ビートルジュース ビートルジュースのレビュー・感想・評価
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雰囲気とキャラクターを楽しめば、それでいい
ホントたいした内容じゃ無いし、元妻ドロレスが復活した割に全然活躍しないし…
とは思うけど…
まずオープニングの音楽からワクワク。
もう後半はミュージカル並みの楽しさ。
結局、雰囲気とビートルジュースのキャラクターを楽しめば、それでいいのかもね。
ウィノナ・ライダーとジェナ・オルテガが可愛かったし。
ストーリーがしっかりしていてびっくり。
ティムバートンと言えば、強い拘りが見どころで置いてけぼりも多いのですが、良い作品でした。
親子愛は普遍なのですね。
3度名前を呼べば、駆けつける!
有り難い存在です。
がんばれ、TOHOシネマズ二条!!
前作(1988)から35年以上経ってからの続編。
前作公開時に感じた悪ノリぶりとスベリ加減は相変わらず。こういうのをスラッブスティックというんだろうか。
アメリカと笑いの感覚が異なるのか、単なる個人のセンスの問題なのか。それでも、前作よりも映画ファンとして好意をもって観られたのは、ビートルジュース役でマイケル・キートンが引き続き出演しているから。
コメディアン出身の彼の俳優としての出世作となった前作のヒットを受け、再びT・バートン監督とタッグを組んで臨んだ『バットマン』(1989)では、そのキャリアゆえに原作コミックファンからは大ブーイング。彼の降板を望む署名活動まで起こったほど。
そんな雑音を跳ね返して作品を大ヒットに導いた一因は、間違いなくキートンの役者としての力量にあったし、彼が主演したシリーズの成功なくしてその後のDCやマーベルの映画化作品の実現はあり得なかったと思う。
今回、約35年ぶりに思い出深き(?)ビートルジュースを再演することになったキートン。
メークしてたら誰か分からないし、ベテランの彼がやらなくてもと思うが、『バットマン』シリーズでブレークした直後から、脇役・悪役・サイコパス等、役柄択ばずキャリアを積んできたキートンの集大成なのかも。
個人的には、そろそろオスカーを獲って欲しい俳優のひとり。
自身のキャリアをパロディ化したような『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2015)では惜しくもノミネート止まりだったが、できれば『ザ・フラッシュ』(2023)でこれまでの功労の意味も込めて助演男優賞をあげて欲しかった。
キートン同様、前作からの続投になったウィノナ・ライダーは、両作品のブランク中の私生活が波瀾万丈。長生きすれば人生山あり谷ありは付きものですから。
前作では、ピュアな感性ゆえに霊とも交流できるイメージだったリディアが、大人になってTVのいかがわしい心霊番組のホストやってるのには笑えた。
本作からの出演になるウィレム・デフォーは霊界の警察幹部役(設定が刑事ドラマの撮影中に実弾事故で死亡した俳優って…。アレック・ボールドウィンへの当てつけ?!)。
彼も『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2018)でオスカー獲って欲しかったのに、最近またヘンな役ばっかり。
いっそデフォーのジョーカー役で、バートンとキートンの三人で新しいバットマン作ったらいいのに。
監督ティム・バートンの愛と毒がない交ぜになったフリークス・フェチも相変わらず。
ストーリーはカオス状態。
行方不明になったリディアの夫や父の事故死、悪い霊に騙された娘アストリッドに自身の再婚など、どのエピソードがメインなんだか。
コメディ作品なので細かい点はいいにしても、思春期の娘が男(霊だけど)に騙されて危なかった話はもちょっとフォローがあってもいいのではと。
自分より先に投稿された方のレビューを拝見してると、ジェナ・オルテガの『ウェンズデー』が何度も話題に挙がっていたけど、自分はモニカ・ベルッチ演じる毒婦ドロテアのキャラクターにモーティシアが重なった。
もしかして、『アダムス・ファミリー』意識してた?!
本作を観に何ヶ月ぶりかで訪れたTOHOシネマズ二条はビルの全面改装中で、映画館以外のテナントがコンビニを除き完全撤退。
映画館のチケットで割引してくれるところもなければ、時間を潰す場所もない。
いつもは若い人たちで遅くまで賑わっていた劇場ロビーも、コロナに逆戻りしたみたいに閑散としていて営業にも影響出てるはず。
来春の全面復旧までしばらく大変だろうけど、それまで頑張れTOHOシネマズ二条!!
