十一人の賊軍のレビュー・感想・評価
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仲野太賀の目が最後に観たものは?
幕末ものが大好物なので期待大で観ることに、大正解でした。山田孝之さんの演技のうまさは観ていて安心感があり流石です。仲野太賀さんが目で演技をする事に驚きました。目で感情を表すすごい役者さんですね。目を開けたまま虚空を睨む彼の目はなにを物語るのでしょう。藩のために戦って裏切られた失望感、自分の正義を貫いた安堵感でしょうか?残酷なシーンもありますが当時は罪人の処刑を見せていたのでよりリアルなものだととらえました。後に陸軍トップになる山県有朋の若き姿を見る事ができて幕末好きにには嬉しいです。ゆりやんが同盟軍におにぎりを配るシーンは画面が明るくなりました。時代劇というと遠い昔の違う世界の話ととらえがちですが、この戊辰戦争の後西南戦争を最後に日本人同士の戦いは無くなっているので日本という同じ大地のうえでおこった身近なものだととらえて観ていました。ハッピーエンドではありませんがこれだけの演技のうまい俳優さんが揃い迫力有る爆破シーン素晴らしい殺陣を見せてくれて時代劇の未来に、明るい灯が差したような満足感を覚えました。
後半から面白くなってきた
戊辰戦争の新発田藩の罪人たちの戦いを描いたものでした。
前半は夜や雨で暗くて分かりにくいという印象でした。後半は見応えのある戦闘シーンが続くので、長い上映時間でも苦にならなかったです。
家老の溝口(阿部サダヲ)が切腹を逃れた理由がよく分からなかったです。
賊軍が土佐藩(赤髪)の指揮官らをやっつけたのは痛快でしたが、溝口が鷲尾平士郎との戦いで拳銃を使うのはせこいなあと思いました。
バイオレンス色の強い時代劇で、刺激的でした。
迫力満点の時代劇!時代に弄ばれた賊軍!
昔は、週に何本もテレビでお目にかかった時代劇。今じゃ、大河ドラマくらいしかないよね。
テレビが何台もある家じゃなかったから、チャンネル権を持っているオヤジの付き合いで、よく見てた気がする。勧善懲悪で、毎週、同じことの繰り返し。安心して見れるってやつかな。
歳を取って、城歩きが趣味に加わったもんだから、時代劇も結構真剣に見ちゃいます。
このロケ地、どこのお城だろうって感じで。
本作品は、新潟の新発田城がメインでしたよね。まだ、行ったことがないので、ワクワクしながら見ちゃいました。
賊軍が陣取る砦は、撮影用ですよね。見張り台とか砲撃受けて壊れてたし。実際にあるものだったら、見に行ってみたい。
さて、内容ですが、切ない話でしたね。
罪人が無罪放免を勝ち取るために、官軍から砦を守るってことだったんですが・・・
【ネタバレ】
実は、単なる時間稼ぎだった。
新発田藩が新政府軍に寝返るため、城内の旧幕府軍が出ていくまで足止めをしなければならなかった。
次々と仲間を失いながらも、官軍に一矢を報い、無事砦を守り切ることに成功する。しかし、味方になる官軍の兵士を殺めたこともあって、罪人達は、敵として抹殺されるしかなかった・・・
罪人達を利用したことを反省し、家老に訴えようとしていた役人は、官軍との戦闘で最期を迎えてしまう。夫である役人の意思を継いで、娘は父親(家老)に罪人達の解放を訴えた。しかし、官軍とのしがらみで罪人達は処刑されてしまう。自分の非力を嘆いた娘は自害してしまった。腹の子と共に・・・
「さらばヤマト」とか「ローグ・ワン」みたいな全滅モノが大好きな自分なんですが、この作品に関しては、なぜか素直に楽しめなかった。後味の悪さが残る一本でした。
最後にもう一言。
本作品では仲野太賀さんが、賊軍と共に砦を守る侍として出ています。どちらかと言えば、オチャラケのイメージが強い役者さんなんで、いつ笑わせてくれるのかと期待してたのですが、最期までメチャクチャカッコよかった。新たな一面を見たようで楽しませてもらいました。
俳優さんは素晴らしかったです。
リアリティが半端ではない
観てて大まかなストーリーはわかったけど 細かい設定がわかるまでにか...
