私にふさわしいホテルのレビュー・感想・評価
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コメディだけにはとどまらない
のん(能年玲奈)は、令和の植木等だ!!
やはりのんは面白い
新人賞を受賞したのに大物作家・東十条宗典から酷評され、小説を発表する場を得られなくなったペンネーム相田大樹こと中島加代子。数々の大物作家が宿泊し作品を創った憧れの山の上ホテルに宿泊した。彼女が案内されたのは401号室で、憎き東十条が上階の501号室に泊まっていることを編集者の遠藤から聞いた。加代子は大学時代の先輩の遠藤の助けを借り、締切日前日の夜、ホテル勤務の従業員になりすまし、夜中に部屋を訪れ、東十条の執筆を邪魔し、文芸誌の締切に間に合わなくし、自分の短編を代わりに掲載させる事に成功した。文壇への返り咲きを狙う加代子と、彼女により締切に間に合わなかった事を恨む東十条の因縁の対決は、どうなる。また、ペンネームを有森樹李と変えたりしながら、加代子の作家活動はどうなる、と言う話。
やはりのんは面白いと再認識した。
どう考えても、彼女以外で適役が浮かんでこない。ボケも出来るし、ツッコミも上手いし、踊れて歌えて、スタイル良くてどんな服を着ても似合うし、やはりのんが出る作品は面白い。
演出だろうが、箸の下の方を持つ仕草、万年筆の持ち方、歩き方まで面白い。
大物作家・東十条役の滝藤賢一との掛け合い漫才の様な会話が最高だった。
東十条の娘役の髙石あかり、書店のカリスマ店員役の橋本愛なども観れたし、満足。
のんさん活躍。雰囲気良し❗️あっ❗️コレは観る人により 相性があります。いい悪いでなく。素直に笑える人向き。好作品こじんまり でもこの雰囲気結構好きです。❗️
コレは 映画で言えば 寅さん お笑いで言えば 欽ちゃん タモリ。テレビ📺で言えば NHK連想ゲーム
つまり 良し悪しではなく 素直に笑える人向き。
そうイヤ 俺の今は亡きオヤジ NHK連想ゲーム で爆笑🤣してた。
高度成長期生まれの俺は 意味わからなかった🧐🧐どこに 笑いのツボあんねんって❓❓おもないねん。
あと コレはオヤジも俺も同感だが タモリ倶楽部のタモリ は許容できても
笑ってイイとも(もう文字がなんだか忘れた)のタモリ は解せなかった ちっともおもないねん ぬるい。
しかし 『連想ゲームや タモリ』が悪いわけじゃない。個々人の感じ方。
のん(のうねんさん 文字変換不能)独走 爆走‼️
滝藤賢一さん 田中圭さんが強力サポート‼️
この手の作品にしては 観客多め 中級の器に ほぼほぼ5割の入。
まあ だいたい 30代から60代前半 女性に 笑う人多し❗️
だが 皆さん 俺の笑いどころ😆と違うねん。
俺の笑いどころ は 最初の頃出版社で 可能性否定されて 机に大袈裟に 突っ伏するところ
及び 三島由紀夫さん❗️映画館で確認して❗️
最初は のんさんの 大袈裟な芝居 には驚呆然😮😮 だがだんだん慣れてきた。
のんさんの のんさんによる のんさんのための作品 それは相違ない。
だが もっとも 重要なのは ✖️226 事件 尊皇斬奸 君側の奸 昭和維新✖️→ ⭕️それは 『山王ホテル🏨赤坂』❗️
お茶の水駅→明大→三省堂書店ラインの チコっと奥まった錦華公園そば 目立たないとこに ひっそりと
実は 知ってる人はその良さを知ってた 地味に格調レベルの高かった⭕️本作 『山の上ホテル✨✨✨』はあった。
ニコライ堂は 違う 通りだよねぇ❗️日立製作所❗️俺は 駿台予備校 通ってた故に神保町・神田駿河台に詳しいのだ❗️
新聞📰ではフィナーレ的な文言だった記憶だけども 今のところ休業中。建て替え❓復活熱望❗️外側は何度も通過したけど
内部に入ったことない。まあ 本質的に田舎者の俺 には 本質良さを見抜けなかったということです。