35years
最近は『トップガン マーヴェリック』や『ゴーストバスターズ/アフターライフ』など、名作の続編が制作される中で、まさか『ビートルズジュース』の続編が発表されるとは考えてもみませんでしたので、制作発表のニュースを知った時には、一人で歓喜の声を上げました。
恥ずかしながら前作は劇場ではなく、レンタルビデオショップで、しかもあまり期待せずに何気なく借りて、視聴しました。ですが予想とは逆の意味で裏切られて、映画が始まるとその世界感にスッカリ引き込まれて、エンディングでハリーベラホンテの「シェイク・シノーラ」が流れたときには、なぜか清々しい気持ちになったの覚えています。当時の私は受験や人間関係で荒んでしましたが、色々と真剣に考えるのが馬鹿らしくなり、気持ちが軽くなり、何事も前向きに考えれるようになったのだと思います。
本作品の内容はというと、やはり前作と同じキャスト、ビートルジュース(マイケル・キートン)を始め、リディア・ディーツ(ウィノナ・ライダー)など、多数でており(メートランド夫妻が出てないのは残念ですが)観ていて安心感があり、前作のオマージュを感じるシーンも多数あり十分に楽しめました。当時の清々しい気持ちを思い起すことが出来ました。
今回は本気だよ
単によくできたお化け映画だった前作から、バートン先生が本気を出すとこんなカンジですよ、の快作です。
これだけバカバカしくて滅茶苦茶な内容を、むしろ高級感すら漂わせる感性と演出技術はただただ才能としか言いようがありません。
バートン色が希薄だった前作から今回は300%バートンタッチで押しまくりました。故に裏返せば合わない人には徹底的に合いません。
しかし、橋本環奈さん朝ドラにハリウッドにと大忙しですね。
コメディホラー
全てが夢オチかと思い込ませるようなコメディホラー感。
全敵対キャラの結末があっさりしすぎてて逆にすごい。
流れるよう、詰まることなく観れたのは良いことだが何だったのか...と感じてしまうところが物足りなさにもなるかも。
109のスクリーンxで見た
評価が低いので内容よりもスクリーンxを体験するつもりだけでいった。結果的に迫力があり、ユーモアもあり大満足。頻繁に起きるユーモアとスケールを感じて100点です。因みに平日の朝早く行ったので妻と2人で映画館貸切でした。最高。
おのろけモード。
当然モニカベルッチ目当てです。
ジェナオルテガは2番です。
確かティムバートンの現在のパートナーがモニカなんで現場はラブラブ熱々だった事でしょう。
前作は荒唐無稽な設定に理屈っぽいガキだった私は、いささかついていけなかったのですが今作は恋愛物なのでとっつきやすかったです。
ヴィノラとしつこいビートルジュース。
ジェナと新恋人。
ソウルトレインは笑ったよ。
モニカカッコ良かったけど最後少しあっけなかったなぁ。もう少し盛り上げて欲しかったDeath.
新作の評価とティムバートン作品の変容について
ファン同窓会映画としては合格点なのではないだろうか。
ゴーストバスターズのリブートと違って、ギャグもすべってないし、そんなに無理に(若干あっていらっとしたが、)ハートウォーミングな話とかにせず、昔ながらの意地悪なバートン印だったし。もちろん、新しい展開はそれほど作れてないので、前作と同じ場所をうろうろしている感は否めないのだが、マイケルキートンや役者陣の頑張りで十分楽しめた。あと、80年代の映画の作りと変わってしまっているから、照明の色使いやカメラのムーブが完全に今の映画の「ルック」なのよね。そこでなんだかnetflixのテレビシリーズ見てるような気になったな。あ、それと!あのリディアのアマゾンで死んじゃった旦那さん役がもし、ジョニーデップのカメオだったら、配役として完璧だったのでは?誰か知らない人がキャストされるよりも、俺らも知ってるバートンワールドのあの人がお父さんだったのかっていう方が納得感があるのではと思った。娘がお父さんに久しぶりに会える感動とシザーハンズの二人が並んでる「久しぶりに会えたね」って感動がシンクロして、往年のティムバートンファンなら楽しめただろう。(ジョニーデップとウィノナは昔付き合ってたから居心地は悪いだろうけども)
さて、今作の予告で気になったのが「あのチャーリーとチョコレート工場のティム・バートン最新作!」ってキャッチ。時代の流れとともにしょうがないことだが、ティムバートンと言えば今の若い人にはチャーリーとチョコレート工場のような「少し変わったファンタジー映画の人」ということになるんだろうか。
初期のバートンは、タランティーノのように、スピルバーグ的な80年代映画とは違う90年代のビジュアル感覚、センスをもたらした最初の映画監督の一人だったと思う。ポップアートと商業映画の中間地点のような場所で作品を作り続け、個人的でシュールな内容なのに、ちゃんとヒットし続けるという希有な作家であった。そういう事を成し遂げた作家というと他にデビッドリンチぐらいしか思いつかないが、バートンの場合はヒットの規模も桁外れだった。
ピーウィーの大冒険、ビートルジュース、バットマン、シザーハンズ、エドウッドにマーズアタック。実は初期の作品を並べてみてみると、彼は決してファンタジー一辺倒の人、ではないのだ。その頃のバートンが自分は好きだったわけなんだけど、ではその要素とはなんだったのか?
