あたしの!のレビュー・感想・評価
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渡邉美穂の体型が終始気になる
2024年映画館鑑賞112作品目
11月30日(土)イオンシネマ石巻
ACチケット1400円
原作は『ヒロイン失格』の幸田もも子
脚本は『恋わずらいのエリー』のおかざきさとこ
ミュージックビデオやCM制作など活躍している横堀光範氏映画監督初挑戦作品
親友が同じ男に恋してしまうラブコメディー
前半コメディーでガッチリ掴んで後半はシリアスでホロッといかせる
若い人中心で知らない人ばかり
しかし原作はヒロイン失格の人で脚本は恋わずらいのエリーの人
映画館で観ることにした
妄想合戦シーン好き
鎧兜がダンボール製なのも良い
アイドルに疎いので騎馬戦の馬の人たちは渡邉美穂が所属していた日向坂46のメンバーかなと勘違いしたがそうではないようだ
おそらくあこ子役や充希役のオーディションに落ちた人たちではないかなと
そのなかでも惜しい人たちが抜擢されたのではないだろうか
そこんところはよくわからない
大好きアピールしたのにサッカー部のせいで犬好きになってしまいブチギレするあこ子のシーン好き
自分の好みとしては直己役の木村より葵央役の山中の方がイケメンに思えるがこの頃の女子からすればクールなタイプよりニコニコした優しい感じの方が好まれるのかもしれない
話の内容は良い意味でも悪い意味でも甘い
かと言ってドロドロした展開は求めない
某萌系アニメのように三角関係のもつれから人一人死んじゃうようなバッドエンドはいらない
あと渡邉美穂の体型はやはり触れずにいられない
この作品はオリジナルではなく原作もので悪いことに自分は原作のあこ子をチラッと見ていてちょっとは知っている
全く違うのだ
俳優業にかけているなら役作りしろよ
俳優でポッチャリの渡辺といえば渡辺徹を思い出す
彼は晩年舞台演劇終演後体調面についてインタビューに答え「ぼくも役者バカだから役によって太ったり太ったり太ったり」とはぐらかしたっけ
彼のようなキャラでいきたいならそれでも良いんだけどね
強い違和感を感じただけ
原作者や原作ファンの多くが渡邉美穂で良いなら彼女の体型は受け入れよう
配役
直己が大大大好きな高校2年生の関川あこ子に渡邉美穂
あこ子の幼少期に宮地美然
学校一のモテ男だがサボりすぎで留年してしまうイギリスの帰国子女の御共直己に木村柾哉
直己の幼少期に平野絢規
あこ子の親友に谷口充希に斉藤なぎさ
充希の幼少期に山田詩子
直己の親友であこ子の恋愛の相談相手の成田葵央に山中柔太朗
葵央の幼少期に青木鳳
クラスメイトの坊主頭の鈴木に笠井悠聖
鈴木とつるんでいるクライメイトの田中に小田惟真
劇中のホラー映画の主人公に藤田ニコル
あとでわかったことだが渡邉美穂はデブじゃなくて筋肉質らしい
芸能界の先輩に例えると杉田かおる
体重のわりに体脂肪が少ない
西野未姫や村重杏奈がデブっていた頃とは全く違うタイプと判明
男勝りのガキ大将タイプだと思えばこれはこれでむしろ原作越えで良いのかもしれない
面白くは観たのですが、私的乗れなかった理由について
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
今作の映画『あたしの!』は、それぞれの主要登場人物の関係性の描き方も出来ているし、ストーリーの展開はあるし、優れた作品になる要素がちりばめられていると感じました。
なので基本は面白く観たのですが、一方でドライブ的な面白さが上昇して行く作品でもなかったとは思われました。
その理由は以下の私的感じた3点の欠点に要因があったと思われます。
私的感じた1点目の欠点は、(主人公・関川あこ子(渡邉美穂さん)が想いを寄せる相手の)御共直己(木村柾哉さん)に、映画の設定として周りを圧倒的する魅力がなかったと、(1観客の私には)思われた所です。
御共直己が、主人公・関川あこ子と、あこ子の親友の谷口充希(齊藤なぎささん)を、カラオケ店でナンパを仕掛けて来た男性グループから守る場面があるのですが、御共直己がその時、ケンカの強さを発揮する具体的描写はなかったと思われます。
また、御共直己の留年理由も単に出席日数の計算ミスでしかなく、とても魅力ある人物には思えませんでした。
