悪い夏のレビュー・感想・評価
全48件中、1~20件目を表示
こんなドアの使い方ってステキ
ふみはずした人、普通の人の転落、裏切り、執着が悪い人の定義ってことですかねー すべてのキャストの演技力、設定に引き込まれて長さは感じませんでした。薮内さんもバラエティと違う魅力でした。俯瞰的に描いた転落していく様子に、ドキドキ心配してしまいました。没入していたってことですね。ドアを開けることで始まるストーリー→幸福→不幸→ハッピーエンド、ラストシーンもステキでした。
こんな夏に誰がした 生活保護制度を通して見えてくるこの社会の歪み
原作は染井為人の大衆小説で中身はスラスラ読めるので時間つぶしにはちょうどいい作品、それなりに社会風刺も効いている。
温暖化による猛暑は毎年のように記録を更新する勢い。今年も各地で観測史上最高気温が記録されるんだろう。もはや地球温暖化どころか地球沸騰化と言われる。そんな中で景気後退により庶民生活は相変わらず厳しく、電気代節約のためエアコンを控えた熱中症のご老人たちを乗せた救急車が町中サイレンを響かせる夏に今年もなりそうだ。こんな夏にいったい誰がした。
市役所の生活福祉課保護担当課に勤める主人公佐々木守はうぶで真面目な青年。そんな彼に生活保護制度に群がるハイエナたちの魔の手が迫る。
守の同僚高野から不正受給を見逃す代わりに脅されていた愛美と知り合い、うぶな守は初めて恋に落ちる。しかしその恋はハイエナたちによる罠だった。高野の代わりに守は美人局の金本らに脅され不正受給の片棒を担がされるはめに。そして初恋の愛美に裏切られたショックで彼は負のスパイラルに落ち込んでいく。
物語はまさに生活保護制度を中心に繰り広げられる。何とか不正受給をしようとするもの、制度を悪用して生活保護ビジネスにしようとする経済ヤクザ、生活に困窮してなんとか生活保護を受けたいというもの、受給者の弱みに付け込み私欲を尽くそうとする職員。それらの思惑が交錯し、二転三転する群像劇。そんなサスペンスが繰り広げられる中で主軸となる生活保護を取り巻く社会の問題点が浮き彫りになる。
守を脅す金本が言う。不正受給はどんどんやるべきだ。まじめに働いても生活保護費以下の収入でしか暮らせないこの国がおかしいのだと。原作ではこれに加えて生活保護を受給している人間に批判の矛先を向けるのではなく、こんな社会にした国に批判を向けるべきだと。
制度の悪用をしている金本に言う資格はないが、彼に利用されたホームレスたちには確かに言う資格のある意見だ。
日本での生活保護捕捉率はたったの2割だという。これは先進各国、たとえばイギリスやフランスなどが9割なのを見ても極端に低い数字とわかる。
日本で捕捉率が低い理由の一つとして、日本人には他人様に迷惑をかけてはいけない、世間に迷惑をかけてはいけないという考えが根強いため、たとえ受給要件を満たしていても申請しない人が多いのだという。それに加えて近年の自己責任論、そして生活保護バッシングがさらに拍車をかけている。ただでさえ先進各国より低い捕捉率が今なお低いままなのはそういった要因による。
他人様に迷惑をかけてはいけないという道徳律は一見立派な考えにも聞こえる。しかしそれは裏を返せば他人に迷惑をかけるような人間は害悪であるという考えになる。生活保護バッシングはその考えが根底にある。
インドでは人間とは他人に迷惑をかけて育つものだという考えが一般的だ。他人に迷惑をかけて生きてきたんだから、あなたも他人を許しなさい、他人が助けを求めてきたら救いの手を差し伸べなさい。これはまさに日本と真逆の考えだ。日本では過去に生活保護を受けるのを良しとせず自宅で餓死した男性のニュースが取り上げられた。その傍らにはおにぎりが食べたいというメモ書きが残されていたという。他人に迷惑をかけてはいけないという考えは他人に助けを求めてはいけないという考えにつながる。それが原因で起きた悲劇だった。
新自由主義的経済政策による富裕層への減税、消費増税、非正規雇用の拡大でかつて一億総中流と言われた日本もいまや中流層は減少し貧困層が増え、富裕層と貧困層の二極化が進んだ。格差は是正されるどころか固定化されその差は大きくなるばかり。貧困層が増えれば今回のようなコロナ禍の影響がもろに出て生活困窮者が増大し生活保護申請もさすがに増えて財政を圧迫しているという。そもそも法人税引き下げのために消費増税で庶民の生活を圧迫したり、正規雇用を減らすことにより生活困窮の土台を作り上げたにもかかわらず一度下げた法人税を上げるのには難色を示す、かわりに社会保障費にそのぶん跳ね返るという悪循環。
そういう社会状況を作り出した国に対して批判の矛先を向けるべきだという金本の意見だけは確かにもっともだ。しかし現実には国民同士の生活保護バッシングである。向けるべき批判の矛先を間違えているのだ。これもよく言う分割統治である。