まあ 東京駅 丸の内ホテル🏨移転前 と似てるか❓渋いなぁ
まあ つまり のんさんと 山の上ホテル が主人公
まさに 俺の若い時だ。携帯電話もパソコン・ネットも無かった。しかし 少しずつポケベル📟から携帯電話黎明期へ
ザ・バブル80年代昭和❗️
そうだよ 若い人❗️ 昔は 文字というものは 『紙に書く』ものだったのだよ❗️
と 力説する 最近簡単な漢字も書けなくなって来てる 老いた昭和根性論のジジイであった😤😤
文壇が舞台 だが 詳細は 映画館でスクリーンで確認して❗️
有料🈶パンフは こじんまりだが 情報量 トリビア的な 適切。プラス➕デザインが良くて 俺的には満点💯🈵
文字と苦闘はないですよ。実は衣装が凄い。
あと 橋本愛さん出演なら 有村架純さんも チコっと顔出しすれば良かったカモ。
小作品だけど 結構 好作品。
あっ 『トップガン 令和版 マーヴェリック トム・クルーズさん』を 史上最高の映画と礼賛する方
は 人により相性があるかもです。 『連想ゲームや欽ちゃん』で笑えた人は相性抜群カモ🦆・・まあ人によります。
俺は 本作品の良い雰囲気 嫌いじゃない。というより 結構好き。❣️(星はテキトーです。)
時間も短めで 膀胱に優しかった。99分。
良くも、悪くも、振り切った「のん」が堪能できる
タイトルから、山の上ホテルで繰り広げられる物語なのかと思ったが、ホテルが舞台になるのは導入部とラストだけ。
大御所作家の書評によって筆を折られた新人作家が、ホテルで大御所の執筆を妨害して以降は、大御所作家が新人作家の文庫本の出版を邪魔したり、新人作家が別の名前で新人賞を獲得したり、2人が共闘して編集者に復讐しようとしたり、新人作家が大御所作家の家庭に乗り込んで行ったりと、様々なエピソードが積み重なっていって、まるでオムニバスのような趣きがある。
そこでは、互いに反目し合い、いがみ合いながらも、それが創作活動の原動力にもなっている新人作家と大御所作家の関係性が一貫して描かれていて、まるで「トムとジェリー」のように仲良く喧嘩する2人の掛け合いが微笑ましい。
その一方で、デビュー作の短編を発表しただけで文壇から去って行った女子高生や、上から目線で自意識過剰なキャラクターが改められないままの編集者など、消化不良気味なエピソードもあって、そうしたところには物足りなさが残る。
ハイテンションで振り切った演技によって、コメディエンヌとしての「のん」の魅力が堪能できるものの、彼女の最大の持ち味である「素朴さ」のせいで、それらがわざとらしく感じられてしまい、特に、大人の男を手玉に取るような小悪魔的な魅力が伝わってこなかったのは、残念だったと言わざるを得ない。
残念ながら休館中です。
新人賞を取って以来鳴かず飛ばずの小説家が、その作品を大物作家がこき下ろしたせいだと逆恨みして衝突する話。
単行本デビューもしていないのに自腹で山の上ホテルに部屋を借りて執筆する主人公の前に、文芸誌の編集者である先輩が現れて、上の階にかつてデビュー作を酷評した作家が缶詰めだと聞かされて巻き起こっていく。
まあ、コメディだからそんなアホな、な展開の連続もある程度許容できるけど、なんか妙にキレイに小さくまとめてしまった印象だし、これだと本当に酷評のせいだけということですよね。それとも書店員パワー?
そして何より、コメディとは言え主人公の人間性があまりにもという感じで、ドタバタ劇があまり愉しく感じられず。
なんか奇しくも同日公開されたI Like Moviesに通ずるものが…それよりはこちらの方がまだ受け入れ安さはあったけれど。
東十条の酷評に悪意があったのなら違っただろうけれど、それを無くしてのこの展開は人をコケにした様な感じでイマイチ刺さらず。
2024年締めの548本目で、大満足とはいかなかったけれど、まあぼちぼちだったかな。
舞台挨拶付で鑑賞。 のんはもっとふわふわしてるのかと思ったが、しっ...