正義とは
正義は、それぞれの立つ位置で違う…それをまざまざと見せつけられたと感じます。
11人の賊軍…のはずなのに、罪人は10人。なぜかなと観ていましたが、最後に来て納得です。
11人目の賊軍…一緒に最後まで戦った人たちは、こちら側の立ち位置からしたら正義。
だけど国の中で血を流さなかったことも、市井の民と国を治める者からしたら正義。
何が正しいのかは分からない。
だけど、社畜のお父さんが家族を失った映画にも思える。
と書くと何ともな感じに思えますが、女性と障がいのある人に光が見えるエンディングだったことはとてもステキなエンディングです❣️
血も肉も飛びまくり
時は戊辰戦争の最中、官軍が長岡城を攻め落とし新潟藩に攻め込もうと作戦を考えていた頃。
新発田藩は賊軍側の連合に加わっていたものの弱小藩であり戦乱は避けたかった。しかし連合側の要衝である新潟湊に近い事から官軍にも目をつけられていた。新発田藩を取り込もうと考えている官軍。重要拠点であるので新発田を奪わらたく無い賊軍。なんとか平和利に乗り切れればと思っていたが官軍が目の前まで迫っていた。新発田藩主はまだ若輩だが連合を組んでも官軍には勝てないと踏んで官軍側に寝返る算段をしていたが、動きの鈍い新発田藩に豪を煮やした連合はさっさと参戦する様に新発田城に入って圧力をかけてきた。今ここで官軍と鉢合わせしたら新発田の城下は戦火で壊滅してしまう。家老が一計を案じて街道にある関所と言うか砦と言うか小さな山城みたいな砦で官軍の行くてを数日難み連合が城から出ていった直後に官軍を迎えいれて降伏後に寝返る作戦を考えた。その砦の守りに死罪を待つばかりの罪人10人に成功報酬として無罪放免を与える約束をし、家老の娘婿含め3人の侍の合計13人で対応する事に。事にあたって新発田藩では無く敗れた長岡藩の残党が砦を守っている風を装って賊軍として官軍を欺き新発田藩は無関係とする様にした。参戦を匂わせて連合に参加すると思わせ賊軍がさっさと帰ればよし、官軍がやってくると時間稼ぎをしないといけない難しい仕事だ。果たして彼らの運命は?新発田藩は守られるのか?11人目の賊軍とは誰のことか?何人生き残って無罪放免になるのか。
ミステリー作品では無いがミステリアスな筋書きと話の流れ。敵も味方も騙し騙され裏切り続出。そもそも何の関係性も無い罪人10人が無罪を勝ち取るってだけの烏合の集だ。罪人、侍、官軍、賊軍入り乱れての騙し合い。正義とは、悪とは、仁義とは、愛郷とは?
とにかくそれぞれの立場と人間模様、戦術、戦略、色々な事を考えさせられる。
その上でのチャンバラに鉄砲に大砲だ。
血飛沫飛びまくり肉片飛びまくりなり血みどろの争いの果てに何が残るのか、それが見もの。
新発田藩
集団時代劇の復興!
