劇場公開日 2025年3月20日

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悪い夏のレビュー・感想・評価

全238件中、161~180件目を表示

3.5生活保護者…

2025年3月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

切なくなる話でした。
河合優実さん、北村匠海さん、どちらもよく合う役柄で、二人の演技が良かったです。
この話はどういうラストを迎えるのかと思って観ていましたが…しっくりこなかった。どういうラストだとしっくりきたのかな。
あと日本の実情ですが、木南さんみたいな考えの真面目な方もいます。ただ、不正まではいかないにしても、働けるのに受給している人がたっくさんいて、本当の現状をみなさんに知ってもらいたくなりました。まぁそれを映画にしたところで、腹が立つだけですけどね。

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りかちゃん

3.0城定監督!もっと上手くやれたでしょ?

2025年3月22日
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貧困、不正受給、全員悪人…もっと陰惨にすべきところだが、城定秀夫監督の良い意味での軽さが裏目にでている。
チャンス大城を起用してる時点で違うと思う。
ただそこは河合優実がどっぷり陰惨な部分を引き受け、この作品をしっかり成立させるのはサスガ(ちょっと同じような役が続いてるのが心配)
佐々木と愛美の繊細な希望をもった関係性にクズたちの悪が侵食していくさまがスリリングに描かれ、そして大クライマックス。
この展開に不満はないが、伊藤万理華の仕掛けなどが不発に終わり、ただゴチャゴチャやってるだけで盛り上がらない。
このカオスの中で佐々木と愛美の壊された感情の爆発と残された希望を描いて欲しかった。
子供に対する気持ちは見えても、佐々木と愛美の互いへの気持ちが見えない。
佐々木は身を挺して愛美と娘を逃さないといけないし、娘は佐々木を置いて逃げることに抵抗して母の手を引かなければならない、そして愛美は意を決して佐々木を助けに踵を返さなければならない。
そして痛快に金本に一撃を食らわせ、何なら佐々木に手を差し伸べ、佐々木と愛美と娘の3人で雨の中を走っていくぐらいのベタでよかったと思う。

もう一つの軸である木南晴夏の親子もラスト前にすれ違うのは伊藤万理華ではなく、北村匠海でないと意味がないと感じる。

勿体ないよ、城定監督!
三池崇史化しないか心配だ。

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ケージ

4.0豪華キャストによる見応えある演技合戦

2025年3月22日
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同名小説を映画化したヒューマンサスペンスで生真面目な公務員がある出来事をきっかけに破滅へ堕ちていく物語。先が読めない予測不能な展開に加えて驚嘆の結末にも唖然とした。
主演の北村匠海&河合優実を中心とした豪華キャストによる演技合戦も迫力があり見応え十分。特にシングルマザー演じた河合優実は役柄にピッタリの印象で彼女を観るだけでも価値のある作品です。

2025-47

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隣組

3.5生活保護詐欺を企てる輩と、その計画に巻き込まれる役所職員の物語。不...

2025年3月22日
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悲しい

生活保護詐欺を企てる輩と、その計画に巻き込まれる役所職員の物語。不正受給者に対する役職の
対応って実際は、あんな感じなんだろうなって思いながら作品をみていた、現状にも受給しながら、高級車を乗り回している人もいるので、映画の世界だけの話ではないなと感じた。登場人物全てがワルかクズ。
ヤサグレ役演じさせると、河合優奈はピカ一。

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メグアニキ

4.0破滅への転落?出てくる奴がみんな悪くはなかった。。

2025年3月22日
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北村匠海主演のサスペンス映画。
公務員が悪い奴らに狙われる話。
予告を見てちょい役だと思っていた河合優実が結構な準主役的なポジションで出ていた。
あんのこと、ナミビアの砂漠、八犬伝、敵に続いての劇場鑑賞。
相変わらずたくさん出てますね。
というか、全国上映される話題作に出ているから見ちゃうんでしょうけどね。

