劇場公開日 2024年12月27日

「面白ければ良いんだ!」私にふさわしいホテル ころんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5面白ければ良いんだ!

2025年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑う!いがいと好きかも。役者みんな上手です。
さらりと笑える映画、小説家とかアートな仕事の人の内面がチラ見できたという感覚もあったかな。

お笑いコント系の映画だと思ってずっと見てたら中盤くらいで、作風に対してのんは質問受けます、「君のパーソナリティーが見えない。どんな家庭で育った?」。

それに対してのんは答えます、「パーソナリティーなんかどうでもいい、面白ければ良いんだ!」

台詞は多少違ったかもしれませんが、こんなかんじのやり取りです。この映画のテーマはここにあるように思いました。

私小説はまた違うかもしれませんが、フィクションなら大げさに言えば、それもそうだな、と思いました。

映画ずっと見てて、のんの役の背景が見えないな~、お笑いだから描かないのかな?、と思っていたところの台詞だったので答えがでてスッキリ。

のんの役は元演劇部の設定、元演劇部員が状況に応じて演技する場面もあります。一見するとアレ?と感じますが「元演劇部の小説家」なので納得の演技力です。

年明けそうそう笑わせてもらいました!
人生も「面白ければ良いんだ!」または「楽しければ良いんだ!」くらいで今年も生きたいですね!

ころん