ボルテスV レガシーのレビュー・感想・評価
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ネット配信まで待ちましょうね!
熱狂的なボルテス信者でなければ、劇場でフルプライスでの視聴はもったいないですね。
どうして、日本の戦隊モノやロボットものをあちら主導でつくるとこんな感じになるのやら?
某東映ロボットアニメのUもさんざんだったが…
地球愛、家族愛、兄弟愛、貴族特権階級等々
オリジナルの長浜演出は最高だった…
日本のアニメ、また、週単位での戦隊モノは凄いね。👍
カッコィィィィ!
子どもの頃、ボルテスVだったかコンバトラーVか、両方だったのかは定かではないけど、合体ロボの超合金が大好きだった。
それがスクリーンで観れるなんて。
子どもの頃は、合体して“わるもの“と戦えばそれで良かったから、名前とかストーリーなんて気にしたことなかったけど、そんな話だったのねぇ。
やっぱり一番の見せ場であろう合体は、じっくりたっぷり魅せてくれた。
バチバチ電磁波飛ばして合体するところは、失神しそうなくらい興奮した。
ところどころご愛嬌な部分もあるけれど、予想以上にクオリティが高くて、かつて少年だったおじさんはもちろん、現役のちびっ子も楽しめるはず。
もしやお父さんより、おじいちゃんが孫連れていく方が世代的に近いのか?
本屋さんの回る本棚に置いてあった絵本?風のパンフレット。値段もデザインも完全におじさん狙い撃ち。買うよ、そりゃ。
エンドクレジットの文字流れるの早っ
純度100%、激熱度・愛情1000%なボルテスV
ジャパンプレミアにて鑑賞してきました。
噂どおりフィリピンの激熱なボルテス愛にまみれた作品になっておりました。
アニメ版のボルテスVはリアルタイムで鑑賞したおっさんではありますが、本作は童心に帰って心の底から楽しむことができました。
まずボルテスVも敵ロボットもアニメ版のエッセンスは残しつつ物凄く巨大で重く固く強く、そして何よりカッコ良く仕上がってました。また、合体シークエンスの再現度も半端なく、「レッツボルトイン」後のコンソール変形シーンから魂が高まりっぱなし!
各キャラクターも「AIが作りましたCGです」と言われたら信じてしまうくらい再現度が高いです。ぶっちゃけ敵も味方もやってることは思いっきりコスプレなのにとにかく魅力的でカッコいいのは何故なんでしょう?(ソコに愛があるから?)
個人的にはロビンソン長官(岡防衛長官)と5号パイロットのジェイミー(岡めぐみ)がツボでした。ロビンソン長官なんてフィリピンの方なのに誰よりも岡長官その人だし、ジェイミーは戦闘服がスカートってのが最高(変な意味でなく)。今日日、ハリウッドや日本で映像化したら女子には絶対にスカートなんて履かせないけど、ボルテスへのリスペクトがあるからこそtheスカートなんですわ、わかってるぅ!!
肝心のストーリーはというと、基本的には昭和アニメのスーパーロボット✕家族愛・友情モノですので、平成以降のアニメがお好きな方には単純単調すぎてつまらないかもしれません。
とは言え、これも余計なモノを足さない、大事な部分を減らさない熱いボルテス愛のなせるところゆえでして、かつての昭和の東映マンガ祭り大好きだった組にはひたすら泣ける家族愛のストーリーなのであります。ありがとう。
そんなんで、オススメの視聴者は昭和の東映アニメ好きの方です。ボルテスVをリアルタイムで鑑賞された方、堀江美都子様好きな方はもちろん必見。平成生まれでも多少の矛盾は熱意や愛情の前にはガン無視できる方はイケると思います。
一方でストーリーにリアルを求める方、「マジンガーZのロケットパンチがどうして戻ってきて再びくっつくのか?」なんて考える方は間違っても見てはいけません。熱い恋愛要素やBL要素も本作にはありません、だって基本的には昭和モノが原作ですから。
ここからは余計なこと書きます。すみません。
帰り際に周りから「今の日本だとこういう映画って作れないよねぇ」という声が聞こえてきまして、まるっと同意!と思いましたのと、更に言えばハリウッドでも作れないなあと思いました。
今日日、日本での実写化にはどうしても俳優ありきですから、キムタク様と黒木メイサ様が主役をやられたあのSPACE BATTLESHIPヤマトになっちゃうわけで、更に少し間違えばってデビルマンやキャシャーンになりうるリスク、、、もとい可能性があるわけです(作品の評価は話していない(爆))。
更にハリウッドではLGBTなりダイバーシティなりが大はやりで、それを実現するために作品の本質や魅力が欠損してしまうことも少なくはないのではないか、と感じることもありまして。ボルテスVのパイロットがLGBTで多種多様な人種で構成されていたらと思うと、もはや私は死んでいたと思うのであります、ハイ。
そんなんで、フィリピンの同士がボルテスVを愛し、様々な外圧にも負けず本作品を「愛するボルテスVのまま」公開にまで結びつけてくださったことに心から感謝とリスペクトを捧げずにはいられません。本当に、本当にありがとう。
ちにみにジャパンプレミアには駐日フィリピン大使が公務多忙な中、舞台挨拶にお越しくださり、「本作が日本とフィリピンの文化の架け橋になれば」とご挨拶くださいました。
本当に感激しましたし、そんな映画、そうそうないでしょう?
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