「ロボット合体バトルは迫力あるけど、後半やや雑」ボルテスV レガシー eうさぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
ロボット合体バトルは迫力あるけど、後半やや雑
原作を全く知らないけど、フィリピンの知人から「やたら人気があるから」というのを聞いて見に行った。
70-80年代のロボットアニメを実写化すると確かにこうなるだろうな、という感じ。当時のアニメにありがちなちょいダサ衣装も当然そのまま再現されている。
しかし、CG使いまくりで大迫力の敵の襲撃、5機での発進、合体!からのロボットバトルは見ごたえがあった。現代の技術で映像化しているので、そのあたりは結構いい。
作る側が原作大好きで、ボルテスVが合体して戦うところをどうしても観たかったんだろうな、という熱い思いが伝わってくる。とにかく作り手の熱量が素晴らしい。
しかしストーリー的には、後半からがやや雑な感じがした。
ガンダムZZみたいに「いいから早く合体しろよ」的な無駄な引き延ばしや、戦略的に全く意味のない重要人物の死とか、変にドラマ仕立てにしようとしてストーリーが雑になっているのが残念だった。
特に、今回で重要っぽい人物が一人死んでしまっているけど、続編作るような引っ張りが最後にあった。次回作の時にどうするつもりなんだろう。
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