「十三人の刺客」に代表される集団抗争時代劇の流れを汲み、亡き脚本家笠原和夫氏のプロットを元に作られた作品。
多くの集団時代劇では、大体侍や忍者等の戦闘集団なのだが、この作品の特徴として、集められたのが囚人達、つまり剣の腕など無い者達。実際、強いのは3人くらいで、後は戦には向いてない。しかし一癖も二癖もある、そんな奴らが自分達の得意とする分野で戦っていく。或いは何もしない🤭。こんな奴らが砦を守るって、そら面白いでしょ。
古いプロットだが全然古びていない。熱くなる作品。
また、十一人以外にも、藩主や家老、官軍等、皆、心を許せない、腹に一物ある奴らばかり。
そして、白石和彌監督、このタイプの時代劇がかなり合っている。
2時間半があっという間の面白さ。
ちょっと時代劇ブームが起こっている今、ブームに乗るつもりでも良いので、観て欲しい作品です。
#十一人の賊軍
爆弾最強
正直普通に面白かった。
悪党の寄せ集め軍団が戦争を防ぐための捨て駒として砦を防衛する話で、各陣営の思惑や戦を防ぐための葛藤等をストーリーに落とし込んでいてテンポもそこまで悪く感じなかった。
中盤まで主人公がかなり悪手な行動ばかり取るのも、武士のような誇りや信念を持った存在ではないため、ただ生き残るためだけに行動していると考えれば納得もいく。
劇場で見る際の注意点を挙げるとすれば、全編通してひたすらに爆発物が活躍するので普通にこちらの鼓膜も吹き飛びそうな展開が多い。
IMAX上映とかで視聴するとほんとに鼓膜がぶっ飛ぶかもしれないので注意点かも。
基本的に滅茶苦茶不利な状況をなんとか好転するために泥臭く戦う展開はオススメできるため、是非劇場へいってみて欲しい。
ストーリがしっかりしていて面白かったです
とはいえ、官軍に手紙を送るなり人質を送るなりして、
なぜ足止めしなかったのか?疑問も残ります。
司馬遼太郎さんの小説「峠」を読んだことがある人は、
より楽しめるかも。
千原せいじさんはガタイも良いので、殺陣をやらせたら様になると
思いましたが、ずっと念仏を唱えてただけでしたね(笑)
家老の娘役の木竜麻生さんは舞台となった新発田出身ということでしたし、
演技も良かったです。鞘師さんも良かった。
結局、最後の仲野太賀さんの殺陣が見せ場でしたね。
まさかのインディージョーンズ方式がちょっと残念でした。
阿部サダヲさんにも殺陣やって欲しかった。
長時間の割りに飽きが来ることもなく、とても良い映画でした。
厳しいけれど必要悪もあるのかな。
圧巻でした。僕らの時代で山田さん、仲野さん、岡山さんが出ていらしたのでお話を聞いて映画を拝見したのですが…あまりの撮影の過酷さであまり話せなかったようなことを仰っていた意味がわかりました。これは大変な撮影だったと思います。
映像やシーンがエグイところもあるのですが、やっぱり人間の策略がえげつなくて…この時代はこういうことを経て平和が築かれていったんだと思うと身に詰まされます。新発田は鬼畜だと思いますけど、一言でそう言い放っていい問題でもなかったりする。騙しあいも裏切り合いも、必要悪という部分があって、誰かがその役割をしなければならない時もあるのでしょうね。それらを傍目から酷いとか、最低とか、言いきって言い問題ではないのでしょうね。それでも罪人たちの立場で描かれたお話だったので、見ていて可哀想でいたたまれなかったです。こうやって踏みつけられて犠牲になった人は多くいたのでしょう。この人は本当に罪人か?というような罪状の人たちもいっぱいいましたしね。自由や尊厳などが認められていない時代では死刑は流れ作業のように決められていたのかと思う惨状も目の当たりにする辛さがありました。皆さん本当に素敵な演技でした。甲乙はつけたくないけれど…仲野大賀さんがあまりに凄くて圧勝でしたし、いい役でもありました。いやぁ来年のアカデミー賞が楽しみだなぁ。
この尺でも足りないか。。?
基本情報によりますと。。
「本作は東映黄金期の礎を築いた
脚本家・笠原和夫さんによる幻のプロットを、白石和彌監督&「孤狼の血」チームが60年の時を経て映画化した集団抗争時代劇」だ、そうですよ。ふむふむ。
ストーリーを簡単に言うと
日本史上最大の内戦である戊辰戦争
(新政府軍vs旧幕府軍)のさなか、新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟に加わっていた新発田藩の裏切りのエピソードって事でよろしいか??
新発田藩の家老・溝口(阿部ちゃん)の策により、罪人達が砦を守る任に駆り出される事になる。
罪人達と共に護衛作戦に就く兵士郎
(太賀君)
旧幕府軍の同盟軍として新政府軍と戦おうとしない藩に不満を募らせている。
(だから選ばれてしまったのね泣)
溝口の腹心であり娘婿の入江数馬(野村君)
荒井万之助(田中俊介さん)
の3人と、集められた罪人達は砦を守りきれるのか?!