主人公・関川あこ子や親友・谷口充希を振り回す御共直己の存在は、映画の重要な柱の1つであって、映画の質を決定づける重要な要素になっています。
例えば、御共直己は、留年はしていても裏側に家庭の事情や別の事情があったとか、(あるいは留年の不真面目さの欠点を補う)運動が抜群に出来るとか、音楽などの芸術的な才能にあふれているとか、語学力だけは抜群だとか、どんな女性にも分け隔てなく優しいとか‥
何でも良いのですが、学校中の女生徒から告白が殺到する説得力が何かあれば、また映画の印象も違ったとは思われました。
私的感じた2点目の欠点は、主人公・関川あこ子と親友・谷口充希との関係性の、小学生時代からの一貫性ある描き分けの分かり難さです。
映画の冒頭で、小学生時代のいじめられている親友・谷口充希と、いじめをとがめる主人公・関川あこ子との描写があるのですが、高校時代になって、どちらが小学生時代にいじめられていたんだっけ?と、正直、私には混乱がありました。
なぜなら、高校時代(現在)の主人公・関川あこ子は、周りにお構いなしに行動する人物として描かれ、その空気の読めなさから実際にハブられ気味の描写もありました。
すると、周りを見れていない性格の主人公・関川あこ子の方が(その空気の読めなさから)実際とは逆に、小学生時代もいじめられていたと考えた方がしっくりくると思われたのです。
この主人公・関川あこ子と親友・谷口充希との描き分けの小学生時代からの一貫性の弱さは、映画の最終盤で、親友・谷口充希が何事も積極的な主人公・関川あこ子にあこがれがありいつも追いつこうと思っていて、ついには高校時代に横に並ぶことが出来たとのエピソードが話されることで、理解することは出来ます。
つまり、小学生時代は圧倒的に前を走っていた主人公・関川あこ子は、高校時代には既に親友・谷口充希に並ばれていて、2人の関係性と立ち位置は、小学生時代の頃からずいぶんと変わっていたということです。
それならば、高校生の今の2人の関係性から振り返れば、小学生時代はどちらがいじめられていたんだっけ?、とこちらが勘違いするのは仕方がない話です。
しかしながら、小学生時代にどちらが相手をいじめから助けたのかは、これまた映画の根幹を成す話で、観客にきちんと理解が届いていないのであれば致命的です。
このことは、小学生時代と今とで、主人公・関川あこ子と親友・谷口充希との立ち位置が変わっているとの描写が、最終盤でしか描かれない所に要因があったと思われます。
露骨に描かなくても、小学生からは高校生の2人の立ち位置は変化があったことを、映画の過程でその都度、描いておく必要があったと思われました。
また、小学生時代での魅力ある周りを引っ張る主人公・関川あこ子の性格の一貫性として、関川あこ子を高校生の今もクラスの周りを巻き込んで引き連れるパワーある人物として描くなどの描写は必要あったとは思われました。
私的感じた3点目の欠点は、御共直己が主人公・関川あこ子を好きになった理由の弱さです。
御共直己が主人公・関川あこ子を好きになる要素としては、
A.主人公・関川あこ子の、御共直己へのめげない直線的な想い
B.御共直己の、主人公・関川あこ子が成田葵央(山中柔太朗さん)と仲良くしていることへの勘違いから来る嫉妬
C.御共直己の、両親が離婚している所から来る心の傷
があったとは思われます。
しかしながら、A~Cの理由はぶつ切りでそれぞれ描写され、映画のモンタージュ的にA~Cが絡み合って積み重なって描かれていたとは、1観客の私には思えませんでした。
そのため、例えば、シーパラダイスでの4人デートの場面で、気分が悪くなっていた親友・谷口充希から離れて、御共直己が主人公・関川あこ子の元に行って想いを告白する場面があるのですが、御共直己が(谷口充希を振り切って)関川あこ子を好きになったそこまでの納得感は、私には感じられませんでした。
(細かいですが、このシーパラダイスでの関川あこ子と御共直己との告白場面のカットは下からのアオリ気味のカメラアングルでした。
おそらく水族館の水面の光を2人の間に入れたいがためのアオリカットだったと思われますが、アオリアングルは対象人物の存在を大きく見せる効果もあり意味を持たせるので、引きの画は水面を入れるアオリアングルにするとしても、2人の告白が互いに誠実であると見せる為にも、2人の寄りのカットは2人の目線と同じアングルにした方が良かったのではとは思われました。