愛美に裏切られた守は自暴自棄になり窓口に来た母子家庭で困窮していた古川佳澄に厳しい言葉を投げつけて追い返してしまう。後日彼のもとに警察の人間が訪れて彼女が子供と心中を図ったことを知らされ愕然とする。
ここがまさに本作のテーマである制度のゆがみを如実に描いている。制度を悪用する人間たちの申請を受理し、本当に制度による保護を必要としている人間にはその恩恵にあずからせないという。
衝撃的な事実を知らされて自己嫌悪でいっぱいになった守も愛美と心中を図ろうとする。そこで山田や金本、元同僚の高野や彼を追い続けた不倫相手の宮田有子までが入り乱れての大混乱となる。この辺はかなりドタバタ劇の様相を呈している。
ただここで注目すべきは愛美の行動であった。今まで自分の娘はおろか自身のことさえもどこか他人事のように関心のなかった彼女がこの危険な状況から娘美空を守ろうとする。恵まれない生い立ちで自分を愛せなかった彼女が娘を本能的に守ろうという思いが生まれた瞬間だった。守のゴリラの母親の話の伏線がここで生きてくる。救いようのない人間たちの中で唯一彼女だけが救われた瞬間であった。
本作は生活保護制度を悪用しようとした人間たちの姿を通して制度のゆがみ、社会のゆがみを描いた作品。
原作と比べてかなりマイルドな仕上がりで、子供への暴力シーンはさすがに無理だと思うが、守の闇落ちっぷりが生ぬるかったり、古川親子の末路についても変更されている。レイティングのこともあるから仕方がないのかもしれないが。オチも皮肉が効いたものとは違いハッピーエンドに描かれているため社会風刺としての原作の意図はかなり失われている。
本作を見て胸糞が悪いと感じられた方もいるらしいが原作通りにしていれば更に胸糞の悪さを感じるのかも知れない。だが現実に起きてることはこれとは比べようもないくらいなのだが。
作品ラストで生活保護を受けれなかった古川親子もその後受給できたのか幸せそうな姿を宮田有子とのすれ違いざまに見せるがあそこは守がそれらしき親子とすれ違い実は人違いだったとする方が原作がより引き立つのにと思った。
キャスティングは素晴らしい。金本役の窪田をのぞいてほぼイメージ通りだった。愛美役の河合優美もそのまんまだし、荒んだ主婦古川佳澄を演じた木南はやりすぎというくらい真に迫っていた。助演女優賞は彼女で決まり。
金本役の窪田だけが個人的にはミスマッチと思ってたが、鑑賞してみてキャラクター設定がそもそも変えられてるので納得。でもまじめな一市民である守と真逆な闇の世界の悪の象徴である金本の設定は本作のかなめともいえる存在なので変えてほしくなかった。どう見てもあれではただのチャラいチンピラだからねえ。
担当が気になる
レビューでよいことが書かれてなかったが、自分なりには良く出来た作品だと思う。出ている人たち皆しっかりした演技人だし、クズとかワル(それも小物)とかの役はそれほど難しくないはず。一見、ハッピーエンドのようなラストだが、多分誰も幸せになれないだろうな。ところで、スタッフにランボールギーニウラカン担当というのがあったが、何をするのかものすごく気になった。窪田さんはパンフレットで竹原さんをイジメたと書いてあったが、ガチなら当然竹原さんの方が強い。
豪華キャスト!なのに。
かなりの豪華キャストを揃えた印象です。特に北村匠海と河合優実の共演ということで楽しみにしていたのですが。
まぁ原作があるとの事なので仕方ない部分はあるのでしょうが、最後、警官姿の高野が突撃して来て以降はタチの悪い喜劇を見せられている様で苦笑するしかなかったです。そもそもなんであんな台風来ている夜にみんな集まるのさ?
あと生活保護の不正受給と言えば、外国人に斡旋している悪い輩がいると思うのですが、そういう辺りはスルーなのですね。ふむふむ。
この映画の唯一、ダメなとこはタイトル。「 わるいやつら」 に改題すべき!
いや、原作があるからしょうがないんだけど、悪い夏って何なんだ?そんな文章聞いた事ないぞ?
どの役者も最高の演技だが、木南晴夏が演じるシングルマザーの登場シーンが最高!
この女優、綺麗な人の筈なんだけど、伊藤潤二の漫画の登場人物みたいな変な顔にメイクをしていて、木南晴夏と気付きませんでした。
雨の日に道路を歩いていると、走る車に水飛沫をかけられてびしょびしょになるシーンなんだけど、
もし、オーディションでみすぼらしい役の審査があったなら、登場しただけで優勝してしまうくらい、哀れな顔で思わず笑ってしまいました。
また、この木南おっかさんが、万引きで捕まってパートをクビになり、水道も止められて、公園の水飲み場で飲料水を補充するんだけど、そのさまが哀れでなりません。
意を決して、生活保護申請に行くも北村匠海に説教されて、そのビクビクした顔はもう!何て、可哀想な人なんだー?!貴女は?!ちなみに、木南おっかさんはもっと可哀想になります。震えて眠れ!
