グランメゾン・パリのレビュー・感想・評価
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とてもおもしろかった。
なのに、あまり心に残るものはない。
たぶん、1シーズンのドラマにしたらいいくらいの量を2時間に圧縮したからだろうか。
その中で印象に残った2つ。
1つは息子の連覇のプレッシャーの話。
もう1つは韓国のパティシエの男性と日本のインフルエンサーの女性のかっこよさ。
この映画を見て、すぐにフレンチを食べに行きたいとはあまり思えなかった。
テレビドラマからの劇場版なはずなのに
テレビシリーズは一度は散り散りになった元・エスコフィエのメンバーが紆余曲折を経てグランメゾン東京に集結し、三ツ星を得るために過去の軋轢を乗り越えて力を合わせていく人間ドラマが見ものでした。反面、劇場版は尾花・京野・相沢・倫子以外はほぼ初出メンバーばかりで、祥平他の若手メンバーや鳴り物入りでスペシャルドラマに登場した湯浅すらも登場はほんの一瞬だけのちょい役のみ。知らん韓国人がやたらとフューチャーされ、東京での芹田的なコミの役回りにも旧ジャニーズのバーター的なタレントが入るなど、テレビシリーズのファンとしてはちょっと肩透かしな内容だったのは否めません。もちろん、主役級四人の演技や存在感は圧倒的で素晴らしいのですが、ドラマから派生した劇場版である以上、引き続きドラマのキャストを軸とした人間模様であって欲しかったなぁ、と。その意味では年末のスペシャルドラマは良かったんですけどね。
富永さんのナレーション
TVシリーズは全話視聴
冒頭、東京に来る前に大失敗した状態の尾花がいておったまげる。…東京で培った経験が0になってる。そんな感想からのスタート。
で…また改心して三ツ星とる流れなんだろうなと冒頭5分で察しがついて、案の定そうなった。
どうにも、必勝パターンでもあるかのような構成にげんなり。
とはいえ、感動ポイントがないわけではない。本番フランスにおける外国人フランス料理長の置かれてる立場はなかなかにパンチが効いてた。食材を卸すにも優先順位があって、格式が存在する。「東京で外国人が営む寿司屋に最上級のマグロを卸すと思うか?」なるほど…かなりなハードルがそこには存在するのだと思う。ゼロからではなくマイナスからのスタート。
それらの状況を跳ね除けて星を勝ち取る。
それらを下地にして展開されるフルコースは感動的だった。
冨永さんのナレーションから始まる。
「あの夜、起きた奇跡を忘れない」とかなんとか。
一品一品に込められた想いが丁寧に紐解かれてく。上手い見せ方だなぁと思う。
料理を食べながら、驚き、微笑み、噛み締めてと様々な表情を浮かべる客が、幸せな時間を共有してるのだなぁと思う。
シェフの願いは叶えられたのであろう。
このフルコースに絡む編集とアングルが完璧だった。ホントに料理を堪能してるみたい。緩やかな前菜から始まってメインに向けて加速していく疾走感というか勢いというか…次は?次は?って期待感が刺激され、それを目の当たりにした時の感動というか充足というか…デザート前の一呼吸では、俺も一呼吸ついたし、そっから別世界かと思う程のデザートの存在感。コースの締めであり、シーンの締めだった。
フードコーディネーターになんか献上出来る賞はないもんか?美術賞は適用されるのであろうか?
…四ツ星だって評価にズッコケたけど。
受賞式の沢村氏がめちゃくちゃいい顔してたなあ。
俳優陣はお見事だった。異なる言語をモノともせず使い分けてるように思えた。特に沢村氏の流暢な事と言ったら目を見張るものがある。
ポリコレ感も満載で、意図を汲みはするものの主人公の成長が一辺倒なのと、時折挟まれる白々しい台詞に興を削がれる。
「皆の想いを1つに」とか、文化祭か?あんなキラキラした目さえしなければ、もうちょい深みも増すだろうにと思う。
スーシェフがコロナによる味覚異常なんて設定があるんだから、最初の暴君モードとか無くてもいいのにと思う。東京での経験が全く活かされてない尾花に独創性が全くなくて…安直なスタートでなければ、もうちょい楽しかったかもなぁと残念だった。
もう好みだとは思うけど、照明なのか色味なのかが明るすぎて作品全体が薄っぺらくみえる…。総じてTVの方に適正がある作品なんだろうなと考える。
連ドラ未視聴でも十分
あらかじめ連ドラとスペシャルで予習するつもりでしたが時間がなく、断念。
少し不安でしたが十分楽しめました!
