劇場公開日 2024年11月1日

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十一人の賊軍のレビュー・感想・評価

全451件中、201~220件目を表示

4.0仲野太賀は私の見た中で過去一カッコ良かった。こんな役もできるんだな...

2024年11月8日
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仲野太賀は私の見た中で過去一カッコ良かった。こんな役もできるんだなぁ
あと爺っつぁん、只者では無いと思っていたけれどやっぱりカッコ良かった。
玉木宏は何してもカッコいいなぁ

ちょっとそこまで映さんでもええやんと思うシーンも多々あったけど
最後はやっぱり泣ける。
阿部サダオは憎たらしい、
が、考えさせられる。
でも
嘘つくのはあかんなぁ

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花

4.0なんじゃあの煙は

2024年11月8日
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悲しい

楽しい

興奮

「碁盤斬り」が記憶に新しい、白石和彌監督の時代劇。あの作品は落語演劇だったため、ドラマがメインの完全なるエンターテインメント作品だったわけだが、本作は戊辰戦争と実際にあったものをモチーフにしたアクション大作であるため、白石色がより濃く出た作品になっている。まさに、幕末版「孤狼の血」といったところ。旧幕府軍vs新政府軍という構図は「ソウルの春」と似た部分もある。
キャストもキャストだから、かなり期待値高かったんだけど、んもうやばかった。ラスト20分がとんでもなくて心の中で大騒ぎ。「福田村事件」の時に味わった感覚と酷似。いやぁ...すごいなぁ...。

旧幕府軍vs新政府軍という時代を変化させた大きな戦いにもかかわらず、今回スポットが当たったのは両者からの板挟み状態に苦しむ新発田藩の罪人たち。こんだけのスケールでメインとなるのは武士ではなく、ただの落ちぶれた平民というそのギャップが既にたまらなく面白い。
ボロッボロの山田孝之は想像通り最高。昨年公開された「六人の唄う女」の時からさらに磨きをかけた感じ。すごく筋の通った人物で、周囲は苦しみを共にした仲間をも大切にしたいと考える一方で、彼は妻を助けたい、妻に会いたいとその一心。協調性のない人物と片付けることも出来るが、戦乱の世でこう考えれるのは最もらしいし、こういう人物こそ武士になるべきじゃないかとも思った。

一般的な時代劇よりも淡々とし、物静かでジメッとしているのも特徴のひとつ。本来、失われるはずだった命。いま、生きていることが彼らにとっては奇跡も同然で、おかげで死ぬことに対しての恐怖心はまるでない。恐れを知らず猪突猛進で敵に立ち向かう姿は、すごく生々しくて人間臭い。しかし、徐々に生を実感し、生きることに喜びを覚えていく11人。いつもの時代劇なら不死身のように感じてしまう戦士たちも、本作では残機1しかなく、たった1回の人生を必死に生きているんだということを強く感じる。命を軽く扱われている人々が主人公だからこそ、命の重さを訴えかける作品になっている。

155分と邦画にしてはかなりの長さだが、全くもって感じさせず、終始前のめりになってしまうほど没頭できた。豪華キャスト、と言いながらも、若手・新人の俳優をかなり起用しており、若干地味に映ってしまっているがとても臨場感溢れるリアリティに特化した作品にもなっている。キャスト全員の魂の叫びが聞こえる、最高のアンサンブル。チョイ役の人達もしっかりと爪痕を残していて、邦画好きとしては画面を眺めるだけですっごく楽しかった。柴崎楓雅の佇まいには驚いた。玉木宏の使い所もいい。佐野岳とナダルが兄弟役はめっちゃ笑った笑笑 最初全くわからんかったし笑笑

罪人たちの罪を互いに報告し合うところとか、両軍が新発田藩に迫ってくるところとか、シンプルに聞き取りずらかったり画面が暗いせいか分かりにくい部分が多く、大きな動きがあると毎度粗があってそれがかなり悪目立ちしていたけれども、中盤に山を作るのではなく終盤にドンッと一撃爆発させる構成はあっぱれで、次第に面白くなっていく右肩上がりの映画だったから夢中になって見ることが出来た。もうひとつ、何かぶっ飛んだものが欲しかった気もするが、インパクトはバツグンだし、これで十分大成功していると思う。やっぱ白石和彌はやめらんねぇ....。

個人的に仲野太賀という俳優があまり好きではなく、「今日から俺は」の今井は愛おしいほど好きだけど、それ以降も以前も彼にハマったことはなかった。今回もいつも通り、特に期待もせず見に行ったんだけど...これがビックリ。ラストで一気にぶち壊し、今後のキャリアに響くと思われる想像を絶するほどの最高の演技を見せてくれた。全身が沸きあがる。セリフでも声でもない。凄まじい目の演技。なにかに憑依されたようなその表情に、とんでもなく惹かれてしまった。身体が硬直してしまったもんね...。最後の最後に、全てを食ってしまっていた。素晴らしかったです。

白石和彌が撮った時代劇はどんな形であろうと好きになっていたと思うけど、この時代にこんなにも真正面からぶつかってくれる、昔懐かしい東映時代劇が見れて大満足だった。やっぱ時代劇はいいなぁ。作品の持つメッセージの重さが段違い。白石監督の愛が日々強まるばかり...☺️

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サプライズ

4.0史実を知ってたらもっと面白かったんじゃないかなぁとかって思った。

2024年11月8日
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ツネ

3.0正義とはナニか。を問われる映画。

2024年11月8日
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スズパパ

4.0スカッと行くぜ、賊軍!!

