劇場公開日 2025年3月20日

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悪い夏のレビュー・感想・評価

全323件中、181~200件目を表示

3.5生活保護は本当に困っている方へ

2025年3月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

単純

城定秀夫監督、今年2作目。
フットワーク軽くて観客のコチラも観やすい。
前作よりは面白かった。

生活保護の闇を扱ったといえば、 真面目で哀しい『護られなかった者たちへ』を思いだしたが、
城定監督がそんなヤワなモノ撮るわけないよなぁ〜 と楽しみだったが、
原作脚本があるので、これが限界かもしれない。

俳優さんは皆さん魅力的だが、定番の存在感と演技。
新鮮さはない娯楽映画である。

己の言葉は己を返ってくる。
潔癖さを訴えるケースワーカーは己の不倫を正当化して 罪悪感の欠片もない。
なにが潔癖さなのか、
僕のなかで笑いが止まらなくなった。
人間なんて、そんなものである。
み〜んな悪い人間ばかりである。

僕の人生のなかで福祉の仕事をしていた時期があり、僕の感覚では理解が追いつかない事があった。
母子寮でケースワーカーとして働いていた後輩が、
入所していた、なんと三人の子連れのお母さんに手を出してしまい妊娠が発覚。
愛を前面に出して結婚、後輩は職場をそのまま、四人目を妊娠しているお母さんと子供達はケースワーカーの実家(横浜の一等地)で同居。
そのケースワーカーは現在、年金を満額受け取っている。
世の中なんて、そんなものである。

正直者はバカをみる。
もし窓口で生活保護を断られたら、
本編のように自殺未遂(あくまでも未遂、決して死んではなりません)で発見されたら、
(財産や身寄りがなければ)生活保護を受給できる。
この映画が、本当に困って受給できない(酒やタバコやパチンコもしない)人々の役に立てたら、 いいですね。

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なかじwithみゆ

3.0ファレミスいこ

2025年3月26日
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佐々木が闇に堕ちていってからの目が良かった

ラストはドタバタ。
まぁそうしないと終われないよな。

自分で自分を諦めたらあかん!

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M U

4.0あんまり期待してなかったが 意外に面白かった。

2025年3月26日
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あんまり期待してなかったが

意外に面白かった。

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まる

3.5グタグタ

2025年3月26日
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あーフツーにケースワーカーと受給者ですから、何がどうあっても順番間違っちゃだめよ。ナマポをやめてからじゃないと。
色々色々グタグタしていて、グタグタの総括みたいなラストが滑稽でした。

北村匠海はこうゆう大人しい役がよく似合う。

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Oyster Boy

4.0クズだらけ

2025年3月26日
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生活保護の不正受給をめぐるクズな人たちと巻き込まれる公務員の主人公の話。
テンポもよく、ラストの登場人物が台風の日に全員そろうところで盛り上がるところもよかった
不正受給を手引きするリーダーの窪田正孝と、どこまでも小さなクズの竹原ピストルかよかった

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サート

3.0長い夏だった

2025年3月26日
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笑える

単純

難しい

悪い夏、と夏の話のようですが、
ひと夏の話としては、期間が長すぎるような
どうなるのかな、と思ってみていたら
最後は、ドタバタなんですね
まあ、生活保護をとりまく、闇を扱った映画なのかな
恋愛映画として、まとめても良かったような
河合優実がなかなか、よい演技をしていたかと
また、昭和の遊び方が懐かしい感じ
まあ、安っぽいドラマでした
本人が闇堕ちするには、ひと夏の話では、無理かな
もっと、長い期間、忙殺されないと、です

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しんちゃん映画

4.0ここ数年で救われない人々の描写に麻痺してしまったのかもしれない

2025年3月25日
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テンポも良く、俳優陣の演技にも個性があり、十分に楽しめる作品であった。
ただここ数年で救われない人々を描いた強烈な作品に見慣れてしまったことからか少し物足りなさを感じてしまった。
同じ河合優実さんが演じていることもあり、あんのことの彼女を何度も思い出してしまう。
キャスティングによって、期待値が上がりすぎていたのかもしれない。
もっと爆発が欲しいと思った。

