悪い夏のレビュー・感想・評価
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いなくならないでね。
主人公が悪に巻き込まれて犯罪に手を染めていくクライム・ストーリーかと思っていたら、
生まれて初めて誕生日を祝ってもらい優しくされた女と
初めて自らが頼られるべき存在になれたと思った男の
ラブ・ストーリーだった。
北村匠海と河合優実の悲しくも美しいラブ・シーン。
しかし、この純愛は悪い夏に奪われて報われることなく悲劇へと進んでいく、と思いきや。
北村匠海の「ただいま」は、同じ城定監督「愛なのに」のラストで夫婦茶碗をもらった河合優実の「やった」に匹敵するほどの映画史に残るほっこりシーンでした。
これほど悪い奴らばかり出てくる映画なのに後味が悪くない。
北村匠海と河合優実がだんだんと変わっていく様、窪田正孝、毎熊克哉、竹原ピストルのクズっぷりは見事。
伊藤万理華はそうだろうなぁとは思っていたけど笑っちゃった。
ハダシとビート板からもう4年か。
撫子ちゃんは大きくなりましたね。
いまやCMにも引っ張りだこ、テレビで観ない日はない実力派人気女優の河合優実ちゃんは、ちょっとした端役でも出演したりしてるから、今作も悪い奴らのひとりくらいに思っていたらまぁまぁ主役じゃん。
「だれかとナカイ」でゆりやんレトリーバーの賞🏆をもらった女優のスピーチのネタした時(めっちゃ笑った)、将来確実になんらかの賞を取るだろう彼女がこのネタしちゃダメ、と心配してたら、早速に各賞総ナメ。思い出して笑っちゃいそうでスピーチ聞けなかった。
今作でも賞とれるくらいの名演技。何回か泣きそうになる場面があった。
ジャルジャル原作の映画も控えているし、今年もまだまだ河合優実の快進撃は続きそう。
木乃伊取りが木乃伊になる
桐生市の「水際作戦」のような生活保護制度の不適切運用は
実は多くの自治体で行われているとかまびすしい。
一方でそれを本来の呼称「せいほ」ではなく
「ナマポ」と呼び、受給者を蔑視する層や、
それを以って甘い汁を吸おうとする人は確実に存在する。
本作では、その両者の「悪」が描かれる。
なんといってもキャッチは「クズとワルしか出てこない!」
なのだから。
しかし中には
夫を亡くしたシングルマザーの『佳澄(木南晴夏)』のように
「クズ・ワル」に属さぬ者も。
社会の狭間に取り残された彼女は、
生活福祉課に相談に行くことも思いつかずさまよう。
受給を「申し訳ない」「抵抗がある」と躊躇う気持ちもあり、
その時には自身が今まで納税者だった過去は心中から欠落している。
「家族照会」や「役所の対応」も、やはり相談のハードルを上げているのだろう。
官の側が関与する実際の事件も多いよう。
受給者側からの不当要求に抗しきれぬ場合と、逆に
受給者の弱みに付け込むケースだが、
本作では後者がそもそもの事件の発端に。
肉体関係に加え
生活保護費のピンハネまでも要求した末の因果応報は、
ある種のカタルシスを感じさせはするものの、
終幕に向けての怒涛の展開の中で
開いた口がふさがらなくなるエピソードも転がり出す。
社会正義を声高に言い募りながら、
個人への執着が強すぎる言い草に、
何か裏が有りそうと感じていたら案の定。
知己をコントロールし漁夫の利を得ようとした
一連のエピソードは、
哄笑よりも恐ろしさを感じるべきか。
『佐々木(北村匠海)』は脅迫され闇堕ちする。
嘗て蔑んでいた者と同レベルまで
引きずり降ろされ、悪事に手を染める。
が、抱いていた大志が消え失せ、
自暴自棄となった主人公を奮い立たせるのが、
小さき人への愛情なのは、
通底するもう一つのテーマ。
「子供のため」に動こうとする者が、
彼を含め四人も居る。
血も涙も無い犯罪者や
不正受給を屁とも思わない食わせ者の一方、
真っ当に暮らしていても生活に困窮する家族も登場させ、
制度の周辺事情をドラマチックにみせるなかなかの手腕。
不正受給率は0.3%ほどと言われてはいても、
金額に直せば110億円と多額。
他方、実際に受給できているのは
