「全てが美しい映画」グランメゾン・パリ 川喜多わか子さんの映画レビュー(感想・評価)
全てが美しい映画
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ストイックな主人公の直向きな心。
異国の地で、自己のアイデンティティ確立に苦しみながらも向き合う若者。
支える人の夢と厳しくも温かで率直な愛情が、まるでその店の皿に描かれた美しい絵画のようなフルコースを目にする事が出来ます。それだけでも眼福の映画ですが。
冨永愛さんのエレガンス、木村拓哉のストイック、キャスト一人ひとりのプロ意識と仲間意識を観ることが出来るのも魅力です。
ひとりはみんなの為に、みんなは一人の為に。体育会系はベタな熱さも魅力です。
喧嘩の場面火事の場面、青春活劇のセオリーを外さない新しくて懐かしい匂いがする映画でした。
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