罪人達の自由を賭けた壮絶な戦いも見所です。
もしかしたら、この溝口という人物を冷酷過ぎる!と思う方もおられるかもしれませんね。
ただ違う視点から見ると"最小限の犠牲で多くの民を守った"とも考えられました。
(この表現アウトですかね?大丈夫かな?汗汗)
侍だったか?と言われたら考えちゃいますが、策士であり政治家だったなと思いました。
小さな藩を戦場にする事もなく、戦争に巻き込まれて死ぬ人も出さなかった。
家老としては優秀な人物でした。
(兵士郎を撃った時はグギギギー!だったけど)
そして、彼個人としては痛すぎる代償を払う形になった着地には唸りました。
肝心の罪人達ですが。。
タイトルでは十一人。
だけど実際は十人でしたね。
(まさかのラスト!あの方を含んでの数字だったとは!)
政(山田君)のエピソード以外は、それぞれの犯した罪についてもさら〜っとセリフ一丁で説明されるだけですのでね。
これ以上は尺を取れないのでギリわかるように工夫はされていましたが、もう少し深掘りして欲しかった。
いまいちキャラに感情移入しにくかったです。
画面も全体的に暗いのでね。
(悪い意味ではないです)
お顔もハッキリせんのですよ。
辻斬(小柳涼太さん・元お相撲さんなんですね!)なんてずっとワタルだと思って観てました(°▽°)
エンドクレジットまで気付かず
"一ノ瀬"って出て来て、
ん?!役名が違う?! ん?!颯?! 誰?!Σ('◉⌓◉’)ってなりました。
つか、偶然すぎる一ノ瀬w
一ノ瀬颯君は二枚目でした。
ラストのおっかぁに泣いた( ; ; )
あげたら色々とムムム( ̄  ̄)な所もあるのですが、何だかんだ言ってもしっかり最後まで観れました。
(ナダルだけは。。。登場の度に現実に戻されてしまった( ̄∇ ̄)
(せいじは実際にも得度して僧侶になった様なのでギリ良しとします?犯した罪にも納得できたw)
しかし豪華キャストでしたね。
行きますよ!まず太賀君ね!!
大好きなんですよね。本当に良い顔になってきました。
太賀君の殺陣は初めて見たのですが、相当練習されたのではないでしょうか。
見事な刀さばきに加え、葛藤や怒りの表現、鬼気迫る表情が素晴らしかったですね。
胡散臭い笑顔の芝居が大好きなのですが、今回は封印。次作「本心」ではありそうなので期待してますw
そして何と言ってもこのお方でしょう!
爺っつぁんを演じた本山力さん!
老ぼれと見せかけて実は槍術師範という役どころで、官軍相手に凄まじい殺陣を披露してくれました。
炎と血しぶきと爺っつぁん!
明らかに、間違いなく"死闘"なのだけど、美しさもまとっていて不思議な感覚になりました。
命が燃え尽きる前に再び、一瞬だけ燃え上がる炎のようでした。絵になる〜!
"侍タイ"から時代劇に対してのハードルが下がったのか、苦手意識があったはずなのに、もっと見ていたいと思いました。
もう爺っつぁんから目が離せずで、なんならもう推し!
(本山さんの実年齢に驚き!全然爺っつぁんじゃないw)
W主演のようですが、いまいち見せ場が弱かった印象の山田君。
ちょっと太り過ぎでは??一緒に痩せよ♡
死罪だなんて重すぎる2人。
おろしや天音ちゃん。医学を学びたかっただけなのに〜泣 大切なお手てがぁ〜泣
こちらも、侍の女房と恋仲になっただけなのに〜泣
役名も実際も二枚目の颯君。
お顔半分えらい事になりました泣
生まれた時代が違っていたら、こんな事にはならなかった2人でした。
(不倫はアウト〜だけどね♪)
そんな中驚いたのが、紅一点のなつを演じた俳優さん。
知らない方だったので調べたら鞘師里保さんという方で元モー娘。の子なんですね!