彼女の役はクズだけど悪い奴ではなかった。
あまり期待はしていなかったけど結構楽しめました。
ちっょと河合優実に飽きた感じがしてたと思ったけど、今回の彼女良かったです。
あんのことに近い役で、クズだけど純粋な女の子を演じてました。

生活保護のことをナマポって言うのね。
「せいほ」と呼ぶと生命保険と一緒になるからなのかなとか考えながら見ていた。
生活保護のケースワーカーの苦悩とともに不正受給の仕組みも理解できたかな。

最後はハッピーエンドだったし、見終わった後は想定外に少し心地よい気分で帰れました。

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はりー・ばーんず

3.0佐々木

2025年3月22日
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結局、佐々木も公務員としてはダメだったと言う事ですね。仕方ない部分もありますが、生活保護対象者とそういう関係になってしまった訳ですからね。でも、出てくる人は誰でも持っている悪い部分が表に出てるだけですよね。

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ごっとん

1.5悪くない夏

2025年3月22日
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単純

この作品が綺麗か汚いかと言えば綺麗。
良い意味で汚くあって欲しかった。
なんと言うか、隙だらけで恐ろしさ、絶望感が感じられず、緊張感が無かった。
窪田さんもぶっ飛びキャラで頑張っているんだが、何故かどす黒さ、恐ろしさが伝わらない。
この人が1番のボスなら、軽く何とかできるんじゃ無いかと思ってしまう。
知能も無さそうだし、喧嘩も大した事無さそうだし、悪のオーラがない。
佐々木は絶対今まで彼女無しの、童貞だね。
最後のドタバタ劇は冷めてしまうし、コント?と思ってしまう。
もうウシジマ君を登場させなきゃ終われない。
そっちの方向で行くならもっとキャラを立てないと、フリが全く効いていない。
どっちにも振れず、中途半端でした。
窪田さんじゃないし、河合さんの無駄使いでした。
ただ木南さんが良い演技で、先週までのホットスポットを観てただけに振り幅が良かったです。
否定的ですが、感想は人それぞれですのであしからず。

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capone

4.0なかなか

2025年3月22日
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のクズだらけの登場人物で
重いテーマ?今の日本の社会問題を軸に話が進み、少し光が見えたかと思ったら最終的には滅茶苦茶な展開になって笑えてしまった。
希望は無い話でした(笑)

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SHO

5.0ラブストーリーの変化球

2025年3月21日
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楽しい

予告編から、真面目な公務員が悪人に騙されて七転八倒するブラックコメディ
を予想していましたが、意外にそこがメインではないように感じました。

古川(木南晴夏さん)の悲劇的な困窮家族の描写だったり、
愛美(河合優実さん)の自分自身の心に迷い、戸惑いを抱えていながら
子供を愛している複雑な心情の迫真の表現、
佐々木(北村匠海さん)の真面目に生きても報われない社会への怒りの独白とか、
その深刻な追い詰められた心情を切り取った多くの顔面のクローズアップ画面、
立場から不適切と理性では思っているのに、
徐々に気持ちが惹かれていく経過の緊張感のある丁寧な表現など、
闇落ちしていく人間の情けなさがほとんど描かれない(毎熊さん以外)ので、
多様な(親子の愛も含めた)ラブストーリーの変化球という方が
しっくりくるなと思いました。

グラデーション豊かなクズ、悪人たちは、
弱者を脅して小金を巻き上げるようなせこい悪巧みを実行しますが、
最後のコント的なドタバタなど、振る舞いも憎憎しさを感じることが少なく、
純愛を邪魔する喜劇的な存在にみえました。