今作の横堀光範 監督は今作が映画デビュー作のようで撮影も監督がやっているようですが、モンタージュ積み重ねの弱さも含めて、次回作への課題は1観客としては僭越ながらあるとは思われました。)
今作の映画『あたしの!』は、主人公・関川あこ子と親友・谷口充希との関係性など、魅力的な題材であって、もっと面白くなったはずだったと、僭越ながら思われました。
特に主人公・関川あこ子を演じた渡邉美穂さんは、あこ子のキャラクターに沿った魅力ある演技をしていたので、本当に惜しいなとも思われました。
ただ、もちろん基本は面白さも感じながらも、今作はこんな風に理屈っぽく映画を観る人を対象にはしていないとも思われ、他レビューでも高評価が多いのであれば、私のような感想はお呼びでないなとも一方では思われました。
途中心配したがまあまあ良かった!損はないかな
途中男どもがなにやら大根でうーーむとは思ったが
主人公が少し自分に系統似てるからわかるなーと思った。
みつきの子の演技なかなかよくて
昔のと東京ラブストーリーにでてきたサトミを思い出した!!
なんだか最初みんなに優しくてチャラ男じゃん!!と思ったけど最後は一筋?っぽかったのでよかった
友達の男にキスしたりする神経私にはわかんないし殺したくなる
お前のがチャラいやん!!とか思うし
その後にもまだ仲良くする気持ちもわかんない
でも私も昔そんな経験あったなって思い返した。
結局自分は
防げなかった男が悪いと思うし
そういう風になるかもを考えずに近寄る男もどうかな?とは思う
けど、自分も彼氏がそばにいる時って警戒心少し薄れてしまうから
まあ、わかんなくもない
だからモヤモヤした!!
最後はなんだか感情がとてもこもっている感じで泣けた
号泣してしまった
けどやっぱり今の私にはあんまり揺さぶられなかったというか
ドンピシャではなかったので3にしておきます
少しあれこれ
ん???というポイントがあったから3どまり
設定もストーリーも陳腐だけど、、、、
設定もストーリーも陳腐。だから、アイドルをキャスティングして集客や狙っても、Snow Manや乃木坂46のメンバーに受けてもらえず、それか依頼すらできなかった作品かな、そういうことか、配役されたアイドルは、それなりに頑張ってた。これからも、いろいろ使ってもらいたいからね。渡邉美穂、好きなんだけどね
たくさん楽しめる映画
テンポも良く、クスッと笑えたり、ホロッときたり、ドロドロしてたり、キュンとしたり、色々詰まってて、映像もキレイで最後まで楽しめました。ツッコミ所もたくさんあって、見た後も友達と色々語り合えて楽しかったです。
INI木村くん目当てで見に行ったので、直己くんがずっとカッコいいし、メインキャストもみんな可愛くて、また見に行きたいなと思いました。
「学生時代を思い出す好き」
今年270本目。
男子校でしたが学生時代を思い出す。昼休みのチャイムと同時に急いで購買へ。ダッシュの描写はなくて学校を走るのはよくないが毎日食堂へダッシュ。並ばないで食べれるので。
カラオケシーンも自分もよく行きました。作品には無かったがビリヤードも好きでした。
今作一番好きな所が4人浴衣姿で遊園地。浴衣憧れちゃいます。「夏祭り」は漫画、映画でお気に入りで漫画「からかい上手の高木さん」もその場面楽しい。好きがいっぱい詰まった作品でした。
うっすい・・・
2024年劇場鑑賞299本目。
学校一の人気の先輩がサボりすぎて留年して自分のクラスに来たので好きになった話。そんなアホ好きになるか!好きなだけ頼んでくれ、おれがバイトしてる店だからって言っちゃうやつだぞ!せいぜい5%引きとかだろ!で、幼なじみの女子二人で取り合います。
どうみても主人公の先輩よりその親友の方がカッコいいのですがそちらは女子から見えない呪いでもかけられているのか全くモテず、先輩と学校でいちゃついていてもイジメに来る親衛隊もいない。じゃ先輩とどちらかが付き合うことになったのでもう片方がメンヘラ化して殺し合いでも始めてくれたらぶっとんで面白かったのですがそれもなく。あたしの!というタイトルからちょっとミザリー的な執着を期待していたのですがうすかったです。
お腹すいたって高校生があんな高そうな寿司屋にホイホイ入るわけないだろ!二皿で牛丼一杯食えるんだぞ!
