劇場公開日 2025年3月20日

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悪い夏のレビュー・感想・評価

全242件中、61~80件目を表示

4.0邦画では珍しい種類の面白さ

2025年5月5日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

斬新

邦画では珍しい種類の面白さ。

特定個人の暴力、社会の暴力、様々な暴力を丹念にジットリいやーな感じに撮れていて、素晴らしい。顔のクローズアップに様々な工夫が凝らされており、何度繰り返されても飽きない。ラストのすべてが集まり爆発四散炎上する様も豪快で素晴らしかった。

個人的にはかなり嫌いな竹山ピストルが素晴らしい演技をしており、味わい深かった。

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エリセ

3.5面白かったよ…

2025年4月23日
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鑑賞方法:映画館

驚く

ワルとクズしかでてこないとの謳い文句。

でも、本当はワルとバカしかでてこなくて、大乱闘スマッシュブラザーズ。

ただいまといっている相手が気になるけど、

想像通りだったら、底抜けのバカだと思ってしまった。

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うさぎさん

4.0皆がクズばかり

2025年4月20日
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鑑賞方法:映画館

採点3.8
北村君の闇落ちした顔が印象的で観に行きました。
いや、本当に期待を裏切らずその通り。
ドロドロの北村君が楽しめました。
河合優実も、またこう言った役どころでした。
作品は生活保護受給者にまつわる物語で、出てくる皆がクズばかり。
この描かれ方が実にうまい。
何と言うか、味わい深い作品でした。

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白波

2.5社会問題こじんまりと提起する小粒作品

2025年4月19日
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鑑賞方法:映画館

生活保護の不正受給問題を軸に、生活保護を担当する役所勤めの公務員と不正受給者と、それぞれの私生活の弱みにつけ込んで、大量の不正受給者を作り出して弱者ビジネスの構築を試みるアウトローの群像劇。

取り扱う社会問題に対しては、切り込みは浅く、登場人物たちの悲喜交々な人間模様を眺める感じですかね。

こじんまりとしながらも、わかりやすいストーリーラインだったので、ストレスも感じなく、普通に楽しめる作品でした。

とはいえ河合優実で保っている感が否めないかなー。

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ヘマ

3.0ワルとクズばかり、ラストはスマブラ

2025年4月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

市役所の生活福祉課に勤める佐々木守は、同僚の宮田から
「職場の先輩・高野が生活保護受給者の女性に肉体関係を強要しているらしい」
との相談を受ける。
面倒に思いながらも断りきれず真相究明を手伝うことになった佐々木は、
その当事者である育児放棄寸前のシングルマザー・愛美のもとを訪ねる。
高野との関係を否定する愛美だったが、実は彼女は裏社会の住人・金本と
その愛人の莉華、手下の山田とともに、ある犯罪計画に手を染めようとしていた。

といったあらすじ。

生活保護をめぐる低所得者層の現実が生々しく描かれ、
胸が苦しくなる部分もあったけど。。。

予告から推測できる、佐々木がはめられるまでの展開がかなり長い描写。
純粋なやさしさから愛美に手を差し伸べた佐々木だったが、
結局金本にはめられ、追い込まれる。
ここまではよかったのだけど、全員集合で大乱闘となるとは。
スマブラか!笑
そして、中途半端な終わり方。よくわからん。。。
美空ちゃんはこんな大人にならないでね。

主役の佐々木を演じた北村匠海さん、気の弱そうな公務員が闇落ちしていく
姿を見事に演じていました。あんぱん、楽しみです!

シングルマザーの愛美は河合優実さん、こういう影がある役どころ、
ホントうまいよな。とても魅力的。あんぱん、楽しみです!!

犯罪計画の首謀者・金本は窪田正孝さん、悪役とか裏社会の人間とかがうまいなぁ。

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よっしぃ

4.0スピードの変化が面白い

2025年4月18日
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鑑賞方法:映画館

怖い

斬新

ドキドキ

ストーリーがちょうどいい感じにドロドロと進んでいくのですが修羅場シーンが雪崩れ込んでくるスピードの変化が面白い
役者もさすがでみんな上手でした。
貧困を表現するときに部屋を物が多くごちゃごちゃさせる、というのをよく見ますがこの作品はもう一段階深い所で表現されていたと感じました。

ファッションも最近のドラマや映画を見てるとなんだか一昔前のセンスをあたかも今時です風に出されることが多いと勝手に感じているのですが、本作は比較的トレンドの服(横からダメージが左右に入ってるジーンズやダブルジップのトップスなど)がちょっとくたびれた感じに出てきてそれもまたリアルです。安く買えるもんなぁ

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なみ

4.0思考停止

2025年4月17日
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鑑賞方法:映画館

好きな俳優さん達が思いっきりアウトなキャラクターを熱演しているだけでもお腹いっぱいだったのだが、思いの外入り込めた。人によっては退屈に感じる作りではあるのだが、その丁寧さが終盤の弾けっぷりの良いアクセントとなっていたと思った。さすがの城定監督。
闇堕ち邦画はここ何年かゾロゾロと出てきたけども、畳み方や演出で結構入り込めなかったりしたのだが、肌に合っていたんだろうなぁ。これを観てから「愛なのに」を観て「アルプススタンドのはしの方」を観ると監督の手腕に舌を巻ける事うけあいでございます。

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lynx09b

3.5みんな最後はワルでクズ?!

