「戦国スーサイドスクワット」十一人の賊軍 mzさんの映画レビュー(感想・評価)
戦国スーサイドスクワット
幕末の戊辰戦争期に、越後の国で官軍の足止めを命じられた、罪人達の決死の戦いの話。
白石監督らしく、人間のドス黒い感情などリアルで、描写もグロい。(殺陣もそんな派手ではない)罪人達は個性豊かで良い(尾上さんさすが!)が、罪人のスペシャルスキルで闘うというのが無かったのが少し残念(医術や爆薬はあったけど)だが七人の侍的な話でもないし。
また、主人公二人の対比も面白い。一本筋を通す最後までカッコいい、仲野太賀さんと、はじめ、ヘタレだったけど、ラストに決める山田孝之さんの演技はさすがです。悪役?阿部サダオの人選も妙で、素直に憎めない複雑な役を上手く演じてます。
ストーリーは展開やオチなど単純なハッピーエンドでないところも良かったと思う。
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