2024年11月8日
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興奮

絶対観ようと思って、鑑賞しました。
全く長さを感じさせないくらい、引き込まれて一気にラストまで突っ走って見てしまった。
それぞれブレない人物のそれぞれの生き様が気持ち良かった。勿論、黒澤明の時代とは違うので、女性の扱いなど表現を制限したんだろうなという感じもあったが、それでも、これぞ時代劇という骨太な愉快さを堪能させてもらって満足でした。途中からあれ?モノクロだったか?というほど色が無くなったのも時代劇の雰囲気。
仲野太賀、山田孝之はじめクセ強の賊軍に対して、直接対決する官軍の現地指揮官が印象が薄い。玉木宏や阿部サダヲくらいそっちでも良かったような…特に玉木宏、ほとんどナニもして無いし。
コレでもかと斬り合って、スカッとしました✨

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王sadao

3.0期待したほどじゃないかな

2024年11月8日
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幕末の世にあって見向きもされないような罪人に無罪放免を餌に時間稼ぎをさせる時代劇。
幕府軍と官軍の間で立ち回る小藩が蝙蝠を演じる事で起きる悲劇がテーマかね?

そこそこ見どころはあるが、世の流れに翻弄される人の儚さとか悲哀を魅せたいんだろうけど、散々やったテーマだから飽きが来る。
もうちょっと白石監督らしい破天荒さが欲しかった。

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B級

5.0「生き様」

2024年11月8日
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知的

今年261本目。

仲野大賀、山田孝之の生き様。
山田孝之がおにぎり渡されて食べる所が好き。
こう言う作品見ると例えばアイス食べないでシャワー入るとか生活レベルが変わる映画。

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ヨッシー

3.5いい人vs悪い人

2024年11月8日
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ではなく、いい人なんだけど悪い人、悪い人なんだけどいい人たちが跳梁跋扈するもんだから、すっきり爽快、明朗快活なんてない複雑なストーリー
主人公達にも感情移入しきれず、もう食べたくないけど、満腹感も無いという
なんともすっきりしない鑑賞感でした。

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みのまる

3.0風見鶏

2024年11月8日
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単純

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GodField

4.0面白かった。

2024年11月7日
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ひろ

4.0ドッカン、ドッカン、新潟弁炸裂

2024年11月7日
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泣ける

単純

興奮

■サマリー

1868年、旧幕府軍と薩長を中心とする新政府軍の間で争われた戊辰戦争。
新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟に加わっていた新発田藩で繰り広げられた、
同盟への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人が、
新発田藩の命運を握る砦を守る任に就き、壮絶な戦いに身を投じる姿を描く。

■レビュー

賊軍=旧幕府軍でした。
舞台は新潟・・・私の生まれ故郷。
長岡藩が官軍=新政府軍に負けた後のお話。

2年前に「峠 最後のサムライ」で長岡藩の戦いを見ていたので、
その後の話としてつなげながらの鑑賞。

ストーリーはベタといえばベタなのだが、結構ハラハラ、ドキドキ。
血は飛ぶ、首は飛ぶ、肉片も飛ぶ、ちょっとグロい。
さらには、たった十一人で官軍相手に持ちこたえちゃうところが意味不明。
ありえない笑

そして、推測通りといえば推測通りなのだが、最後はやはり悪者扱い。
なんとか時間稼ぎができ、救われたと思いきや、やはりおぬし、悪よのう。
新発田藩の重臣を演じた、阿部サダヲさん。
藩のためとはいえ、ひどいわ。最後は不幸になってしまったけどね。

賊軍の主役は山田孝之さんだったのだろうか、でも仲野大賀さんの役回り、
そして殺陣シーン、最後のシーンなんかはこちらが主役だ、と思った。
(ダブル主役かな、エンドロールでは名前が並んでいたような)

官軍には玉木宏さんがいたけど、出番が少なく。。。
ゴールデンカムイと被ってしまった笑

それにしてもドッカン、ドッカン、爆撃もすごく、
Dolby Atmosで見たので、なおさら音がでかかった。

そして、俳優陣はみな新潟弁を話していたんらてー
面白かったんらてー
(語尾は「らて」)

そういえば、「あんにゃ」(=兄)も新潟弁だ。

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よっしぃ

3.5鬼気迫る殺陣シーン!必見です!

