「最上のディナータイムの共有」グランメゾン・パリ うえすたさんの映画レビュー(感想・評価)
最上のディナータイムの共有
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アンチはよく「何を演じてもキムタク」とのたまうがそれを言ったら、トム・クルーズだって何を演ってもイーサン・ホークってことになるだろう。この役は木村拓哉の幾多の役の中でもぴったりはまったものの一つだと思う。いつまでもカッコつけるイケオジであり続ける立ち位置のぶれない姿勢は、やっぱり安定のキムタクなのだった。よく役作り出来ていたと思う。レストランの面々もそれぞれに味わい深い。パティシエ役の韓国俳優オク・テギュン、なんか見たことあるなと思って調べたら「時間廻廊の殺人」の神父だった。いい味出していた。実際に三ツ星を獲得した日本人シェフ監修のフルコースに心満たされました。その各メニューの撮影が何ともスタイリッシュ。
木村拓哉主演作で泣けてきたのは初めてかもしれない。
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