ユーリー・ノルシュテイン 文学と戦争を語るのレビュー・感想・評価
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人間ユーリー・ノルシュテインに興味がある人向け
作品集のついでに観て後悔。
ロシアのアニメーション作家であるユーリー・ノルシュテイン氏に対し、文学、芸術、戦争などをテーマとして、ウクライナ侵攻後に何度かオンラインでインタビューしたものをとりまとめた作品。
文学、哲学、芸術、歴史、戦争などかなり自由に、横断的に語っているので、相応の教養がないと話についていくのが難しい。また、自分なりの解釈や考えをだいぶ好き勝手述べている感じなので、よほどユーリー・ノルシュテインという人物に対して興味や信頼を持っている人でないとそもそも楽しめないと思う。
ウクライナ侵攻に関してはロシア寄りの主張という感じで、それはロシアの人なので無理ないとして、主張の中身が「○○は本を読まない人間だ!」みたいな勝手な決め付け含みな感じなのが残念だった。
あと冒頭だったかな?日本人作家に関する質問とそれへの答えは、ちょっと無理に拵えた感じで中身がなかった。
※レビューには含めてない事項ですが、予め監督の名前は調べておいた方が無難と思います。後々調べてモヤモヤすることになったので。
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