「コメディエンヌ・ノン」私にふさわしいホテル TSさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディエンヌ・ノン
観ようと思ってたら劇場上映終わっていたシリーズ。
想像とかなり違った。
文壇の巨匠に挑むスポ根的話かと思いきや、主人公のキャラが変な方向にぶっ飛んでいるので、どういう展開になるのか想像がつかない。
小説家(それも純文学方面)の世界を描いているので、文学的なテイストも入ってくるかと思いきや、それもほとんど感じず。山の上のホテルとか、銀座のバーとか、出版社とか、文豪のお屋敷とか、外面的なものだけ映ってはいたけど。
途中から、これはコメディとして観ればよいのね、とこっちも割り切った。
ほとんど、のんの土壇場。一人芝居を観ているよう。
ファミレス制服からジャージ、メイド?、着物、モード系と、くるくる変わるファッションショー的要素も感じる。まあ、彼女はモデルでもあるから。
目が大きいのね。白目と黒目が綺麗。
文豪コールなんて初めて聞いた。めっちゃ笑ったわ。
万引き犯をとっ捕まえたシーンはカッコよかった。跳び蹴り食らわしていなかった?
やるなら高石あかりも一緒に暴れたら良かったのに、なんて。
あら、お友達の橋本愛ちゃんも感激。
これは、こういうもんだと割り切って観るのが正解ね。
こんな小説家が実在したら嫌だ!
文豪コールは覚えておこう(メモメモ)。
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きりんさんのコメント
2025年6月22日
TSさん
共感どーもです。
【文豪コール】
逍遥 四迷に鷗外 露伴、
国木田 荷風に漱石 藤村、
花袋 白秋 潤一郎ぉぅ〜
イッキ五木 五木 五木 (爆笑🤣)
あのシーン、僕も目を丸くして見ましたよ、ほんま。
監督が現場で5分で考えたそうですねー。元々けっこうな読書家さんなのだと。
あと のんの着物は800万円。ギャグコメディなのに案外と土台がしっかりしてた映画だったんですね。