必要とする世帯の二~三割との背反性が浮かび上がる。
社会課題をエンタメ化し問題提起するときに、
シリアスな造りとするのはありがちで、
本作もご多分に漏れず。
だからなおのこと、それを{喜劇}にまぶして
笑わせながら考えさせた『チャップリン』の凄さに、
今更ながらに思い至る。
悪の饗宴
狂ってた。自分がこんなになったら地獄
なんか良い作品見たかも。ってじわじわくる。
こんな良く感じると思ってなかったからびっくりした
じとーっと息苦しいような空気から最後はカラッと空気が澄んでた
闇堕ちの北村匠海は想像以上に闇堕ちしてて最高
闇堕ち前の北村匠海は本当に顔が良い
河合優美の気怠くて色っぽい感じとか、でも幼い表情とか可愛い声もすごく良い
伊藤万理華が笑えるぐらい狂ってて一番気持ち悪かった
窪田正孝のクズ役はいつも通り最高なんだけどヘラヘラ笑いながらの悪党を演じるのが好き
クラウドの窪田正孝が微妙だったから尚更よかった
木南晴夏も疲れ切ってて別人みたい
最後の嵐でみんな一気にネジがぶっ飛んで全部スカッとした。
木南晴夏さん親子は助かってよかった笑っててよかったって思ったし、
竹原ピストルさんは逃亡中、最高!って思ったし
窪田正孝は無事逮捕されたし
北村匠海と河合優実と美空ちゃんは一緒にいるっぽいし
全部わたしのこうなったらいいな。が見れた映画だった。
強いて言うなら真夏に見たかった。
ピンチはチャンス、チャンスは大城(笑)
何で…そうなるの~
主人公の佐々木(北村匠海)の
実直な仕事ぶりに好感触だったのに~
先輩、高野の仕事を利用しての犯罪行為
その先輩を見ていたのに
何でなの~
佐々木!お前もか
って感じ
黒闇に泥沼に引きずり込まれていく
愛美(河合優実)の周りが"悪"しかいない
から必然的に関わると巻き込まれる
はじめは宮田(伊藤万里華)と
不正を暴いていい感じに
始まったので★は高かった
中盤以降終盤は
…嫌な気持ちが晴れない
不正受給者が貰えて
本当に生活が苦しい人が貰えなかったり
この不条理さ
やっとの思いで申請にきた母子
に…最もらしく語る(悪の佐々木)
佐々木の言葉が槍のように
心に刺さる
ふざけるな!と言いたい
実際、役所はたらい回しする
基本おもしろく観ましたが
笑うに笑えない終わり方だった
これはやばい
まず没入感がやばい。
何がとはわからないがわからないのがやばい。
河合優実と作品雰囲気の時点である程度分かっていたが何か想像を超えている。
ラスト集合のとことかもカオス過ぎてやばい。
ただ、最後はパッピー?エンドぽくて少し安心。
息を呑む事を忘れる作品だった
かりそめでも、ひとすじの光が見えるラストが好き‼️
美空ちゃんに、たとえほんの少しでも、幸せな時間を‼️
いい役者が普通にいつもの実力で芝居をすれば、大満足の映画になる。
河合優実が“またしても“極上でした。
「あんのこと」とも、「ナミビアの砂漠」とも似通ったような
「自分の居場所を見つけられない女」の役。
だけどメチャクチャ良い。
この子のためなら、
この女となら闇堕ちしてもイイ・・・
そう思ってしまうよな、
真面目な男なら。
バカだし、だらしないし、頑張らないし、浮遊してるだけ・・・
そんな女だけど、
「生まれてから一度もケーキで誕生日を、
「祝ってもらったことのない生い立ち」
めっちゃ不幸じゃん‼️
今、22歳で、5歳くらいの子供(美空ちゃん)がいるから、
16歳くらいで妊娠して、色々あったのだろうなあ、
そんな想像がつく。
この映画のテーマは《生活保護の受給者・・・不正受給を含む》と、
その申請とその後の立ち直りを支援する、市のケースワーカーの北村拓海が、
受給者の河井優美や竹原ピストル、
そして彼らと密接に関わる市役所の同僚の毎熊克哉と伊藤万理華や、
暗躍するヤクザ者の窪田正孝、
彼(金本)が関わるとなんとも暴力的で複雑になってしまう、
そんな人生悲話だ。
生活保護の申請をする人は、ほぼ全員が生活に困窮して
切羽詰まっている。
社会の底辺であり、申請する側も申請を許可する側も、
普段は見せないドロドロの内面を晒すのではないか?
