・チャンギ(キム・ムヨル)であることを突き止める。一方、チャンギを雇っているチャン・ドンチョル(イ・ドンフィ)は韓国でさらなる大きな犯罪を企んでいた。
マ刑事らはこの組織を撲滅するため、オンラインカジノ事業の経験があるチャン・イス(パク・ジファン)やサイバー捜査隊に協力を求め、ソウル、フィリピン2拠点で組織を追い込んでいく。
【感想】
今回も期待を裏切らなかった。
まあ,今回も冒頭に書いたお決まりのパターンなのだけど,大満足。 マ・ソクト刑事なら何度でも見たい。間違いなく,主演マ・ドンソクの魅力が中心にあるのだが,脇を固める仲間の絶妙なキャラ配置や,適役の見事なまでの悪党っぷり,演出・カメラワークなども良いのだ。つまり,映画としての総合力の高さをこのシリーズを観るたびに感じる。 少なくとも平均的邦画のはるか上にあるなと。 ハリウッド映画は予算も歴史も違うと思うけど,韓国映画に対してそういう言い訳は使えないだろうに。 そういう意味で毎回少し残念な気持ちにもなるのがこのシリーズ。
それはともかく,娯楽作として今作に限らず,このシリーズおススメです。
シリーズ初見でした!、
櫻井さんの吹き替え聞きたくて行ってきました!映像はちょっと怖いところもあったけど、話は面白くて引き込まれました。わたしもITうといからおじさん達のコミカルなやり取りがめっちゃわかる!となった笑。この人が刑事?っていう悪そうな人が主役で確かにシリーズ見たくなったかも。ロン毛のよく分からんおっちゃんもいいキャラしてたー。
あ、ハイ何でも話しますんでヘルメットはやめてください
前作公開から半年しか経ってない。まじで虎さんみたいになってきたな。
(説明しよう。昭和の時代いわゆる虎さん映画「男はつらいよ」シリーズは盆と正月の年2作公開されていたのだ)
主人公の体型くらいしか近しい共通点は無いが。
本国公開がどのくらいのペースだったのかは知らないが、かなり短い期間で製作されたのは確かだろう。
なのにこんなハイクオリティなアクション映画を作れるのだから、やはり韓国映画は侮れない。
これはプロデュースと脚本まで兼ねたマ・ドンソクが、ハイクオリティな映画人である事の証左だろう。
シリーズのお約束やセルフオマージュを抑えつつ、初見でも問題なく楽しめる造りは見事と言うほかないし、くっそ強い凶悪犯をソクト刑事がぶっ飛ばす。
というファンが期待する展開にしっかりなっていて、かつマンネリ化しない事件を毎作用意するというのは、間違い無く造り手のクオリティが高いから出来る事だ。
シリーズの中でストーリー的にもほぼ男汁100%だった広域捜査課に無理なく女性捜査官を加えた事も、ナイスなマンネリ防止になったと思う。
ソクト刑事の格闘スタイルをボクシングに変えたのも、思えばマンネリ防止の1つだったのかな。
敵のボクシング+ナイフという闘い方も数々のアクション映画を観てきたが初めて見たと思う。
かようにハイクオリティで無茶苦茶面白いアクション映画だが、やはり公開館数が少ない。これもう書き飽きたな。
お近くに上映館が有る方はどうぞお早めに。
アクションの格好良さ他にも色々オススメポイントや云いたい事が有るのだが、長くなるし何より観て貰うのが1番だ。
「ベイビーわるきゅーれ・ナイスデイズ」は今年1番のアクション映画だと確信しているが、アクション映画としての爽快感ならばこちらの方が上だ。
アクション映画でスカッとしたい方にダントツで
オススメ。
シリーズものとして安定の面白さ
今回マ・ソクト刑事が相手にするのは、オンライン・カジノと凄腕・非情のナイフ遣い。
ITにはトンチンカンだが、結局は剛腕にものを言わせて事件解決。適度な笑いと、快調なテンポで、シリーズものとして安定の面白さ。
安心感
