劇場公開日 2024年12月27日

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私にふさわしいホテルのレビュー・感想・評価

全207件中、161~180件目を表示

4.0のんの独壇場

2024年12月28日
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鑑賞方法:映画館

ファッションも良いし のんの独壇場 演技で圧倒する
のんのスタイリスト 中村のん 🤪

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シゲゾ〜

3.5のんならではの役

2024年12月28日
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鑑賞方法:映画館

あまりにもふざけ過ぎた内容の作品ですが、それを許せてしまう魅力がのんにはあると思います。ただ、こういったコメディ色全開の作品ではハマり役だと思いますが、シリアスな役でも頑張ってほしいです。

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alias

3.5良くも、悪くも、振り切った「のん」が堪能できる

2024年12月28日
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タイトルから、山の上ホテルで繰り広げられる物語なのかと思ったが、ホテルが舞台になるのは導入部とラストだけ。
大御所作家の書評によって筆を折られた新人作家が、ホテルで大御所の執筆を妨害して以降は、大御所作家が新人作家の文庫本の出版を邪魔したり、新人作家が別の名前で新人賞を獲得したり、2人が共闘して編集者に復讐しようとしたり、新人作家が大御所作家の家庭に乗り込んで行ったりと、様々なエピソードが積み重なっていって、まるでオムニバスのような趣きがある。
そこでは、互いに反目し合い、いがみ合いながらも、それが創作活動の原動力にもなっている新人作家と大御所作家の関係性が一貫して描かれていて、まるで「トムとジェリー」のように仲良く喧嘩する2人の掛け合いが微笑ましい。
その一方で、デビュー作の短編を発表しただけで文壇から去って行った女子高生や、上から目線で自意識過剰なキャラクターが改められないままの編集者など、消化不良気味なエピソードもあって、そうしたところには物足りなさが残る。
ハイテンションで振り切った演技によって、コメディエンヌとしての「のん」の魅力が堪能できるものの、彼女の最大の持ち味である「素朴さ」のせいで、それらがわざとらしく感じられてしまい、特に、大人の男を手玉に取るような小悪魔的な魅力が伝わってこなかったのは、残念だったと言わざるを得ない。

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tomato

4.5セリフ回しが小気味良いのとのんさんの演技が素晴らしいこと

2024年12月28日
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セリフ回しが小気味良いのとのんさんの演技が素晴らしいこと

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きみさん

2.5残念ながら休館中です。

2024年12月28日
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楽しい

単純

新人賞を取って以来鳴かず飛ばずの小説家が、その作品を大物作家がこき下ろしたせいだと逆恨みして衝突する話。

単行本デビューもしていないのに自腹で山の上ホテルに部屋を借りて執筆する主人公の前に、文芸誌の編集者である先輩が現れて、上の階にかつてデビュー作を酷評した作家が缶詰めだと聞かされて巻き起こっていく。

まあ、コメディだからそんなアホな、な展開の連続もある程度許容できるけど、なんか妙にキレイに小さくまとめてしまった印象だし、これだと本当に酷評のせいだけということですよね。それとも書店員パワー?

そして何より、コメディとは言え主人公の人間性があまりにもという感じで、ドタバタ劇があまり愉しく感じられず。
なんか奇しくも同日公開されたI Like Moviesに通ずるものが…それよりはこちらの方がまだ受け入れ安さはあったけれど。

東十条の酷評に悪意があったのなら違っただろうけれど、それを無くしてのこの展開は人をコケにした様な感じでイマイチ刺さらず。

2024年締めの548本目で、大満足とはいかなかったけれど、まあぼちぼちだったかな。

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Bacchus

4.5舞台挨拶付で鑑賞。 のんはもっとふわふわしてるのかと思ったが、しっ...

