劇場公開日 2024年11月1日

十一人の賊軍のレビュー・感想・評価

全406件中、161~180件目を表示

3.0期待したほどじゃないかな

2024年11月8日
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幕末の世にあって見向きもされないような罪人に無罪放免を餌に時間稼ぎをさせる時代劇。
幕府軍と官軍の間で立ち回る小藩が蝙蝠を演じる事で起きる悲劇がテーマかね?

そこそこ見どころはあるが、世の流れに翻弄される人の儚さとか悲哀を魅せたいんだろうけど、散々やったテーマだから飽きが来る。
もうちょっと白石監督らしい破天荒さが欲しかった。

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B級

5.0「生き様」

2024年11月8日
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知的

今年261本目。

仲野大賀、山田孝之の生き様。
山田孝之がおにぎり渡されて食べる所が好き。
こう言う作品見ると例えばアイス食べないでシャワー入るとか生活レベルが変わる映画。

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ヨッシー

3.5いい人vs悪い人

2024年11月8日
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ではなく、いい人なんだけど悪い人、悪い人なんだけどいい人たちが跳梁跋扈するもんだから、すっきり爽快、明朗快活なんてない複雑なストーリー
主人公達にも感情移入しきれず、もう食べたくないけど、満腹感も無いという
なんともすっきりしない鑑賞感でした。

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みのまる

3.0風見鶏

2024年11月8日
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単純

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GodField

4.0面白かった。

2024年11月7日
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ひろ

4.0ドッカン、ドッカン、新潟弁炸裂

2024年11月7日
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泣ける

単純

興奮

■サマリー

1868年、旧幕府軍と薩長を中心とする新政府軍の間で争われた戊辰戦争。
新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟に加わっていた新発田藩で繰り広げられた、
同盟への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人が、
新発田藩の命運を握る砦を守る任に就き、壮絶な戦いに身を投じる姿を描く。

■レビュー

賊軍=旧幕府軍でした。
舞台は新潟・・・私の生まれ故郷。
長岡藩が官軍=新政府軍に負けた後のお話。

2年前に「峠 最後のサムライ」で長岡藩の戦いを見ていたので、
その後の話としてつなげながらの鑑賞。

ストーリーはベタといえばベタなのだが、結構ハラハラ、ドキドキ。
血は飛ぶ、首は飛ぶ、肉片も飛ぶ、ちょっとグロい。
さらには、たった十一人で官軍相手に持ちこたえちゃうところが意味不明。
ありえない笑

そして、推測通りといえば推測通りなのだが、最後はやはり悪者扱い。
なんとか時間稼ぎができ、救われたと思いきや、やはりおぬし、悪よのう。
新発田藩の重臣を演じた、阿部サダヲさん。
藩のためとはいえ、ひどいわ。最後は不幸になってしまったけどね。

賊軍の主役は山田孝之さんだったのだろうか、でも仲野大賀さんの役回り、
そして殺陣シーン、最後のシーンなんかはこちらが主役だ、と思った。
(ダブル主役かな、エンドロールでは名前が並んでいたような)

官軍には玉木宏さんがいたけど、出番が少なく。。。
ゴールデンカムイと被ってしまった笑

それにしてもドッカン、ドッカン、爆撃もすごく、
Dolby Atmosで見たので、なおさら音がでかかった。

そして、俳優陣はみな新潟弁を話していたんらてー
面白かったんらてー
(語尾は「らて」)

そういえば、「あんにゃ」(=兄)も新潟弁だ。

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よっしぃ

3.5鬼気迫る殺陣シーン!必見です!