あとヒロインの一番いいシーンでの泣き顔が致命的にブサイクすぎる・・・。
恋愛と友情が綺麗に描けている
恋愛も友情も上手く掘れていて、納得して見られました。泥臭い感じがリアルで、笑えるシーンもあってよかったです。ラストの感動がもう少し欲しかったのと、どのシーンもエキストラが変に目立ちすぎだと思いました。
デジャヴー‼️❓
想像を遥かに超えてくる良い映画でした。
脚本も、映像も、演技も全てが最高でした。
少女時代の二人も、高校生の二人も、本当に輝いていて、素晴らしい👍
過去の学園ものの、広瀬すず、小松菜奈、なんかを彷彿させる、いや、将来そんなふうになるんじゃないかな、それくらい良い演技でした。
ただ、主役の彼はとても良い演技なんだけど、それほど求心力があるようには、全校中が見つめるほどには、ただ、主観に過ぎないんだけど。
今まで見た学園もので、この役に、ど真ん中なのは、あの、山崎賢人、彼なら、学園内の全ての女子が恋するとしても、なるほど、と思う、これも主観ですが。
なんかケチつけてすいませんが、作品としては素晴らしい内容でした、キャストも最高でした、ありがうございました。
分け合えない、分かり合えない
「センセイ君主」「ヒロイン失格」でお馴染み、幸田もも子の同名漫画の映画化。2つとも大好きな自分にとっては、本作もたまらなく好きな作品だった。序盤から感じる幸田もも子節。監督・脚本が変わっても、この人の独特な雰囲気はいつだって色褪せないんだよね。
今回が長編映画初作品となる監督であるため、あの2つより少し地味で目劣りしてしまっているけど、デジタルカメラ越しのような映像と平成感溢れる演出に一瞬で引き寄せられてしまう。映画という名の漫画。このポップと甘酸っぱさが最高!
こういう女子高生キャピキャピ恋愛映画は、イメージからのギャップが大事。中身のなさそうなコッテコテのラブコメディかと思いきや、めちゃくちゃ本格的かつリアリティで溢れていて不覚にも感動してしまった。そういうのを求めてこういった作品も進んで日々鑑賞しているのだけど、まさに本作はそんな理想を叶えてくれたいい例。
直近の「恋を知らない僕たちは」が大傑作だったがあまりに、正直恋愛パートはどうして物足りなさを感じてしまったのだけど、この映画、恋愛よりも友情に重きを置いており、その友情の描写がとにかく刺さる刺さる...。「交換ウソ日記」と少しばかり似ている。というか、齊藤なぎさすげぇな!今のところ全部いいッ!