連ドラを一度きちんと観た上で再度映画館に行こうと思います。
食材集めに苦労している際、「東洋人だから食材を卸してくれないのか?」というシーンがあり、
「外国人が東京で寿司屋を開いたら良いマグロを卸してくれるのか?」といったことを問われていました。(うろ覚えです)
それを聞いて、「あー…」って思っちゃいましたね。
馴染みの客に良い物を、と思うのは仕方のないことだと思う。
新参者に加えて食文化が違う、となると「お前に良味の違いがわかんのか?」となっても不思議じゃないな、と感じました。
勿体ない
本編ドラマ・特別編は視聴済み
平古祥平編はかいつまみ程度
※今回が初投稿の上、有名作はある程度見ていますが、マニアと呼ばれるほど映画を沢山見てる訳では無いのであくまで素人の一意見としてのレビューとなります。
非常に勿体ないと感じた。
理由として私が感じたのが新キャストの影が薄すぎること。その理由について話していきたいと思う。
本編・特別編ドラマを視聴したからこそ、フランスまで来た理由やそこで三ツ星を狙う理由、キャラクターの関係性も難なく掴むことが出来たものの、特別編で初登場となった北村一輝さんや窪田正孝さん。そして今回映画で参戦した正門良規さん。この3人の影が非常に薄いと感じた。(ユアンさんはピックアップされていたので普通に受け止めた)
北村一輝さんに関しては特別編を通じて料理に対して理解を深め、改心する様やその傾向が「出始めてる」くらいの活躍があっても良いのでは無いのかと感じた。映画でメインに取り上げられてた「最上級素材の入手の困難さ」という部分も何か大手企業としてのサポートという展開で参加出来たのではないかと思う。
窪田正孝さんが映画の方に参戦しなかった理由として私が考えた理由は「大人の青春という本編でのテーマを大事にし、大人メンバーを中心にしたかったので雑念を消したかった」もしくは「グランメゾン東京に収まるという形の方が綺麗だから」というものだ。
1つ目に関しては、映画を観てみると青春を感じるような描写は薄くひたすら「アジア人がフランスで一流レストランとして店開くの難しい」という内容がメインであったため考えにくい。
故に答えは2であるかと思う。
これに関しては分かる気がする。割と性格が気難しそうな役柄ではあったし問題を複数個取り上げるのも主軸がブレる気がする。しかし、特別編での尾花への態度や感情を見るに過去にエスコフィユで何かあったのでは無いかともう少し掘り下げて欲しいという気持ちもやはり否定できない。
そして3人目の正門良規さん。1番扱いが悪いと感じた。映画からの参戦にも関わらず目立ったシーンといえば尾花にアドバイスをするのみ。あのポジションであれば京野や相沢でのできたのではないかと思う。
私自身これらを記載してみて思ったことは「これ全部採用してたら内容に主軸が無くごちょっとした映画になるな」ということ。
せっかくフランスに飛んだのに日本でも撮れるようなものではなくフランスにちなんだ問題を主軸に置くのは当たり前のことだ。
しかしそのフランス主軸の問題も「アジア人がフランスで一流レストランとして店開くの難しい」という1点のみであった。
2時間という映画の制限の中で全てを表現するのは難しい。であれば、ドラマ2期としてグランメゾンパリが観たかった。それであれば私が挙げた問題点を救いつつ満足いくような作品になったのでは無いか。最高の材料を集めて、完成したコース料理にピックアップした次の瞬間万事解決・即三ツ星!という「えっ終わった?!」という展開にはならなかったのでは無いだろうか。