それは「ゴス」と「キッチュ」のバランスのセンスだったと思う。その混ぜ方がおしゃれであり、新しかった(今の人にバートンを「おしゃれ」や「新しい」と言っても「?」だと思う。それだけ彼のポジションは変わってしまったから。)過去のバートンについて、特に「ゴス」の要素で語られる事が多いが、実はそこにキッチュな要素が足されることが私は重要であったと思う。
キッチュとは「俗悪なもの」「いんちきなもの」「安っぽいもの」ということになるそうだが、私はバートンがマイノリティとして疎外感を感じて暮らしていた「アメリカの郊外」の描き方がスピルバーグ等の他の映画の中に出てくる郊外とは違い、このキッチュ感を強調している人工甘味料の入ったおかしのような色使い、プラスチックで人工的なデザインセンスが好きだった。(特にシザーハンズでは町全体がまるでバービードールの家のような質感と色使いだった。)つまり、そこにあるアメリカは、バートンの映画世界にしかない作り物のアメリカであり、それ故に魅力的な想像上のアメリカだったのだ。
想像上のアメリカ、人工的な郊外という意味では、先ほど名前を挙げたデビッドリンチの世界ともつながっていたと言えるだろう。今、そんな文脈でバートンを語ることが出来るだろうか?とにかく当時のバートンの映画の特異さはこの安物っぽさ、セット感にあったと思う。当時バートンが東宝特撮に対する愛情を語っていたのも、なぜエドウッドやマーズアタックを撮ったのかもそう考えると納得である。
だが、本人はあまりこの事に自覚的ではなかったようで、彼の作品がCG制作に移行してしまうと、その「チープさ」「作り物感」はかつての物とは変容していってしまった。手作り故の楽しさ、味が失われてしまったのだ。
さて、今回の映画では原点回帰的に、かなりプラクティカルなビジュアルエフェクトが使われてはいるのだが、では、そのかつてのキッチュさは再現されていたか?冥界のシーンではもちろんセットであるが故に、あのビートルジュースを見ているという感覚が確かにそこにはあった。
その一方、セットから外に世界が展開された時はどうだったか?本作ではリディアの娘の目を通して、アメリカの郊外の風景が映し出されるのだが、その郊外はストレンジャーシングス等に出てくる「スピルバーグ的」な郊外であり、ありふれたTVドラマで見る郊外である。あのバートンの郊外では最早無い。そこに私は物足りなさを感じてしまうのである。
音楽の使い方に関しても前作ではバナナ・ボートが50年代のヒット曲の音質であること、そしてなぜかあの場所で異国情緒たっぷりのエキゾチックな音楽だということが、そのキッチュさに見事にはまっていたわけだが(ある意味タランティーノ的なサンプリングにも近い使い方)、今回の聖歌隊アレンジではただの前作オマージュでしかなく、そのようなキッチュさには何も貢献していないのである。同様に場面を説明するように普通にロックやディスコを使っても、そこにキッチュさは生まれるわけではない。前作のバナナ・ボートという選曲がいかに絶妙だったか逆によくわかる。ここにもバートンは無自覚なのだなと思った。
バートンについては、その他にもストーリーテリングにおいて大きく変わった点があるのだが、長すぎるので、それについてはまた次回機会があれば書きたいと思う。
◇温かみのある伝統工芸の逸品
漆器や陶磁器など、長年にわたり受け継がれてきた技術に基づいた伝統工芸品。不思議と見ているだけで、心の落ち着きのようなものを感じます。
ティム・バートン監督の作風には、共通する独特のハリボテ感ドタバタ感が溢れています。盛り沢山に作り込まれた場面設定の中で、誇張されたキャラがサービス精神旺盛に動き回ります。そのフリーハンドな手作り感の中に、不思議と温もりを感じるのです。
今回の作品についても、馴染み深いベテラン演技陣を配して、一場面一場面、丁寧に手作りして出来上がってきた熟練の技を感じて、不思議な安心感がありました。
デジタル化され効率的に規格統一されたものを、大量生産、大量消費する時代。だからこそ、長く受け継がれ、高度な技術に基づいた手作業の温かみに触れた時に感じる安らぎは絶妙な感覚を得られます。もはや、この作品のジャンルはホラーでもコメディでもなく、伝統工芸の古典。大切に目に馴染ませていきたいものです。
前半1時間15分苦痛
タイトル通りテンポが非常に悪いです。
コミックホラー、非日常のドタバタを期待しているのに前半ほとんど進展がありません。