主役の河合優実が一番可哀想で、裏口生活保護申請で生活保護受給者になった見返りに、月三万円を相談員から巻き上げられた挙句、相談員がやりたい時に、やられちゃうという生活を続けている元セックスワーカーな訳だ。
生活保護を受けていても、バイト感覚でセックスワーカーカーには絶対に戻りたくないという固い意志があるのに、相談員から月に三万円も巻き上げられていて、無料でやられちゃっているから、もうセックスに嫌気がさしているんだな。
でも、育児放棄気味で食料品は買えなくても、パチンコと煙草だけやるのな?パチカスとヤニカスの役満なので、とても可愛い娘がいてもあまり相手にはしていない。
ひょんな事から、北村匠海が担当している竹原ピストル演じる元タクシー運転手の受給者と河合優実が知り合う事によりマトモだった北村匠海相談員が悪事に手を染める事となる。
元々、北村匠海は河合優実を食い物にしている証拠を掴んだ真面目っ子眼鏡先輩女子の相談員を何とかするのが目的だったのだが、持ち前の真面目さを反社につけ込まれてしまう。
また、河合優実のお絵描き大好きな娘が、クレヨンすら買ってもらえないので、
ピンクのクレヨンじゃなきゃ、駄目なの...。
と、呟くのだ。クレヨンが買えないって...、あまりにも哀れなお子さんにクレヨンを買ってきたのが運の尽き。それに目をつけた反社に嵌められて、北村匠海が闇堕ちしていく。
本当に、生活保護受給者って、碌でもないという啓蒙映画なのだろうか?俺が知っている生活保護受給者は、働いていないと申告しているのに、働いていて、本名でなく偽名で給料を貰っている人がいたなぁ。
何の迷いも無く店長が手書きの偽名が書かれた給料袋を渡していました。あれは、何の罪で誰が裁かれるのだろうか?会社ぐるみで生活保護申請違反をするリスクを何故しょうのか意味がわからんかったとです。
河合優実を食い物にしていた相談員は、警察沙汰にしない代わりに辞職したら、嫁さんにマイホームを取られて追い出されて行き場が無くなったら、反社がちゃんと自分の店で雇ったりするんだよな。何か、この映画、悪党ばかりなんだけど、性根は優しい所が変わっているよな?珍しい映画だ。
これだけ、悲惨なお話しなのに、何か、笑えちゃうんだよな。ところが、ぎっちょん、笑えるシーンは終盤にあるのだが、
いくら何でも、こんな偶然はあり得ない!
と、突っ込んでしまう大団円のシーンは無茶苦茶すぎて最高!劇中で、竹原ピストルが、
何で、今日に限って、こんなにお客さん来るねん!
と、アドリブのような自虐セリフには大爆笑。
まさか、ラスボスがあの人だったとは気付きませんでした。
アノーラの後半シーンが好きな人ならお勧め。面白いぞー?この映画!本当、タイトルで損しているよなぁ?残念だ!
最高に狂ってて良かった!
予告のイメージ通りの作品で最高でした!
演者の方々も皆さんお馴染みの方々なので違和感なくずっと最後まで楽しめました。特に昔とだいぶ見た目が変わった箭内夢菜さんの役が今の彼女の感じに合っていてすごいハマってたなと思います。
いつも個性的な役をやるイメージの伊藤万理華さんも今回もやはり個性的でそしてずいぶん正義感の強い役柄なんだなーと思ってたら中盤あたりからちょっとこれはもしや?と思ったらやっぱり彼女もイカれた女でしたね。
河合優実さんはいろんな作品に出過ぎてて見すぎてるのもあるのかなんというかこういう何考えてるかわかんないミステリアスな女ばっかやってるよなーって感じでさすがにちょっと違う役柄見てみたいなと思いますが、近々公開されるやつもそんな風に見えるし彼女の演技というかビジュアルの感じも含めミステリアス女に見えちゃうのかな?
あとは個人的に野孤禅時代から大好きなピストルさんがたくさん出てきてくれたのが嬉しかった、最近の話題作にもちょいちょい出てましたが今回はメインでがっつりなんでしかもこれまたクズ役でいきってる感じで、でもなんか頼りない感じがめっちゃハマってましたね。
そして窪田正孝さんは昨年のcloudでもこんな感じの半グレ的な役で今回もかなり良かったです。彼の今までのイメージはナヨっとした男のイメージだったので今後はこういうワイルドな路線でドラマのインフォーマーみたいなあれ系の作品で活躍しそうだなと思いました。
内容的にはダレることなくずっと見てられましたし最後のガチャガチャした乱れっぷりはめちゃくちゃ良かったですね、見ていてテンションがあがりました。最後もあの終わり方で良かったかなと思います。
ただ、チャンス大城がちょいちょい出てきて何か物語に絡んでくるのかと思ったけど特にたいした展開もなくw
ま、面白いのでおすすめです!
