劇場公開日 2024年11月1日

「奥羽越列藩同盟、カタルシス、バイオレンスシーンが満載。。」十一人の賊軍 はりー・ばーんずさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0奥羽越列藩同盟、カタルシス、バイオレンスシーンが満載。。

2024年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

予告を見ていて、奥羽越列藩同盟という言葉に見に行こうと決めていた。
この歴史の教科書に出てくる言葉には思い入れがありました。
この奥羽越とは奥羽+越、東北+新潟という事だったんですね。
映画を見ながら気づきました。
その越、新潟が舞台。
明治維新の時の戊辰戦争で、罪人が砦を守る話。

山田孝之が良かったです。
良い役者さんですね。
それと、頭の弱い、山田孝之を兄と勘違いしていて、『あんにゃ』を連発する役の佐久本宝が影のヒーローですかね。
彼がキーパーソンでした。
焙烙玉(ほうろくだま)が無かったら勝負にならなかった。

千原せいじ、ナダル、ゆりやんレトリィバァ、お笑い芸人が目についたかな。
尾上右近のセリフの言い方が、歌舞伎そのもの過ぎると思った。
時代劇だからギリギリ受け入れられるけど、現代劇では厳しいでしょうね。

白石和彌監督はバイオレンスが得意というイメージ。
グロイシーンが多かったし。
カタルシスを感じる映画でした。
あの時代は死が近かったと思う。

まぁ、あまり期待していなかったけど、そこそこ楽しめたかな。。

はりー・ばーんず