2025年4月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

北村匠海くんの役の変貌が見れると言う作品
やっと観れた〜😅

北村匠海くん 河合優実ちゃん 窪田正孝さん
この3人の役柄に注目してて…
匠海くんの演技はみんなが知っての通り

河合優実ちゃんも「あんのこと」を観て以来
どんな演技をするのか気になっていて
今回の役柄も見事にダメ演技がしっくり💦

佐々木役の匠海くんは真面目なケースワーカー
この真面目さがどこまでワルになるのか…
真面目さ故に壊れるのもどん底💧
ダメっぷり良かったなぁ👏👏

そして、まさかラストの方で
あんなドタバタな展開になるとは思わなかった…
あの部屋でみんなが偶然集まるなんて💦💦
なんだよ〜ホントみんなクズでワルだわ😱

窪田くんの悪っぷりも良き👍✨
あぁいう役柄最近はハマってるね!

今回は初めて行く
TジョイPrince品川
コンパクトな劇場だけど…
傾斜が考えられていて
何処で座っていても前の人が気にならなくて
観やすくて良かった👍✨

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usausako25

3.5原作変えて良い面悪い面がはっきり

2025年4月12日
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鑑賞方法:映画館

面白く観れた。原作ファンだったのでドキドキしながら。
やはりラストはどうなんだろう?あのラストにするために主人公の犯罪をなくしたりで、闇落ち感が少なくなった様に思う。主人公の投げやり感や喪失感が足りずに後半に突入しているのが物語が走りすぎ。
映画なのにアップが多く、暑苦しい感じが出ていて演出は良い。

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るい

4.0オッサンの使った箸が触れた麺は子役に食べさせられないぜ

2025年4月11日
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鑑賞方法:映画館

城定監督作ははずれない。ちょっと長い気もするけど、無駄シーンがない。
原作が良いのかも知れないが、貧困ビジネスを扱ったものとして良いさじ加減と思った。
生保認定の排除体質と不正時給と両方が並べられているが、それに評価を付けず、感動作としないことによって、見る側に考えさせるようになっている。感動を押し付けたり、社会派作品にすると引いてしまう層が居るからね。

北村匠海の演技はもとより、人相が変わっていく様が見事です。

窪田正孝の悪役ぶりは最高です。

箭内夢菜はもうゆるキャン△にはでれません。

伊藤万理華はこんな役もできるんだな。

さて、河合優実ですが。あんのこと→ナミビア→本作と同一人物ではないかと、疑っています(ベランダからは出奔)。あまりのさやぐれ具合がうま過ぎるので、もはや演技ではなく、こういった人を連れてきておいてあるようです。もちろんほめているが、ちょっと同じようなことを続けてみるのに飽きてしまった。キムタクがキムタクで出演しているみたい。これからも期待してます。

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Lhowon

4.0楽しめた

2025年4月10日
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はい、やっぱり邦画は「クズばっかり出て来る作品」に限りますよね!

ここ数年の「クズ人間映画」としては、トップクラスに楽しめた作品でした。
どうしてもそういう作品って、ノリが湿っぽくて、観た後どんよりしちゃうものも多い。
もちろんそれはそれで貴重な映画体験なんだけど、この「悪い夏」は、どうしようもないヤツらばっかりなのに、ポップでちゃんとエンタメしてるのが素晴らしかった。

まずは役者陣がホントに良い!
ヤサグレた女性演じたら当代随一の河合優実、綺麗な顔して見事に闇落ちする北村匠海、いつもホントにナニ考えてるか分からない窪田正孝。この辺りのメインに加えて、サブも良い。箭内夢菜はマジでチンピラの権力を笠に着て偉そうにしてるギャルだし、伊藤万理華って「サマーフィルムにのって」のあのコね!可愛くて結果イカれてるの最高。そして、やっぱり木南晴夏ですよ。あの薄幸そうな表情ときたら。

これだけのマイナスオーラをまとめて、貧困と弱者と搾取をベースに積み上げていくと、どうしても救いのない話になるはずが、すごく上手なバランスでコミカルに見える様に作られててる。

それでいて、この映画はちゃんと観客に「正しいってなんなんでしょうね」ってことも語りかけてくる。
彼らには彼らなりの「正しさ」「良かれ」があって、それに従って行動してるだけ。
でも、みんなやっぱりおかしいんだ。

ラスト。
どんどん登場キャラが集まってきて、嵐の中のワヤクチャが始まる感じもすごく楽しかった。

気になったのは、「生活保護」を受けている人がみんな社会的な「悪」みたいに見える描き方なのは好ましくないかな、と。
役所の担当者たちが「どうやって受給者に打ちきりを迫るか」「打ち切りさせたら偉い」みたいな話をしてるのは、(もちろん理屈は分かるけど)本来の制度の意図と異なるワケだし。
作中で不正受給を断罪するなら、他方で「生活保護受給のあり方」や、日本人として当然受ける権利があることを並行して見せる必要があるところだと思う。

