劇場公開日 2024年11月1日

十一人の賊軍のレビュー・感想・評価

全402件中、201~220件目を表示

3.5失礼ながら、笑いながら楽しみました

2024年11月5日
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鑑賞方法:映画館

フォローさせて頂いているレビュアーさんの2点台の低評価、非常によくわかります。 脚本が滅茶苦茶すぎる上に支離滅裂です。 大変申し訳ないのですが、作品としては絶望的な出来栄えと評価せざるを得ません。 振り返っても、最初から最後まで意味不明なお話でした…。 何でもかんでも爆発させ過ぎ。無駄なグロも不要です。 一方、何とか面白くしようとする俳優陣の努力が不思議な笑いを引き起こしてくれました。 お話には笑えるところは一切ないのですが、 「お客様にいかに楽しんで頂くか?」という気持ちが非常によく見えてきたのです。 こういう作品があるからこそ、「俳優さん」を好きになれるのかもしれません。 滿潮で泳いでいるとき(作品自体が優れているとき)は誰が皆順調に見えます。 しかし、潮が引いて初めて、誰が裸だったのか分かるというような。 この現場でも素晴らしい演技が出来る俳優さんは、本物なんだろうなと好きになってしまいます。 ※脚本家の方は、原油への着火がいかに困難か一度お調べくださいますよう、伏してお願いいたします。

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saltsnow

4.0日本映画のいいところと悪いところを併せ持つ映画

2024年11月5日
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鑑賞方法:映画館
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call

4.0支持。仲野太賀の体躯全体から漲る気合。

2024年11月5日
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橋に雨の映画に外れナシ。 支持。私的年テン入り当確。 仲野の体躯全体から漲る気合。 イイ顔イイ動きだ。 三池十三人での松方よりこっち。 大作にして粘らないエピローグの手際良さ。 群像全員に適量の見せ場。 本格アクション時代劇に未だ余地アリとは。 怒る時は怒れ、か。 泣いた。

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きねまっきい

3.0物足りない

2024年11月5日
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単純

最近「将軍」「八犬伝」と良質な時代劇を観たので その辺から比べると物足りない 役者さんは良いのに脚本が全然面白くない

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HIROKICHI

3.0長尺の割には人を描かないため、登場人物に思いいれが持てず。。。行き...

2024年11月5日
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長尺の割には人を描かないため、登場人物に思いいれが持てず。。。行きあたりばったりにしか見えない展開も含め、私には合わなかった。救いは仲野太賀だな。

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こち

4.0キャラが立っていて長さ感じず

2024年11月5日
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鑑賞方法:映画館

血しぶき舞い、首やら腕やら指やらが飛び交うのに、変だけど爽快感がある。 そもそもがほとんど侍じゃないのでイデオロギーなんか持ち合わせず、何だか自分の都合が良い匂いを嗅ぎつけてはあっちへフラフラこっちへフラフラするのがいですね。 まあ、なんだかんだあって、結局のところ一致団結へと向かうのはだれかれ関係なく「国(故郷)にいるおとう・おかあを危ない目に遭わせていいのか!」でした「最後に愛は勝つ~♪」かな。 全体的にストーリー展開がテンポよく、それを助けたのは賊軍(罪人)たちが銘々キャラ立ちしていたことだと思います。 拝啓とか詳しく描写されなくても、区別化されていたので見やすかったですね。 そして中野太賀さん!演者の中でも飛び抜けた存在感でした。阿部サダヲさんの奥が読めない無表情との対極にある「動」の演技が素晴らしかった。 暗い映像が多くて誰の顔なのか分かりにくかった以外は文句のつけようがありませんでした。

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ニコラス

4.5勝利者などいない

2024年11月5日
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マスゾー

3.0俳優陣は良かった

2024年11月5日
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悲しい

興奮

俳優陣が良かっただけに 芸人の悪目立ちが目についてしまって そこら辺が残念だった。 ナダルのシーンをもっと減らして その分で別の役者のシーンを増やして欲しかった。 ナダルのアップとかいる?

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フナ

4.0血肉飛ぶ娯楽映画

2024年11月5日
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単純

興奮

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バーバヤガー

3.0良い作品になる可能性がいっぱい詰まった「佳作」

2024年11月5日
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椿六十郎

3.5ストーリーについて行けなかったけど殺陣のアクションシーンに引き込まれた作品。 本年度ベスト級。

2024年11月5日
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鑑賞方法:映画館

物語の背景や状況説明の字幕が所々で出るものの字幕が読める眼鏡を忘れ良く見えず(笑) 死刑囚が吊り橋の手前の砦を守り切れば無罪放免となる設定は理解出来た(笑) 新潟の方言が聞いていて心地好い。 死刑囚の山田孝之さん演じる政。 剣術道場の鷲尾兵士郎を演じる仲野太賀さん。 この2人を中心に展開するストーリー。 殺陣のシーンが半端ない! 首を落とされるシーンが多めなんだけどグロく目えない感じが好印象(笑) 阿部サダヲさんの役がいつもの良い人キャラじゃなくてビックリ(笑) 仲野太賀さんが素晴らしい! 殺陣のシーンが素晴らし過ぎた! 罪人でも無いのに本作のタイトルを叫ぶシーンに鳥肌が立つ(笑) ゆりやんレトリィバァが登場したシーンがツボにハマりました( ´∀`)