最近のネットニュースでは、
“怒号飛び交うナマポ受給現場“ などとある。
プライドを捨てて、知能犯で行くんだろうな?って気がする。
ケースワーカーは一向に生活保護から抜け出せない受給者に疲弊するし、
受給者は受給者で、生かさず殺さずのぬるま湯に無限地獄のように
抜け出せなくなる。
愛美(河合優実)から、セックスと金を搾取している毎熊克哉
(こいつは酷い)
本気で惚れてしまう佐々木(北村拓海)の違い。
確かに愛美と生きることは
【闇堕ち・・・人生の正規のルールから外れること】だ。
愛美となら、レールから外れてもいい・・・
そう思わせられる魔力が確かに河合優実にはある。
それにしても生活保護受給者からも、搾取する、
高野(毎熊)や金本(窪田)。
上には上がいる?のか、
下には下がいるのか?
よく分からないが、
竹原ピストルが珍しく善人から小悪人もどきを演じている。
ラストの嵐からの展開は、
怒涛の身体と体のぶつかり合い、
カオスで盛り上がった。
そして
「ドアを開けたら、かりそめでも幸せの温もり」
「温かい生活がそこにあるといいなあ」と、
わたしは心から願った。
ラストは嵐の展開
原作本を持っているが未読。これから読もう。河合優実さんが出演と聞き鑑賞。「あんのこと」を思い出す役柄だが、まだ本作の方が小綺麗で、佐々木が罠にハマる気持ちが分かる。娘も可愛いし。むしろ我慢した方で、普通の男はクレヨン届けた日にヤッてるよ。
ラストの怒涛の展開はドリフのコントかと思うほどで、前半のシリアスさが吹き飛ぶ。万引き主婦の話が必要か?と思ったが、エンドロールで城定監督の名を見付けて納得。変な人、病んでる人って、実は何処にでもいるのだろうか。一番マトモと思っていた宮田が一番狂っていた。
佐々木よ、お前は何処に帰るのか。懲りない男なのか、バカなのか?幸せなラストと見るのか、不幸は続くよ何処までも。たぶん。
人物描写がみずみずしい佳作
生活保護の問題点を赤裸々に
クライムものというよりは社会派
悪、ワル ろくでもない はよくわかりました。人による。
本作は よくありがちテーマ
逆に言えば 貧困ビジネス的な 俗称ナマポ に踏み込んだ好作品。
でも ここまでの人は居ないよねぇ
というのを
窪田正孝さん 河合優実さん 竹原ピストルさんが 好演でフォロー。
それは素晴らしい👍
ありがちな 公務員像 弱々しい 北村匠海さんが 演じきった
でも 俺は 若干 ナマポの実態知ってるから チコっと減点
日曜昼の 競馬🏇中継でも、ゴルフ⛳️や囲碁 でも無く 最後に皆んなたどり着く
『TBS ザ・ノンフィクション』昔から見続けてる 俺的には あんまり刺激無し
最後 ぐちゃぐちゃ 俺のキャパでは そこだけは無理目だった。
皆さん 映画館で確認して エンタメは相違ない。
【年度末 時短レビュー継続中】
🈶有料パンフ購入 普通のなんの変哲もない 普通パンフ。
だったらたすけてよ…
生活保護受給者であるシンマにハマった市役所の生活福祉課に勤める男の話。
同僚の高野が担当のナマポ受給者を脅して肉体関係を持っているとの話しを他の同僚宮田に聞かされて、被害者のシンマに会いに行き巻き起こっていくストーリー。
高野の破綻まではまあ良かったけれど、どうみてもポンコツな山田にやれるのか?
