私にふさわしいホテルのレビュー・感想・評価
全246件中、121~140件目を表示
いくら名前を変えてものんミステリアス
2025年映画館鑑賞第3作目
1月2日(木)MOVIX仙台
通常価格2000円
原作は『伊藤くん A to E』の柚木麻子
監督は『十二人の死にたい子どもたち』『望み』『ファーストラヴ』『ゲネプロ★7』『夏目アラタの結婚』の堤幸彦
脚本は『ゲネプロ★7』の川尻恵太
若手作家と大御所作家のドタバタコメディー
キレる芝居はバカっぽいのんちゃんだが当然のことながら丁寧な喋り方もできる
バカっぽいキャラだけでは岩手銀行のCMは任せられない
シャンパンの瓶を持って振り回す国木田独歩とかが登場するダンス好き
クラブで遠藤と女子高生作家有森を見かけ隠れて観察する中島と東十条のやりとりが面白い
あの場合トナカイの後ろ足はいらない思う
ケンタウロスの竹中直人を思い出した
またしても橋本愛と共演
嬉しい
のん&橋本愛の次回作にご期待下さい
配役
相田大樹としてデビューした新人作家だが白鳥氷に有森樹李と次々に名前を変える中島加代子にのん
書評で相田を扱き下ろし彼女から恨みを買っている大御所作家の東十条宗典に滝藤賢一
大手出版社「文鋭社」の編集者で加代子の大学の先輩の遠藤道雄に田中圭
道雄の妻の遠藤緑に広山詞葉
遠藤夫妻の長女の遠藤桜に永瀬ゆずな
遠藤夫妻の次女の遠藤楓に沢田優乃
東十条から500万の着物をプレゼントされたクラブのママに明美に田中みな実
クラブの常連の俳優橘ケンチ
宗典の娘の東十条美和子に髙石あかり宗典娘
宗典の妻の東十条千恵子に若村麻由美
遠藤が粗削りながら才能に惚れ込む新人作家で高校生の有森光来に服部樹咲
超有名カリスマ書店員の須藤に橋本愛
ホテルの支配人の掛布義信に光石研
本屋の客に今野浩喜
本屋の万引き犯に森田甘路
バーテンダーに平山祐介
「山の上ホテル」のホテルマンに井上雄太
「山の上ホテル」のルームサービスの樋口に岡エリカ「山の上ホテル」
授賞式の参加者に浜田学
授賞式の参加者に佐藤真弓
新人賞の司会に尾倉ケント
ぱるす文学賞&新人賞の司会に棚橋ナッツ
鮫島賞の司会に篠原あさみ
のんの振り切った演技は面白い
もちのろんです!
レトロ可愛く懐かしいビジュアルと懐かしい雰囲気の脚本
私は無敵だと思う。
「のん」のテンションもファッションも全開
ホテルのイメージビデオ
のんさんワールドを再び堪能!!!
2022に、「Ribbon」「さかなのこ」「天間荘の三姉妹」と立て続けに3本のんさんワールドを堪能して以来だ。待ってたよ、のんさん! 2022の作品たちは、コロナだったんだなあという印象がまだ残る映画館で観た記憶。今回は、すっかり戻った映画館で観た。
小さな出版社の新人賞を取ったのに、あるベテラン作家に書評で酷評されたために、なかなか単行本が出せない新人作家が、どんなことをしても有名作家になる! と、もがく話。
舞台は、作家だから当然の山の上ホテル。神保町なんだね。2024年2月13日より老朽化対応のために当面の間、休館とのことなので、そのタイミングで撮影できたのかな?
とてもテンポの良い映画。あえて「○年」「○か月後」といった画面をはさむことで、わかりやすくなっている。その中でくるくる回るのんさんの姿。どのシーンでも目立ち、際立つ。のんさんは、主役しかやれない俳優だなあとあらためて思うが、俺は、だからこそいいんだと思う。ずっとこのスタイルでいてほしい。多くの監督さんに、のんさんで映画を撮ることに挑んでほしいです!!
このホテルはまさにお前にふさわしいホテル。ほら、差し入れにフルーツサンドだ。
というラスト、好きです。
「昭和が終わって、小説家を取り巻く環境が変わっても、私は枯れない。書き続けるんだ」
この劇中セリフは、"小説家" の部分に自分の職業を入れてみてという、原作者からこの映画を観ているみんなへのメッセージだと、俺は思いました。
おまけ1 (衣装)
この映画では、のんさんの衣装も見応えあり。普通の服って、こう着るといいんじゃないの? と語ってる感じ。さすがはニコラからの筋金入りモデルと思い出した。
おまけ2 (傑作セリフ)
犯罪者のくせに、世の中のものさしに従ってんじゃねーよ!
もし私が小説家になって、万が一大きな旬の選考委員に選ばれて、選考委員が先生だったら通してもらえます?
おまけ3 (みんな)
堤監督(幸彦)、さすが、スッキリまとめてくるね。
田中さん(圭)、これまた素晴らしい。
橋本さん(愛)のカリスマ書店、あってたね〜。美人であることは、長所でもあるが役柄の制約にもなりやすい映画の世界で、こんな風にさまざまなシーンで出会えるといいね。
そして滝藤さん(賢一)、カーテンロールで最後の最後に表示されるだけあって文句なし。翻弄されるベテラン作家が、この映画をより楽しいものにしてくれました!