直己を演じたINIの木村柾哉とやら人がものすご〜く人気らしく、自分が見た回もファンと思わしき人が半分以上を占めていた。まあちょっと自分にはどこがいいのかよく分かんなかったのだけど、正直こういう映画を見る時にカッコイイ!とか可愛い!とか別に求めてないんで、ファンの人が盛り上がって劇場に足を運んでくれるならいいんじゃない?と思います。はい。演技も上手いとは言えないけど、映画初出演にしてはなかなかに良かった。キャラクターとの若干の不一致が感じられたものの、ラストはいい感じ。でも個人的には、成田を演じた山中桑太郎のほうが好きです。顔もキャラも。炎上覚悟。
にしても、渡邉美穂ビビるほど上手いしビビるほどハマってんな...。初主演とは思えない安定感。ツインテールなのにあざとさを感じさせず、ポップな雰囲気全開でいれる人、なかなかおらんぞ。齊藤なぎさとの掛け合いも抜群によく、まだまだ演技経験が少ないにもかかわらず頼れる座長感がすごかった。いい意味でアイドルぽくない。これから実力派俳優として名を馳せていく予感...。
想像とはかなり掛け離れたスタートだったためちょっとビックリしちゃったけど、秀逸な構成のおかげで冒頭から渡邉美穂の凄まじい演技を見れたから、作品にグイグイとのめり込むことが出来た。こういう演出は大概安っぽく見えるのに、これは良かった。もう、最初から普通の恋愛映画とは違う。
友情も恋愛も、長い時間一緒に過ごしたり、親密な関係になったりすると、自分は相手のことを理解しきっていると勘違いしてしまう。でも、親友だって恋人だって所詮他人であって、何を考えているのか、何を思っているのかなんて分かりようがない。
同じ人を好きになる、というなんとも少女漫画らしい設定ながらに、友情の在り方の真髄を付く本作。女子はこの2パターンに分けられると言ってもいいハッキリとしたキャラクター性で、女の子は特にあるある!と共感できるはず。男でもこういう女子居るよね〜と思える。4人が愛し、愛されみたいなベタすぎるありえない展開に持っていくのではなく、成田というみんなの心の拠り所になる人物を置くことですごく暖かい作品になっているし、友情を語る物語としてとても深みが出ている。
笑えるところが多く、全体を通してみればラブコメと言って相違ないけど、手がうっかり触れてキャ♡みたいなキュンキュンしちゃう系映画ではなく、「こういうのは大事にしたいから」とか言っちゃう結構正統派な恋愛映画なうえに、メッセージ性が強い作品であるためこの手の映画に耐性がない人でもオススメしやすいし、したくなる。
ラストはちょっと駆け足で、綺麗にまとめようとして慌ただしさを感じてしまったけど、痛いところを突きながらも包み込むような優しさのある、すごくいい映画だった。「お、おれがいるじゃないかぁ(デュフ)」の2人が最高におもろい😂
あたしの!を鑑賞して
はじめは、まあ同じようなラブコメかなーって思いながら見たら、素直でまっすぐなあこ子に感動したり、直己の感情が伝わって泣けました。この年で泣くとは思いませんでした。
恋愛も友情も!
漫画を読んで映画を観に行きましたが、俳優さん達がそれぞれのキャラクターに合っていてとても良かったです。久しぶりに観たラブコメでしたがジーンとする場面も多くて、ドキドキ、キュンキュン、ウルウルと色んな感情が出てきました。10代の頃の友情は大人になっても続くので、懐かしい気持ちで観れました。
面白かった
結構面白いんですよ。
笑えるシーンが、ちゃんと笑えるの。
例えば、ホラー映画のシーンなんて、ケチャップを持っていて何が起こるか想像がつくのに、面白いんですよね。
これは、監督の撮り方が巧いのか、渡邉さんがコメディエンヌとしての素質が有るのか、その両方なのでしょう。
このタイプの映画の中でも、かなり陽キャ寄りなヒロインに、渡邉さんがフィットしていたと思います。
それでですね、この映画は恋愛に関しては意外とあっさり付き合って、特筆すべき事はないんですよ。
なので、友情の方が気になるんですよね。
あこ子は充希に対して、助けたり導いたりする使命感や正義感を持っているの。
けれど、裏を返すと優越感でもあるわけで。
