「此れ見がしなセンス」ヒューマン・ポジション 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
此れ見がしなセンス
狙った構図での長回しに監督の拘りと部屋はもちろん料理にまで気遣ったセンス良くお洒落な雰囲気が満載、一定のトーンで進む物語に過剰なセリフによる説明を排除した不親切にも有難迷惑にも当て嵌まらないような、描きながらも描かない確信的な部分にモヤモヤしながら平凡に順調に生活する様を興味深く観れるか飽きが来てしまうか??
集まる椅子が堪らない、自分も60年代〜70年代のヨーロッパの椅子を一脚所持で満足してる、町並みや部屋の外観から内装を含めたアンティークな二人の生活が羨ましくもある。
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