この作品、前回のシリーズ3作目を観た時に、なんだかスケールダウンした(相手役の強さや怖さとか)なぁ、なんて思ったのですが、本作を観ている最中に感じたのは「これ、相手がどうこうじゃないね、マブリーが拳をふるう姿が観られればそれで最高なんだ!」でした。
細かいことは関係ない!どんどん巨大化しているマブリーの活躍と時折見せる優しい表情、それでいいんですね。
周りを取り巻くいつものメンバーによるギャグも安定の心地よさ。最後はこうなるよなと思いながらエンディングを迎えられる安心感に包まれました。
それにしても偽バッジ!信じ込むと人はとんでもない力を発揮するものですね。いにしえの大スター丹波哲郎さんが運転する車を停められた時、警察官に向かって「Gメンだ!」と告げた伝説を何故だか思い出してしまいました(笑)
やっぱり
マ・パンチは痛そうですね。自分が受けたら、一発で首の骨が折れてしまいそうな感じです。特に、最後の戦いで手が繋がったままに犯人が受けていた連続パンチは凄かったです。次回作を楽しみにしてます。
満足
うん。まぁ面白い。
2作目みたいに「ただ狂犬なだけじゃマブリーには敵わないだろ」ってのじゃなくて、インテリでもある元狂犬傭兵を二人、ってのは頑張ったよね。まぁ悪党的にインテリなところとアタマおかしいどころのバランスは変だったけど。
こだわりを感じたのはマブリーのパンチのSE。ホントに意識持ってくくらいのパンチだと思わせられた。
満足。
説得力のあるアクション
シリーズ第4作。1作目こそ2017年公開だけど、2作目の2022年から連続で公開されているのがスゴい。最早、安定した面白さを見せてくれる。
ストーリーは単純でありながらアクションで雄弁に展開しているのが流石。アクションを信用しているのが分かる。
vsIT犯罪とあるが、それを操るのはやはり人間。どう犯人を追い詰めるか?が鍵になる。
元傭兵であるチャンギの凶悪さが素晴らしいし、また、絶対に負けないであろうマブリーに対する行動も、瞬時の判断力が見えて、強敵なのも分かる。
「ベイビーわるきゅーれ」と共に、現在のアクション映画を牽引している作品。
こういう事なんですよ、「リボルバー・リリー」さん!
#犯罪都市
#犯罪都市4
最強!
2023年4月からレビューを書き始め、記念すべき100件目のレビューです- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-パチパチ
マ・ドンソク主演の犯罪都市第4弾
おー怖い怖い
いつも怖いシーンから始まりますね
暴力シーンが苦手な私はもうこの初っ端から、最後まで鑑賞できるか不安になります
いやしかし、マ・ドンソク扮するマ・ソクト刑事に惚れ込んでしまった私はそこを克服するしかないのです
兄貴
強すぎます
ストーリーの構成は4作とも同じパターンですが、
それでいいのです( ー̀֊ー́ )
人情に熱いところも味わい深く、ちょいちょい刑事らしかぬところも愛らしく可笑しい
“秘密の部屋”なるフレーズが出る度なんか嬉しくなってちょっとプッ笑となります
だがしかし キム・ムヨル扮するチャンギが怖すぎる
ってか いつも兄貴と最後に戦うことになるであろう悪者が怖すぎて失神しそうになりまする
元傭兵のチャンギが鋭いナイフで人を刺しまくるなんて怖すぎで見てられないですよ
けどそんなシーンが多すぎてもう、チャンギと目を合わせたら殺されるとしか思えないヒエ〜:(´◦ω◦`):
でもやっぱり最後は兄貴がやってくれます!
もう強い強い!待ってましたーー!!!
やっちゃってください!!!
いつもは殺さないように手加減して殴る兄貴(あれで手加減⁉️)!
でも今回は許さない!!!
暴力シーンは苦手だけれども、兄貴の拳は痛快爽快、まさしく正義の拳なのです!