2024年12月28日
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舞台挨拶付で鑑賞。
のんはもっとふわふわしてるのかと思ったが、しっかり質問に答えていて意外だった。役もこれまでの猪突猛進なイメージは同じだが、性悪さを新たに魅せてくれたから新鮮。
あの手この手で、復讐しようとする姿はコントみたいで面白いが、ヒステリックになったり感情が乱高下するから観ていて飽きない。
田中圭演じる編集者の敵なのか味方なのかよく分からないころころ変わる感じも良い。
滝藤賢一演じる大物作家がのんに様々な嫌がらせを受けるシーンは爽快だが、可哀相さは無く情けない感じになっていてコメディとして良かった。まさかの関係性が変わる展開には笑わされた。

今年1年良かったなと思える締めの映画としてピッタリ。

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いたかわ

4.5昭和の香り漂う演劇調作品

2024年12月28日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

萌える

山の上ホテルに独特の雰囲気があり作品を盛り上げている。のんちゃんが変幻自在で美しくゴージャスでした。とても面白い作品だったと思います。懐かしい感じがする展開とドタバタ感がうまく噛み合っていました。キャスティングもある意味豪華だった。
次作にも繋がっているらしく楽しみです。

150

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タイガー力石

4.0のんのための、のん以外は考えられない作品

2024年12月28日
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笑える

楽しい

 あまちゃんから(能年玲奈時代)の、のんのファン。この主演は、のん以外に考えられない。コメディのぶっ飛んだ演技と時代を感じる可愛い衣装姿や着物姿の美しさ。くるくると変わる表情と、時折見せる魅力的な表情。東十条が、加代子に振り回されながらもデビュー当時の気持ちを取り戻すのも分かる。
 脚本がもう少しだったが、のんが見られるだけで満足でした。

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セイコウウドク

3.0ドタバタコント

2024年12月28日
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山の上ホテルは老朽化のため現在休業中で、歴史的建造物継承とホテル業再会を目指し、ご近所の明治大学が土地と建物を買い取り、必要な部分のみ改修工事していくという事をつい最近発表している。

私は数十年ほど前に友人の結婚式で1度だけ訪問したことがあるが、立地も良く、コンパクトだが重厚で風格を感じさせる素敵なホテルで、名だたる有名作家が好んで利用されたというのは納得できる趣きのある佇まいである。

人気作家がこのホテルに缶詰めになり、銀座のクラブに通い、文壇バーに入り浸る事はもはや昭和の遺物だが、80年代あたりではまだまだそう言う事が作家の間では流行っていたようだ。

のん演じる主人公の中島は作家としての能力はないが人気作家になりたい、人気作家のやる事がしたいという欲求だけは尋常じゃない程強く、作品や自分自身を評価してもらうためには手段を選ばない努力のベクトルが間違っているタイプ。

ストーリーは基本的に中島、田中圭演じる大学の先輩でエリート編集者の遠藤、滝藤賢一演じる大御所作家の東十条の3人のリアリティのないドタバタコントがほとんどだが、脇には光石研、若村麻由美、橋本愛、高石あかり、田中みなみなどの有名どころがズラリと揃っているが出演時間が短く気持ちいいくらい贅沢な使い方となっている。

のんと橋本愛のあまちゃんコンビの共演が話題になったようだが、二人とも良い年の取り方をしており、素敵な女優さんになったと思う。

のんの和服姿は本当に綺麗だった。

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カツベン二郎

3.5のん大活躍、楽しめました。

2024年12月28日
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楽しい

出版界を小説にするのは勇気のいる事だと思います。
文章に筆を入れられる事は作家として辛い事でしょう。
書籍は作家と出版社の共同作品だとよくわかりました。
そんなメッセージをオブラートに包み、
大いに笑える娯楽作品になっていて楽しめました。

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ankh

4.0ザ・喜劇

2024年12月28日
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文学の小難しい話を極力しないで
物書きというか文芸界の悲喜交々を実に面白おかしく描いてる
変にお涙頂戴になったり過剰にシリアスになる事もなく最初から最後まで喜劇に徹してるのも良かった