これで完全に終わりというのが勿体ないと感じました。可もなく不可もない映画でしたが冨永愛が最後可愛く見えてホッコリしたのは良かったです。ここまで読んで頂きありがとうございました。
オ,オレにも食わせろ~ ☆ ☆ ☆
キムタク演ずる尾花シェフが、パリで三つ星を目指す。もちろん最終的に三つ星取れるのは規定路線だ。
残念だが、美味しいに決まってる料理は映画なので食べることができない。見るだけだ。何てこったい。
そこで 「オレにも食わせろー」というレビュータイトルになるわけである (^^)。
映画の展開はTVドラマと同じだ。
①まず最初に傲慢で独裁的な尾花がオレ様ぶりを発揮して孤立し行き詰まる。
②次に、三つ星を取るためには皆の協力が必要だと気付き、頭をさげて協力を請い一致団結して突き進み三つ星を獲得する。
僕はそれが見たくて行ったので大満足だ。
だけどTVドラマをみていた人は、尾花が以前のオレ様に戻ってしまったのでツッコミをいれたと思う。
「おいおい、またソコ(オレ様)から始めるのか?」
「グランメゾン東京での経験はどうした?」
「尾花、オマエには学習能力がないのか?」
とか僕もイロイロとつっこんだ。
傲慢な尾花を予想していたが、ここまで以前のオレ様に戻るとは思っていなかった。
結局あとでみんなに頭下げる事になるのにな。まあ尾花だからしょうがないかとあきらめた。さすが尾花シェフ。
ちょっと驚いた場面は、前半で倫子(鈴木京香さん)がグランメゾン・パリを辞めてしまうところ。
「えっ,なに考えてんだよキムタク。倫子さんいなかったら三つ星なんか取れっこないだろ」とは思ったが、考えてみたら後で倫子さんがグランメゾンに戻ってくるのに決まってるのでOKだ (^^)。
倫子をホール係として戻した京野(沢村一樹さん)に尾花が文句を言う。だけど「スタッフは俺に任せると言ったろ」と言ってニヤリとする京野に尾花はぐうの音も出ない。
「そーだそーだ,尾花、オマエがそう言ったんだぞー、ヤーイヤーイ」
苦虫を噛み潰したような顔の尾花に僕もニヤリとする。
後半、三つ星に向かってからは一気呵成。順調すぎて拍子抜けするぐらいだが、映画は連ドラと違って時間がない。トントン拍子で小気味良いとも言える。
富永愛さんは、美味しい料理を美味しそうに食べる美食家の役で、文字どおりオイシイ役。
「オレにも食わせろー」 \(^O^)/
まさかの。。星 四つ。
ラストは 楽しめましたね。こんな仕掛けが 掛けられていたとは。。本場フレンチ 3つ星を 取るためには。。そして 取らす為に 芝居を打っていたとか。。 早見の 味覚障害から 色々とあり。。尾花の 才能だけではなく やはり 最終的には チームワークでした。キムタクのキャラと 尾花が スゴく マッチしていて どんどん 引き込まれて行きました。指「3本」では なく 「4本」 。。。こーゆーのが ホントに いいです。。エンドロールも 良くて。楽しめました。
尺が短すぎて深みにかける・・・料理シーンは相変わらず美しい
連ドラと新春のスペシャルドラマ視聴済
連ドラが好きだったのでその流れで映画も鑑賞しました。
これ連ドラみてない人は楽しめるのかな?各キャラクターの背景をドラマでは細かく表現していたので、それを知っている方が面白くみれるかもしれせん。
ドラマは伏線回収や盛り上げ方も細かいのですが、映画では尺が2時間しかないので伏線や盛り上げ方が荒っぽい。パティシエがフランスの金貸しからお金借りていて暴行されたりアパート壊されたりとかちょっと強引。おまけに料理に集中するシーンからは金貸しが逮捕されていなくなるというご都合主義笑。倫子さんがコロナで味覚障害になっていたというのはちょっと予想外の伏線でしたが。