そして佐々木はいつの間にただいまーっていう感じに?からのヘビーな展開で、自業自得とはいえなかなかな胸くそ悪さ。
ちょっと引っ掻き回し過ぎてコントの様な山場になってしまっていたし、そこからのまとめが、間をすっ飛ばした上に超都合が良いしで、面白かったけれどちょっと物足りなかった。
それと結構序盤から嫌な予感はしたけれど、それだけの役割の為に万引きママの行に尺使い過ぎ。
城定監督作品は全く予測不可能です...
おもしろいですね~
監督の作品大好きなんです。
あんなはちゃめちゃな修羅場あるんですね
嵐の中のピンポン合戦にほ笑っちゃいました
キャスティングが本当に絶妙です
おっ毎熊さん!と思ったら女癖の悪いしょうもないヤツ
相変わらずの優実さんもアングラ感最高でした
いい人ランキング1位に選ばれそうな北村匠海も
最初は気の弱そうないい人な感じだったのに
見事に悪ーい顔に変身してました
窪田くん、クールな顔立ちだからあの役はめっちゃお似合いであんまり今までそういう役柄見たことなかったので
これからはそっち路線もどんどんやってほしいです
莉華役の箭内夢菜さん、前から体形をしっかり役柄に合わせて調整してくる役者魂が素敵です。今回もさらにボリュームアップされて、半グレの愛人役、頭悪そうな尻軽女、完璧でした。
そして、忘れちゃいけない薄幸すぎた木南晴夏さん。
目の下のクマといい、ノーメイクで生気を失った表情すばらしかったです。
最近ピストルさんの役者業は大好きで、あの風貌の彼しかできない役がまだまだありますよね。これからも期待しております。
愛美の子供・みそらちゃんの変化もちゃんと描いていて、愛美の心情の変化がダイレクトに子供にも投影されていて、みそらちゃんの服装や髪型、描く絵までも変わっていくのを描かれていたので、さすがでした。
そして、地獄絵図のあとには平凡な小さな幸せな家庭があったようでよかったです。
鬱展開なのでお気をつけください
原作未読。
悪い夏というのは「運の」悪い夏というストーリーです(運が悪い程度で済まされるレベルではないですが)
映画は終始鬱展開で、本当に最後まで好転しません。そういう展開が苦手な人(自分)は、観ない方がいいかもしれません。なぜ観にいったんだろう。
キャストが絶妙でした。よく見ればかっこいいのに闇落ちした北村拓海、やさぐれてるけどかわいい岡田優実、毎熊克哉と木南晴夏の使い方も満点ですが、悪い窪田正孝の狂気は必見です。その他の方たちも、本当に絶妙なキャスティングだと思います。
最後に、宮田(伊藤万理華)は不倫してたんだなというのは途中で気がつきました。
どう考えても評価☆3程度の話なのに、☆4をつけたくなる、変な魅力のある映画です。
クズ人間しか出て来ないけど、最後に少しだけ光が見えた感じの邦画。 本年度ベスト級。
本作の監督&河合優実さん目当て。
今まで観てきた監督の作品とは違ったテイストは新鮮だった。
キャスト陣の中では窪田正孝さんの演技に全てを持って行かれた感じ。
北村匠海さん演じる市役所に勤める佐々木。
河合優実さん演じる生活保護受給者の愛美。
窪田正孝さん演じる裏社会で生きる金本。
この3人を中心に進むストーリー。
騙す側と騙される側の人間ドラマって感じだった。
仕事真面目な佐々木がある罠に陥り、人間性が壊れた感じの演技が素晴らしかった。
役所のカウンターで壊れて行く感じが抜群に良かった。
佐々木の同僚の伊藤万理華さん演じる宮田。
唯一、まともな人間と思いきやかなりのクズ女に意表を突かれた(笑)
一番のクズは窪田正孝さん演じる金本。
頭の切れるクズ程、救いよようが無い感じの演技が最高だった!
