劇場公開日 2024年11月1日

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十一人の賊軍のレビュー・感想・評価

全436件中、181~200件目を表示

4.0十人じゃないの?いや、十一人だ!

2024年11月8日
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鑑賞方法:映画館

前知識をあまり入れずに鑑賞。
まず、俳優さんの演技が素晴らしかった。山田孝之さん、仲野太賀さんをはじめ、新発田藩、同盟軍、官軍の男達、いや、漢達の命をかけて戦う姿に感動した。
ストーリーたが、罪人一人ひとりの描写がしっかりと作り込まれており、ラストの殺陣まで2時間半飽きることなる見ることができた。
映画館で、なぜこのタイトルにしたのかを体験してもらいたい。

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冬タコ

4.5殺陣カッコ良すぎた。過去一ハマった時代モノ。

2024年11月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

楽しみすぎて久々に公開後すぐの土曜日に観に行った。
ここ最近で1番良かった。今のところ下半期1番。
ちょっとグロいのが大丈夫な人にはぜひお勧めしたい。
何よりも仲野太賀さんカッコ良すぎた。
自分は虎に翼の優三さんかなり大好きだった人で、自分の中で仲野太賀さんかなりきてるから贔屓目があるかもだけど、それでもよかった。
どうなるのかドキドキする展開にずっと前のめりで見ていたし、賊軍たちそれぞれのキャラがよくてみんな憎めなくて、活躍も胸熱で面白かった。
かなりハードなのにところどころポップなシーンが挟まってて見やすかったのも良かった。
時代モノでここまで気に入ったのは初めてな気がする。みんなに見て欲しい。

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流星の水菜

3.5個性的な面々が団結する流れがいい

2024年11月8日
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鑑賞方法:映画館

時代劇はあまり得意ではない。武士たちの考え方に共感ができないから。主君のために命を投げ出したり、理不尽と感じてもお上の命を守るメンタリティが受け付けない。それでも面白い時代劇はあるのでたまに劇場に足を運ぶことになる。本作を観ることにしたのは、山田孝之と仲野太賀が主演していたから。様々なタイプの人間が協力しながら敵と戦うって話は、使い古されているのにワクワクしてしまう。これは長い映画鑑賞の中で沁みついてしまったもの。
実際、死罪になる者たちが砦の防衛に駆り出されるという流れや、集められた面々が個性的なのがいい。詐欺師や放火犯だけでなく、ちゃんと辻斬りとかの犯罪者も入ってたりする。そして医者になるためにロシアに渡ろうとして捕まった者なんかも。今の感覚からすると、それで死罪?と驚く。
そんな彼らが無罪放免というエサで徐々に団結していく。もちろん各自思惑もあって簡単には団結しない。でもいつの間にか協力し合っていく流れがいい。ひどいことされた相手には力を合わせないと立ち向かえない。ある程度ご都合主義な設定もあったりするが、そこらへんは大きな問題じゃない。必死に戦う彼らの姿に感動した。その対極で、犠牲を出してでも新発田の地と領民を守ろうとする家老の姿も印象に残る。「賊軍」たちの立場だけでなく、新発田藩の立場もきちんと見せていく脚本がよかった。あの状況の新発田藩に何ができたのか、考えてしまう。
やはり山田孝之と仲野太賀が図抜けて印象的だったが、なつを演じた鞘師里保も存在感があった。地味な子だけどいいなと思っていたら、元モー娘。と判明。これはオファーが増えるに違いない。あと、芸人数名が出演していたのも驚いた。演技が下手というほどではなかったが、ナダルは話し方や声を聞いただけで「ナダル」と思ってしまう。シリアスな映画だけにもったいない。

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kenshuchu

3.5みんな歯が綺麗

2024年11月8日
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Chako

3.5名もなき訳あり賊(おとこ)たちに奮えろ

2024年11月8日
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泣ける

悲しい

興奮

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近大

4.0仲野太賀は私の見た中で過去一カッコ良かった。こんな役もできるんだな...

