十一人の賊軍のレビュー・感想・評価
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簡単に終わる話では無かった。セイジ以外は…。
時代に翻弄された賊軍たちの物語。
意外とそろそろエンディングかな…というところから、さらに展開。
もうそろそろかなと思ったところで、また展開が続く。
そんな感じで155分。
ただ賊軍たちが砦を守る話では無かったのね。
それにしても、セイジの活躍の場は?
俳優さんの顔、いいね〜ぇ
昔は、こういう映画、三池崇史監督だったなぁ〜、
時代は令和、白石和彌監督、なんだな〜。
俳優さん、いい顔を集めたなぁ〜
と賊軍に感情移入するまで時間がかかりました。
仲野太賀さんは『淵に立つ』からの大ファンで日本映画を背負っていると言っても過言ではない俳優さんで
これからももちろん期待しかない。
せつない立場と辛さを、誠実さと情で通す、いい表情をする。
やはり仲野太賀さん、素晴らしい。
俳優さん皆さん、是非これからも問題を起こさないで日本映画を愉しませて欲しい、と祈りながら、
ああ、でも山田孝之さんや野村周平さんは女性問題の事件とか起こしそうだし、
大丈夫かな?と観ながら心配になった。
そう、本編に感情移入するより、現実の心配が消えない俳優、というのも。
ね。
気が気じゃない、んだよ。
観客がワルい、わけじゃ、ないよね?
最近稀に見る傑作
終盤は良い
こんな戊辰戦争もあったのかと
退屈で長く感じた!!
後世の人がシナリオを書いているから、という事もあるからか、初めから負けムードを感じて全くワクワクしませんでした。役者の発声も汚く、キャラクターに愛着もわきませんでした。戦争中なのに通常の会話シーンが多く、尺がかなり長く感じました。ドッカンドッカン砲撃する所は戊辰戦争っぽい気がします。カッコいい奥羽越列藩同盟が観たかったので、戦術を駆使してアウトロー達が奮戦する、爽快感のある映画だと良かったです。
55点
映画評価:55点
良いような、悪いような、
良いような、悪いような、、、
中々ないですよ。
真面目なのか、ふざけてるのか、
熱いのか、サムいのか、
大切なのか、くだらないのか、
これだけ、
どっちつかずの作品は
本当に珍しい。
そして、それこそがこの作品の魅力でした。
実話っぽい背景なのに、
キャラ、設定、展開、爆弾(無双)、等々
どれを取っても夢物語(非現実的)
じゃあファンタジー路線か?と思えば
そうとも言えない、当時の深刻さが表現されている
アニメだったら、
どこにでもある感覚で見れただろうけど
実写だったので、
困惑しながら見る事になりました。
くだらない、ふざけてると思う人の気持ちもわかるし、面白い、感動したと思う人の気持ちもわかる
本当に不思議な作品
是非、あなたも体験してみて下さい。
【2025.3.4観賞】
使い捨て部隊…
悲しいラストは何となく想像がついた。歴史的には長岡と違い新発田藩は戦火に塗れることはなく、そういう意味では民を守ったとされるだろう。ストーリーとしては面白かったが、如何せん十一人の罪人だけで守ったと言うのがあまりにも現実的ではなく、まあ映画なのでといったところ。白石作品にしてはそこまでバイオレンスではなく、仲間や仲間への義に重きを置いた作品だった。
感動の話だが、時間が長い
なんか物足りない…
監督の白石和彌は、現在の邦画界ではトップレベルの実力のある監督だと思う。
今回も、言わばソツなく作られていて、面白い。とてもよく出来ている。
でもなんか物足りない。
「孤狼の血 LEVEL2」でも感じたけど、深作欣二より上手いところが多々あるけど、やはり深作を越えていないと思ったのと同じように、今回も何か足りない。