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龍神

3.0ドタバタすぎて「のん」の個性をスポイル

2024年12月28日
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 昭和のドタバタ感を全面に出しすぎたせいで、のんのよさが死んでしまっている。ナチュラルな演技の方が彼女の魅力が出るのに。

 全体的に不満の残る仕上がりだったが、
東十条宅でのシーンは絶品。東十条の妻役の若村麻由美、娘役の高石あかりと「のん」の息がぴったり。追い詰められる東十条の顔色が変わる様子にニヤニヤしてしまう。

 山の上ホテルに文豪が缶詰されるとは聞いていたが、ここのホテルだったらむしろ快適なんじゃないの。山の上ホテルの室内は、シックに落ち着いていて、たっぷりとした空間がある。

 山の上ホテルに泊まって文豪の気分に浸ってみたい。そんな気分になる作品でございます。

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bion

3.5飲み屋で、怒鳴りまくるのは迷惑だよ

2024年12月28日
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この作品、予告編を観てなかったので、どんな話か全く知らなかったが、大好きなのんちゃんが出てるので、期待高めで着席。タイトルから想像してたのは、ホテルで働く女子が頑張る話しだったのだが、始まってすぐ、のん演じる中島加代子が小説家だと分かった。ホテルで書いてたら、田中圭演じる学生時代の先輩で編集者の遠藤が現れた。遠藤が話したホテルの部屋の話、滝藤賢一演じる大物小説家の東十条を頑張らせる為に使ってるって?現代でも小説家ってホテルで頑張ってるの?モヤッ!東十条のせいで自分の評価が低くなったと怒っている中島が、あれ?嘘ついてんじゃん。それから始まる東十条とのバトル。髪型やファッションを変えたところで、嘘がばれない訳ないよ。納得できなくても編集者の遠藤の言う事を信じてあげるしかなかったんだろうな。
ずっと納得いかなかったのが、小説家に対する評価の仕方。大物作家や編集者の意見じゃなく読者の評価の方が重要じゃないのかなぁ。それと2人の小説の内容について触れられなかった事。中島がなんでそんなに自分に自信を持ってるのか謎すぎた。会話中怒鳴りまくる皆んな、自分を評価して欲しい中島、とても優しい遠藤、結構真面目な東十条、全てのやりとりがとても楽しかったです。

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涼介

4.0加代子VS東十条が最高!

2024年12月28日
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楽しい

幸せ

原作未読ですが、おもしろそうな予告に惹かれ、のんさん主演ということで期待して、公開初日に鑑賞してきました。期待どおりのなかなか楽しい作品で大満足です。

ストーリーは、新人賞を受賞しながらも文壇の重鎮・東十条宗典の酷評により、小説を発表する場を失った新人作家・中島加代子が、作家気分を味わいたくて文豪御用達の「山の上ホテル」に泊まると、たまたま上階に東十条も執筆のために宿泊していることを知り、復讐に燃える加代子が執筆の邪魔をして原稿を落とさせることに成功するが、これを皮切りに二人のバトルがさらにエスカレートしていくというもの。

冒頭で、加代子と東十条の因縁、そこに加代子の大学の先輩で編集者の遠藤を加え、さくっと舞台を整えてくれているおかげで、すぐに作品世界に没入できます。以降は、予告で観たとおりの加代子と東十条のコミカルな攻防が繰り広げられ、最後までしっかり楽しませてくれます。

野心とバイタリティの塊のような加代子が、暴走機関車のような行動力で突き進み、それがテンポよく描かれているので魅入ってしまいます。これを、のんさんの勢いのある演技が支え、最後まで軽快感が損なわれることはありません。そのため、一見すると深みのない作品のようにも映りますが、最後は自らの手で成功の扉をこじ開ける加代子の姿が眩しく描かれます。大御所に忖度した古き慣習がお似合いの文壇ならではの不条理を、鮮やかに軽やかにぶった斬る痛快コメディであったと感じます。