2024年11月8日
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鑑賞方法:映画館

仲野太賀は私の見た中で過去一カッコ良かった。こんな役もできるんだなぁ
あと爺っつぁん、只者では無いと思っていたけれどやっぱりカッコ良かった。
玉木宏は何してもカッコいいなぁ

ちょっとそこまで映さんでもええやんと思うシーンも多々あったけど
最後はやっぱり泣ける。
阿部サダオは憎たらしい、
が、考えさせられる。
でも
嘘つくのはあかんなぁ

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花

4.0なんじゃあの煙は

2024年11月8日
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悲しい

楽しい

興奮

「碁盤斬り」が記憶に新しい、白石和彌監督の時代劇。あの作品は落語演劇だったため、ドラマがメインの完全なるエンターテインメント作品だったわけだが、本作は戊辰戦争と実際にあったものをモチーフにしたアクション大作であるため、白石色がより濃く出た作品になっている。まさに、幕末版「孤狼の血」といったところ。旧幕府軍vs新政府軍という構図は「ソウルの春」と似た部分もある。
キャストもキャストだから、かなり期待値高かったんだけど、んもうやばかった。ラスト20分がとんでもなくて心の中で大騒ぎ。「福田村事件」の時に味わった感覚と酷似。いやぁ...すごいなぁ...。

旧幕府軍vs新政府軍という時代を変化させた大きな戦いにもかかわらず、今回スポットが当たったのは両者からの板挟み状態に苦しむ新発田藩の罪人たち。こんだけのスケールでメインとなるのは武士ではなく、ただの落ちぶれた平民というそのギャップが既にたまらなく面白い。
ボロッボロの山田孝之は想像通り最高。昨年公開された「六人の唄う女」の時からさらに磨きをかけた感じ。すごく筋の通った人物で、周囲は苦しみを共にした仲間をも大切にしたいと考える一方で、彼は妻を助けたい、妻に会いたいとその一心。協調性のない人物と片付けることも出来るが、戦乱の世でこう考えれるのは最もらしいし、こういう人物こそ武士になるべきじゃないかとも思った。

一般的な時代劇よりも淡々とし、物静かでジメッとしているのも特徴のひとつ。本来、失われるはずだった命。いま、生きていることが彼らにとっては奇跡も同然で、おかげで死ぬことに対しての恐怖心はまるでない。恐れを知らず猪突猛進で敵に立ち向かう姿は、すごく生々しくて人間臭い。しかし、徐々に生を実感し、生きることに喜びを覚えていく11人。いつもの時代劇なら不死身のように感じてしまう戦士たちも、本作では残機1しかなく、たった1回の人生を必死に生きているんだということを強く感じる。命を軽く扱われている人々が主人公だからこそ、命の重さを訴えかける作品になっている。

155分と邦画にしてはかなりの長さだが、全くもって感じさせず、終始前のめりになってしまうほど没頭できた。豪華キャスト、と言いながらも、若手・新人の俳優をかなり起用しており、若干地味に映ってしまっているがとても臨場感溢れるリアリティに特化した作品にもなっている。キャスト全員の魂の叫びが聞こえる、最高のアンサンブル。チョイ役の人達もしっかりと爪痕を残していて、邦画好きとしては画面を眺めるだけですっごく楽しかった。柴崎楓雅の佇まいには驚いた。玉木宏の使い所もいい。佐野岳とナダルが兄弟役はめっちゃ笑った笑笑 最初全くわからんかったし笑笑

罪人たちの罪を互いに報告し合うところとか、両軍が新発田藩に迫ってくるところとか、シンプルに聞き取りずらかったり画面が暗いせいか分かりにくい部分が多く、大きな動きがあると毎度粗があってそれがかなり悪目立ちしていたけれども、中盤に山を作るのではなく終盤にドンッと一撃爆発させる構成はあっぱれで、次第に面白くなっていく右肩上がりの映画だったから夢中になって見ることが出来た。もうひとつ、何かぶっ飛んだものが欲しかった気もするが、インパクトはバツグンだし、これで十分大成功していると思う。やっぱ白石和彌はやめらんねぇ....。

