「北村悪海。。」悪い夏 movie mammaさんの映画レビュー(感想・評価)
北村悪海。。
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似合うのよ影のある役も。
あんぱんの崇と相容れないようで、
たっすいがー、優しい、おえかき、子供の健全な成長を促そうとする共通点が。
のぶちゃんだけとでなく、先に蘭子とくっついていましたか。。
河合優実も北村匠海も、あんぱんとは全く違う人物像で、演技力を感じる。
本気で、困っている母娘を助けたかっただけなのに、気付けばヤクザのような半グレに利用され、ホームレスの不正受給窓口に利用される。
本気で死ぬ手前まで追い詰められた母息子は受給を断られる。
同僚は正義感を傘に着て、実は不正同僚と不倫していた始末。
まともな公務員はいないのか?!そう叫びたくなる。
気弱に公私混同していた佐々木が、半グレに利用され1日中ホームレス不正受給を受け付けるうちに朦朧としてきて、疲れ切って生活も正義感も堕ちた顔をし始める表情変化が北村匠海さすがだった。
裏社会に繋がる気がなくても知られたら最後、とんでもなく怖い。
でも結局全ては痴話喧嘩。
台風の嵐のさなか揉め事。
不倫女にはお咎め無く、佐々木には刺された後遺症が残り、最初に生活保護受給者愛美に手出ししていた同僚高野と半グレ金本は刑務所送り。
高野の顔に纏わり付いた、愛美の娘美空が佐々木に貰った桃色クレヨンで描いたママの顔の画用紙。
愛を求めて、ももいろが減りまくる美空の心のSOSが辛い。
佐々木と愛美と美空、困窮していた母息子が生きていた事が、せめてもの救いである。
生活保護、誰でも受け取れたら困るけど、ほんと貧困はどうにかならんかね。子持ちの母親が苦しむ国の政治が、良いとはどうしても思えない。
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