最近見た中で一番いい
実際に日本の現実にあるであろう世界の描写は万引家族以上、配役もとても良い。
日本映画特有の描写が続くだけで終わるパターンではなく、終盤にはカオスあり、最後は出演者全員それぞれが納得の収まりどころに収まって、絶望より安心があり、後味も良い。
それを表現するラストの曲もいい。
北村匠海って、かっこいいし歌もうまいし、演技も上手なんだなと思った。
北村匠海効果で若い人にも見てほしい。
作品をポップな感じで売り出しているところがある気がするけど、中身の詰まった作品だと思う。
大嵐の中でのバッタバタ、おもろっ!
テーマ的にはこんなに楽しんじゃいけないのかもしれないけど、台風接近からの全員集合で全部を終わらせに行く感じが実に痛快!
こういう派手なバトルロワイヤルでの幕引きにぴったりなシチュエーションはやっぱり大嵐ですね。容赦ない雨風はまるでゲリラ豪雨を待って撮影したかのようで迫力も申し分なし。カタルシス感じました!
オールキャスト揃ってからの大立ち回りでは、「アノーラ」でマイキー・マディソンが大暴れするシーンくらい笑ってしまった。
演者は皆さん、本当に全キャストがとても良かった。積極的に観に行く理由となった河合優実さんをはじめとして、皆さん得意分野!って感じの役を生き生き演じてた。なぜか今年3本目となった竹原ピストルさんもこの映画の演技が一番好き。
とても面白い
知人で生活保護を不正に受給していた人がおり、テーマが生々しい。自分がとやかく言える立場にもないのだけど、そんな暮らしをしながら海外旅行をたびたびしており、腹がたつ。制度の不正利用は自分が収めた税金をむしられているようだ。いったもん勝ちみたいな風潮だ。一方で明らかに児童相談所に行くべき母子がおり、マッチングが機能していない。主人公は彼女が相談に来たらまず児相に連絡すべきだ。とりあえず子どもは守られるし、母親も負担が減る。
台風の夜のクライマックスがカオスだ。先輩の女が「私たちは公正であることが何より大事だ」みたいに言って感動していたら、実はそれより男が大事でずっこける。あの状況で誰も死ななくてリアルだ。竹原ピストルさんがどう考えても一番強いのに、全く強さを発揮しない。小悪党で面白い。
生活保護は現物支給で良いと思う件
暖かい、絶好調!! (;´・ω・)??
急に寒くなって サクラが咲きません~
提灯が吊られているけど 風に揺られて ぷらんぷらん
人の思いって 天気と同じで 読めないネ。
本日の作品は「悪い夏」でーす。
春本番も未だなのに、イキなり夏って言われても・・・
しかも”悪い”って付いてるが。
今作、生活保護、貧困ビジネスがテーマな作品。
コレね、お金渡すからこうなるのよね。
全部ね現物支給で良いのよ。
それをね 配送支援とか本人がセンタ-へ取りに行けばいいのよ。
※ネット発注配送とか使うのよ。
オ-ル管理しまくって、1円も本人に握らせちゃダメと感じるな。
そう思う人多そう。
ちょっと、その話は置いといて。
今作の流れは、役所の担当者と受給者の関係性。
問われる保護レベルとか認定の在り方。
本当に保護が要る人と、そうでない人の判断基準。
この辺りが、結構いい加減なんだなと 映画乍ら再認識しますね。
中々展開は楽しかったですよ。
しかし イチイチ同情したらキリが有りませんし、
結局助けられるのは ”美ある”者 だけって事ですかね。
---MC----
佐々木守(生活福祉課):北村匠海さん
高野洋司(佐々木の同僚、宮田の浮気相手):毎熊克哉さん
宮田有子(佐々木の同僚、高野と不倫):伊藤万理華さん
林野愛美(生活保護受給者、高野から性的搾取):河合優実さん
金本龍也(風俗経営):窪田正孝さん
山田吉男(佐々木が担当する受給者):竹原ピストルさん
古川佳澄(貧困なシンママ):木南晴夏さん
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観ていてコミカルに描く 生活保護をネタにした
貧乏どもって感じが漂ってます。
どの受給者も実は問題ある貧困者で決して楽してるとは思えない。
性的搾取されるって話が一番問題ですが、
古川の様に該当されるべき家族が担当者の偏見で辛辣な対応を受けるのは
マジ許せないものを感じます。
結局、役所生活福祉課の男の弱みを使って
貧困ビジネスをしようって企みの話展開。
林野親子が佐々木に対して、 ”だったら助けてよ~”
本気のサインが 愛に代わるって流れね。
でもこれ 林野だからそうだけど、古川だったらそうなれる?
