「温かみのある映画!」パリのちいさなオーケストラ jazz須磨さんの映画レビュー(感想・評価)
温かみのある映画!
つい先日観た映画の「ボレロ」で始まり、やはりフランス映画でクラシックとなるとボレロか?とややうんざりしたものの、温かみのある映画で、これまでの貧乏からの音楽家のサクセス ストーリーとしては、本当に素晴らしく、良い映画だと思いました
移民・貧乏というハンデを抱えながらも、才能ゆえにパリの名門校への編入が認められたものの、周りの上流階級の子弟の嫌がらせにも挫けずに、夢の実現にまっしぐらに立ち向かって行く、主人公の情熱・熱意に感動し、成功を祈らずにはおられなくなる映画でした
特に、移民の父母の苦労も並大抵ではなかったはずなのに、父母の愛情溢れる育て方や姉妹愛、家族愛、刑務所に行って演奏する等、主人公の他者をも幸せにしようという、愛に溢れる行動に感動しました
全編に流れるクラシックの名曲の数々も素晴らしく、感動の嵐と言っても良い位の映画で、得した気分になりました
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