舞台挨拶付で鑑賞。
のんはもっとふわふわしてるのかと思ったが、しっかり質問に答えていて意外だった。役もこれまでの猪突猛進なイメージは同じだが、性悪さを新たに魅せてくれたから新鮮。
あの手この手で、復讐しようとする姿はコントみたいで面白いが、ヒステリックになったり感情が乱高下するから観ていて飽きない。
田中圭演じる編集者の敵なのか味方なのかよく分からないころころ変わる感じも良い。
滝藤賢一演じる大物作家がのんに様々な嫌がらせを受けるシーンは爽快だが、可哀相さは無く情けない感じになっていてコメディとして良かった。まさかの関係性が変わる展開には笑わされた。
今年1年良かったなと思える締めの映画としてピッタリ。
昭和の香り漂う演劇調作品
のんのための、のん以外は考えられない作品
ドタバタコント
山の上ホテルは老朽化のため現在休業中で、歴史的建造物継承とホテル業再会を目指し、ご近所の明治大学が土地と建物を買い取り、必要な部分のみ改修工事していくという事をつい最近発表している。
私は数十年ほど前に友人の結婚式で1度だけ訪問したことがあるが、立地も良く、コンパクトだが重厚で風格を感じさせる素敵なホテルで、名だたる有名作家が好んで利用されたというのは納得できる趣きのある佇まいである。
人気作家がこのホテルに缶詰めになり、銀座のクラブに通い、文壇バーに入り浸る事はもはや昭和の遺物だが、80年代あたりではまだまだそう言う事が作家の間では流行っていたようだ。
のん演じる主人公の中島は作家としての能力はないが人気作家になりたい、人気作家のやる事がしたいという欲求だけは尋常じゃない程強く、作品や自分自身を評価してもらうためには手段を選ばない努力のベクトルが間違っているタイプ。
ストーリーは基本的に中島、田中圭演じる大学の先輩でエリート編集者の遠藤、滝藤賢一演じる大御所作家の東十条の3人のリアリティのないドタバタコントがほとんどだが、脇には光石研、若村麻由美、橋本愛、高石あかり、田中みなみなどの有名どころがズラリと揃っているが出演時間が短く気持ちいいくらい贅沢な使い方となっている。
のんと橋本愛のあまちゃんコンビの共演が話題になったようだが、二人とも良い年の取り方をしており、素敵な女優さんになったと思う。
のんの和服姿は本当に綺麗だった。
のん大活躍、楽しめました。
ドタバタすぎて「のん」の個性をスポイル
飲み屋で、怒鳴りまくるのは迷惑だよ
この作品、予告編を観てなかったので、どんな話か全く知らなかったが、大好きなのんちゃんが出てるので、期待高めで着席。タイトルから想像してたのは、ホテルで働く女子が頑張る話しだったのだが、始まってすぐ、のん演じる中島加代子が小説家だと分かった。ホテルで書いてたら、田中圭演じる学生時代の先輩で編集者の遠藤が現れた。遠藤が話したホテルの部屋の話、滝藤賢一演じる大物小説家の東十条を頑張らせる為に使ってるって?現代でも小説家ってホテルで頑張ってるの?モヤッ!東十条のせいで自分の評価が低くなったと怒っている中島が、あれ?嘘ついてんじゃん。それから始まる東十条とのバトル。髪型やファッションを変えたところで、嘘がばれない訳ないよ。納得できなくても編集者の遠藤の言う事を信じてあげるしかなかったんだろうな。
ずっと納得いかなかったのが、小説家に対する評価の仕方。大物作家や編集者の意見じゃなく読者の評価の方が重要じゃないのかなぁ。それと2人の小説の内容について触れられなかった事。中島がなんでそんなに自分に自信を持ってるのか謎すぎた。会話中怒鳴りまくる皆んな、自分を評価して欲しい中島、とても優しい遠藤、結構真面目な東十条、全てのやりとりがとても楽しかったです。
加代子VS東十条が最高!