佐々木は結局のところ 女を見下しているんだと思うね。
こんなのは愛じゃない。
だから 隠し撮りされた時、 ”どこにも行かないで” いわれた言葉の
真意すら分からず 騙されたと思い込む。
愛が有るなら 騙されても良かったぐらいで構えないとね。
そう思うんだが、最後は色々あって 元のサヤ?に元通りに。
・終盤の アパ-トに全員集合的 場面が頂けないかな。
なんで こんな風な展開にしちゃったのか。
いままでいい流れだったのにね。
ラスト場面で コメディチックなドタバタ喜劇に急になっちゃって
そこが メッチャ残念でしょう。
あんな事 有り得ないし、脚本投げてるとしか思えないですね。
あと、 ”あんのこと”で 躍進した河合優実さんですが、
同様な役柄はそろそろ この辺までとした方がイイでしょうか。
この先も同様役柄は彼女の為には成らないと感じします。
今作、窪田正孝さんと竹原ピストルさんだけが
メッチャ楽しんで役をやってた気がします。そこは良かったかな。
気になる方は
劇場へどうぞ!
クライマックスあたりはカオス…笑
気になってた映画で鑑賞!
市役所の生活福祉課に務める佐々木は、
ある日 「同僚が生活保護受給者のシングルマザーに肉体関係を迫っているらしい」
という相談を受け、真相を確かめようと彼女のもとを尋ねる。
その出会いが“地獄”の始まりだとも知らず……
というのがあらすじ!
クズとワルしか出ないってことでしたけど個人的に全員がそんなことではない感じでした
佐々木も最初は真面目でどんどん落ちていく感じで万引きした古川は生活が苦しくてって感じですしね
林野も脅迫されてるから仕方なくって感じ…
その他はクズとワルでしたね笑
みなさんの演技が素晴らしかったです!笑
窪田正孝さんが役にあっててかなり怖かったです笑
北村匠海さんも薄っすらと髭が生えてきたり髪がボサボサになってたり話し方や雰囲気までだんだんと変わっててどんどん落ちてきてましたね…
他の人たちも演技がほんとよかったです!
クライマックスの台風でのシーンはみんな集合しててかなりカオス笑
まさかとは思ったけど宮田と高野が不倫関係だったし…
なかなか面白い場面でした!笑
最後はあの古川親子幸せそうでしたね
これはほんとによかった😊
市役所は辞めてるものの佐々木は一緒に林野と暮らしてるみたいだし多少は救われた最後にはなってるみたいでしたね
個人的にもっとカオスな感じを観たかったです笑
でも楽しめました!
面白い映画をありがとうございました!
あのラストについて
やっぱ、そう言う感じになっちゃうかあ。あのラストはちょっと雑な流れにしちゃったかな?河合優実親子はどうなったのさ。あれだけ刺すだのなんだのって大騒ぎして、誰も死ななかったの?なんで、北村とか窪田の彼女?は捕まらないの?とか。一気にわーっとなって終わらすってのがね、、、ちょっと物足りない。
木南晴夏?「20世紀少年」の小泉響子じゃん!顔立ちは変わらずとも、いいキャラ演じてたね!
そして、なんといっても、河合優実!「あんのこと」から注目しててさ、あの憂いのある表情いいよね。ラブシーンもこなすし、今後さらに活躍する!しかも「ルックバック」の藤本!?全然雰囲気違うので驚き!ちょっと石原さとみ系な顔立ちで、汎用性は高いと思うんだよね。
ラスト以外は結構グイグイきてたよね。あ、同僚の女性が男に固執してたのは、すぐに不倫だと気づいたけど、それをうまいこと誤魔化してはいたよね。そこまで気を使うなら、やっぱ、あの力技的なラストはもったいなかった。
何度でも言う。映画はラストが大事です
2025年劇場鑑賞16作品目
映画としては面白いが…
本屋で原作本のフェアをやっていて面白そうだなーと思い鑑賞です。
あらすじとしては生活保護の受給をめぐるその周辺の人達の話。
キャストはみんなピッタリとはまっていて映画としてはとても面白かったです。
しかしみていてなんだかやるせない気持ちになります。たまにニュースにもなっているからこういうケースってほんとにあるんでしょうね。実際、私の友達も市役所でそういう受給の審査とか家庭訪問をやっていて人間不信になるって言ってたし。
映画の最後の方はカオスな展開で、いきなりどうした?って感じ。
それまで真剣に考えてた自分がちょっとバカバカしくなってしまうほど。
でも最後はまさに台風一過で後味としては悪くないのが救いかな。
原作ファンです(笑)
「正体」に続き、染井為人原作の実写化
まさにクズとワルしか出てこない原作に
北村匠海がどう闇堕ちして行くのか
かなり期待しておりました。
いやぁ、正体同様原作とは異なる演出に
原作ファンはこれまた賛否分かれるのでしょうが
映像化するには、これが正解だったのかなと思います。
ただ、Netfli○などでドラマ化(6話くらい)だと
忠実に再現出来て、最高のクズ感出せたはず!!