個人的に仲野太賀という俳優があまり好きではなく、「今日から俺は」の今井は愛おしいほど好きだけど、それ以降も以前も彼にハマったことはなかった。今回もいつも通り、特に期待もせず見に行ったんだけど...これがビックリ。ラストで一気にぶち壊し、今後のキャリアに響くと思われる想像を絶するほどの最高の演技を見せてくれた。全身が沸きあがる。セリフでも声でもない。凄まじい目の演技。なにかに憑依されたようなその表情に、とんでもなく惹かれてしまった。身体が硬直してしまったもんね...。最後の最後に、全てを食ってしまっていた。素晴らしかったです。

白石和彌が撮った時代劇はどんな形であろうと好きになっていたと思うけど、この時代にこんなにも真正面からぶつかってくれる、昔懐かしい東映時代劇が見れて大満足だった。やっぱ時代劇はいいなぁ。作品の持つメッセージの重さが段違い。白石監督の愛が日々強まるばかり...☺️

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サプライズ

4.0史実を知ってたらもっと面白かったんじゃないかなぁとかって思った。

2024年11月8日
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ツネ

3.0正義とはナニか。を問われる映画。

2024年11月8日
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スズパパ

4.0スカッと行くぜ、賊軍!!

2024年11月8日
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興奮

絶対観ようと思って、鑑賞しました。
全く長さを感じさせないくらい、引き込まれて一気にラストまで突っ走って見てしまった。
それぞれブレない人物のそれぞれの生き様が気持ち良かった。勿論、黒澤明の時代とは違うので、女性の扱いなど表現を制限したんだろうなという感じもあったが、それでも、これぞ時代劇という骨太な愉快さを堪能させてもらって満足でした。途中からあれ?モノクロだったか?というほど色が無くなったのも時代劇の雰囲気。
仲野太賀、山田孝之はじめクセ強の賊軍に対して、直接対決する官軍の現地指揮官が印象が薄い。玉木宏や阿部サダヲくらいそっちでも良かったような…特に玉木宏、ほとんどナニもして無いし。
コレでもかと斬り合って、スカッとしました✨

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王sadao

3.0期待したほどじゃないかな

2024年11月8日
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幕末の世にあって見向きもされないような罪人に無罪放免を餌に時間稼ぎをさせる時代劇。
幕府軍と官軍の間で立ち回る小藩が蝙蝠を演じる事で起きる悲劇がテーマかね?

そこそこ見どころはあるが、世の流れに翻弄される人の儚さとか悲哀を魅せたいんだろうけど、散々やったテーマだから飽きが来る。
もうちょっと白石監督らしい破天荒さが欲しかった。

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B級

5.0「生き様」

2024年11月8日
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知的

今年261本目。

仲野大賀、山田孝之の生き様。
山田孝之がおにぎり渡されて食べる所が好き。
こう言う作品見ると例えばアイス食べないでシャワー入るとか生活レベルが変わる映画。

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ヨッシー

3.5いい人vs悪い人

2024年11月8日
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ではなく、いい人なんだけど悪い人、悪い人なんだけどいい人たちが跳梁跋扈するもんだから、すっきり爽快、明朗快活なんてない複雑なストーリー
主人公達にも感情移入しきれず、もう食べたくないけど、満腹感も無いという
なんともすっきりしない鑑賞感でした。

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みのまる

3.0風見鶏

2024年11月8日
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単純

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GodField

4.0面白かった。

2024年11月7日
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ひろ

4.0ドッカン、ドッカン、新潟弁炸裂

2024年11月7日
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泣ける

単純

興奮

■サマリー

1868年、旧幕府軍と薩長を中心とする新政府軍の間で争われた戊辰戦争。
新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟に加わっていた新発田藩で繰り広げられた、
同盟への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人が、
新発田藩の命運を握る砦を守る任に就き、壮絶な戦いに身を投じる姿を描く。