竹原ピストルさんや箭内夢菜さん等の脇役も存在感があって、光ってた感じでした( ´∀`)
生活保護についての問題提起もあるが、ほぼエンタメで面白い。出演者にひかれ観賞、特に窪田正孝さんの役。毎熊克哉さんが体を張った場面が有って、つい笑ってしまった。
出演者に引かれて観賞。特に窪田正孝さんが犯罪計画の首謀者・金本という裏社会の悪いヤツってのが面白そうだと思った。初めのうちは窪田正孝にしか見えなかったが、そのうちにコイツは本当に悪いヤツだとしか思えなくなってきた 。
裏社会に身を置いてるから、終盤,素人が包丁振りかざしていても,やられるワケがないと思って安心して見てられる (^^)。
しかし、諸悪の根元は、高野(毎熊克哉さん)の女癖の悪さだ。
自分が担当する生活保護受給者の愛美(河合優実さん)に手は出した事が全ての始まりだ。
高野(毎熊克哉)の調査に同僚の佐々木(北村匠海さん)を誘った宮田(伊藤万理華さん)が、どうして高野本人や上司に直接言わずに裏でコッソリやってるのか不思議に思っていたのだが、終盤になって、実は宮田が高野と不倫関係である事が分かって、ああナルホドな、そーいう事だったのかと納得した。 ← 一文が長げ~ (^^)。
宮田は、裏でコッソリ調査して、ただ高野のワルサを止めさせるだけのつもりだったのに、思わくが外れて佐々木が高野を辞めさせてしまったのは誤算だったろう。
まさか佐々木が愛美に惚れてしまうとはのう。
女癖の悪い高野の自業自得とはいえ、公務員という安定した仕事を辞めさせるなんて、佐々木もちょっとやりすぎでヒドイと思った。
まあ結局、佐々木も自分の担当ではないが、愛美に手を出して破滅へと向かう。
最初は愛美親子への同情、思いやりだったのに、ミイラ取りがミイラ? (^^)。
佐々木の最初の失敗は、クレヨンを持って行ったときに部屋に入ったことだと思う。ドアの外ノブに袋をぶら下げて黙って立ち去ればよい。
佐々木が愛美に一目惚れしたかどうかは分からないが、下心或いは恋心があったことは間違いない。マッタク。
あとクレヨンは箱入りのセットの他に、バラで桃色を5、6本加えたほうがよいでしょう。ウンウン。
終盤、アパートに一同が会す場面が1番盛り上がって面白かった。
毎熊克哉や伊藤万理華まで入ってきてグチャグチャでおかしかった。
誰も致命傷は負わなかったようでヤレヤレである ┐(´~`;)┌
万引きを繰り返してた母親(木南晴夏さん)と子供も助かったに違いない。
さて、シングルマザー愛美(河合優実)は、佐々木(北村匠海)に惚れてたのだろうか、それとも佐々木を罠にかけただけなのだろうか。微妙である。
ほいで、最後に北村匠が、「ただいま~」と言ってドアを開けた先にいたのは誰なのだろうか? 愛美と娘だったら良いね (^^)。
全員クズとワル?
正確には本当にワルなのは職場の同僚高野と裏社会の住人金本ぐらいで不正受給者の山田はクズではあるがあういうのが日本国内に何万人もいるんだろうなという感じ。
生活保護の不正受給をもっとちゃんと取り締まってくれよ!特に外国人をよ!
話がそれたので感想に戻ります(失礼!)。
結果的に他の人物もワルに巻き込まれクズのような行動をしてしまうというお話。
結論から言うと面白かったです。
窪田のワルっぷりも良かったし北村、河合も難しい役柄を見事にこなしてたと思う。
善良でカッコイイ人が出てこなかったのでスカッとはしないけど何となくハッピーエンドで終わったので救われたかな。
最後佐々木が清掃員として働いていてアパートに戻った時に「ただいま~」と言っていたのはあの二人と暮らしてるという解釈でいいんですよね?
そして一番怖い人は高野の不正を暴き離婚させ自分のものにしようと企んでいた伊藤万理華演じる同僚の宮田だという…。
良く出来た話です。怖い怖い。
全81件中、21~40件目を表示