料理に対してスタッフ全員が協力して素晴らしい料理を作り出しお客様を感動させるシーンはドラマと同様に良いシーンでした。正直映画を観ていると途中で疲れるか退屈する瞬間があるのですが、ドラマ仕立てで退屈させない作りはさすがテレビ局。倫子と夏樹の掛け合いもドラマを思い出させるものでよかったです。ドラマ未視聴の人はどうかなー
スペシャルドラマの続き
スペシャルドラマではキムタクが悪役のふりをしてグランメゾン東京に本気を出させて、今回はフランス人シェフが悪役のふりをしてグランメゾンパリに本気を出させる、
というお話でした
連ドラの焼き直し
パリで三つ星が取れない→焦った尾花が周りにキツく当たり悪循環→店が崖っぷちに陥る→みんなで協力して美味しい料理を作る→三つ星獲得
は規定路線なのでそれをどう面白く描くかを期待していたんだけど、想像は超えて来なかった。
連ドラ版で最高のチームで三つ星を達成したのに映画版でリセットされて尾花がまたチームの意見を聞かない独り善がりのシェフに戻ってるのが残念。シリーズものの宿命だけど、連ドラでの成長は何だったの?と思ってしまう。
私はドラマ版のおじさん達の青春物語って感じが好きだったんだけど京野や相沢の影が薄くて良さが半減してしまった印象。後半、みんなが一丸となってからは面白かったからただの料理ドラマとして楽しみたい人にはいいのかも。終わり方もドキュメント映画チックで、それはそれでいいんだけど個人的には少し物足りなかった。やっぱり最後は山下達郎で締めて欲しい。(エンディング曲、途中で『RECIPE』に切り替わると思ってたけど普通に終わった)
グランメゾン東京はここ数年の木村拓哉ドラマの中ではダントツの面白さだと思っていて楽しみにしていたが、ちょっとパワーダウンかな。
待てよ!って言いたい?キムタクさん。
年末のスペシャルを観てないと難しい。
しかし、フランス人のおじさん、奥様より
冨永愛の評価のほうが、怖いね。
でもよかったね。
これからが、大変だ!
実写版-四宮小次郎-
どこかで見たような展開だなと思ったら、食戟のソーマの四宮シェフまんまでした。
1番の関門だった所が地道な努力ではなく、とあるきっかけで一気に片付いたのがちょっとって感じでした、、
最終的にフレンチとは?ってなる作品です。
山下達郎が
エンドロールの内容になるのでネタバレありにします
エンドロールで山下達郎が流れない!
これはなぜ?
グランメゾン東京といえば山下達郎
ドラマ版でも毎回エンドで流れるだけで胸が熱くなりました
今回の新曲は主題歌ではなく応援歌として扱われているので
予告でしか聞けないのかなと残念でしたがスペシャルドラマのエンディングで
イントロが流れた瞬間歓喜しました
やはり山下達郎が流れるとグッときます
スペシャルドラマで流れるなら映画も主題歌の方は流れるのかなと期待してましたが
山下達郎が流れることはなく終わってしまいました
「え?終わり?山下達郎は?」
あれだけ面白い作品なのになんで流れないのでしょう。
もしあのラストシーンで山下達郎が流れたらグワッと涙腺崩壊するくらい
感動的なエンディングになったのに。グランメゾン観たぞ!ってなったのに。
なんか暗い感じの落ち着いたBGMのエンドロールになったから
せっかく盛り上がった気分が盛り下がってしまった
なんでスペシャルドラマで使えて映画で楽曲が使用できなかったのか
なにか複雑な事情があるのでしょうが、ん~!!!!!実にもったいない!