■レビュー

賊軍=旧幕府軍でした。
舞台は新潟・・・私の生まれ故郷。
長岡藩が官軍=新政府軍に負けた後のお話。

2年前に「峠 最後のサムライ」で長岡藩の戦いを見ていたので、
その後の話としてつなげながらの鑑賞。

ストーリーはベタといえばベタなのだが、結構ハラハラ、ドキドキ。
血は飛ぶ、首は飛ぶ、肉片も飛ぶ、ちょっとグロい。
さらには、たった十一人で官軍相手に持ちこたえちゃうところが意味不明。
ありえない笑

そして、推測通りといえば推測通りなのだが、最後はやはり悪者扱い。
なんとか時間稼ぎができ、救われたと思いきや、やはりおぬし、悪よのう。
新発田藩の重臣を演じた、阿部サダヲさん。
藩のためとはいえ、ひどいわ。最後は不幸になってしまったけどね。

賊軍の主役は山田孝之さんだったのだろうか、でも仲野大賀さんの役回り、
そして殺陣シーン、最後のシーンなんかはこちらが主役だ、と思った。
(ダブル主役かな、エンドロールでは名前が並んでいたような)

官軍には玉木宏さんがいたけど、出番が少なく。。。
ゴールデンカムイと被ってしまった笑

それにしてもドッカン、ドッカン、爆撃もすごく、
Dolby Atmosで見たので、なおさら音がでかかった。

そして、俳優陣はみな新潟弁を話していたんらてー
面白かったんらてー
(語尾は「らて」)

そういえば、「あんにゃ」(=兄)も新潟弁だ。

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よっしぃ

3.5鬼気迫る殺陣シーン!必見です!

2024年11月7日
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イヤー面白かったです。仲野太賀さん鬼気迫る位の殺陣シーン凄かった。まーああ言うクセ者やらすと憎たらしい位上手いなー阿部サダヲさん!山田孝之さんをはじめ贅沢な役者陣だなー。

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binn

3.5火力と殺陣

2024年11月7日
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笠原和夫の原案を白石和彌監督が映画化した155分の集団時代劇大作。10人の死罪人を集め官軍から砦を死守させ成功したら無罪放免。
幕末、戊辰戦争だけに火力、火薬、爆発と殺陣は食い合わせが難しく話が長い。
女性のエピソードやらを削れば30分短く出来たかも。
役者陣の演技に殺陣は迫力は素晴らしい!
これだけ大規模な時代劇アクションは現代ではなかなか厳しい中でこれだけ出来るとは!
不可能だけどもし笠原和夫脚本で工藤栄一監督や深作欣二監督で作品になっていたら…。

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MOVIE FUN MAMIKO

2.011人のヒーローが戦争ごっこする話

2024年11月7日
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単純

主役級の俳優を使っているので、みんな普通に死なないし、意味の無いところで死ぬこともない。爆発シーンがあまりにも多いが、今まで普通に隣にいた奴が肉塊になってた的な事はなくて、あくまでチャンバラの演出の範囲でしかない。

要は戦争の不条理さが皆無。
時代劇ってのはあくまで時代背景だけで戦争映画の一種だと思うんだけど、日本の戦争映画は被害者面ばかりだしな。

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gongon

3.5それぞれの価値観が錯綜するチャンバラエンタ

2024年11月7日
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武士道よしとする昔の時代劇を観て育った自分は、背後から刺すという行為はそれだけで悪者!と直感してしまうのだが、リアルな戦とはこんな感じだったのだろう。まるで子どもの喧嘩みたいな命懸けの斬り合い…

実娘の純情を裏切ってまで守らねばならなかったものとは、権威に忠実であることを第一義にしていた時代から個それも民衆のそれへと変化してゆく時代の流れを東映じゃない投影した描写なのだろうか。

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し
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