Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season 第1話90分SP「劇場型悪意」のレビュー・感想・評価

リゼロの1話を彷彿とさせるような続きが気になる終わり方になっていて、とても良かった。今後のアニメが見たくなるような作品になっていて、映画化して良かったと思えたのでこの評価。

ラノベが苦手でストーリーには何も興味がなく、半分寝ながらの鑑賞だったが、冒頭に出てきた吟遊詩人の女の子が英雄譚を謡いだすのはグッド。
昔は映画みたいな娯楽もないし、ホメロスの「怒りを唄え、女神よ」もこんな感じだったんじゃないかな～…
その演出と、入場者特典の小冊子に対する５点です。
その他ストーリーなどは、よく覚えてませんが、キャラが薄かった気がします。中世の世界観をテーマにしてたのはよかったけど、でも、キャラ設定といい、世界観といい、もう、ラノベのお約束なので。
入場者特典の小冊子は面白かったです。

テレビアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」第3期の第1話を2024年10月のテレビ放送に先駆けて劇場上映したもの。
王選に臨むエミリア陣営は団結し、ナツキ・スバルも充実した日々を送っていた。そんなある日、エミリアの元に王選候補者のひとりであるアナスタシアから、水門都市プリステラへの招待状が届いた。プリステラへ向かったスバルたち一行は、そこでさまざまな再会を果たし・・・という導入部分の紹介作品。

2024年10月から始まるテレビアニメの第3期第1話なんだ、と鑑賞後に理解した。
後はテレビ見てね、と言う事か。
変なところで終わるなぁ、と思ったが、それならこの終わり方でも納得。
10月からのテレビアニメを見たくなる様な作品だった。

みんな観に行ってくれ　最高だから

2024年劇場鑑賞216本目。
テレビ版とはいえ上映する以上パンフ無しは減点。
リゼロは1作目の映画に合わせて1期を追いかけて、2期からはリアルタイムで見ていました。正直内容ほぼ記憶からなくなっていて、敵対していたり冷たかったりしたキャラと仲良くなったのは覚えていたけど名前はおろか顔を見ても全く記憶にないキャラもいて、会話からなんとか繋げる作業が必要でした。間空き過ぎなのよ。
それはそれとして、紅茶飲みながらしゃべってるだけでも面白いリゼロなので、ほぽ会話の今回でしたがリゼロに求めるものとしては十分でした。ちょっとリゼロならではの部分がないなと思っていたらちゃんとそこも抑えられていたので満足です。

ただ、テレビシリーズ第一話として放送する時にはないであろう、劇場限定の始まる前にキャラクターが映画館のマナー呼びかけをするショート映像があるのですが、まだ出てきてないキャラにされても全然嬉しくない・・・。後そのキャラ歌声と容姿がギャップというより違和感しかなかったです。それが悪いとは言いませんが。

10月が本当に待ちきれないです。

内容としてはアニメ3期の導入部分になります。

スバルたち以外の陣営が今作に至るまでなにをしてたのかとか、それぞれの人間模様の始まりの部分を描いているという感じで、正直見せ場のようなものはなくて、そしてスバルの力やそれぞれの人間関係については一切説明はないので笑、多分リゼロファンじゃない初見の方にはおすすめできないです（リゼロ初見でこの劇場版を観る方はいないかなと思うのですが、、、、、）

というか、原作を読んでないアニメ勢の方もここで終わる！？どうなるの！？と、なりそうだなと思うのですが、原作ファンとしてはご丁寧にありがとう！！！という気持ちです。