そんな本作の魅力は、間違いなく加代子と東十条のコミカルなバトルにあります。時には策を弄し、時には罵詈雑言を浴びせる対決は、年齢や立場を超えた子どものケンカのようです。作中、何度も名前を変えた加代子の受賞作「魔女だと思えばいい」も、その内容はわかりませんが、魔女とは加代子のことであり、このタイトルは東十条に向けてのものだったのではないかと思ってしまいます。大御所と持ち上げられ、創作意欲を失いかけた東十条にとっても、加代子からの攻撃は自身を奮い立たせるカンフル剤のようで、心のどこかで期待して待っているような雰囲気を感じます。トムとジェリーのような二人の関係が最高に楽しいです。

さすがに大オチは読めてしまいましたが、それでも後味は爽やかで、満足感の得られる作品でした。タイトルは「私にふさわしいホテル」ですが、最後は「ホテルにふさわしい私」になった加代子の姿が印象的です。

主演はのんさんで、パワフルな佳代子を熱演しています。脇を固めるのは、田中圭さん、滝藤賢一さん、田中みな実さん、服部樹咲さん、髙石あかりさん、橋本愛さん、若村麻由美さんら。中でも、滝藤賢一さんの演技が秀逸です。ちょっと大物作家には見えませんでしたが、のんさんとの掛け合いは最高です。

ちなみにエンドロール後に、本作と世界観を共有した別作品の速報があるので、最後まで席を立たずにご覧ください。今度は、本作で書店員を演じた橋本愛さんが主演で、のんさんも有森樹李として登場するようです。そちらもおもしろそうなので、今から公開が待ち遠しいです。

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おじゃる

3.5よく噛み砕かれた脚本が秀逸

2024年12月28日
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柚木麻子の原作は今から12年前の作品で原作者のキャリアとしては初期作品というべきもの。なぜ今頃映画化を、ということだが、これは現在休業中の山の上ホテルへのオマージュということなのだろう。原作と異なり映画は山の上ホテルの401号室で始まり501号室で終わる。
正直、原作は柚木の作品としてはあまり良いものとは言えない。主人公の加代子が、大学の先輩である編集者の遠藤と、文壇大御所の東十条宗則と絡み合いながらキャリアを高めていくということなのだが文体がまた拙いこともあって単なる悪ふざけとしか読めない。
ただ、加代子は映画の中で言及されているように、「青教大学」の演劇部出身ということだけで一切のブロフィールが示されない。これは加代子は原作者の100%分身であって新たな人物設定を要しなかったいうことなのだろう。(柚木は立教大学出身)加代子=原作者は、日本の文芸業界において新人作家をがんじがらめにする数々の不文律(新人賞は1回しか取れないとか、最初の単行本は新人賞を主催した出版社からしか出せないとか)に満腔の怒りを示しているのであってこの原作小説本が言いたいのはまさにその部分である。
映画はそのあたりを実にスッキリ整理しており、原作小説が言い切れなかったところをよく補完している。良い脚本である。
主役の三人はいずれも好演。ただ、のん、についてはもっと大暴れを期待してきたのだが。演出が常識レベルに留まったのか、のん自身がやや年齢相応に落ち着いてきたのか。そこはよくわからないけど。

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あんちゃん

4.0のん、圧巻の存在感

2024年12月28日
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彼女の独演会のような作品だった。
1人何役も熟しながら、会話のテンポも良かったですね。また、ラストシーン凄く気に入りました。最近にはない上質なコメディ映画に仕上がってます、年末一押しです。

惜しみなくは上映館が少ないです。

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ちゆう

4.0おもろい

Nさん
2024年12月28日
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のんちゃんと滝藤さんの掛け合いがおもしろい。素敵。そして橋本愛とのあまちゃんコンビもエモい。