はぁーもぉ 最高でした
かっこよすぎでした((៸៸⩊៸៸)𖥔 ࣪ありがとうございます
パク・ジファン扮するチャン・イスのキャラ、最高に面白いですよね
「GUCCI」笑笑笑
3作目の最後に出てて「あ!」ってなりましたが、4作目にちゃんと繋がってましたね
犯罪都市になくてはならない存在です笑
エンディングテーマ曲がパンチありました
爽快感が減ったなぁー
1作目と2作目が面白かった。4作目になる本作は何か無理やり作った感があると思いました。主人公ソクトのやっつけシーンはいつものように気持ちいいけど、その他はなぜか緊張感や没入感が殆どなく、ダラダラしているようにも感じてしまったな。次作があるならば、もっとストーリーを練って欲しいです。
今まで加減してたのかよ!?
4作目ともなると前にも観たような展開があったり、アクションにマンネリ感が出てしてしまうことがある。もちろん「犯罪都市」でもそんなところはある。
でも本作ではネットカジノ犯罪都市を扱っているから、ドンソク兄貴が苦手な分野であること、フィリピンも主要な舞台になるからスケールが少し大きな犯罪になっていることで新鮮さも感じられる内容。ただチームを組むことになった女性刑事との絡みは思ったほど多くはない。どこまで行っても男臭い映画ってことだ。ただ、捜査の方はやや荒削り。まぁ、そんなところを求めていないから気にならない。
何より本作の見どころは元傭兵のチャンギの存在感とアクションだと思う。非道で大胆で早くて強い。最後のドンソク兄貴との格闘もしびれるものだった。やはりこれだよ、これ!あの場所を最後の格闘シーンに使うのもなかなか面白い。兄貴の拳の強さと重さに思わずニヤけてしまう。今まで加減してたのかよ!?
新鮮さも感じたが、やはりお決まりの展開とアクションで盛り上げてもらった。こういうのがたまらないってのは、水戸黄門とか太陽にほえろ!とか西部警察を楽しむ感覚に似たものを感じる。前日に「ベイビーわるきゅーれ」を観たから余計に思うことだが、これでいいんだと思う。どちらも続編を作り続けてほしい。
安定の面白さ
期待を裏切りません。面白い。
マ・ソクトの拳はもちろん、張り手も健在。力はさらにパワーアップで、檻まで力で壊しちゃう。ファーストクラスの格闘もお約束。トイレもファーストクラスもバンバン壊れちゃう。今回はIT犯罪なので、苦手分野。勘違いな発言もあったりしてそこも可笑しい。
長髪の偽警官イス、偽のバッチをもらってすっかりその気になって、なかなかいい働きもしていたけど、彼の存在がまた面白かった。
相変わらずの刃物での乱闘は恐ろしいけど、韓国映画には必須。
さすがにマ・ソクト、合コンは卒業したのかな?
Knuckle
マブリーファンはマブリーを大スクリーンで観るのを生き甲斐としている生物です。
かくいう私目もその類なのでその映画館の中でも一番デカいスクリーンで観れて本当感謝です。
特典はマ刑事のIDカードでした。
日本での公開は3作目から約7ヶ月後に4作目という早いスパンで公開されたので前作の内容もゴリゴリに覚えている状態でしたが作風はシリアス寄りになっていたので前作の事は一旦置いておいても良かった気がします。
今作ではIT犯罪がメインということもあり、現場特攻型のマ刑事とは相性悪いよなーと思っていたらまぁ案の定あんまり良くなくて、ただそのネットへの疎さがコメディ的なものを生んでいたのは良かったですし、そんな細かいことなんざ知るか!の如く怪力で解決していくのがこのシリーズだよなぁと改めて思い知らされただけでも良かったと思います。
前作では微妙だった敵キャラも今作では無口な仕事人でナイフ捌きが達者な奴が立ちはだかるのでその点でも見応えがあったのは良かったです。
殺し方もPG12くらいなので全体的に映す感じではないにしろエグい殺し方をしているのはポイントが高いですし、融通が全く効かないキャラをしているのでもっと早めにマ刑事と戦ってくれたらなぁとは思いました。