逆に充希は、憧れが有るんだけど、嫉妬や劣等感にもなりうるの。
友情って、そういうのがバランス良く噛み合って成立するのでしょう。
充希に積極性が出ると、そのバランスが崩れ亀裂が入るんですよね。
では、それを埋めるのは何なのか。
やっぱり共に過ごした時間なんじゃないかと思うんです。
二人の時間の中では、充希があこ子の助けになる事も当然有ったわけ。
単純に時間だけでなく、積み上げた過去が大きければ大きいほど、亀裂を埋める材料になるんだなと。
もちろん、それで埋まらない事も有るのだけど、この映画の二人は仲直りできて良かった。
それから、この映画で良かったのが、挿入歌なんです。
八景島のシーンで流れていたんだけど、幸せなあこ子と切ない充希の対照的な両方のシーンに合うんですよね。
凄いなって思ったら、『貴方の恋人になりたい』のアーティストさんなんですね。
楽しい映画でした。
ファンムービーとしてはOKなんだろうけど、学園恋愛映画で見たかったのかはわからない
2024.11.14 TOHOシネマズ二条
2024年の日本映画(102分、G)
原作は幸田もも子の同名漫画(集英社)
同じ人を好きになってしまった親友を描いた青春ラブコメ映画
監督は横堀光範
脚本はおかざきさとこ
物語の舞台は、光和学園高等学校
小学校のあるエピソードにて仲良くなったあこ子(渡邉美穂、幼少期:宮地美然)と充希(斉藤なぎさ、幼少期:山田詩子)は、高校2年では別のクラスになってしまった
そんな二人は、学園イチの人気者・直己(木村柾哉)に憧れを抱いていたが、雲の上の存在で、関わることもないと思っていた
だが、あこ子のクラスに留年した直己が来たことによって、手の届く距離まで近づいて来てしまった
物語は、カラオケ店での歓迎会を機に一気に距離を縮めることになったあこ子が描かれ、同時に充希も恋愛感情を抱いていく様子が描かれる
友情と恋愛に悩むあこ子が充希の本心を聞き出すと、彼女は直己には恋愛感情を持たないと言う
そこであこ子は玉砕覚悟で突き進むのだが、直己には過去の恋愛に悪い思い出があって、彼女の思い通りにはいかないのである
映画は、同じ人を好きになった親友の友情を描いているものの、恋愛に割くシーンの方が多くなっている
原作未読だが、おそらくはあこ子と充希の関係がメインで、恋愛はそれを阻害する障壁として登場しているのだと思う
そんな中でも、二人が本音を曝け出し合うことによって、さらに友情が深まるという物語だと思うのだが、映画では「あこ子の恋愛はどうなるのか」が強めに描かれているように思えた
また、直己と成田(山中柔太朗、幼少期:青木鳳)の小学校時代のエピソードも登場し、その関係性はあこ子と充希のものと同質であることが描かれる
直己と充希はハブられる側で、成田とあこ子は人目を気にせずに相手を思いやっている
この関係性を考えると、あこ子の恋愛感情の奥底には「守りたい」という意識があって、直己の奥底にも「憧れ」というものがあるように思う
この根底があって恋愛が成立するのかは何とも言えないのだが、小学生の時から成長し、憧れの追いかけっこが終わりを告げている時期でもあるので、この恋愛がそれを後押しするのならば悪くないのかなと思う
だが、それを踏まえるするならば、直己とあこ子だけでは片手落ちなので、充希と成田の関係性も進めても良かったように思う
充希の成長を感じた成田が「守りたいもの」から変化したところを受け止めるという感じになるのだが、映画ではそこまで尺を取れないのでスルーされているのかも知れません
いずれにせよ、わかりやすい恋愛ドラマなのだが、見た目が高校生に見えないけど行動が中学生以下に見えるというのが一番のネックのように思える
イマドキの高校生がこんなに幼稚とは思えないので、漫画だと許容できても、実写になるとさすがにキツい
これらの問題は邦画ラブコメあるあるなのだが、それを打開するにはアンダー20の役者にチャンスを与える以外には方法はないと思う
その年齢で映画の主演を張れるほどの知名度と言うのは難しいのだが、そこで冒険できれば、新たな道が開けるのかな、と感じた