前置きストーリーに力を入れようとしたのか、、その割には内容も薄く構成としていまいち。
キャラクターデザイン、雰囲気はいいですが特殊メイクや、セットとCGがうまく融合してません。
中途半端に両方使うので違和感、浮きが凄くチープに感じます。
メイクやセットは力が入っていてとてもよかったため残念です。
個人的には今のところ
今年のワースト作品です。。
幽霊ファンタジー 楽しめました
予告を観てもどういう映画か良く分からなかったが、ティム・バートン監督というビッグネームをみて、とりあえず観てみた。
【物語】
リディア(ウィノナ・ライダー)は母親から父親が亡くなったと知らせを受けて、娘のアストリッド(ジェナ・オルテガ)を連れて帰郷する。
リディアの生家は地元では有名な、いわくつき幽霊屋敷だった。
帰郷中に反抗期の娘アストリッドは村を出歩き、知り合った少年と恋に落ちるが、その少年は実は昔両親を殺し、かつ本人も死後の人間だった。そうとは知らないアストリッドはハロウインの夜に死後の世界に引きずり込まれてしまう。
それを知ったリディアは娘を救うために、最後の手段としてビートルジュース(マイケル・キートン)に助けを求める。ビートルジュースは死後の世界で人間怖がらせ屋で、35年前リディアに結婚を迫り、今も彼女を忘れられずに結婚を願い続けていた。リディアは依頼彼をずっと遠ざけて来たのだが、彼を呼び出し「結婚してくれれば娘を救う」という彼の条件を呑む。
【感想】
ティム・バートン作品ってあまり数観てないのだが、こういう作品が多いのだろうか? つまり、フィクションというよりファンタジー。
ここまでやると、もはやリアリティーは求めなくなるのでスッキリ、気楽に楽しめるので、これはこれで良いと思う。
直前に“シビル・ウォー”を観て、半端なリアリティーにモヤモヤした気分になった後に観賞したので、お気楽に楽しめるこの作品の方が、よっぽどマシだと思った。口直しして、映画館を出られた気分だったので良かった。
ファンキーなゴーストコメディ
吹替にて鑑賞
好き嫌いが分かれる作品だと思う。
そこそこグロいがコメディ感満載。アメリカンなファンキー感も作品をポップな感じに仕上げている。
先に前作を観ておくべきだったと後悔したが、今作を観たあとでも前作も観たいと思いました。さっそく観ることにします🎦
いつから3回だったのか解明しなければ😁
119
懐かしい
2024年10月5日
映画 #ビートルジュースビートルジュース(2024年)鑑賞
名前を3回呼ぶと死後の世界から現れるビートルジュース。人間界への移住を目論み霊能力を持つ人間のリディアと結婚しようと画策していたところに、リディアから頼みごとが
よくこの懐かしのメンツでヒットしてるな
合わない
前作は「これいつ面白くなるのかな」と思ったまま終わりました。
今作はさすがに前作ほど映画が下手ではないですが、だいたい似たような感じです。
マイケル・キートンがこの年齢でビートルジュース演じているのは本当にえらいですね。
つぎはぎのコミカルな悪夢
天才のつくる悪夢はわけわからん…が感想です。
歴代の作品の中でかなり上位でポカーンとしてしまった。
でもティムバートンのコミカルで狂気あふれる世界観はなんだか好きなんです。
ティムバートンの頭の中ってどうなっているんだろう。
愛しきティム作品
きっとケラケラ笑って、楽しみながら撮影したんだろうなと思います。
全てを通してゴーストだらけですが、全く怖くなく。
なので本格的なホラーを求める方には不向きです。
個人的には、ティム・バートンが監督で、ウィノナ・ライダーとキャサリン・オハラが出ているだけで既に合格点で、笑いありダンスあり、このハロウィンのシーズンも加わって、楽しい楽しいゴースト映画になっています。
深いストーリーはありません。
ただただ観たまま笑って時間を過ごす、そんな作品です。
ナイトメア・ビフォア・クリスマスの、あのしましまのヘビはサンドワームだったのか!?と新たな発見もありました。
ティム・バートン ティム・バートン
気味が悪いが、どこかユーモラスなハロウィンのお化けたちが総登場のファンタジー。まさにティム・バートン ティム・バートンの世界。
この手のものは嫌いじゃないので楽しんだが、日本では、全く肌に合わない人の方が多いと思う。
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