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イゲ

3.5幕末エクスペンダブルズ

2024年11月5日
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悲しい

興奮

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YOU

3.0義を貫き、仁を棄てる

2024年11月5日
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 ご家老の乱心ぶりには、恐れ入ります。最前線に囚人兵を送るし、知られたくない情報は、確実に始末するし。(実際に、そういうことするヒトいるし。)…そこまでして、ご家老が守りたかったものは、何かな?。その代償として、ご家老は許される者なのか、許されざる者なのか…。  子、曰く人として最も大切なのは、仁。仁、言葉で表し尽くすこと能わず。されど、仁の裡に義あり、礼あり、節あり、忠あり、孝あり…。  つまり、義は仁の一部ではあるものの、全てではない。どんなに自らの正しき義を貫いたところで、隣人の義とぶつかるだけ。争うだけ。傷つけ合うだけ。  義を貫徹、仁を棄てた御仁に見える世界とは、どんなものですかね。  大勢の幸福の為には、少数の犠牲はつきもの。よくある主張です。しかも、自分がその大勢の側にいると、賛成はしなくとも、黙認してしまうのが、ヒトの性(さが)。そして、少数を犠牲にしたヒトを責め、犠牲にされたヒトに同情する。しかも、自分は安全なエリアから、一歩も踏み出さない。あ、そうだ。戊辰戦争のひとつ、上野会戦を見物していた江戸っ子が、いたとか。江戸無血開城のおかげですね。映画館まで足を運んだ私は、その末裔かもね。  ところで、そのご見物の談話だと、刀で斬り合うと、初めの一合で生死が決まることが多く、何合も斬り合うのは、お互いの腰が引けて小手先を斬り合う場合。こうなると、腕周りの失血が多く、体力低下した方が討ち取られたそうです。斬るか斬られるかは、映画のようにかっこ良くないそうです。ちなみに私、斬られたくないので、転生したら、新政府軍の兵隊だった、は、遠慮させて下さい。  どうにもこの映画、11人の怒れる者達だけでなく、クニの為、大多数の為に、凄まじい罪と罰を背負わされた方が、気になります。官も賊も、関係ない。同じ藩、同じクニにいても、守るべきものが違う。大切にすべきものが違う。その結果があの結末だとしたら…。  皆様は、何を守りますか?。  何を大切にしますか?。 追記)  阿部サダヲ、いい役者さんになりましたね。この先、柄本明や、イッセー尾形に匹敵する名優になりそうな気がしました。  「推しの子」ドラマや、映画になるそうですが、いっそ、「推しのサダヲ」してみる?。

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機動戦士・チャングム

2.5新発田藩新政府軍へ恭順までの日々

2024年11月5日
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感想 期待を持って映画館に向かう。東映のタイトルロゴも昔のままでオープニングを迎えた本作。話は1868年7月戊辰戦争時、越後地方新発田藩の奥羽越列藩同盟脱退、新政府軍への恭順を示した藩の政変時に発生した駆け引き的な局地事変を描いた話であった。 日本侠客伝、仁義なき戦いの脚本で有名な、笠原和夫氏の温めていたプロットを元に狐狼の血の白石和彌監督が映画化した。 出演俳優陣全員の文字通り身体を張った演技は素晴らしい。特に仲野太賀さんが目覚しい活躍であった。東映時代劇の復活を掲げて制作したという触れ込みであったが、正直な感想としては脚本が今一つの印象を受けた。賊軍十一人全員に焦点が上手くあてられておらず性格や個性を観る側に説明出来ていないように感じた。撮影もリアリティ重視なのは分かるが暗がりが多く演出なのか、アクションが優先され、勢いはあるのだが登場人物の顔のアップは余り無くカット割によるアップも限られた役者しか撮られていない。もっと十一人の個性をデフォルメした方が話が面白くなったと本当に感じる。笠原氏のプロットは話としては興味深く上手く制作すれば名作誕生を予感していたので真に残念である。 また配役と脚本の問題だと思うが、山田氏は始まりは素晴らしい滑り出しで期待を高めたが、主役級なのに役柄が脱走を繰り返し台詞も少なめで印象が薄い。小柳氏は役どころとしては面白かったのだが顔のクローズアップが余り無く印象が薄い。また松尾氏に至ってはもっと活躍するのかと思いきやすぐ爆死してしまう役どころである。尾上右近氏は役どころが町人賭博師役なのでそこそこ面白い役柄であった。野村氏、田中氏、一ノ瀬氏は見た目からして現代人そのもので申し訳無いが時代劇には合っていない印象を受けた。繰り返し言うが演技は本当に全員素晴らしいのだ。本作に大きな期待を賭けていたので残念で仕方がない。 本作を観た印象として21世紀の今時の日本人に江戸時代の日本人を演ずる事自体が難しくなってきているのかもしれない。出自そのものや社会的生活的に考えて見ても人が負う人生の苦労度が桁外れに違う。当然顔付きも変わる。例えば和装で山や道を走る。又は歩く。というこの簡単に感じる所作一つでも江戸時代と現代は違っていたような気がするのである。俳優さんは悪くないのだが、期待している顔付きがもっと眼光が鋭いというか、どうしようもないのだが気迫というものを感じられないのだ。気迫を劇中に感じたのは仲野氏、本山氏、松浦氏くらいの印象なのである。時代劇の制作期間は俳優陣を含めてそれなりに長く取らなければいけなくなってしまったようだ。残念だが自分には本作が合っていなかった。 🌟2.5