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もとこ

4.0出てくるのは小悪党ばかり

2025年3月25日
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でも、一番の悪党は中途半端な正義感を持っている主人公だった(逮捕されないのが不思議)

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nats

4.0もうすぐすると義理の兄妹役になる主役の2人がいる世界

2025年3月25日
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 「あんぱん」では義理の兄妹役になる北村匠海と河合優実が主役だが心優しいのが仇になって美人局に引っかかって自ら不正に手を出す羽目になった役所の職員を演じる北村匠海と元キャバ嬢でラスボス的な店長?役の窪田正孝に脅されるように利用される河合優実がいい味を出している。「あんのこと」では早見あかりが演じるシェルターの隣人に一万円と引き換えに子どもを無理矢理預けさせられる役だった河合優実は、ここでもキチンと母親役を演じているので「あさイチ」で「子どもを抱く」ではなく「子どもを持つ」と言い放って「おむすび」では母親感ゼロの米田結女王様とエラい違いだ。ヒロインが生活保護を受給するのと引き換えに毎熊克哉が演じる役所の職員とのセックスシーンでブラジャーを外していない。「ナミビアの砂漠」では河合優実は胸を出していたシーンがあったしキャバクラのシーンではキャバ嬢が胸を出していたので不自然。ヒロインの喫煙シーンが多いが「敵」みたいに煙草に口をつけても吸っていないのが分かるのに煙が出ていた。それなら喫煙シーンはいらなかったのでは?最後の修羅場で死人が出なかったらしいので全員逮捕されただろうに主人公2人は不起訴になったらしく職場に不倫がバレたはずの伊藤万理華が演じる役所の職員もクビになっていないのはどうだろう?「あさイチ」で窪田正孝はボクシングが趣味だと言っていたが見た目は細身の優男なのに恫喝しながら殴りかかるシーンは威圧感がある。撮影中に誰かあざが出来たかもしれない。
 劇中劇のように同時並行で進む木南晴夏と息子役の話は万引きがバレて職場をクビになるシーンと電気や水道が止められたのが分かるシーンは逆の方が良さそうだ。最低限の生活費はあって派手に遊んでなさそうなのに電気や水道が止められるのは不自然だ。

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大阪マフ

3.0どうすればよかったんでしょうね

2025年3月25日
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無闇に話を広げずにいい具合にまとめていた。ラストのドタバタも、あんな風にしないと終わらせようが無さそうだし。
安定の河合優実に加え、ああいう情けない奴にハマる毎熊克哉や竹原ピストルも良い味出してた。
北村匠海の目の死に方をみて「渇水」の生田斗真を思い出した。

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ひろちゃんのカレシ

4.0血みどろも、ゴミ屋敷もいらない

2025年3月25日
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チャンス大城が演じるキャラクター、
彼の所作に込められたリアリティが、
本作における、
不可欠な思考の補助線の要素となっている。

