デッドストリームのレビュー・感想・評価

レビュー評価が良かったし暑い日に涼しくなれたらと思い見に来ました。
上映前に監督と主演俳優の夫婦での作品紹介があるのが興覚めで嫌な予感的中。
お化け屋敷で夫婦カップルのイチャイチャを無理矢理見せられているような作品でした。
クリーチャーの出来が良いのは評判通りですがコメディとしてもホラーとしてもかなり微妙でした。
おススメ度はかなり低い。時間とお金に余裕がある方だけで十分。

アホですね、この人
（↑この作品が成立するための条件）

怖いかというとアレだけど、
よくできてるし、
仕掛けも満載で、楽しいエンタメ作品

上映中にところどころで大笑いしてる人が居て、
それがまたなんかいい感じだった
私も『あ、ここ笑っていいのね？』って思えたし

　映画館で白黒のやる気の無いポスターを見てスルーしかけたが、怖いモノ見たさで鑑賞。

　この映画の残念なとこはポスターを作った人が絶望的にセンスが無い所。

　もっと暖色系で主役のおっさんをお化けが取り囲んでいるデザインに何故しなかったのか？ソフト化されたら間違いなくこのポスターは使われないね。ちゃんと映画見て作ったのでしょうか？

　youtubeber がお化け屋敷を探検して、お化けに襲われるという「 ブレアウィッチプロジェクト」 程度のこけおどし映画と思っていたら、

　このyoutubeberのおっさんが超ヘタレのビビリで、笑ってはいけないの肝試しの時の松っちゃんを彷彿させるリアクション芸とキレ芸がいちいち面白い。

　youtubeberだから、参加者のコメントにいちいち反応して愛されている配信者だという事が分かります。

　このおっさんはヘタレな上にバカなので、何かあった時にすぐ逃げられないように、自分の車のスパーククラブを抜いて( 何故の嵐)

　屋敷に入ったらすぐに逃げられないように自ら屋敷の内部に南京錠で鍵をかけて、その鍵を床下に落とす( だから何故？)

　これがあの惨劇を引き起こす事も知らずにw

　ブレアウィッチプロジェクトみたいに見にくい手ブレ画像でお茶を濁さずに、カメラ切り替えのバンドを駆使しているので画面酔いする事はないです。

　お化けが登場するかと思いきや、おっさんのファン件ストーカーが唐突に登場しておっさんの黄色い悲鳴がお化け屋敷に鳴り響くw

　で、皆さんお楽しみのお化けが登場するんだけど、チープでなくちゃんと怖いのはお見事！

　さぁ、ストーカーとお化けに囲まれたyoutubeberは生きてお化け屋敷から出れるのか？というお話し。

　アメリカ映画によく出てくる「 シルバーのガムテープ」 でカメラを固定している時に、

　「 これさえあれば大抵の事は解決する！」

　いう台詞の通りガムテープを駆使して色んなトラブルを解決するところは映画マニアならニヤリとする事でしょう。

　俺が見た映画では宇宙飛行士が自分のヘルメットを修理する時に使っていたぞ？あれって、気圧とかは大丈夫なんでしょうか？

　注: 正式名称はダクトテープ

　カメラを止めるな！リバー流れないでよ　Monday このタイムループ　が好きな人にお勧め。

　いや、違うな？一食メシ抜いてでも、県を跨いで遠征してでも見る価値のある映画です！本当に面白いですよ！！

炎上系配信者が呪われた館に凸して、案の定呪いにボコされるありきたりなPOVホラー…

かと思いきや、主人公配信者のヘタレぶりと、まぁまぁ物理が効く悪霊の微妙な弱さが組み合わさって、なかなか他にはない「笑い」が途切れない、意外に楽しめるホラーが爆誕。
テンポも良いし、ここ最近のホラーではかなり当たりの部類かと！？

過激な配信を続けたことにより、スポンサー離れだけでなく、フォロワー数にも影響が出て、急遽謝罪配信を行ってからの信頼を得て再びライブ配信を再開したショーンだが、やり方が過激なのは相変わらずで、廃墟のドアをぶち壊す、廃墟の中にあるものまでも破壊する、とにかくやっていることが滅茶苦茶だな。

多分、建物管理者が入らせぬようドアに釘付けしているあたりからも、許可撮りが必要な案件を無理繰りショーンが自分なりの解釈で不法侵入して中にある物を壊しているからアメリカの法律でも多分犯罪になるかと思う。

その結果目覚めてはいけないモノを蘇らせてしまった。

それが炎上系のやり方で理解を示したり、それを見て面白がったりするのも事実なわけだが、今作品はあえて皮肉るエンドになっている。

ショーンは悪魔と化したミッドレッドとフォロワーから教えてもらった封印方法を駆使しながら対峙することは出来たが、ミッドレッドを地獄に送り返してもミッドレッドが蘇らせた死霊にはかなわず引きずり込まれエンドロール。