のんさんを堪能した
柚木作品の次回作
のんちゃん七変化
のんの魅力満載
あのじぇじぇじぇ!で話題になった「あまちゃん」を見ていない私
苦手な女優さんが出ていたのと映画の弥次喜多以来、クドカンが苦手になってしまったので食わず嫌いで先に進まず
と言うこと今作で初めてのんの芝居をちゃんと観ました
情熱的すぎるがゆえの破天荒な主人公をなかなかのコメディエンヌぶりでの熱演でしたね
のんに対する敵役として滝藤さん演じる東十条先生も安定の曲者芝居で2人のやり合いがとっても楽しいコメディ作品
レトロホテルが大好きな私としては登場する山の上ホテルもワクワク
残念ながら現在休館中との事
のんのファッションもカジュアルからレトロ女優ドレスまでこれでもか!と楽しませてくれました
テンポの良いストーリーとコミカルながらも涙腺が緩む場面もあり、夢を追いかけ続けてゴールを越えても書き続ける作家の性を感じるエンディングも良きでした
脚本3.5
映像3.5
芝居4
2025-N1
「のん」の魅力全開
君にふさわしい共犯者
珍獣キャラを演じさせたら、のんの右に出る者はいない。
表情も衣装もコロコロ変えながら、バタバタと動き回るだけでもう楽しいのだ。
白々しい芝居も愛嬌たっぷりで嫌味がない。
大人げなさがコミカルでありつつ、純粋さを思い出す後半にも繋がる東十条のキャラも秀逸。
加代子との関わりが逆に執筆意欲を刺激している、という関係性も絶妙。
彼がやり返す展開も見たかったなぁ。
遠藤のスタンスは読みづらかったが、基本は職業に従順で、面白い作品に弱いというところか。
田中みな実は『はたらく細胞』の深キョンと並ぶ適役。
服部稀咲や髙石あかりはもっと見たかったし、光石研はムダ使い過ぎるだろ。笑
終始可笑しみに溢れているのだが、個人的には加代子と東十条の共闘パートが好き。
夢を与えてるつもりが与えられてたり、仮装のまま外に出たり、トナカイの後ろ足のシュールさとか。
のんのテーブルクロス引きと滝藤の霧吹きも見もの。
ただ、最初の書評が単なる本音で圧力などかけていないとしたら、恨むべきは出版社では。
最後の賞に関しても、「私のを選べ」ではなく「純粋に評価しろ」とすべきだ。
カリスマ書店員の件も含めて、あれでは中身で評価されたとは捉えづらい。
お陰で痛快さの面では物足りなかった。
最後40年(1984→2024年)経ってるのに加代子の見た目が変わってないのは、全部小説の話でしたということ?
乗り越えたい原動力
新年明けましておめでとうの1日ファーストデーとして初詣後に見に行きました🙃
時間が丁度ピッタリだったので
のんさん久しぶりに見た気がします
干された始めた時期にテレビ見てなかったのでよく知らなかったですが元気そうで可愛さが変わらず良かった(笑)
最初しばらくあんまりハマらずテンボも悪く何したい映画なの?と思いましたが時間が経過していくごとにのんちゃんのアグレッシブポジティブなキャラにどんどん惹かれていきました🙌
のんパワーが凄くて単調でも心打たれました
真っ直ぐと分かってても打てないスーパー守護神藤川球児さんみたいで(笑)
ストーリーはそうだろうなって通りに進みましたが…
原稿用紙に時間経過を一々示すのテンポ悪いな〜と思いましたがそれも気にならずでした
途中の書店員やけに目力あるな…と思いましたが橋本愛さんでしたか!
あまちゃんなんですね!ファンは嬉しいかと
音楽全般も作中にピッタリだったと思います
映画館の予告で全然見なかったし期待も薄でしたが満足して観れました😬😬
次回作?関連作も見ようかな〜
怒りの正しい使い方
創作意欲を保ち続けるに、エネルギー源のひとつとして「怒り」があることは間違いない。ゆえに、人前で怒り慣れていない、もしかすると若すぎて正々堂々、怒れない若き作家は立ち消えていった。
だがまっすぐ正しく燃料にかえることができたなら無敵。そこにある清々しさと、創作を発露させる生命力をふんだんに感じ取れた作品だった。
「あまちゃん」も見ておらず、のんさん初体験。
七変化が真似ではなく真に七変化で、どれがスの状態の登場人物か混乱してくるほど。
エネルギーの塊のような主人公を不足なく、それ以上のエネルギーで演じきっており
最後まで目が離せなかった。
ライバル作家の滝藤さんも憎めそうで憎めない、清々しい敵役でヨシ。
一番印象に残ったのは、万引き転売ヤー(たぶん)を捕まえた時に、主人公が吐きつけるセリフ。まさしくその通りと、大笑いした。
家族でサクッと楽しめる
王道コメディという感じの、のん劇場。堤監督だから、もっと毒があったり、オカルト的なクセ強キャラが出てきたりするのかと思っていましたが、極めてクラシカルなソフト喜劇。エッジの効いた堤作品を期待して行くと肩透かしかもしれませんが、お正月休みに家族で観るのにちょうどいい、案外貴重な作品です。少なくとも父はとても楽しめたようでした。
父は映画好きですが、もう高齢なので字幕モノはNG。耳も遠くなってきているので、繊細なシーンや早口のやり取り、複雑な表現は理解が難しく…。釣りバカみたいに、分かりやすくて家族みんなが楽しめるような邦画は、お正月にありがたい存在です。脚本も演技も美術もちゃんとしているので、私個人も十分楽しめました。
のんさんが30代だと知って驚きましたが、熱演は好感触。滝藤さんがどこか憎めない文豪役でクオリティを上げています。敵対しつつも互いを必要としている感じがかわいい。80年代が舞台なので、レトロな衣装やホテルの感じ、昔のフィルムっぽい質感も好きでした。
全246件中、121~140件目を表示