どういうことか。

その所作の細部、
単に上半身を曲げるのではなく、
身のすくめ方、
自転車を押す際の緩急のつけ方、

その身体的動作に、
彼のキャラクターの身体性、生々しさとその背景がにじみ出ている。

これらの所作は、単なる演技の一環としてではなく、
その人物が生きた環境、過ごしてきた時間、
そして経験してきた試練を物語っているのかもしれない。

多くの人々を見て、数々の現実を体感してこそ、
ここまで自然に表現できるものだ。

このリアリティを演じるためには、ただの技術ではなく、
感覚と体験が必要であり、
大城はその絶妙なバランスを完璧に捉えている。

ところが、

監督はこのリアリティラインに完全には乗らない。

リアリティラインというのは、
物語の中で登場人物が示す「現実的な限界」のようなもので、
映画のトーンを、世界観を決定づける要素だ。

この映画では、現実に寄り過ぎることなく、
時に意図的に誇張され、または抑制された演出がなされている。

そのラインを意図的に引き、
物語が進行するにつれて少しずつそのトーンが変化していくのだ。

中盤から転調が始まるが、
この転調が映画のリアリティと虚構との距離感を見事に保ちながらも、
観客を引き込む効果を生み出している。

エロ、グロ、ややエロ、身体性、社会性、
それらの要素を自在に操ることができる監督である。

エロやグロといった要素が物語の中に登場する際、
それらがただの刺激的な素材として使われるのではなく、

しっかりとキャラクターの内面的な闇や欲望を表現するための手段として組み込まれている。

映画全体を通して、
そのバランス感覚が変化し、

特に中盤から後半にかけて、
グロテスクな表現が(主に痛々しい生活表現)、
過剰になることを避け、

エロや暴力も控えめに描かれる瞬間が増えていく。

キャラクターがそのリアルなグロテスクさを描かずとも、
その内面にある闇や暴力の兆しを完全に表現できると判断したのだろう。

苦悩や不安、絶望をリアルに伝えるためには、

決して血みどろな映像や、
痛々しいゴミ屋敷の描写が必要というわけではない。

物語における感情的な重みをキャストの演技に委ねている、
この潔さこそが、この映画のリアルさに繋がっていると言える。

そして、その潔さに応えるキャスト陣も素晴らしい。

キャラクターたちは、グロテスクな場面を描写しなくても、
その内面にある激しい葛藤や深い傷、滑稽さを見事に表現している。

リアリティラインを背負うことができるように、
誠実に準備されたであろう芝居が、
映画全体のクオリティを引き上げている、
と言っても言い過ぎではないだろう。

総じて、「悪い夏」は監督の独特な手法、
調律が冴え渡る作品であり、

リアリティと虚構を巧妙に操りながら、
視覚的、感情的、音楽でも強烈な印象を与える映画だ。

その中で最も重要なのは、キャラクターの所作のリアルさと、
それを描くために意図的に動かされるアリティラインである。

映画が進むにつれ、このラインがどのように変化していくのか、

このピンポンは誰、

更にピンポンは何、

と思う時、

その時はもうこの世界観にはまっている証拠だろう。

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蛇足軒妖瀬布

4.0「なるほど、こういう話か」で終わらない

2025年3月25日
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Scott

4.0生保の闇と城定監督テイスト

2025年3月25日
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公務員が管理するものは必要かどうかではなく、ルール通りかどうか?で決まってしまう
必要=ルールでないのが今作でしっかり描かれている

働けるのに雇ってもらえない人への公助に対する焦点が少ないのが不満だったが、社会への提案にはなっているかと思う

河合優実さんは相変わらずうまい
心情の微妙な変化を上手く表現できており、物語の核になる演技はさすが

伊藤さんと数年前には青春まっただ中の演技をしていたのに、、、

無駄とも思える艶シーンもあえて入れてくるところが城定監督らしいが、現代だと地上波放映できないだろう

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ダルメシアン07

3.0エンディングは…

2025年3月25日
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単純

もう少しはっちゃけて欲しかったかも?
途中までは面白かったけど、最後予定調和的な終わり。
可もなく不可もなし。

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キチ

4.0悪い何か

2025年3月25日
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登場人物みんながクズ(潔白を象徴していた天使を除く)。
しかし、みんなが口にするのは、それなりの正論。
だから、クズを生み出している何かが存在するように思えてしまいます。もしかしたら、クズではなく弱者と表現すべきかもしれません。
終盤に嵐とともに訪れる、若干笑いが漏れそうになるような修羅場も、それぞれにもがき苦しんでいる、現代の我々を映し出していたようにも見えました。
「イケナイものはイケナイ」とキレイに割り切れたらどんなに楽か、そんな風に考えさせてくれました。

そのときどきの心情、立ち位置を「眼」で見事に演じ分けていた北村匠海さん、河合優実さんが素晴らしかったです。

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Eiji

2.5監督を確認してからにすればよかったー

2025年3月25日
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単純

予告で、勝手にアイドル主演のミステリーものと勘違いして行ったら???。客層がおじさんだらけ。え?北村匠海さん目当ては少数。はじまってから納得。ナミビアの人目当てか!要らないおっぱぶシーンと思ったら監督名見て納得。ネトフリ向け回転率映画だった!とはいえ、ナミビアほどエロさもないし、チャンネルネコでやってそうな映画。北村匠海さん主演のミステリでは無いです。
これは誰むけ?ラストの新しいパパはハッピーエンドってことでいいのかなあ??この監督の映画にありがちなハッピーエンドなの?という感じでしたー