2024年11月7日
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イヤー面白かったです。仲野太賀さん鬼気迫る位の殺陣シーン凄かった。まーああ言うクセ者やらすと憎たらしい位上手いなー阿部サダヲさん!山田孝之さんをはじめ贅沢な役者陣だなー。

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binn

3.5火力と殺陣

2024年11月7日
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笠原和夫の原案を白石和彌監督が映画化した155分の集団時代劇大作。10人の死罪人を集め官軍から砦を死守させ成功したら無罪放免。
幕末、戊辰戦争だけに火力、火薬、爆発と殺陣は食い合わせが難しく話が長い。
女性のエピソードやらを削れば30分短く出来たかも。
役者陣の演技に殺陣は迫力は素晴らしい!
これだけ大規模な時代劇アクションは現代ではなかなか厳しい中でこれだけ出来るとは!
不可能だけどもし笠原和夫脚本で工藤栄一監督や深作欣二監督で作品になっていたら…。

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MOVIE FUN MAMIKO

2.011人のヒーローが戦争ごっこする話

2024年11月7日
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単純

主役級の俳優を使っているので、みんな普通に死なないし、意味の無いところで死ぬこともない。爆発シーンがあまりにも多いが、今まで普通に隣にいた奴が肉塊になってた的な事はなくて、あくまでチャンバラの演出の範囲でしかない。

要は戦争の不条理さが皆無。
時代劇ってのはあくまで時代背景だけで戦争映画の一種だと思うんだけど、日本の戦争映画は被害者面ばかりだしな。

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gongon

3.5それぞれの価値観が錯綜するチャンバラエンタ

2024年11月7日
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武士道よしとする昔の時代劇を観て育った自分は、背後から刺すという行為はそれだけで悪者!と直感してしまうのだが、リアルな戦とはこんな感じだったのだろう。まるで子どもの喧嘩みたいな命懸けの斬り合い…

実娘の純情を裏切ってまで守らねばならなかったものとは、権威に忠実であることを第一義にしていた時代から個それも民衆のそれへと変化してゆく時代の流れを東映じゃない投影した描写なのだろうか。

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し

2.5ちょっと盛り込みすぎ

2024年11月7日
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主役級の役者がたくさん出ていて、その役者たちそれぞれの見せ場を作ろうとして、整理できなかった感じ。更に緩急の急ばかりの連続で、何人か芸人がいたり、芸達者な役者がいるのに、緩の部分がなかったので、見ていて疲れました。監督なのかプロデューサーなのか分かりませんが、ちょっと欲張りすぎた感じがします。
没になった脚本のプロットを元にしたそうですが、元の脚本だったらどうだったのかなとも思います。元の脚本家の笠原和夫氏は、先の大戦で海軍に志願したことがあるそう。国や家族を自らが戦って守るということについて、より当事者としての意識があったのではないかと思います。今回のリメイクに関して、その意識や想いまでが引き継がれているかどうかは、分かりません。
気になったのは、生首の扱い方が軽そうだったのと、砦にこもってから数日経っているのに、月代や髭がキレイなこと。
平日の昼間とは言え280席のスクリーンに、20人程度の観客。明日で公開2週目となりますが、あるシネコンでは、明日から1日1回しか上映しなくなるそう。話題の大作のはずが、ちょっと寂しい感じですね。

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豊島区のはずれ

4.0さすが阿部サダヲ!

2024年11月7日
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悲しい

怖い

興奮

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saxofonista

4.5あっという間の2時間半!!

2024年11月7日
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泣ける

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興奮

話がどんどん展開していくので 2時間半が あっと言う間で とても面白かったです。
白石監督作品中 私的に 1位かも(^^)/

キャストの衣装が地味で その分 演技や殺陣が 光ります。
(本山力さんの殺陣 かっこよくて 凄かった!)

古い映画の話で恐縮ですが 黒澤明の「七人の侍」や 勝新の座頭市を彷彿とさせるように
感じました。 (山田孝之さんは 三船敏郎?!)

私も 上映中 も一度観たいです!!

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ぽんにゃん

4.0みんな嘘つき

2024年11月7日
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痛快、豪快、爽快な展開に、最後に強い女性が締めてくれて、「狐狼の血」を観たときに感じた興奮、スッキリ感を再度味わせていただきました。小指が飛び交うエグさも同様で。

みんなが嘘をつきあう様子が、生身の人間のぶつかり合いのようで、単なるアクションものに終わらずに楽しませてもらいました。登場人物の騙し合いが観る側に展開を楽しませるところに直結してましたね。

なつさんも良かったですけど、やっぱり爺っつぁんが一番カッコよかったかなー。

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Eiji

1.5うーん、面白く無い。

2024年11月7日
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