「ボアザン星からの侵略を受けた地球。 圧倒的な軍事科学力で地球は圧倒...」ボルテスV レガシー りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
ボアザン星からの侵略を受けた地球。 圧倒的な軍事科学力で地球は圧倒...
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ボアザン星からの侵略を受けた地球。
圧倒的な軍事科学力で地球は圧倒される。
残された希望は、密かに製造された5機のマシン。
5人の操縦士のもと合体し、巨大ロボット「ボルテスV(ファイブ)」となる。
敵は、獣型ロボット「ビースト・ファイター」を繰り出し、死闘が繰り広げられる・・・
という物語で、5人の操縦士のうち3人は兄弟で、末っ子はまだまだ幼い。
ボルテスVの開発者は彼らの母親、と家族愛が強調されている。
もともとは、1977年から放送された日本製アニメなのだが、すでに小学6年生で、それほど熱心なファンじゃなかった。
フィリピンでアニメが熱狂的に受け入れられ、テレビシリーズとして実写化。
今回は、そのうちの冒頭部分の再編集版(新たに撮られた部分や日本での編集が加えられている)。
もともとテレビなのでセットなどは映像の安手感は否めない。
コクピットとCGでの格闘シーンのカットバックが主な演出も、テレビ的。
家族愛が前面に押し出された脚本は、無理筋感もあり・・・
と、熱心なファンじゃない目線では、そうなるなぁ。
が、作り手がオリジナル作品を愛している感は満載で、コクピットのアップと格闘シーンのカットバックなどは、アニメ手法そのままなんだろうし、ロボット合体シーンは本気度を感じます。
また、日本版スタッフも、オリジナルテーマ曲を挿入し、テーマ曲を歌う堀江美都子を3人兄弟の母マリアンヌ博士の吹き替えにあてるなど、愛も感じる作りでした。
劇場版は今回限りかもしれないが、フィリピン版テレビシリーズの配信など、あるやもしれず。
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