「アイドル映画だけどアイドル映画じゃなかった」あたしの! まさむぎさんの映画レビュー(感想・評価)
アイドル映画だけどアイドル映画じゃなかった
横堀監督が光を使った演出が得意というだけあって最初から最後までとにかく映像が綺麗だった。
アイドルばかり出てる映画は正直安っぽくなるのが多いがこの映画は映像の美しさ、出演者に当たる光と影、夏を表現する雨や雷セミひぐらしの効果音が素晴らしかった。主演の2人は既に演技経験のある渡邉さんは泣くシーンがとても上手く最後に直己に叫ぶシーンは思わずポロっときそうになった。木村君は初々しいしさがあり学園の王子様役は納得のビジュアル、声も良く心に秘めた腹の内を見せない役はヒロイン失格の坂口健太郎を思わせる雰囲気でこれからに期待。
脇を固める2人はとにかく素晴らしかった
この2人の安定の演技力なしではこの映画はないだろう。横堀監督の映像美+恋愛映画だけではないそれぞれの成長を感じれる良い作品。それぞれのファンだけではなくもっとたくさんの人に観てほしい
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