恋も大切、友達も大切。どちらも大切にしましょう
好きな人にどうしても伝えたい想いって有りますよね。だって大好きなんだから、そりゃ言いたいですよ。
でも大親友の2人が同じ人を好きになっちゃうのは辛い状況ですね。
親友のために身を引こうか、でもダメだやっぱり出来ない、だって私の方が直己くんの事いっぱい好きだから。
でも大丈夫、二人は親友。お互いの大切さを十分に知ってます。紆余曲折あったけど良き方向に行って一安心でした。
男の子の方の二人もそうですが、相手の気持ちを推し量り、痛みに寄り添い思いやる事のできる幼き頃からの友達とは何とも良いですね。羨ましくも有り、見ていて気持ち良かったです。
そしてそれぞれのキャラクターと演者さんがピッタリの気がします。渡邉美穂ちゃんはもちろん可愛らしいのですが、飛び切りの美人さんでは無く、少しぽっちゃりで愛嬌のある感じがあこ子にピッタリです。むしろ充希役の齊藤なぎさちゃんの方が美人さん系で守ってあげたい感があり、ここでも性格同様二人の対比を表していたのかな。男の子の方も嫌味が無く、とても好感の持てる直己くんと成田くんの二人でした。
「あたしの!」ってセリフどこで出るんだろうと思っていたら、最後の最後でした。でもあの場面なら「あたしの!」がやっぱり一番。微笑ましくほっこりしました。
いい映画を見ました
タイトルから…。
おかしい気がする。
そもそも誰のものでもないやん?
思春期の色々、わかるけどうーん…ワードセンスが…。
肝のシーン、直己があこ子に言った理由が芯をくっていた。終盤あこ子はその行為を再び。おいおい、捨てられるぞ?
原作からそうなの?脚本問題??
スタート時に恋愛だけじゃなく友情もしっかり描くのがわかって『お。』と思ったけれど、思春期の愚かさを粒だて過ぎていて少し嫌悪感が。
せっかく主役2人は可愛いのになぜこんなことに。
青春、思春期、愚か、何をやってもいい、は個人的にあまり好みではない。
若さならではの素直さ、かわいげ、ピュアを押し出して欲しかった。
見方を変えたら今作もそう思えるのだろうか?
山中柔太郎さんが良かった。あと、映画は刺さらずキュンともスンともしなかったので、気に入った所とか、「えっ、もしや、まさか」と一瞬あせった所とかをしるす。映像、風景がメッチャきれい。
成田くん(山中柔太郎さん)推し (^^)。 僕は成田くんの方がイケメンだと思った。山中柔太郎の演技もとてもよございました。
◎印象に残ったセリフ。
「充希ちゃんには充希ちゃんのイイとこがあるよ···、って言ってほしいの?」
これは、直巳くんの家で直巳くんが (あるいは成田クンだったかも)が,充希ちゅんに言ったセリフ。
僕はこのセリフに一瞬ドキッとして「おおー、そう来たか」と思った。言われた充希もドキッとしたと思う。
ウ~ん,残念なことに、そのときの充希ちゎんの表情と反応、その後の直巳家での4人の展開を全く覚えとらん。
◎えっ、もしや、まさか。とあせったところ。
あここ子の家の前で直巳がアコ子に別れようと告げる。バイクで去っていく直巳、追いかけるアコ子。とそのとき、電車の遮断機のカンカン,カンカンという音が響く。
僕は「えっ、まさか直己くん死んじゃうの? いや、まあ、今までの割と楽しい学園ラブコメみたいな話から一転、そういう悲しい展開も映画として有りだし、このあと直己くん亡きあと残された3人ていうシリアスな世界線もソレはソレで分かり安いっちゃ分かり易いけど、ええー、マジでそういう展開になっちゃうのお」と思ってちょっとあせってたら、直己くんは踏み切りを無事クリアー。
ホッとしたのもつかの間、まだ追いかけるアコ子が遮断機を越えて死んじゃうパターンがある。
幸いア子子子子も無事で、遮断機の割とかなり前でペタンと膝をついて倒れて一件落着~。
ヤレヤレ、あせったゼイ ┐(´~`;)┌
風景がきれいだなーと思った。最後に監督·撮影·編集と出てきた。編集はよくあるけど、撮影は珍しいような気がしたので観賞後にウィキを見たら映像作家となっていてナルホドと納得した。
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