今回は、サム・ペキンパー(「ゲッタウェイ」「ワイルドバンチ」)やウイリム・フリードキン(「恐怖の報酬」)と、私の好きな映画の影響があって、十分楽しめたけど、ガツンッと来ないというか、物足りない。
コミカルなところや、シリアスなところ、殺陣もなかなかだし、話も笠原和夫原案らしく、虐げられた者たち、コマとして使われる者たちの怒りや悲哀も感じられて面白いけど。
なんで物足りないか、分からない。強いて上げるとすれば、脚本の書き込み不足(それぞれ賊軍たちの背景など)と話の展開に勢いがないことかな。
新潟県民としては、新潟弁がけっこう効いていて、良かったし、役者も仲野太賀は良かったし(彼の代表作になると思う)、ちょっと首を切りすぎ!と思ったけど、特殊メイクや効果が結構リアルで良かったし、鞘師里保という初めて見た女優は良かったし、本山力という役者の殺陣はすごいし(「侍タイムスリッパー」にもでてたとか)、といいとこいっぱいあるので、見直すと初見より面白いかも。
新発田市の人は、これを見てどんな気持ちになるか、ふと思った。手放しに喜べない映画では?と。
覚悟を魅せろ
感想
東映が誇る集団抗争時代劇がいま、叫びが轟く新たなるステージへ!
日本近代史最大の激戦・戊辰戦争の陰で起きた、新潟・新発田藩の歴史的な裏切り。 その史実から着想を得た、脚本家・笠原和夫の幻のプロットが映画化!
心の奥底に眠る闘争本能が奮い立つ、男たちの生き様を刮目せよ。
首がゴロゴロ、派手な爆発が印象的でした。
W主演の山田孝之、仲野太賀とどちらも好きな俳優さんだったので観ました。
その他、佐久本宝、岡山天音、一ノ瀬颯が見れたのも良きでした。
殺陣や散り際と仲野太賀が素晴らしすぎました!
爺っつぁんもカッコよかったです。
千原せいじ、ナダルの役はちゃんとした俳優でいいのに…笑
上映時間155分は少し長く感じました、もうちょっとコンパクトにできたのではと…。
昭和チックなナレーション苦手でした。普通でいい笑
※あんにゃ!
期待しすぎた
・山田孝之の役所は別に主役じゃない
・仲野太賀にしっかり、主役をはらせるべきだった
・展開は雑だが、そんなもんだろうと思わせるキャラ造形
・爆破は多いが、不必要
・川、渡れんのかい。渡るところは苦戦せんのかい
・なんでそこで爆死?
全体的に脚本の詰めが甘い感じと、仲野太賀の殺陣が不安だったのか長回しも無い。
1カ所でも長回しがあれば、より見せ場はできたのでは。
三池さんの凄さを、改めて感じた。
面白いエンタメを作るのは、難しいなぁ。
やぶ医者の恐怖
生き抜こうとする人々の群像劇
主人公たちだけを描きストレートなアクション作品ではなく、絡み合う人々たちの業を背負い進もうとする者たちの物語。それぞれの思惑が入り乱れ、生き抜こうとする者たちの命の炎が観てるこちらにも伝わり血を激らせる。
藩に絶望し裏切られ、希望を見出せない者たちが一縷の望みに縋り生きることを諦めない人間たちを主軸に、その時代に翻弄された一つの藩の人間たちを描く。
そしてラストの街を往来する町民たちの姿が誰にも語られないだろう物語と対照的に映し出され心が締め付けられる。
泥まみれのヒーロー
家老の血
十人の罪人と、橋を死守する侍の物語
同盟軍と新政府軍との狭間で、いかに立ち回るか…家老役の阿部サダヲの演技がとても良かった
自分の領土で戦火を起こさないように、まさに風見鶏のように🐓
山田孝之、仲野太賀他の実力派俳優陣も、鬼気迫る演技が凄かった
国を守る為とはいえ先遣隊の口封じが、娘の自害に繋がって、まさに因果応報だと感じた
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