他の人のレビュー見ても主題歌に関して載せていませんが皆さんは気にならなかったの
でしょうか…
エンドロール差し替えバージョンを公開してくれたらいいのに
ちなみに作品の内容は最高ですよ
グランメゾンは大好きな作品なので続編希望です
王道を進むストーリーと料理の表現性
どん底からの這い上がり、主人公尾花夏樹の成長物語。
この王道なストーリーで料理の事をわからずとも楽しめる内容になっている。
長くなりそうな料理のシーンなどはスーパークイックとスローを使い分けて上手く見せている。
ラストは料理のフルコースを全て紹介。他国の色んな食材が出てきて1つの見所になっている。
道を切り拓くために
見終わってすぐの感想は、「倫子」が主役‼️ということかな。もちろん、尾花を中心にストーリーが展開しながらも、倫子の尾花への思いや、自身の様々な葛藤と対峙し、道を切り拓いていく姿が印象的だった。
また、孤独であることの弱さや憂いに戸惑い、傷つきながらも、人と人が共に支え合い、一つの目標に向かっていくことの強さや尊厳を見出していく…そんなことを思いながら、シアターを後にした。
ドラマから始まったストーリーでもあるように、懐かしい面々の登場にワクワクしながらも、あくまでサイドストーリーに抑えていたのも良かった。やはり映画はドラマの延長ではなく、映画であってほしい。その点も脚本の妙だったと思う。
ただ、ハッピーエンドがわかっている内容をどうやって観客に印象づけるか…
そのプロセスはとても難しく、どうやって三ツ星を獲得するのか、もう少しストーリーに捻りやワンクッションがあってもよかったのはないか。
正に、この映画自身も「道を切り拓く」第一歩を歩んでいるのだ。
虚心坦懐に観ると猛烈に感動できる作品
ドラマシリーズを観ていませんし、木村拓哉主演ということで、
観るのを躊躇していたのですが、
虚心坦懐に観てみようと思い、本日鑑賞してまいりました。
木村拓哉はやはり木村拓哉にしか見えないですが、
それでも心が震えたのは、ラストでスタッフのみんなに感謝を述べる場面です。
木村拓哉がちゃんと尾花夏樹になって、しかも感極まるところは私もグッときました。
後半の脚本&木村拓哉の演技は素晴らしかったです。
※前半はいかにも・・・な演技なので、どうしても好きになれないんですよ・・・
脇を固める俳優陣も良かったです。
鈴木京香の倫子は、感情が乗った表情・セリフが素晴らしかったですし、
沢村一樹の京野のサービス動作・所作は本当のサービスマンかと思うくらいスタイリッシュでしたし、
及川光博の相沢は、本当に主役を引き立てる一歩ひいた演技が実に見事でした。
及川光博は脇でのこういう演技が光る人だなぁと思いますね。
コース料理のストーリーやそれが生み出されるまでの試行錯誤、
それから料理はサービス(ホール)スタッフといっしょにつくりあげるものという姿勢及びその体現が
胸に突き刺さるくらい感動的でした。
先入観で観るのをやめようとしていましたが、観て良かったです。
たくさん泣けるほど、フィジカルエンターテインした極上の映画体験でした。
エンドロールもステキで、最後まで楽しめる、まさにコース料理を味わうかのような作品でした。
綺麗に纏めようとしすぎ
テンポ感とストーリーの着地点が決まってそのゴールに向かうドラマが薄味になっていました。最後の結末が読めるのはいいのですが、少し強引に持って行きすぎと感じました。日本店メンバーとのやり取りなどの本来のドラマの良さを置き去りにしてる所も否めません
暴力シーンの必要性
暴力シーンが3回もあり、しかも不必要に激しいやつ、あれはいらなかった。
フランス料理とは?フランスでのアジア人とは?という視点は日本編にはなく勉強になりました。
しっかり美味しそうな場面はあり、映画をみたあとフレンチを食べに行きましたよ。
双六で振り出しに戻ったみたいだった
映画の公開前にその内容に繋がるスペシャルドラマを放送するというやり方は気に食わないのですが、SPドラマが面白かったので鑑賞しました。
個人的にはがっかりですが、ドラマを観ていない方は楽しめると思います。
映画はこれまでの経緯を入れる代わりに、尾花を昔の自分勝手で未熟なキャラクターにして、本作であらためて人間的に成長する姿を見せています。
でもドラマを観てきた人間にとっては、これまで多くの困難に立ち向かいながら、時間をかけて築き上げてきた信頼関係も信用もぶち壊し、スタート地点に戻ってしまったようです。
倫子さん、相沢さん、京野さんと協力する姿は良いなあと思うんですが、借金取り、暴力事件、警察沙汰は飽きました。
映像は、料理は美しいのですが、導入部の無意味な早送りやスローモーションの多用など、テレビでは気にならなくても映画だとセンス悪く感じました。
料理の方は、食べたらきっと美味しいのでしょうが、高級店に縁のない私には、サラダとかパイ包みの断面とかは美しいか?と思ったし、奇をてらい過ぎていて味が想像できず、見た目はドラマの方が美味しそうに見えました。デザートも、東京店の萌絵さんのセンスの方が好きです。
料理のテーマは、「料理に国境はない」だったんでしょうか。素人には一貫性があるのかどうかは分かりません。あと、リンダさんが「プチトマト」と呼んでいたものは、正しくはミニトマトです。プチトマトはかつて日本で売られていたミニトマトの一品種で、現在は出回っていないようです。
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