ラストのわちゃわちゃ感は
そりゃ原作を2時間弱でまとめようとしたらそうなるよねぇ💦と言ったところです。
原作(原作原作うるさい(笑))で感じ取った喜劇感は
なかった。
夢菜さんがクズで、、、
ボリューミーでとても良かった(^。^)
春休みワンオペ大変。
明日から観たい作品目白押しで困る!!
今週中、つまり今日までに「悪い夏」は絶対消化したい!!
その熱意が通じたのか定かではないが、
夫、4日ぶりに大量の洗濯物と一緒にヨボヨボと。。
奇跡的に19時帰宅!
色んな感情が入ってる「おかえり〜!!」
ニヤリ(^.^)
久々に会うのに申し訳ねぇ。
アタシは映画に行かせてもらうよって事で、レイトショー。
20分前にチケット取って車でGO!
こんな時映画館近いと便利♡
城定監督作品は、好きかって聞かれたら
だいたい「ふつーーー」なんだけど、何かやめられない。
時々すごいホームラン打つから期待しちゃう監督。
染井原作だし優実ちゃんだから絶対観たかった。
物語りとしては中々重い、難しいテーマ
「生活保護需給(者)」を扱っているにも関わらず、スピーディーな展開で引き込まれたものの、正直後半の転調で戸惑った。
役者の演技力でギリ持ち堪えた印象。
というか、これ又結構笑えてしまい、自分の感覚を疑った(°▽°)
(まっぱで拘束、からの〜ポリス高野爆誕!
台風の中帰宅の佐々木、宮田のイカレっぷりとかクスクスw)
みなさんはずっしりと重い作品に感じたのではないでしょうかね???
すみません又的外れなレビューになりそう。。
職場はアノーラ(こっちの方が下品でエロかった)で、渇水かぶりで、コントの様な後半には驚きましたね。
ほぉ〜!
生活保護の事を"生ぽ"って言うのね知らなかった('◉⌓◉’)
展開は割とオーソドックス?
流れは察しが付いたし、だいたいそ〜なった。
(愛美(優実ちゃん)の家での全員集合からの流れは想定外だった。やっぱりここも笑っちゃった)
"生活福祉課の職員が受給者に対して肉体関係を強要している"との噂を聞いた宮田(伊藤万理華さん)が佐々木(北村君)に相談する。
(あの2人があんなオシャんな所に行く?w)
宮田が"そんな事やるのは高野(毎熊さん)しかいない"と言った時から、2人の関係性も察しが付いた。
女の勘発動♪
生活福祉課の人々の仕事の大変さ気苦労は伝わって来たし、本来の目的である生活に困窮している人々を救うはずの生活保護を、不正に受給している輩の存在や、金本(窪田君)山田
(ピストル)のような反社が絡み、犯罪へと繋がる。。
弱みを握られて抜け出せない愛美のような子も実際に存在していそうでリアルに感じたし、この辺はうまい流れで引き込まれました。
でも、
本当なら受給資格のある?佳澄親子(木南さん)を愛美・山田らとの対比として登場させているが、夫を亡くして4年。
子もいる母親があそこまで落ちるかね。。と、そこは無理過ぎ設定でいまいち共感できず。。
自分は冷たい人間だなーって思いましたw
(ホットスポットからの木南晴夏ちゃんの芝居の振り幅よ(^。^)
佐々木もクレヨン届けるのは百歩譲って目を瞑るが、部屋に入ってしまうとかあり得んティ
(°▽°)
(プラスでピンクをいっぱい買って行け)
そして、金本が大物感ないのが致命的にダメだった。怖くなかった。
藤竹センセ〜!からのギャップ!
こちらも勿論安定の演技力!
窪田君悪くないんだけど、私のイメージする金本というキャラはもっとかしこで非常な人間だったから。
駿河太郎ちゃんで観たかった。
(でも窪田君と夢菜ちゃんペアの画づらが妙に生々しくてハマってた!からコレで正解か?
若い、細マッチョのタトゥーまみれの兄ちゃんがTOPってのが逆に今のリアルなのか?)
主演の北村匠海君。
こちらも個人的に、真面目で気弱な佐々木というキャラと、隠せないイケメン北村君との間にややギャップが。。
顔が強すぎる。
もっと童貞感欲しかった。
サッパリとしたお顔立ちの俳優さんならしっくりきたカモ。。
芝居は悪くない夏でしたケドねー
女性陣はナイスキャスティングで、皆芝居も良かった。
無双!優実ちゃん&カメレオン俳優晴夏ちゃんに負けず、伊藤万理華ちゃんがキモチワルッ!で、最高でした(^。^)
個人的VIPは箭内夢菜ちゃん。
良いクズでしたねぇー( ̄∇ ̄)b
どうしよ〜もないですねぇー( ̄∇ ̄)b
お肉のおかげかな??
