「子どもが将来なりたい職業の一つに」パリのちいさなオーケストラ 病人28号さんの映画レビュー(感想・評価)
子どもが将来なりたい職業の一つに
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オーケストラの指揮者になりたいと思う子どもは現代でもいるのでしょうか。
韓国映画の「 春が来れば」で、音楽の先生として雇われたチェ・ミンシクが廃部寸前の吹奏楽部で、男子中学生達を指導しているシーンは微笑ましくて、今でもたまにDVDを見返しています。
映画に出てくる指揮者ってのは、ベテランが多くて難しい事を難なくやっているが、この映画は指揮者としては未熟な若い女の子が主役で、しかも実話だという事が珍しかったので鑑賞。
新人の指揮者とはいえ、音楽的教養はあるから難しい専門用語を喋っているんたけど、俺みたいな音楽素人には何を喋っているのかちんぷんかんぷん。
で、指導してくれるお爺ちゃん先生がいるんだけど、指揮をしている時の駄目だしが容赦なくて、1回目、2回目、3回目と指揮をしても、駄目だ、全く駄目だと言って、もう何が正解なのか分からなくなった主人公が可哀想で、可哀想で。
森本レオの演技指導かよ?
と思った。でも、お爺ちゃんは紳士なので、この後に主人公の女の子を襲ったりはしない。
何だ、かんだあって、主人公は認められるけど何が変わったのか見分けがつかない。これは音楽の教養があると分かるのでしょうか。
まぁ、ネタバレって表示ボタンを出しているから、ネタバレしやがって!って怒る人はいないだろうけど、
フラッシュモブの如く、作曲家ラヴェルの「 ボレロ」 を演奏するシーンはお見事!やっぱ、いい曲だよなー?ボレロは!
世界中で15分に一回、どこかで「 ボレロ」 が流れているだけの事はありますな。
映画「 ボレロ 永遠の旋律」 を見た人、清塚信也のコンサートは高くていけないクラシック好きな人にお勧めです。
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