原作未読ですが、おもしろそうな予告に惹かれ、のんさん主演ということで期待して、公開初日に鑑賞してきました。期待どおりのなかなか楽しい作品で大満足です。
ストーリーは、新人賞を受賞しながらも文壇の重鎮・東十条宗典の酷評により、小説を発表する場を失った新人作家・中島加代子が、作家気分を味わいたくて文豪御用達の「山の上ホテル」に泊まると、たまたま上階に東十条も執筆のために宿泊していることを知り、復讐に燃える加代子が執筆の邪魔をして原稿を落とさせることに成功するが、これを皮切りに二人のバトルがさらにエスカレートしていくというもの。
冒頭で、加代子と東十条の因縁、そこに加代子の大学の先輩で編集者の遠藤を加え、さくっと舞台を整えてくれているおかげで、すぐに作品世界に没入できます。以降は、予告で観たとおりの加代子と東十条のコミカルな攻防が繰り広げられ、最後までしっかり楽しませてくれます。
野心とバイタリティの塊のような加代子が、暴走機関車のような行動力で突き進み、それがテンポよく描かれているので魅入ってしまいます。これを、のんさんの勢いのある演技が支え、最後まで軽快感が損なわれることはありません。そのため、一見すると深みのない作品のようにも映りますが、最後は自らの手で成功の扉をこじ開ける加代子の姿が眩しく描かれます。大御所に忖度した古き慣習がお似合いの文壇ならではの不条理を、鮮やかに軽やかにぶった斬る痛快コメディであったと感じます。
そんな本作の魅力は、間違いなく加代子と東十条のコミカルなバトルにあります。時には策を弄し、時には罵詈雑言を浴びせる対決は、年齢や立場を超えた子どものケンカのようです。作中、何度も名前を変えた加代子の受賞作「魔女だと思えばいい」も、その内容はわかりませんが、魔女とは加代子のことであり、このタイトルは東十条に向けてのものだったのではないかと思ってしまいます。大御所と持ち上げられ、創作意欲を失いかけた東十条にとっても、加代子からの攻撃は自身を奮い立たせるカンフル剤のようで、心のどこかで期待して待っているような雰囲気を感じます。トムとジェリーのような二人の関係が最高に楽しいです。
さすがに大オチは読めてしまいましたが、それでも後味は爽やかで、満足感の得られる作品でした。タイトルは「私にふさわしいホテル」ですが、最後は「ホテルにふさわしい私」になった加代子の姿が印象的です。
主演はのんさんで、パワフルな佳代子を熱演しています。脇を固めるのは、田中圭さん、滝藤賢一さん、田中みな実さん、服部樹咲さん、髙石あかりさん、橋本愛さん、若村麻由美さんら。中でも、滝藤賢一さんの演技が秀逸です。ちょっと大物作家には見えませんでしたが、のんさんとの掛け合いは最高です。
ちなみにエンドロール後に、本作と世界観を共有した別作品の速報があるので、最後まで席を立たずにご覧ください。今度は、本作で書店員を演じた橋本愛さんが主演で、のんさんも有森樹李として登場するようです。そちらもおもしろそうなので、今から公開が待ち遠しいです。
よく噛み砕かれた脚本が秀逸
柚木麻子の原作は今から12年前の作品で原作者のキャリアとしては初期作品というべきもの。なぜ今頃映画化を、ということだが、これは現在休業中の山の上ホテルへのオマージュということなのだろう。原作と異なり映画は山の上ホテルの401号室で始まり501号室で終わる。
正直、原作は柚木の作品としてはあまり良いものとは言えない。主人公の加代子が、大学の先輩である編集者の遠藤と、文壇大御所の東十条宗則と絡み合いながらキャリアを高めていくということなのだが文体がまた拙いこともあって単なる悪ふざけとしか読めない。
ただ、加代子は映画の中で言及されているように、「青教大学」の演劇部出身ということだけで一切のブロフィールが示されない。これは加代子は原作者の100%分身であって新たな人物設定を要しなかったいうことなのだろう。(柚木は立教大学出身)加代子=原作者は、日本の文芸業界において新人作家をがんじがらめにする数々の不文律(新人賞は1回しか取れないとか、最初の単行本は新人賞を主催した出版社からしか出せないとか)に満腔の怒りを示しているのであってこの原作小説本が言いたいのはまさにその部分である。
映画はそのあたりを実にスッキリ整理しており、原作小説が言い切れなかったところをよく補完している。良い脚本である。
主役の三人はいずれも好演。ただ、のん、についてはもっと大暴れを期待してきたのだが。演出が常識レベルに留まったのか、のん自身がやや年齢相応に落ち着いてきたのか。そこはよくわからないけど。
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