サスペンス的な要素よりも、
様々な感情の混線具合が面白いドラマの映画だと思います。

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HK

4.5今年の夏も暑いんだろな〜。本当夏は悪でしかない

2025年3月21日
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城定監督(じょうじょうと読むのはさっき知った)の作品はビリーバーズしか見た事なかったのですが今作も面白かった。昭和の邦画のような生保に関わるドロドロした人間の欲望と絡み合いがわかりやすく描けていたと思います。クライマックスも盛り上がったし。河合優実さんの天然ヤンキーキャラはハマってた。北村匠海さんの病んだ目。窪田正孝さんこういうキャラもいけるんだ。俳優さん皆さん魅力的でリアリティがあってよかったです。

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自称こうちゃん

5.0いなくならないでね。

2025年3月21日
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主人公が悪に巻き込まれて犯罪に手を染めていくクライム・ストーリーかと思っていたら、
生まれて初めて誕生日を祝ってもらい優しくされた女と
初めて自らが頼られるべき存在になれたと思った男の
ラブ・ストーリーだった。
北村匠海と河合優実の悲しくも美しいラブ・シーン。
しかし、この純愛は悪い夏に奪われて報われることなく悲劇へと進んでいく、と思いきや。
北村匠海の「ただいま」は、同じ城定監督「愛なのに」のラストで夫婦茶碗をもらった河合優実の「やった」に匹敵するほどの映画史に残るほっこりシーンでした。

これほど悪い奴らばかり出てくる映画なのに後味が悪くない。
北村匠海と河合優実がだんだんと変わっていく様、窪田正孝、毎熊克哉、竹原ピストルのクズっぷりは見事。
伊藤万理華はそうだろうなぁとは思っていたけど笑っちゃった。
ハダシとビート板からもう4年か。
撫子ちゃんは大きくなりましたね。

いまやCMにも引っ張りだこ、テレビで観ない日はない実力派人気女優の河合優実ちゃんは、ちょっとした端役でも出演したりしてるから、今作も悪い奴らのひとりくらいに思っていたらまぁまぁ主役じゃん。
「だれかとナカイ」でゆりやんレトリーバーの賞🏆をもらった女優のスピーチのネタした時(めっちゃ笑った)、将来確実になんらかの賞を取るだろう彼女がこのネタしちゃダメ、と心配してたら、早速に各賞総ナメ。思い出して笑っちゃいそうでスピーチ聞けなかった。
今作でも賞とれるくらいの名演技。何回か泣きそうになる場面があった。
ジャルジャル原作の映画も控えているし、今年もまだまだ河合優実の快進撃は続きそう。

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大吉

4.0木乃伊取りが木乃伊になる

2025年3月21日
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泣ける

興奮

難しい

桐生市の「水際作戦」のような生活保護制度の不適切運用は
実は多くの自治体で行われているとかまびすしい。

一方でそれを本来の呼称「せいほ」ではなく
「ナマポ」と呼び、受給者を蔑視する層や、
それを以って甘い汁を吸おうとする人は確実に存在する。

本作では、その両者の「悪」が描かれる。

なんといってもキャッチは「クズとワルしか出てこない!」
なのだから。

しかし中には
夫を亡くしたシングルマザーの『佳澄(木南晴夏)』のように
「クズ・ワル」に属さぬ者も。
社会の狭間に取り残された彼女は、
生活福祉課に相談に行くことも思いつかずさまよう。

受給を「申し訳ない」「抵抗がある」と躊躇う気持ちもあり、
その時には自身が今まで納税者だった過去は心中から欠落している。

「家族照会」や「役所の対応」も、やはり相談のハードルを上げているのだろう。

官の側が関与する実際の事件も多いよう。

受給者側からの不当要求に抗しきれぬ場合と、逆に
受給者の弱みに付け込むケースだが、
本作では後者がそもそもの事件の発端に。

肉体関係に加え
生活保護費のピンハネまでも要求した末の因果応報は、
ある種のカタルシスを感じさせはするものの、
終幕に向けての怒涛の展開の中で
開いた口がふさがらなくなるエピソードも転がり出す。