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Moi

3.0スッキリしない。暗いのが、偉いのか?痛快時代劇じゃいけないのか?

2024年11月5日
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ITOYA

4.0リアルさを出してる映画!何を守り何を犠牲に!

2024年11月4日
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悲しい

興奮

難しい

まず、リアルを追求してる時代劇って感じだった!(少しは突っ込みどころはあるよ) 戦シーンでも普通は 味方を斬ったり自分はほぼ無傷とかありえないことがよく見かけるけど 少しはちゃんとヤラれる。(笑) ホントの戦って感じだった! あれ見たら 俺も逃げたくなるかも(笑) 現代でもある地位の高い人の理不尽さ 昔なら尚更だ!人を信じてしまう純な人達 敵でもそうなるのが、現代との違い(笑) 何を守り 何を犠牲に…それぞれの立場で 難しい 考えさせられる映画だった 人によって感じ方が違う映画だと思う 俺は、良い映画だったと思う 個人的にナダルじゃ無くて普通の俳優さんの方が良かったなぁ〜 コントに見える(笑)

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えびぷり

4.0迫力娯楽時代劇!

2024年11月4日
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楽しい

興奮

迫力の時代劇。 なかなか複雑な設定もわかりやすく説明し、若者も取り入れようという意欲作。 細かい設定のご都合主義を許せるかでだいぶ評価が分かれる作品かと思うが、そのユルさを忘れさせてくれる程の俳優陣の激しいアクションは魅力的だった。 「〇人の〇〇」と来るとどうしても「七人の侍」を思い浮かべてしまうが、こちらは「侍」ではなく「賊」。つまりは戦力的に弱いのだ。課せられたミッションが砦を守ることなのに、ほぼ半数が大して戦えないor戦わない。この難局をどう乗り越えていくのか、目が離せず面白い。 ただ惜しむらくはメンバーの連携や、一人一人の必要性が乏しい点。あいつ必要だったかと思わせる一員もいる為「後で重要な活躍をするはず」といった間違った期待をしてしまう。 娯楽大作としてとても楽しめたが、もう一歩、烏合の衆が集まった時の大きなカタルシスがあると嬉しかった。

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namaketaro

5.0どっちが賊軍なんだか

2024年11月4日
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事前にチラ見したレビューで、グロ描写の事があったので止めようか迷った。でも仲野太賀さん主演だし、と少し覚悟をしていたけれど、心構えのなかった『死刑にいたる病』より平気だった。 『狐狼の血』は、たまたまCSで数分チラ見して脱落。 時代劇の中では近代史に近い年代のせいか、チャンバラに加え爆破多めだからスクリーン映えする。 大砲への対抗手段に花火は、映画のためのフィクションなのだろうけど、火花から爆発そして炎と、夜の奇襲シーンにも効果的だった。 良い奴から憎たらしい奴までキャラクターも多彩で豪華なキャストの中で、爺さん超強くてカッコよかった。 この爺さん何者だ⁈と思ったら、そういうことなのね。 オープニングの音がちょっと大きすぎて出鼻挫かれた感があったけど、2時間半超えでも長く感じることなく、最後まで面白かった。 史実ベースだから多少スッキリしない部分もあるけれど、そこは仕方ない。 そして太賀は今回もいい役者だった。 『アイミタガイ』後のハシゴだったので、午前西田と午後西田。 どっちも良かった。

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コビトカバ

3.0時代劇にしては最後がスッキリしない

2024年11月4日
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えーじ

3.5鑑賞動機:予告の熱量9割、「みてろよ下郎(外道?)ども1割。

2024年11月4日
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『侍タイムスリッパー』で時代劇の凋落が取り上げられていたが、少なくとも劇映画に関しては、踏みとどまっているように思う。ということで本作。 要するにスーサイドスクワッド。ただそれぞれの思惑の絡み合いで複層的なストーリーになっているので、誰の目線でみるかによって、印象が変わる。どこまでが想定内だったのかは、判断が難しいところ。 ものすごい至近距離で殺陣を撮っているところがありびっくり。演者にカメラを付けた映像には見えなかったのだけれど、どうやったのだろう。 佐久本君(『怒り』『3年A組』)が立派な役者になってて、つい、久しぶりに会う親戚目線で見てしまう。人数のいる群像劇で正直よく存じ上げない方もいたが、脇役まで総じてきちんとはまっていたように思った。 小汚さにリアリティを感じた。

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なお