「母の愛」ボルテスV レガシー こうたさんの映画レビュー(感想・評価)
母の愛
世代的には少し間に合わなかった感じで、存じ上げませんでした。超電磁マシーン ボルテスV。
翌年の闘将ダイモスと無敵鋼人ダイターン3は記憶に根ざしているのですが、前者が戦闘アニメ版ロミオとジュリエット(結局、最後どうなった?)、後者がピンク・レディー風セクシーヒロイン対決と、幼少期にはなかなかパンチの効いたアニメであり忘れ難い印象を残しているのです。
ボルテスVレガシー。素晴らしい作品でした。やはりアニメの実写化といえば、どこまで忠実に再現出来ているかが肝(愛)ですが、おそらく、ほぼまんまだろうなと、オリジナルを知らなくても、納得出来ます。
なんか、お母さんが主役なんですが、巨大な宇宙船に対し、石を投げて応戦とが、アニメでの姿が自動変換出来ます。
小学校生とおぼしき息子まで死闘に向かわせており、その後の暴挙と共に、実写化で観ると「常軌を逸した人」でしかないのですが、そもそも母の愛とは、そんなものではなかったかと、幼少期に思いを馳せて泣きました。
内容的には戦隊ロボット王道で、巨乳やミニスカという、忘れ得ぬアイテムはあるにしても、一体何がフィリピンの方々のハートをV字切りしたのでしょうか?
それは、母の愛なのです。
多分。
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YOUさんのコメント
2024年10月21日
「家族愛」と「革命的展開」が当時の政情とマッチいて、フィリピンの心を超電磁ストリングだったそうです(笑)
逆にコンバトラーだったらこうはならなかったとパンフにありました。