「悪党」悪い夏 まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
悪党
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いやー本当に悪い人、悪人しか出てこない。
グズで自分の事しか考えてない人達。
だけど、人間らしく楽したい気持ち
誰もがある弱さを、其々持っている。
原作は染井為人さん、脚本が向井康介さんなんだ。
さすがだね。
人の欲望と身勝手が大暴走。
まさか雨の中でのどしゃ降りシーン。
色々な情報と気持ちが重なりカオス満載。
不思議な興奮状態に陥りそう。
人間味がありすぎた。
悲壮感を出す木南晴夏さんや極悪な窪田正孝
さんの演技は良かった。
河合優美さんの感情の入ってないセリフで
始まり、気持ちに寄り添って感情をのせていく
表情と表現は素晴らしい。
北村匠海さんの堕ちていく目付きと豹変の仕方。
正義感がボロボロに崩れて行く姿は上手かった。
また新たな新境地を開いたのでは。
加速する悪人、悪党のエンタメ。
最後に希望を残す脚本は上手い。
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