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ユメ

5.0北村匠海さらに開眼

2025年3月24日
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「サマーフィルムにのって」の伊藤万理華と河合優実
2人とも鬼気迫る演技
北村匠海も迫真の罵声。君膵から8年ですねー
木南晴夏も心の弱り方の表現が秀逸
窪田正孝も迫力満点
竹原ピストルの輩感がなんとも言えずgood

城定秀夫監督、流石ですー

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haitanio

3.0或いは自分が「当事者」だったら

2025年3月24日
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作品制作のサイクルが早く、とても多作な印象が強い城定監督。それでも毎作品「一定以上の面白さ」が期待できるため、出演者が好みであれば劇場鑑賞する機会も増えてきました。そして本作は主演・北村匠海さん、助演に河合優実さん、窪田正孝さん他かなりの豪華布陣。そのせいもあってか月曜10時35分の丸の内ピカデリーは、(この劇場にしては)まあまあの客入りだった気がします。
今作は生活保護受給(俗にいうナマポ)にまつわる「悪事」をネタに、メインキャラクター8名の少しずつ「ズレ」た関係性で展開されるストーリー。私は今回もあらすじは勿論、予告編も見ずに本編に挑んだわけですが、独特な世界観にもかかわらず、すぐに入り込めて理解が追いつく構成力で「やっぱり巧い」と思える城定監督。
そして、今作も流石の「キャラクター演出」は城定監督の真骨頂。役を演じられた俳優さん、皆さん本当に素晴らしく甲乙は付けがたいのですが、敢えて一人挙げるとしたら山田役・竹原ピストルさん。助演でありながら、繋がりが多いキャラクターのため必然的にスクリーンタイムも長め。そして、中盤以降は混沌化していくストーリーを展開させるキーマン。それぞれ立場によって、相手との対し方を絶妙に変えながらの演技は見ものです。
ところが、ここからは少々苦言として。
まずは、トントン拍子で進むストーリーについて。テンポはいいのですが、イマイチその進展に対して、実際の時間(日数)経過がどの程度なのかが掴みにくい。その為、状況の変化に対し、キャラクター毎の心情やそれぞれの距離感・温度感の変化に、やや強引さや唐突さを感じることも。上映時間114分とけして短いわけでもないので、これは編集の問題なのかな。。ちょっと惜しい気がします。
それと、今作は物語の題材や設定が具体的だからこそ、「リアリティー」について引っかかりを感じる点が少なからず。当然、社会問題を扱ううえで難しいところだとは思いますし、取り敢えずエンタメとして「こういうもの」と割り切り観続けましたが、或いは自分が「当事者」だったら。。原作は未読ですが、フィクションにも守るべき一線はあるはず、、ですよね。
と言うことで、純粋に「エンタメ」として見れば今作も「城定監督らしい」作品として裏切りません。次作も期待しています。

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TWDera

3.0男女8人夏物語

2025年3月24日
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もっと大きな犯罪組織が絡んで警察も本格的に捜査に出ると思ったがそれほどでも無かったなあ。一番まともだと思った宮田がなんということだ。
これはフィクションでも、実際はあの手この手で生活保護狙う人たくさんいるんだろう。

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あらじん

3.0想像を上回る展開がない

2025年3月24日
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単純

想像を上回る展開がまるでなく
演出もメリハリがなく単調なのでこの話しのわりに
長く感じてしまいました。

少ない登場人物達だけがわちゃわちゃやって、
あれだけドタバタやっても近隣の気配すら感じられず
世の中が動いてる感が薄い
そして最後の全員集合はお約束通りのドリフ(笑)

“生活保護”“不正自給”と社会派なテーマを扱っているのに
笑わせてたいのか?なんなのか?ありきたりな着地

タランティーノ的な落ちにしたいのならもっと
窪田に狂気性を持たせないと、それが出来る役者さんなのに
いい役者さんが揃ってるいるのにもったいない
やっぱ監督次第ですね。

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