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N

3.0山の上ホテルは情緒に溢れているけれど…

2024年12月28日
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文壇において、大物作家の影響が実際にどれだけあるのかないのか。
私にはよく分かりませんが、面白ければ売れるし、つまらなければ売れない。また、売れ行きとは別に、大物作家がどう評価しようと、いい作品なら、ジワジワと「え、これ面白いじゃん。友だちにも勧めよう」と先入観を覆して評価が高まることはあるはずだ。それに、受賞してるのに大物作家が酷評してる作品ってどうなんだろう、と興味を持つ人も必ず一定数いるはず。
世の中は、大勢に流れる人と、天の邪鬼で多くの人々とは違うことをしたがる人で成り立っているからだ。

だから、いくらコメディとはいえ、作品の大事なポイントが、大物作家次第という筋立てがどうしてもピンとこない。
結果として、のんさんの孤軍奮闘なくらいの演技がすべて空回りして見えてしまい、後半は辛くなってしまった。

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グレシャムの法則

3.0今年の〆の映画として観たが・・・

2024年12月28日
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笑える

楽しい

稀代のヒロイン。俺はのんをそう思っている。未だ事務所退所問題の影響なのか、出演作が限られる彼女だが、ここ数年の限られた出演作で、スクリーンに釘付けにする吸引力、独特の魅力、他の女優は真似のできない唯一無二の存在感を感じて来た。

なので、この作品の記事を見てから、公開を心待ちにしていた。

【物語】
加代子(のん)は短編小説で出版社の新人賞を受賞し、プロの小説家として道が開けたと思ったのも束の間、その受賞作を大御所作家・東十条宗典に酷評され世間の期待は一気にしぼんでしまう。 その後何作書いても出版社に評価されず、1冊の本も出せずに3年が経過する。それでも書くことを諦めていない加代子は、ある日名だたる文豪に愛された「山の上ホテル」に自費で泊って執筆に勤しもうとしていた。

ところが、彼女の部屋に大学時代の先輩であり、大手出版社の編集者・遠藤がひょいとやって来る。彼はたまたま同じホテルのスイートルームに東十条を缶詰にして作品を書かせようとしていたのだった。 東十条は翌朝までに作品を書き上げないと遠藤が携わっている文芸雑誌の記念特集に穴をあけることになることを聞いた加代子は、東十条が穴を開ければ自分の作品をねじ込むチャンスだと悟る。 加代子は東十条への絶好の復讐の機会がやってきたと、彼の執筆の邪魔を画策する。

その日を起点に加代子と東十条の因縁はさらに深いものとなって行く。

【感想】
うう~ん・・・
まあ、結構笑えたし、面白かったのだが、期待が大きかっただけに、満足するところには至らなかった。

本作の目的はのん観賞に尽きるのだが、今回はちょっとのんが空回りしているように感じた。のんはいつも魅力的ヒロインを演じるのだけれど、決して正統派のヒロインではない。個性的と言うか、ユニークと言うか、ひらたく言えば変人のような役が多い。 そう、普通は変人としか思われないキャラをのんが演じると不思議なほど魅力的に見えてしまうのだ。 が、今回のキャラは少々度が過ぎたかも。“変わり者”の範疇を越えて、異常な振る舞いのレベルにまで行ってしまって、「コメディーだから」と言ってしまえばそれまでだが、演技的にも、やり過ぎというか、イタイ感じさえしてしまった。少なくとも本作では唯一無二感は無かった。

対象的に田中圭はもの凄く抑えた演技で、作品としてはそれでバランスが取れているとも言えるのだけれど、俺はのんの魅力を堪能するために映画館に行ったわけで、そういう意味で満足できなかった。

のん目当てではなく、大き過ぎる期待も持たずに、「ふらっと入った映画館で観た」という人なら楽しめるかな。

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泣き虫オヤジ

4.5年末にベスト級のコメディ

2024年12月28日
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鑑賞方法:映画館

こんな時期に、ベスト級のコメディ映画公開するのやめてもらえませんか。ほんとうに面白かったです

のんさんと滝藤さんの掛け合いがまずとても面白かった。それと、のんさんがいろんな服装をするのですが、すべて似合っていてとても美しかったです

是非劇場でご覧ください

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む