クズだけど、ちなないで良かったね(^。^)
最近よく観るピストルさんも
あの小物感、中々でした♪
(山田の部屋も良かったです)
お前はホントにクズだな!の高野。
毎熊さん流石でしたw
ちょっとしたシーンでしたが、5歳女児に
"アイスクリームあ〜ん♪"して食べさせているのが気持ち悪すぎました。
クズだし変態でした。
でもってあのわちゃわちゃは何〜?!
完全に笑かしに来てると思ってしまった。
決してシリアスなシーンには見えなんだ〜
Σ('◉⌓◉’)
もうあ〜でもしなきゃ終われない夏なのはわかるケドも。。
言いたい事はわかるし、メッセージ性も強いんだろうけど、うーーん。。
もうひと押しパンチに欠けたカナ〜
城定監督。
「正体」でもそうだったけど、、
バッドエンディング(原作通り)にしないねぇ。
「ただいま〜」で終わるのカァ〜。。
チッ!!w
あっ!でも私だって佐々木も愛美母娘も幸せになって欲しいと思いましたよ!
初めは金本の指示通り、佐々木を犯罪の道へ落とし入れる役割だった愛美が、佐々木の優しさに触れ、自身の行動に戸惑う様になって行く。
そして2人の感情が近づいて、僅かな希望が見えてくるも、悪にはね返されて絶望し、それに従う。
諦めて無気力になっていく2人の姿を見るのは辛かったですからね。
愛美と娘が無言で見つめ合う。
次の瞬間、愛美が覚悟を決めて娘を連れて逃げ出すシーンはハラハラしました。
きっと佐々木とのあの時間があったから、愛美は母性を取り戻せたんではないかと思いました。
(その後は"狂乱"でしたけどw)
ハッピーエンドに見せかけて?
あのままじゃ、お互い依存する関係が続くだけでは。。とか、又、意地悪な感情がムクムクとしちゃいましたけど。
佳澄と息子も安定した生活を送れるようになった様子で安心しました。
(受給できた?)
(終始息子が母親思いで明るく振る舞っていたのがやるせ無かったわ〜泣)
でもやっぱり今回も城定監督。。
「ふつーーー」でした。
(こんな風に思った人もいるって事で。
生暖かい眼差しでお願いしますm(__)m
○愛美の娘が描く絵
ピンクにこだわっていたのが気になって、子供の描く絵、使う色の意味・心理状態などで調べてみたんですけど、どれもピンクは幸せで優しい気持ちの表れ。って出てくるんですよね。
でも作中の娘ちゃん、決して幸せそうには見えなかった。。
監督はどんな意味を込めたのかな?
理解が及ばずとても気になっています。
B級映画のような終盤が残念
生活保護に潜む闇を描いた作品。
北村匠海演じる主人公の佐々木がシングルマザーの愛美に惹かれ少しずつ家族になっていく描写が丁寧で良かったです。
ただ、愛美の裏切りによって闇堕ちしていく中盤以降からチープな感じがして勿体なかったです。
ラストのシーンも台風の日にわざわざ愛美の家に全員集合したのが腑に落ちず、本来なら感じられるはずの緊迫感に欠けました。
前半が良かっただけに終盤の見せ方にもう少し工夫が欲しかったです。
弱みに付け込む、付け込まれる。
社会保険事務所のケースワーカーである佐々木。生活保護受給者と対峙していますが、一癖もある生活困窮者を相手に正直さと真面目さで勤務しています。腰痛を理由に不正受給していても許してしまう。そんな佐々木が職場の先輩の不正をきっかけに知り合った女性に好意を持ったことから普通の生活から足を踏み外してしまう。
不正受給の小悪党、ヤクザ、貧困のシングマザーが入り乱れて、絶望の淵へ追いやれる展開。原作の既読しているので、物語の刺激性は感じませんでしたが、未読者の場合は、生活保護という社会保障システムとは、貧困生活の生々しさを感じる事となります。
騙され、裏切られた佐々木が自暴自棄となり、ラストのバトル・ロワイアルとなりますが、原作よりかなりマイルドなのでやや緊迫感がありません。原作には全く救いがありませんでしたが、本作品は救いのある終わり方でした。個人的にはこのラストが好きです。
「パラサイト半地下の家族」のように生々しくなく、邦画独特のドロドロもなく淡々とした造りはもっとも評価できるところと思います。
暴力性がもつれた糸の塊をぶった斬る強引な解決
生活保護の不正受給を縦軸にして、生活保護を悪用しようとする人達の蠢きを横軸にして、物語は展開していく。
テーマ自体は興味深かったけれど、エンディングは主要登場人物が全員集合のカオスになって、最終的に暴力性がもつれた糸の塊をぶった斬る、みたいな強引な解決になってしまった。
拡げた話をこういう形で終わらせてしまうのは、物語として勿体ないと思う。