2024年11月7日
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イヤー面白かったです。仲野太賀さん鬼気迫る位の殺陣シーン凄かった。まーああ言うクセ者やらすと憎たらしい位上手いなー阿部サダヲさん!山田孝之さんをはじめ贅沢な役者陣だなー。

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binn

3.5火力と殺陣

2024年11月7日
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興奮

笠原和夫の原案を白石和彌監督が映画化した155分の集団時代劇大作。10人の死罪人を集め官軍から砦を死守させ成功したら無罪放免。
幕末、戊辰戦争だけに火力、火薬、爆発と殺陣は食い合わせが難しく話が長い。
女性のエピソードやらを削れば30分短く出来たかも。
役者陣の演技に殺陣は迫力は素晴らしい!
これだけ大規模な時代劇アクションは現代ではなかなか厳しい中でこれだけ出来るとは!
不可能だけどもし笠原和夫脚本で工藤栄一監督や深作欣二監督で作品になっていたら…。

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MOVIE FUN MAMIKO

2.011人のヒーローが戦争ごっこする話

2024年11月7日
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単純

主役級の俳優を使っているので、みんな普通に死なないし、意味の無いところで死ぬこともない。爆発シーンがあまりにも多いが、今まで普通に隣にいた奴が肉塊になってた的な事はなくて、あくまでチャンバラの演出の範囲でしかない。

要は戦争の不条理さが皆無。
時代劇ってのはあくまで時代背景だけで戦争映画の一種だと思うんだけど、日本の戦争映画は被害者面ばかりだしな。

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gongon

3.5それぞれの価値観が錯綜するチャンバラエンタ

2024年11月7日
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武士道よしとする昔の時代劇を観て育った自分は、背後から刺すという行為はそれだけで悪者!と直感してしまうのだが、リアルな戦とはこんな感じだったのだろう。まるで子どもの喧嘩みたいな命懸けの斬り合い…

実娘の純情を裏切ってまで守らねばならなかったものとは、権威に忠実であることを第一義にしていた時代から個それも民衆のそれへと変化してゆく時代の流れを東映じゃない投影した描写なのだろうか。

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し

2.5ちょっと盛り込みすぎ

2024年11月7日
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興奮

主役級の役者がたくさん出ていて、その役者たちそれぞれの見せ場を作ろうとして、整理できなかった感じ。更に緩急の急ばかりの連続で、何人か芸人がいたり、芸達者な役者がいるのに、緩の部分がなかったので、見ていて疲れました。監督なのかプロデューサーなのか分かりませんが、ちょっと欲張りすぎた感じがします。
没になった脚本のプロットを元にしたそうですが、元の脚本だったらどうだったのかなとも思います。元の脚本家の笠原和夫氏は、先の大戦で海軍に志願したことがあるそう。国や家族を自らが戦って守るということについて、より当事者としての意識があったのではないかと思います。今回のリメイクに関して、その意識や想いまでが引き継がれているかどうかは、分かりません。
気になったのは、生首の扱い方が軽そうだったのと、砦にこもってから数日経っているのに、月代や髭がキレイなこと。
平日の昼間とは言え280席のスクリーンに、20人程度の観客。明日で公開2週目となりますが、あるシネコンでは、明日から1日1回しか上映しなくなるそう。話題の大作のはずが、ちょっと寂しい感じですね。

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豊島区のはずれ

4.0さすが阿部サダヲ!

2024年11月7日
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悲しい

怖い

興奮

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saxofonista

4.5あっという間の2時間半!!

2024年11月7日
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泣ける

楽しい

興奮

話がどんどん展開していくので 2時間半が あっと言う間で とても面白かったです。
白石監督作品中 私的に 1位かも(^^)/

キャストの衣装が地味で その分 演技や殺陣が 光ります。
(本山力さんの殺陣 かっこよくて 凄かった!)

古い映画の話で恐縮ですが 黒澤明の「七人の侍」や 勝新の座頭市を彷彿とさせるように
感じました。 (山田孝之さんは 三船敏郎?!)

私も 上映中 も一度観たいです!!