いや、それにしても、楽しかった。

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キレンジャー

4.0役者を楽しむ作品

2025年4月10日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

TBSラジオ「アトロク6two」で取り上げられ、
高評価だったので鑑賞。

ラジオ内での評価の通り、
粒揃いの役者陣はそれだけで楽しい。
全員主役を張れる巧者であり、
その相乗効果は余りある。

特に言えば窪田正孝かな。
元々高い地声の更に上の高い声で、
世間を馬鹿にした様なセリフを吐く
半グレ社長は
ほぼアドリブらしいが胴に入っている。

伊藤万理華も初めて見たが、
元アイドルという目を惹きつけるルックと、
ギャップのあるキレ方、
ラストの猪突猛進感はとても良い👍

「ナデシコちゃん」箭内夢菜も
久々に見られて良かった😊

木南晴夏は抜群の存在感だっただけに、
他との絡みが少なかったのは残念だが、
それもプロットに重みを持たせる重要な役だった。

少しプロットが無茶かなとも。
ケースワーカーのフォローと、
生活保護受給者もフォローが必要かな。

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クリストフ

3.5顔色が悪い

2025年4月10日
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皆さん夏バテなのか
顔色が悪く不健康みたいな人ばかりでしたが、
面白かった👍。

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alreo

3.0「生活保護費の受給」をテーマにした作品だと思っていたら、「執念深い女」の話だった

2025年4月10日
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怖い

難しい

ケースワーカーの宮田さん、怖いっ!
「恋は盲目」と言うけれど、妻子持ちの高田を振り向かせるために適当な理由を並べて、佐々木を引っ張り出したのが全ての始まりだ。
ダークサイドに堕ちる前の佐々木だったら、古川親子への対応は違っていただろうし、最悪の事態を迎えることはなかったのだろう。
残念だけど、ラストで「フツーの親子」を観れた。よかったな。

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ちゃ坊主

5.02回目鑑賞

2025年4月9日
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興奮

やっぱり面白かった。梨華がダントツでイヤなヤツだった。

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あくび

4.5リアリティがあり引き込まれた

2025年4月8日
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鑑賞方法:映画館

主演の北村匠海が好演していて、リアリティがあり、引き込まれました。
設定的に子どもには見せられない。
カップルも気まずいかな?

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pocohisa

0.5unのこと。

2025年4月7日
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鑑賞方法:映画館

あらかじめ「じゃない方」が織りなす貧困バラエティ。
生活保護制度の闇を晒す訳でもなく、受給者の心に寄り添う内容でもなく、挙げ句の果てに勝手に騙された陰キャが貧乏人を罵倒する始末。
貧乏人の子は所詮貧乏人、負け犬はどこまで行っても負け犬だ。

個人的に、映画は着地点が本質だと思う。小汚ねぇアパートで全員集合からの死なない程度の小競り合いがなんなのか?これは映画ではなくシーンの羅列に過ぎない。
俳優の熱演を無駄にするな。

幼少期、母の電気代滞納からの停電を実際に経験した者より、憎しみを込めて。

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や

4.0妙に

2025年4月7日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

リアルで緊張感がある映画です。
自分的には、窪田正孝さんがとても存在感を発揮して見応えありました。
最後だけ、もう少し詳しく描いて頂いたら良かったかなー

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進撃のヘルニアン

3.5思いの外後味悪くない

2025年4月7日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

怖い

 闇落ちした北村匠海くんが見たくて鑑賞。
 気弱な地味青年→仕事ができて包容力のある男→悲しみにくれて自暴自棄になった弱者→後悔と憤怒にかられて暴挙にでる気狂い、とまぁ四面相どころか多様な表情が見れてすごくよかった。彼の情けない姿ってなんであんなに魅力的なんでしょう。
 もはやコメディかといえるほどのラストの怒涛の展開に、笑ってしまったのは私だけだろうか。そのラストの展開までずっと淡々としているので飽きてしまう人はいるかもしれないが、全体的に暗くて陰湿で鬱作品なのに、嵐の中の傘差しとか、お決まりの修羅場とかは、演者たちが必死であればあるほど恐ろしいよりコミカルに見えてきてしまう、不思議な作品。出てくるみんな気持ち悪かった(褒めてる)。
 木南晴夏さんの憔悴しきった表情はとてもリアルで、これはかなりヤバイ……と思うほどの鬱状態が伝わってくる。あと窪田正孝くん、「春に散る」でもそうだったけど、ニヒルな役が上手いですねぇ。なんだか彼だけは一貫性があってブレない悪人だからか格好良く見えました。
 主人公の佐々木は、仕事も精神的にも追い詰められて最悪で悪い夏だったかもしれないけれど、その半分は良い思い出も入っているんじゃないかなと思った。彼女とその娘さんと過ごした時間は本物だったから。思いの外後味が悪くなかったので良かった。
 ただ、思ってたよりも主人公が脅されれるまで長く感じたし、胸糞キャラと物語に嫌な気持ちを引きずって胸焼けを起こしてしまう人がいるかも。

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ふたり映画
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