「エリア51から55へ・・・つまりイチローから松井へ」ヴェノム ザ・ラストダンス kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
エリア51から55へ・・・つまりイチローから松井へ
マリガン刑事は死んだことにされていたが、実はシンビオートが乗り移っていたため研究材料とされていた。辛い。こんな実験されるなんて・・・帰りたい・・・ET phone homeだ。そんなエリア55で研究しているテディ・ペイン先生もトラウマがあった。相手の男の子はロズウェル事件のTシャツ着てたし、何かと宇宙人に対する憧憬や恐怖が入り混じるストーリー。IT関係の仕事も辞め、家族で閉鎖される予定のエリア51へと旅行するマーティンの一家もなかなか良かった。
話がかなり複雑になっているのは否めない。宇宙が誕生する前から存在し、シンビオートの想像主でもある“ヌル”。なぜかヴェノムが持つコーデックスを狙っているのだが、ヴェノムとエディが完全に一体化したときのみに現われるという。そんなコーデックスは一度死んだことがある場合にだけ生まれる。はっ、俺一度死んだっけか・・・てな感じの。クライマックスでもいくつものシンビオートが研究員たちを宿主としてヴェノム化して襲ってくるゼノファージと戦うのだが、これがまた凄い。特に“クリスマス”と融合したキャラがカッコいい!
ラスベガスではミセス・チェンと再開して踊りまくったりするし、マーティンたちとの旅で「スペース・オディティ」を合唱したりもする。ヴェノムって歌もダンスも好きなんですね♪そして、『E.T.』をはじめとした様々な映画タイトルも語られているのが嬉しいところです。
冒頭のメキシコのシーンではいきなりバーテンダーが変わり、マルチバースをほのめかしていたけど、やはり『スパイダーマン』を意識したのでしょうね。前作でもアニメ版のスパイディが出てきたし、シンビオートもヴェノムもどこかでマルチバース化して登場する布石なのでしょうか。ポストクレジットでバーテンダーがゴキブリしか残っていない世界に放り出されたのもこれでしょうね。もう、サヨナラじゃないんだから・・・「セーラー服と機関銃」とか薬師丸ひろ子が登場してきたら満点にしてもいいぞ!