効果音も自分で出してるんじゃない?ってくらいチンピラを吹き飛ばす時のパンチとキックの音が凄まじく、それはそれは吹っ飛んでいくので暴力沙汰なシーンのはずなのに思わず笑みが溢れてしまいますし、安心感もあるのでつくづく不思議だなと思いつつも前のめりになって楽しめました。
自分からガツガツとっ捕まえていく時もあれば待ち伏せから締め上げるというスタイルでも挑んでいたので、新味を出したいんだろうなぁという心意気が感じられました。
3作目でチョロっと出てきた詐欺師のチャンがしっかりストーリーに参加しているのは良かったですし、とても良いキャラクターでした。
コメディリリーフでありながらカジノ経営を齧ってたところが評価されて、その知識を活かして組織を追い込んでいく流れも良かったですし、そんな騙され方するなよ笑と思いつつも全力で乗っかってくれるので観ていて楽しいキャラクターでした。
顛末だけは不憫でしたが5作目以降にも参戦してイジられまくって欲しいです。
ラストバトルは狭いフィールドと障害物を上手い感じに使いつつ、やはり超怪力で蹴散らしていく姿はお決まりなのに爽快感抜群で、割とダメージを食らいつつも傷跡を撫でるだけでほぼ完治してしまうマ刑事の細胞こそ恐ろしいですよ。
もう8作目まで構想があるというファンの事喜ばせすぎだろというサービス精神に感謝感謝です。
欲を言えばもっと物理方面のキャラクターがガンガン仕掛けてきてくれる感じの作風を5作目では期待しています。
鑑賞日 9/29
鑑賞時間 14:10〜16:10
座席 I-12
「パンチングマシーン好き」
今年225本目。
序盤にパンチングマシーンの場面。
学生の時にゲームセンターでやった事ある人も多いはず。自分は地面付きでしたが今作の空中の物もいい。中盤やや冗長でしたがクライマックスの対決は見応えあり。韓国の肉体派、日本だと鈴木亮平が一押し好きです。
チャン・イスを愛でるためにも、予習をしておいた方が良いシリーズですよ〜
2024.9.30 字幕 MOVIX京都
2024年の韓国映画(109分、PG12)
『犯罪都市』シリーズの第4弾
サイバー犯罪捜査に足を踏み込む剛腕刑事を描いたアクション映画
監督はホ・ミョンヘン
脚本はオ・ホンソ
原題は『범죄도시4』で「犯罪都市4」、英題は『The Roundup:Punishment』で「一斉検挙:懲罰」という意味
物語の舞台は、韓国のソウル
腕っぷしで事件を解決してきたソウル広域捜査隊のソクト(マ・ドンソク)は、いつもと変わらぬ日々を過ごしていた
ソクトは、右腕的存在のマンジェ(キム・ミンジェ)、ベテラン刑事のジョンス(イ・ジフン)、若手刑事のデビッド(キム・ドガン)らと共に捜査を展開し、時にはチーム長のテス兄貴(イ・ボムス)に怒られるようなことを行なっていた
そんな折、フィリピンにて、ある韓国人男性の遺体が見つかる
移送されてきたその遺体は、チェ・ソンジェ(ペク・スンファン)という青年で、母(ぺ・ヘソン)によれば、彼はプログラマーで、オンラインカジノなどに利用されているソースを公開した人物だった
ソクトたちは、ソンジェの近辺を洗いつつ、オンラインカジノに詳しい人物を当たっていく
その過程で、ソクトが可愛がっている元チャイニーズマフィアのチャン・イス(パク・ジファン)の名前が挙がる
イスは、かつてオンラインカジノに手を出していたが、何者かによってフィリピンに作った箱物を壊され撤退せざるを得なくなっていた
ソクトはフィリピンとの関連を確認し、ソウル警察サイバー捜査隊の力を借りながら、事件の黒幕を追うことになったのである
映画は、冒頭でソンジェが何者かに殺される様子が描かれていて、それが「皇帝カジノ」を裏で経営しているQMホールディングスの子飼いのチンピラ、ペク・チャンギ(キム・ムヨル)だった
