劇場公開日 2024年10月18日

「ケレン味が足りん」ボルテスV レガシー 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ケレン味が足りん

2024年10月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

良いところ
真面目に好きなものを大事に作ってるのが伝わる
リアルな方面に振ってる

?なところ
ストーリーのために雑に死なせる展開
音楽、効果音の迫力、ハッタリが足りん
映像のキメやアオリが足りん、つまり映像にケレン味が足りん

死なせるためのキャラクターとストーリーのために雑な展開で死ぬキャラと、それをお涙頂戴のためにダラダラと引き伸ばして溜める演出が不快すぎて嫌いです。
藤田和日郎のキャラクター論でも読んだ方がいい。嫌いなキャラというのは構わないけど不快なキャラって声から嫌いになるので困る。堀江美都子さんの声が嫌いになりました。

音響がしょぼくてなんかすごくものごとが軽い。主題歌が流れる瞬間は熱いものがあるけど爆発音とか打撃音が軽い。映像は映像で東映とか円谷に特撮の作法を聞いた方がいいと思う。必殺技は技名とアオリ構図とキメのシーンが全て揃ってこそだと思う。

専門家が専門外の技術に手を出すくらいなら専門性で勝負しろや。全てなくなってそれでも、というのはあるし、それはそれで燃えるものがあるが、アレはダメな展開。死なせるために突っ込んでるだけにしか見えない。脚本やりなおせ。

でも、ボルテスVが好き、というのは伝わってきて熱意がある作品は小さいところで感動があって満足。

木花咲耶
木花咲耶さんのコメント
2024年10月23日

コックピットの絵面がひどくて笑ってしまいましたよ。なんか言い方悪いですけど、生首がしゃべってるようで緊張感のかけらもなかった。

木花咲耶
TaKeNaKaさんのコメント
2024年10月22日

アニメの光代博士はあっさり特攻したから良かったのであってマリアンヌ博士はもうクドいクドい
アニメで特攻したからこっちでも特攻させときますねくらいの雑さなのにクドい
おかげでボルテスの反撃でも落ちたテンションは上がらず
ボルテスへの熱意と愛は伝わるのにいろいろもったいない
フィリピンでこのクドさが受けるんだというならそれはお国の違いなんですね

TaKeNaKa