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ぽんにゃん

4.0みんな嘘つき

2024年11月7日
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痛快、豪快、爽快な展開に、最後に強い女性が締めてくれて、「狐狼の血」を観たときに感じた興奮、スッキリ感を再度味わせていただきました。小指が飛び交うエグさも同様で。

みんなが嘘をつきあう様子が、生身の人間のぶつかり合いのようで、単なるアクションものに終わらずに楽しませてもらいました。登場人物の騙し合いが観る側に展開を楽しませるところに直結してましたね。

なつさんも良かったですけど、やっぱり爺っつぁんが一番カッコよかったかなー。

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Eiji

1.5うーん、面白く無い。

2024年11月7日
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そう

3.0十一人の賊軍(映画の記憶2024/11/6)

2024年11月7日
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単純

興奮

及第点の作品作りましたと言っていいかな。
ナダルのアップとかいらない要素とかもある。
イケメン枠とお笑い枠は観客動員を考えてだと思うのでさておき、仲野太賀良いね。割と殺陣上手い。中野英雄と任侠もの親子共演で大きい作品に出てほしいな。
ストーリーは割と分かりやすいから長丁場でもこの手の作品が苦手じゃなきゃ観れるはず。
山田孝之の役と岡山天音の役は交換するとまた芝居が変わって面白いかもね。
(個人的評価6点/10点中)

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motorad_kira

3.5なぜ11人なんだろう

2024年11月7日
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単純

ストーリーは納得出来る、分かりやすい話運びだったけど、長い割になぜ11人なのかが全く分からなかった。

たまたまなのか、11人必要だったのかが分かるともっといい。

歌舞伎や舞台出身の俳優さんは、映像に映るときの加減を理解してほしい。

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ふわり

4.0声が出そうに楽しかった

2024年11月6日
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興奮

いつも小難しいことを考えながら映画をみがちなんですが、これは途中から全部放り出して体中で楽しんじゃいました。
型のないチャンバラ!これでもかと繰り出される爆発!泥の中の疾走!特にポリシーなんてない賊軍、悪さのレベルも人それぞれ。てんでバラバラなのがリアルで、そのままストーリーを無理矢理進めてくのが最高。
変に連帯感とか友情とか仁義みたいなものは出てこない。これが良かったー。
なのにどうして涙が出るんでしょう。音圧かな。笑
殺陣が最近のファンタスティックなものと違い泥臭く、うま過ぎないのが良い。
爆発は文字どおり木っ端微塵。
バイオレンス!
外国でも受けそうだし、意識してると思います。日本のチャンバラ、カッコイイ!て思ってほしいですね。
太賀くんのラストの見せ場はもちろんですが、やっぱり爺っちゃんがかっこよすぎた。名乗りをあげるくだりは鳥肌でした。
スクリーンで観れるうちにもう一回行こうかな…

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chili

2.5もう一息の掘り下げと詰めが欲しかった

2024年11月6日
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悲しい

怖い

単純

 白石和彌監督、さすがに人気絶頂で本年だけでも「碁盤斬り」そして「極悪女王」Netflixと、秀作続きで絶好調ですが、本作は本丸・東映での時代劇、あの笠原和夫が遺したプロットと、少々荷が重すぎたか、随所に息切れが惜しい結果となった。

 戊辰戦争(ぼしんせんそう)を背景に新発田藩(しばたはん)の処世の史実に、底辺の集団を絡めた壮絶アクションと言えましょう。スピーディにコトが運び、あれよあれよで派手な爆破(音が邦画には珍しい程の爆音)のアクションに2時間35分の長丁場を感じさせないのは流石で、監督好みの血糊の多さは兎も角、人物が描き切れず感情移入がし難いのが惜しい。10人の罪人の来し方を描かないのが脚本上の最大の欠点。なかでも要となる山田孝之扮する人足の政の方向性がまるで見えないのが致命的。愛する妻を手籠めにした新発田藩士は許せないはず、幾度も逃げようとしていたにも関わらず舞い戻る歯がゆさ。官軍だろうと旧幕府だろうと、彼にはどうでもいいハナシ、その心理がまるで描かれず、映画全体のベクトルが定まらない。

 もう一人の主役である仲野太賀扮する新発田藩武士の鷺尾兵士郎の云わば中間管理職の苦悩に挟まれ、破れかぶれの「十一人目の賊」に居直る本作最大の見せ場があり、まだ分かる。彼とて同僚の野村周平扮する入江数馬が上と下との板挟みで二転三転し影響を受けたのか受けないのか微妙なところもありますが。対する新発田藩の処世術を試みる阿部サダヲ扮する溝口内匠の方向性は明確で、現代に繋がる表と裏を浮かび上がらせ本作の核心を形成する。