社会正義を声高に言い募りながら、
個人への執着が強すぎる言い草に、
何か裏が有りそうと感じていたら案の定。

知己をコントロールし漁夫の利を得ようとした
一連のエピソードは、
哄笑よりも恐ろしさを感じるべきか。

『佐々木(北村匠海)』は脅迫され闇堕ちする。

嘗て蔑んでいた者と同レベルまで
引きずり降ろされ、悪事に手を染める。

が、抱いていた大志が消え失せ、
自暴自棄となった主人公を奮い立たせるのが、
小さき人への愛情なのは、
通底するもう一つのテーマ。

「子供のため」に動こうとする者が、
彼を含め四人も居る。

血も涙も無い犯罪者や
不正受給を屁とも思わない食わせ者の一方、
真っ当に暮らしていても生活に困窮する家族も登場させ、
制度の周辺事情をドラマチックにみせるなかなかの手腕。

不正受給率は0.3%ほどと言われてはいても、
金額に直せば110億円と多額。

他方、実際に受給できているのは
必要とする世帯の二~三割との背反性が浮かび上がる。

社会課題をエンタメ化し問題提起するときに、
シリアスな造りとするのはありがちで、
本作もご多分に漏れず。

だからなおのこと、それを{喜劇}にまぶして
笑わせながら考えさせた『チャップリン』の凄さに、
今更ながらに思い至る。

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ジュン一

5.0悪の饗宴

2025年3月21日
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なかなか面白い。今の日本の闇を見事に画ききっている。「正体」に続く染井為人さんの原作を凌駕する素晴らしさ。クズは、何処にでもいるし、誰でもクズに堕ちていく可能性はある。救いは、本当の愛情のみ。深いね!

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DnaH

4.0狂ってた。自分がこんなになったら地獄

2025年3月21日
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怖い

興奮

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はず

4.0ピンチはチャンス、チャンスは大城(笑)

2025年3月21日
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後味悪い終わり方にしては、モヤモヤ感が残らないという不思議な作品🙄

窪田正孝の安定感はもとより、ミソラちゃんに、野呂佳代(いましたよね😁)に、チャンス大城も含めた演者の皆さんが全員よかった😆

そして、ここでも河合優実は無双していました(笑)

そういえば、竹原ピストルも無双の兆候が😏

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おたか

3.5何で…そうなるの~

2025年3月21日
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怖い

主人公の佐々木(北村匠海)の
実直な仕事ぶりに好感触だったのに~
先輩、高野の仕事を利用しての犯罪行為
その先輩を見ていたのに
何でなの~
佐々木!お前もか
って感じ
黒闇に泥沼に引きずり込まれていく
愛美(河合優実)の周りが"悪"しかいない
から必然的に関わると巻き込まれる

はじめは宮田(伊藤万里華)と
不正を暴いていい感じに
始まったので★は高かった
中盤以降終盤は
…嫌な気持ちが晴れない
不正受給者が貰えて
本当に生活が苦しい人が貰えなかったり
この不条理さ
やっとの思いで申請にきた母子
に…最もらしく語る(悪の佐々木)
佐々木の言葉が槍のように
心に刺さる
ふざけるな!と言いたい
実際、役所はたらい回しする
基本おもしろく観ましたが
笑うに笑えない終わり方だった

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しろくろぱんだ

5.0これはやばい

2025年3月21日
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ニックネーム

4.0かりそめでも、ひとすじの光が見えるラストが好き‼️

2025年3月21日
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琥珀糖

3.5ラストは嵐の展開

2025年3月21日
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笑える

怖い

興奮

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セイコウウドク

4.5人物描写がみずみずしい佳作

2025年3月21日
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知的

物価高の日本は、生活保護が今後も増加すると考えられるので、タイムリーな話でした。
人間が悪い方向にいくとこうなるということがよく分かりました。
夏の汗で、登場人物のみずみずしさと気だるさを見事に表現していました。
終盤に大きく事態が動くところも見所です。

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ゆきとう