カタシロReplica

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カタシロReplica

解説

YouTubeで人気を集めているTRPG(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム)の「カタシロ」を映画化。

一対一の対話型のシナリオであるTRPG「カタシロ」は、有名配信者などをプレイヤーとして招待し、彼らの思考や決断を通してその人となりが浮き彫りとなることから人気を博し、ゲーム実況者、VTuber、ストリーマー、声優、芸人、シナリオライター、精神科医など、さまざまな人たちがプレイ動画を配信し、盛り上がりを見せている。映画版は、出演者である患者役には台本が渡されず、彼らが何も知らずに物語を体験する様子を複数のカメラで撮影。映像ならではの編集を施し、SEやエフェクトも追加する。

病院を舞台に物語が展開し、原作者であり配信者・YouTuberのディズムが進行役(ゲームマスター)となる医者役で登場。患者役が医者役ともう一人の患者役と繰り広げる対話を通して、物語が進行していく。芸人、俳優、タレント、モデルなどバラエティに富んだ面々が患者役に挑戦しており、東京・テアトル新宿での上映(2024年6月21~27日の1週間、1日1回のレイトショー)では、毎回異なる患者役のバージョンを上映する。

2024年製作/G/日本
配給:moccai
劇場公開日:2024年6月21日

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映画レビュー

4.5面白い試み

2024年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

上映日によって主演である患者役が違い、さらに、その患者役には台本は渡されず、アドリブの会話によってストーリーが進んでいくという、一風変わった本作。
私は齋藤明里さんの回を見に行きました。

ホラーとまではいかないが、常に何かがじっとりとまとわりつくような感覚。
アドリブの演技なのか、それとも素のリアクションなのか。その垣根があいまいになる瞬間もあり、非常に興味深い作品でした。

もちろんアドリブで進む作品ですので、繊細なセリフ回しや、緻密な計算による演出やカメラワークなども存在しない。
しかし、それでも何か一つの良い物語を見れた。そんな気持ちになりました。

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Tomoco_M

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