「いい作品だけど、もったいない脚本の詰めの甘さ」パリのちいさなオーケストラ ナベウーロンティーさんの映画レビュー(感想・評価)
いい作品だけど、もったいない脚本の詰めの甘さ
予告篇を観て決めた作品だが、期待値以上の内容だった。
女性指揮者をテーマに作品はTARに続いて2作目だが、実話に驚いた。
作品内容は良かったし、いかに女性指揮者が大変だと言うことをスクリーンから痛感した。オーケストラ設立の大変さやコンクールでの仕打ちなど、差別や屈辱を受けても夢を諦めない二人の姉妹の姿には胸を打たれた。
せっかくいい作品だったのに脚本は、少し詰めが甘い気がした。勿体なさも感じる。実話なのだから。
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