いや、雰囲気あってとても良かったです。
モー娘。時代知らなくてごめん。
江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わろうとしていた時代。
"正義と悪" 簡単に分ける事のできない時代の中で、正義も組織も信じられず賊となった彼ら。
あの時代に生きた、再び自由を手に入れようとする姿が印象的だった。
ありがちな"誰かを守る為に命をかける"というわかりやすい展開にならず、主人公の政も何度も逃げようとする所も新鮮だった。
(結果、大切な誰かが待つ藩を守る事を選択したが。。)
無罪にならなくても逃げ切れれば自由だ。
政はさだの元に戻りたい。
そんな思いっきり人間臭いドラマになっていたのも面白かった。
美しくもなく、ただただ、死んでいった彼らだが、その孤高の魂はとても熱かった。
その魂が繋いでくれた、救ってくれた命のお陰で、今の我々があるのだと、心にそっと刻まれた。
最後に。。
溺死したノロ(宝くん)に政が胸ドンした事で、それが心マになって蘇生した。。って事なんだろ〜けど、さすがに時間経ち過ぎてそれは無理ゲー(°▽°)
悪くはないけどねぇ〜
脚本が破綻してると思うんだけど・・・。
犬吠埼の東映オープニングなんで5秒がアガったんだけど。
先週、「侍タイ」を見たせいで、新潟の城下町ってことなんだけど、「東映の京都撮影所じゃん」って思ってしまう。
文字で「新潟」って書いてるんだからそこは新潟と思ってくださいよ!ってことなんだろうけど、もう少し作りこめないのかなと。
城下町の人々、エキストラさんの演技が侍タイの「エキストラの人の演技の演技」とまったく同じなんだもの。
そもそも題名からして「十三人の刺客」を想起させるわけだから、どうしたって比べちゃうわけなんだけど、確かにアクション単体だったらさほどひけをとってない。
でもさ。
新潟の田舎につかまっていた罪人が10人集まって、薩長軍と戦えるってこと自体が荒唐無稽だし、それにリアリティを与えるロジックすらない。
「十三人・・・」のほうにあった、「初めて人を切ることへの不安や興奮」みたいなものがまったくなくて、おそらく一度も真剣で戦ったことのない下級武士が30人くらいの官軍を切り倒していくんで、桃太郎侍とか暴れん坊将軍的な画になってしまってるんだよねえ。
11人の紹介も下手なんで、いったい8人なんだか12人なんだかもよくわからないままラストを迎えるから、「オレは11人目の賊軍だ!」って叫んでくれることで、ああ11人だったのね、ってわかるという・・。
あと、髪も服装も身体もぼろぼろに汚れてる最下層の人なんだけど、虫歯のない真っ白なきれいな歯並びを見せて叫んでくれちゃうし・・・。
とにかく「十三人の刺客」みたいなものを期待していくとかなりヘコむんで、監督お得意のゴア描写が見られればいいやくらいの気持ちで行くといいと思います。
内容が薄い間延び映画
長い割にご都合すぎるが、悪くない
良いところ
ジジイが強い
?なところ
敵味方両方が妙にしぶとかったりあっさり死んだりと都合で処理されてる感
たまたま聞いた裏事情で話を作るのはなー
映画に限らず映像作品というのはそこに存在する全てに意図がある、たまたまそこに映ったものでもそれを残すかどうかは監督の責任の上。つまりところ偶然というシチュエーションは存在せず、必ずそこにはそれに至る必然が存在している。
んで、たまたま汗を流すか洗い物か知らんが初めて出てきた水場でたまたまそこにいた女中に肝心要の裏事情をたまたま足を引っ掛けて転んだ拍子にイカサマがバレた賭博師と刃状沙汰になった武士を連れてきてバラすとか。
聾唖の設定もノロの生い立ちも要らん要素が多すぎる。長い。その分はジイ様か辻斬りに割いてやれや。なんかこう詰め込み過ぎて誰が何やら分からん内に退場してゆくのがもったいない。
コレラは血液感染はしないとは言え、あの状況ならほぼ確実に感染してんだろうな。とは言え序盤の伏線からきちんと匂わせつつバレる流れは冒頭に書いた作為的かつご都合展開の対極にあって良いと思った。脚本家が上手いのか下手なのかよく分からんな。
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