主役の北村匠海さんをはじめとして、出演者の演技は、各々良かったです。
甘い幕
原作は元々気になってたので、城定監督で映画化と知った段階で読んでいた。
必要な情報は入ってたと思うが、かなり駆け足かも。
視点人物を切り替えて群像劇の色もあった原作に対し、本作はあくまで佐々木が主役。
そのため登場人物の背景はほぼオミットされている。
これは仕方ないのだが、愛美だけはもうちょい描写してほしかったなぁ。
佐々木に救われ惹かれているのは、河合優実の演技もあってそれなりに伝わってくる。
しかし、“計画”に対する迷いは薄く、流されるままになる理由については仄めかす程度で残念。
佐々木が愛美にのめり込む様子も物足りない。
また原作でも絡みの薄かった佳澄は、あの扱いなら丸々削ってよかったのでは。
(終盤のあのくだりはモブでもある程度成り立つし)
それ以外の取捨選択は上手かったと思うが、上手すぎて引っかかりもなくなっていたような。
クスリやEDの件などの省略によって展開はやや強引ではあるが、筋は通る範囲なので悪くはない。
話がポンポン進むので、勢いもあると思う。
ただそのぶん、夏の暑さのようにジリジリと苦しくなっていく原作の雰囲気はなくなっていた。
ラストも救いのある形に変わっていたが、個人的には原作通り“ミイラ取りがミイラ”の方が好みかな。
キャストや演技に関しては文句ナシ。
特に伊藤万理華はクライマックス以上に、中盤までの、正義感でも本性でも“正解”に見える芝居が地味に凄い。
原作では最終的に山田に感情移入したし、ピストルもイメージ通りだったので、もっと見たかった。
吉岡睦雄さんは、最近観る作品ほとんどに出てるな。笑
「なるほど、こういう話か」で終わらない
伊藤万理華の先輩女子いいね。惚れる。
これまで観た伊藤万理華の役って綺麗め要素が控えめだったから、特に良かった。
単純な話なのかなって観てると、一筋縄でいかないようによれるね。
そこのよらし方がうまい。
窪田正孝と比べて、竹原ピストルはアホなんだけど、懸命に考えて儲けようとするんだよね。そこが危うい。
河合優実と北村匠海は互いに本当に好きになった設定なんだけど、これも危ういよね。
童貞がうまいこと誘惑された感は否めない。
でも、そうであっても、本当に好きならいいよね。
互いに好きだからいいかなと思ってると、窪田正孝再登場で、キッチリはめられてしまう。
それで生活保護受給をバンバン決めてくんだけど、これ、この役所も問題でしょ。
そんな簡単に受給が決められてたら「なにかある」と疑わないと。
この作品はテーマに生活保護が設定されてるんだよね。
やり取りのなかで「知り合いで援助できる方がいらっしゃったら、そちらを優先して」っていうのが結構でてくる。北村匠海は「息子さんいたんで、申請を取り下げさせました」って言ってて「やるじゃん」と伊藤万理華に誉められたりしてんの。
でも生活保護って、稼いでいる家族がいても支給されるものだよね。
自助・共助・公助で、「共助があるんなら公助つかうなよ」って役所が言ってるんだけど、それ、どうなの?
そんなことを思いながらストーリーに戻ると、窪田正孝が北村匠海をハメたときに「どんな商売でも客に手を出すのは御法度」って言うんだけど、これ、本当にそうだなと思った。
毎熊克哉も北村匠海も御法度なのにやっちゃうんだよね。だからきついツケを払わされるのは、しょうがない。
いろいろあって破滅的なラストに向かうときは、むしろ、「窪田正孝、この状況をなんとかまとめてよ」と思ったな。この異常な状況で正気を保ってんのは窪田正孝だけなんだよね。異常な暴走より、正常な悪の方が安心できるって、もうほんとダメな状況だな。
よせ玉でみんな集まってくるの面白いよね。「入江悠なのか?」っていうドタバタ感。
でも入江悠よりうまくまとめるね。
伊藤万理華も動機が不純ってことになったけど、それ、いるかな。みんなどっか悪い奴じゃんってことにしたかったのかな。
ラスト、北村匠海はホームに戻り、まあ幸せそうで良かったね。つまらない公務員生活を送り続けるより良かったんじゃない。罪は他の人がかぶってくれる顛末になったみたいだし。
よせ玉のあたりの盛り上がりとか、コメディに寄せたら、楽しくエンディングにいけそうな話でもあったんだよね。しかし、それを暗いペースでまとめるのが、城定監督のテイストだなと思いました。
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