ペクは元韓国の特殊部隊の出身で、相棒のジフン(キム・ジフン)と傭兵のジェイソン(アン・ソンボン)らと共に、 QMのCEOチャン・ドンチョル(イ・ドンフィ)のために働いていた
ドンチョルは、経済ヤクザのコ・ジュヒョク代表(キム・ミョンギ)と韓国マフィアのクォン・テウン(ヒョン・ボンシク)と繋がっていて、チャンギは良いように使われていたのである
かなり大勢のキャラが登場し、これまでのシリーズで絡んでいたメンツもたくさん登場する
その中でも準主役級なのがイスで、彼とのコミカルなやり取りは抱腹絶倒ものである
FDAのバッジの絡みとか、それで騙されるイスは面白いのだが、いつも美女を横に連れ歩いていたりする
また、なぜかお金には困っていない様子で、いろんなところにいっちょかみして損をしているはずなのに羽振りが良い
映画は、カジノ利権によるパワーゲームと、資金洗浄を目的とした暗号資産など、今時のワードもたくさん出てくるが、ソクト並みに知らなくても問題ない仕上がりになっていた
本作の特徴は、ソクトの痛すぎるパンチ音で、それは今回も健在だった
特に今回は「相手が外道なので容赦しない」ので、強烈な打撃が所狭しと襲ってくる感じになっている
オチもこれまた最高で、警視庁官(クォン・イルヨン)や次長(チョン・インギ)などが絡みまくるパートもクスクスと笑いが起きていたように思えた
いずれにせよ、もうファンムービー的な感じになっていて、これまでのシリーズ鑑賞ありきの作品になっていた
まだ第4弾というのが救いで、見返して参戦するラストチャンスのように思える
ともかく、マブリー無双を堪能する映画なので、小細工なしに殴り合うアクションが好きならばOKなのではないだろうか
マンネリ感は否めないが
フィリピンで韓国人男性が殺害された。事件を調べるソクトは違法オンラインカジノに辿り着き…。
シリーズ4作目。2作目とほぼ同じ展開なので意外性は全くないが、むしろそれが安心できる。マ・ドンソクの殴りの効果音が内蔵が破壊される音がし始めたので相手が心配です。
今度の敵はIT知能犯! 今回はチームワークで違法カジノサイトせん滅に挑む! 迫力のパンチは変わらず、しかし 決してマンネリにならず飽きさせないのはさすが!
今度の敵は、IT犯罪組織+IT知能犯!
マ・ドンソクがヒーロー刑事で常に中心に存在しており、絶対死なないことが約束されてるため、当然マンネリ化は免れないのかなあ、と思いきや、
シリーズを通じて、1作目はチャイニーズマフィア、2作目は在ベトナム韓国人連続誘拐犯、3作目は日本ヤクザと作品ごとに特色があり、常に新たなテーマを扱ってます。
マ・ドンソクがヒーロー刑事で常に中心に存在しており、絶対死なないことが約束されてるため、当然マンネリ化は免れないのかなあ、と思いきや、本作では超対極に位置するIT犯罪に挑戦!
ソウル広域捜査班の内部に、独自のサイバー捜査隊を立ち上げて対応。
隊を率いる紅一点のヒロインも、ITだけでなく現場で潜入捜査までこなす。
そして、マ刑事にいいように使われてしまうチャン・イスが、めちゃめちゃいい味出してます。
ただのコメディレリーフではなくて、後半では重要な役目を果たし、こちらも大活躍。
その後半、違法カジノサイトをつぶすための作戦もまた面白い。
シリーズ初の海外ロケとなるフィリピンロケも敢行!
これらに加えて、今回のラス・ボス的存在、残虐な元傭兵とマ・ドンソクの最終決戦が見ものです。
2対1であることもあって、決して、マ・ドンソクが一方的に強い展開にはならない、格闘戦が見事!
肉弾戦の大迫力が素晴らしい!
シリーズは8作目まで準備中、2から4作目のリメイク企画、スピン・オフ企画、スタローンとの「悪人伝」のリメイク、ジェット・リー、トニー・ジャーとの共演作と、MCU「マドンソク・シネマチック・ユニバース」の世界は広がり続けてます!
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