砦を守り抜けば無罪放免を餌に、官軍差し止めの任を背負わされた罪人10人がハナシの骨子。それが中盤で嘘(成功しても斬捨てされる)と露見するのが当然に山場になるはずなのに、まるで10人のリアクションが希薄にしかみえないのが困ったもので。人足の政同様に、官軍だろうと幕府だろうと義理立てする根拠が何も描かれないから、圧倒的武力の官軍に寝返ればいいものを。

 映画の縦軸たる骨子が脆弱な上に、横軸に多くのいい加減が蔓延って、ご都合主義が曝しもの。何故か罪人達も鉄砲を簡単に扱ったり、都合よく花火師の息子がいて、花火玉がいくつもある、人足の政の命が幾度も寸止めされるいい加減、何故兄貴と慕うのか? あの豪雨の最中に花火が点火? 黒い水の存在を最初からノロ(佐久本宝)は知っていたのに、その井戸も至極簡単に見つけられ、そもそもあんな吊り橋しかないの? 結構深い谷なのにその高さがまるで感ぜられない、石油の爆破もイージー過ぎて、爆破が上まで及んでも賊軍は皆さん無事の不思議、身ごもった姫がのこのこ戦場に来るか? クライマックスの仲野太賀が多勢を相手に死闘を繰り広げるが家老側は鉄砲隊に命ずれば簡単なのに部下達が殺されるのを見守るのみの無能、賊軍にやたら強い武士が1人いて薩摩藩の師範と言ったはず彼が官軍を殺しまくる? などなどきりがありません。

 邦画を背負う若く優秀な役者にとって剣の扱いをここまで収得は大変だったでしょう。仁王立ちの仲野太賀にとって初めてではないか?剣劇は。しかし「侍タイムスリッパ―」を観てしまった後では分が悪い。野村周平の曲げ姿は様になってましたが、姫に手を出すとは武士にあるまじき。岡山天音も見せ場なく勿体ない。同盟派の駿河太郎はいい味を出してましたね。「極悪女王」よしみでゆりやんレトリィバァも出たりして。しかしなにより女優陣が存じ上げない方ばかりで軽い軽い(西田尚美は別ですが)。そして阿部サダヲの小者なりの処世術が彼にピタリで本作を救う。

 「七人の侍」と比べてはいけませんが、土砂降りの中でもしっかり対象が描かれた事を思い浮かべれば、本作の夜間の土砂降りシーンに何の進歩も感ぜられないのが致命的。黒澤明の作品は1954年ですよ、描いている戊辰戦争は1868年です。と言う事は、賊軍達が暴れたわずか86年後に黒澤の映画が出来、それから70年経っているのに邦画のこの現実。ハリウッドでしたら谷間の深さなんぞもっとリアルに描ける進歩を成し遂げているのに。

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クニオ

4.0期待せずに観たらとても良かった。

2024年11月6日
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時代劇の映画を劇場で観る事がまず
レアでした。
上映時間の長さも
ちょっと正直観るかどうかを
悩みました。

しかし、結果観て良かったです。

まず、キャストの豪華さに
惹かれました。
今をときめく演技派の若手俳優を
惜しげもなく豪華に起用し、
配役も見事にハマってました。

お笑いタレントを起用してたのも
観る前には大丈夫かな?と
不安でしたが、きちんと世界観を
邪魔する事無く入り込めていました。

あと、現在は放送コードに引っ掛かる
ようなニュアンスの表現、台詞も
チラホラありましたが、
当時の時代背景を考えると
変に省くより自然体で
良かったかと思います。

なかなか生々しい殺陣シーンや
目を背けたくなるようなシーンも
チラホラありますが、
観てる内に世界観に
引き込まれる映画です。

若い世代にも十分受け入れられる
映画かと思いますね。

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NABEZO