やはり、ルールは守らないとだね。

動画チャンネルのライブ配信を最後に失踪した男の最後の映像としてみせるファウンドフッテージ形式のホラー。

やらかしてアカウントを停止された炎上系動画配信者が、復帰企画として呪われた家とか死の館と言われる廃墟で心霊体験をするライブ配信を始めて巻き起こって行くストーリー。

以前にも沢山の人物が入った形跡のある廃墟に侵入し、あちこちに定点カメラを設置しながらこの家の過酷を説明しつつ探索する様を配信して行く流れで、リスナーのコメントとかやり取りとかがなかなかリアルな感じだし、しっかりホラーだけど笑いどころも結構あって面白い。

個人的には保安官とのやり取り辺りがピークだったし、ファウンドフッテージということでバッドエンドなのはわかっているけれど、その後もしっかり作られていて面白かった。

隣の座席に座っていた人が騒がしい訳ではないけれどことあるごとにガタッとシートを揺らす程のリアクションをされていて、思わぬ4D体験が出来たw

昨今、勢力を伸ばしつつある
アホ配信者ホラーのひとつ

どうせ演者がギャーギャー喚くだけで
何が起きたのかもわからないまま終わるだけのクソホラーかと思いきや

エンタメ系お化け屋敷ホラーとしてかなり高評価

炎上を乗り越えた迷惑系ヘタレYouTuberが知恵と勇気とコメント欄で悪霊に立ち向かう展開も面白かった

ワンシチュエーションだけど上手く設定を使う事で絵的に飽きない作りになってるのも良い

クリーチャーや特殊メイクや特撮のクオリティもちゃんとしてる

配信者＝悪霊(地縛霊)の図式が当てはまるのには笑ったし全体的にはユーモラス

死霊のはらわた2のテンションに似てるかも知れない

まぁ唯一それどうなん？
って思うのは「そこWi-Fi繋がるんだ…(笑)」ってところぐらいかな

この作品はちゃんと怖くて、笑えて、面白くて素晴らしき良きホラー映画です。
ちゃんと怖いシーンもあり色々と笑えるシーンが多い、ビクってなる驚かせるタイミングも予想と違っていてマジで楽しかった映画でした。
予告を見てワクワクしていた通りに素晴らしい展開やホラー演出がたくさんあり鳥肌がたって怖い！って感情がたくさん出て来ました。ありがとう！

ストーリーは炎上系？配信者が呪われた館で一夜を過ごすという、少しありきたりだし実際のYouTubeでは良く見るものです。
正直にMrBeastのジミーような感じでとてもリアリティを感じるし、親近感も湧くし、何より主演の方の演技がマジで素晴らしかったです。
Feastablesの広告があっても違和感ないくらいww
呪の館は思ったより綺麗でした、もっとボロボロで血だらけみたいのを想像していた私はとは違うイメージでびっくりです。
でもボロ家特有の軋みや物音が本当に怖かったです、ああいう怖さが個人的にホラー映画で大事なとこかな思います、そして2階に上がる階段や2階に複数部屋があって怖いとこまみれで素晴らしい！

ストーリー自体は思ったよりしっかり長くて良かったですね、配信者が家入ってぎゃーって騒いで終わりかな？と思ってたのでそこも良いです！
起承転結、緩急がすごくしっかりしていて映画として完成度が高いです。
監督のインタビューでもあった80年代のホラーってすごく感じるので、あの年代のチープなグロさとホラー感も良かったですね。
翻訳もレベル高くて分かりやすく、ネタがちゃんと細かく分かり、字幕が本当に良かったです。
ネタバレはしませんが、やはり幽霊だろうと呪いだろうが筋肉は裏切らないということは間違いないです。
もちろん聖水やにんにく、銀製の武器も必須ですね。

映画に文句はないです！この規模感でこのクオリティは普通にすごいと思いますし、もっとしょぼいかなと思ってたけど全然映画のレベル高かったです！
唯一の欠点は圧倒的に上映館が少なくて両手で数えられるくらいしかやってません！
東京でも新宿だけだし2回しかやってないしすっごい小さかったし、そこだけですね！
後はこのあと配信あるのかもわからんレベルなので映画館で見ておかないと後悔するので見ておけ！

海外のホラー映画は本当にクオリティ高いなあと実感させられました。
日本のホラーは白石監督作品以外うん◯だと思います、特に↓
（ここ数年の日本タイトル釣りだけで怖くもなんでもない俳優販促のためのホラー映画は論外）

このデッドストリームを知ってる人は、映画好きの中でもホラー映画を良く見て色々調べなければ辿りつかない作品ですので、選ばれた人達になれます
正直に立川でもやってほしかったな…贅沢かな

読みづらい長文でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

いつものPOVホラーかと思いきや…まあ、そうなんだけどクリーチャーたんまりなちょっと違った仕上がりで予想以上の面白さ。適度に笑いを組み込んでるのもうまい。危害加えない幽霊なんて怖くない、っていうアメリカらしいつくりだよなー、と。久しぶりなブルースキャンベル、ってのりで楽しかった。